関西の実力派奏者による木管アンサンブル 企画・監修の日下部吉彦が推薦する演奏家をご紹介するランチタイム・コンサート。 毎回、演奏家へのインタビューを交えた構成で好評の長寿企画です。 今回は木管五重奏をご紹介します。音の出し方も音色も違う楽器が集まったアンサン ブルは、各奏者の個性がよく発揮されと同時に、個性がブレンドされた響きは他形態の アンサンブルにはない、独特の魅力があります。関西各地のオーケストラ、アンサンブ ルで活躍する腕利きの奏者が結集し、古典の作品から、近現代、そして日本の歌まで、 木管の音色を存分に楽しんで頂くプログラムをご用意いたしました。 木管アンサンブルの魅力をいずみホールでどうぞお楽しみ下さい。 なお、日下部吉彦がパーソナリティを務める、FM千里放送「日下部 吉彦のおいし いクラシック」でアシスタントの中村恭子(なかむらきょうこ)が、今回より司会アシ スタントとして出演いたします。 いずみホール ランチタイム・コンサート vol.96 「木管五重奏はまさに室内楽の極致」 <日時> 2016 年 6 月 13 日(月)11:30 <出演> 市川えり子(フルート)、大島弥州夫(オーボエ)、三谷政代(ホルン) 村中宏(ファゴット)、小谷口直子(クラリネット) 日下部吉彦(企画・構成、お話)、中村恭子(アシスタント) <曲目> ハイドン:ディヴェルティメント 変ロ長調 バーバー:サマーミュージック プーランク:ノヴェレッテ イベール:3つの小品 近衛秀建編曲:日本の歌 メドレー <料金> 全席均一=¥2,000 主催:いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕 ◆ チケットに関するお問い合わせ・お申し込みは「いずみホールチケットセンター」 TEL(06)6944-1188 ◆公演内容に関するお問い合わせは「いずみホール広報担当:森岡・北嶋」までお願い致します。 TEL(06)6944-1130 1/3 <プロフィール> 市川えり子(フルート)Eriko Ichikawa 兵庫県神戸市出身。相愛大学音楽学部管楽器専攻卒業。同大学在学中第 17 回「コンチェ ルトの夕べ」にてソリストとして出演。明治安田生命クオリティオブライフ音楽学生奨学金奨学 生に選出される。第 6 回大阪国際コンクールアンサンブル部門入選、第 10 回びわ湖国際フ ルートコンクールアンサンブル部門入選、第 12 回日本フルートコンベンションコンクールピッ コロ部門第 3 位。これまでに菱田弓子・伊藤公一の各氏に師事する。マスタークラス等で W. ベネット、P.マイゼン、T.ハッチンス、R.ランジュヴァンのレッスンを受講。アフィニス夏の音楽 祭 2015 に参加。2010 年より京都フィルハーモニー室内合奏団フルート奏者。 大島弥州夫(オーボエ) Yasuo Ohshima 大阪音楽大学首席卒業後、東京音楽大学大学院にて宮本文昭、広田智之、古部賢一の各 氏に師事。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦 楽団、霧島国際音楽祭等に参加。 NHK-FM「名曲リサイタル」出演。ソリストとして、いずみシ ンフォニエッタ大阪定期演奏会、 兵庫県立芸術文化センター管弦楽団との「ドリーム・コンチ ェルト」に出演。東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」に出演。現在、いずみシンフォニ エッタ大阪メンバー、大阪フィルハーモニー交響楽団オーボエ奏者。 大阪音楽大学非常勤 講師。 三谷政代(ホルン)Masayo Mitani 東京音楽大学音楽学部卒業、同大学研究生課程修了。 これまでに、ホルンを野田篁一、守山光三、松崎裕、丸山勉、松原千代繁、各氏に師事。研修 生課程時に大学からの奨学生として英国王立音楽院に留学。M, トンプソン、R, ワトキンス、 両氏に師事。2000 年、京都国際音楽フェスティバルに東京音大から室内楽、オーケストラのメ ンバーとして参加。2000、2001、2002 年、ロームミュージックファンデーション音楽セミナーを受 講。2011 年、アフィニス夏の音楽祭に参加。2012 年、イタリアンブラスウィーク(イタリア・チェゼ ーナ)にアフィニス文化財団より派遣される。現在フリーランスの奏者として、室内楽、オーケス トラ等の分野で活動中。 小谷口直子(クラリネット) Naoko Kotaniguchi 東京藝術大学卒業同大学大学院修士課程修了。第 12 回日本木管コンクール第 2 位。第 14 回宝塚ベガ音楽コンクール第 1 位。第 71 回日本音楽コンクール第 1 位、増沢賞、E.ナカミチ賞 受賞。2003 年京都市交響楽団入団、2006 年より同団首席クラリネット奏者。2009 年東京オペラ シティリサイタルシリーズ『B→C バッハからコンテンポラリーへ』出演。2010 年、文化庁派遣芸 術家在外研修員としてウィーン国立音楽大学に留学。ブレゲンツ(オーストリア)にてウィーン交 響楽団によるマスタークラスに参加。2014 年 ALM RECORDS より CD『UHL:48ETÜDEN』リリー ス。平成 22 年度京都市芸術新人賞。平成 23 年度神戸市文化奨励賞。京都市立芸術大学、同 志社女子大学非常勤講師。 村中 宏(ファゴット) Hiroshi Muranaka 大分県別府市出身。東京藝術大学をアカンサス音楽賞、ならびに同声会賞を受賞し卒業。ソリ ストとしてヨルマ・パヌラ指揮、藝大フィルハーモニアと共演。第 23 回宝塚ベガ音楽コンクール木 管部門第1位、兵庫県知事賞受賞。第 16 回 JILA 音楽コンクール室内楽部門第1位。第 18 回 松方ホール音楽賞(木管部門)受賞。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」出演。これまでにファゴットを 横井晴子、日名弘見、岡崎耕治の各氏に師事。ローラン・ルフェーブル、セルジオ・アッツォリー ニなど各氏のマスタークラスを受講し、研鑽を積む。京都市交響楽団ファゴット奏者。 2/3 日下部吉彦(企画・構成、お話)Yoshihiko Kusakabe 音楽評論家。大阪音楽大学理事。1952 年、朝日新聞記者を振り出しに、朝日放送音 楽プロデューサー、解説委員室長などを歴任。14 年間、テレビのニュース・キャス ターを務めた。大阪国際室内楽コンクールでは、第 1 回から審議委員長、フェスタ 部門審査委員長。 「いずみホール・ランチタイム・コンサート」では、1992 年のシリ ーズのスタート以来、企画・監修、トークを担当、人気シリーズとなっている。この 種のレクチャー・コンサート・スタイルの創始者として全国的に知られている。 3/3
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