「平成28年度再生可能エネルギー教室」 (中学生向け)開催業務委託仕様書

「平成28年度再生可能エネルギー教室」
(中学生向け)開催業務委託仕様書
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目的
この仕様書は、「平成28年度再生可能エネルギー教室」(中学生向け)開催委託事業
について、必要な事項を定めることを目的とする。
業務の概要
(1) 再生可能エネルギー教室
①対象者:中学生
②実施場所:別紙のとおり。
③実施日:別途調整する。
④対象人数:1回あたり10人~50人程度
⑤教室内容:
下記の項目に留意し、教室を行うこと。
①スケジュール(全体で約1時間30分程度) ※学校の時間割により変更する場合あり。
教室では講義及びワークショップを組み入れること。
②講義内容(学習指導要領、教科書内容から)
(科学技術と人間)
・エネルギー資源の利用や科学技術の発展と人間生活とのかかわりについ
て認識を深める内容にすること。
・環境問題や環境保全の取組を中心として、それを産業や地域開発の動向、
人々の生活などと関連付け、持続可能な社会を構築のするには環境保全
の取組が大切であることについて考える内容にすること。
(エネルギーについて)
・「エネルギーの変換効率」についても触れること。
・人間は、水力、火力、原子力などからエネルギーを得ていることを伝え
るとともに、エネルギーの必要性や有効な利用が大切であることを認識
させること。
・日常生活や社会ではさまざまなエネルギーの変換を利用していることを
理解できる内容にすること。
(自然環境の保全と科学技術の利用)
・自然環境の保全と科学技術のあり方について考え、持続可能な社会をつ
くることが重要であることを認識させる内容にすること。
(その他)
・資料は中学生でも理解できるものとし、パワーポイント等を使用して、
わかりやすく説明すること。
③ワークショップ
・上記講義を受けた内容について、みんなで意見交換や共同学習を行いな
がら進める、体験的参加型授業法を取り入れること。
・エネルギー利用の観点から身近な環境問題を考えていくなど、
「気づき」
を出し合い、新しい発想と行動計画に結びつけるといった課題発見と解
決の実践力が身につくような内容とすること。
・ワークショップでは、あらかじめ設定された「答え」を見つけるので
はなく、
「答え」そのものを参加者が生み出すプロセスを尊重すること。
(2)アンケート調査による事業効果の把握
各再生可能エネルギー教室や研修会終了後に、受講者や教員等にアンケートを
実施し、成果を把握すること。
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業務完了後の提出書類
本業務委託完了後、以下の書類を提出すること。
(1)委託業務完了報告書
(2)実績報告書
教室及び研修会の概要、参加人数、写真、アンケートのとりまとめ、今後の改
善点等を記載したもの。
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その他
(1)受託者は、業務の実施にあたっては、県及び実施校と十分協議した上で行うこ
と。
(2)本仕様書に明記されていない事項又は疑義が生じた場合は、県と受託者の協議
により業務を進めるものとする。