SURE: Shizuoka University REpository http://ir.lib.shizuoka.ac.jp/ Title Author(s) Citation Issue Date URL Version 災害ボランティアを対象とした防災教育の実践報告 : メ ンタルヘルス対策を中心に 鈴江, 毅 静岡大学教育実践総合センター紀要. 25, p. 235-241 2016-03-31 http://doi.org/10.14945/00009453 publisher Rights This document is downloaded at: 2016-06-14T09:38:19Z 静岡大学教育学部附属教育実践総合 センター紀要 No 25 p 235∼ 21(2016) く 実践報告〉 災害ボランティアを対象とした防災教育の実践報告 ∼メンタルヘルス対策を中心に∼ キ 鈴江 級 propm fordimstervolunteers Reseath on the od順枷 from the mental hmlm approach TalFeLi S― e 要旨 東 日本大震災の復旧・4鄭 懃こあたつては、多数の災害ボランティアカ惨 加し、大きわ曳雫を■lず てきた またその後も日本 各地で頻発する震災・水害・土砂災害・大規模事故な出隈々な災害の現場Q災 害 ボランティアの活動が溜樹ヒしている。し かしそれら災害時・災害後の過酷な状況 で よ 専門家と呼 ばれる人だけでなく、 の災害ボランティアもカウンセ リングの =般 N輔 した言鬱終や南い鶏 ― ボランテ ィア自らが′ h中 の国熊を維持することも大切となる。 動 粋 したうえξ られる。まな ライフラインが未御 日の嘴脚Ыコ譴 ヽ て、 や地 今回 このような災害ボランティアが心得ておくべきメンタルヘルスに関する講習会を開催 した 講習初 暉幹理 域の保健医療・福祉関係者など99名 であつた。講習■の 叡よ 略出の災害の実践から」、「ボランティアの 酪 ・ボランテ ∼ を伺う時の こM動 などであつた 講習会 した ィア保険について」 、「自己の園巽印馴 こついてJ、 時 :歎の活動支援から、ボランティ¬囲失 メンタ/Pル ス線 ノ つ実践的なプロ だ総合的カン ― し グラム」として機能 したことが実感さオ ど災害ポランティ た さらに自己完結の徹底kコ ミュニケーション劇コ聴の動 アのい 公衆衛生的視点までを嘲 理製 され、実際の活動に役立つものと考えられた また豊富なデモンス トレーションく栓員参加のロー燿 レツレス対策の動 レイなどの実習を重視したメンタノ 軸 さオ ヽ 今後の災害ボランティア教却 こ:よ PFA O時 卿b巾 D硼 りなどを取り入れていく必要があると思われた これらの結果および PFA研 修など― 、メンタル M夕 鰊 FttAld:′ い型珈8割国 lこ 目標とした災害ボランテ ィア教育の総合 上 でフィー ル `ック齢 桑り返 し、 Ц 実際1部 か能晴を行 つス 的カリキュラ」 嚇 臼 側 にしに 今後はこれらの素をさらい よりよい災害ボランティア教育を実現 していく予定である。 レッレス、PFA Oヮ 漱力麒凱局麟Aldl ‐ ワー ド:災害ボランティア、防災績散 メンタ′ I 凛 や自立を支援し また行政や防災聰 はじめに 桁 う応急対 策を支援する、自発的に能力や時間を提供する個人・山 大規模災害の発出 こ伴い、被 婢 ■ の 支 勲 黎 である。災害ボランティアは職能によって、¨ な課題となつている。平成7年 の阪神咬路大震災、平成 23 通訳等専門的な技術や知識術 黒する専門職ボランティア 年の東 日本大震災など、最近の災害におヤて も、災害発生 と一般ボランティアに区分される。まな ボランティアの 直後より短期的あるしヽま則 響●に多数の災害ボランティア 所属としては 「1)― が参加し、瓦礫撤去や避鐵所支援な ど様々な活動を行しヽ 苛刀耐するボランティア :NЮ や 間 、企業及び宗教到窄簑 組織劉団四 輸 復旧・ 復熙 こは欠卜鬱誠 靖在 となつている 乳 るボラン ティアで、自らの行動規範で活動する。 人ボランティ ア :学露勘筋診 中■ 栞喘麻議膵科囁'個 さま 働 じ 濱 災害ポランティアとは、「災害発生後に、被災者の生活 格で参加する活動経験の少ないボランティアが多し、の後 * 方支援や資金の提供:直 接被災地で活動する支援ではなく、 争 ]― 書 「 235 鈴江 で資金 。 一 また、申 ンティア活動国際しては、学生から社会人まで様 々なレベ で よ 第五条の三ξ 国及び地 ノ レQボ ランティア活動の基本などの教育・ 尋疇い理 と 入 。、看護学 され 惨事ス トレス予防のための輸 方公共団内ま ボランティアによる防災活動が災害自 お その自主性を尊重し,2 。 ポランティアとの連棚 こ努めなけれ融ならなし、 とある 。 して 果たす衡帥a璽副J転 防 メ泌鉢徹画 にれ て もt第 2章 防災の物 災害刊方 : 国民の%を して、明 到力 … の防力思想・防颯 するための住民か の範 9ヽ 動 と 力勧 促進 … 。など ランティアにおける注意 ている。 しかしながら、時間や嚇界が制限 対象 者の餃 り蹴 及、防鰤 練 らの準備 '、 透新修嚇に輝辞訪ヽ ンターからの鰤 無 育成爾 hボ ランテ ィア 並0こ 自 るためにも、現地ての災害ボラ これらの問題劇 綱 」に分類される電 劇濠桁 う。 ゆ 毅 聯 々榔 でメン もあり、中 タルヽルス面を含めてボランテ ィア養成を目的とした講習 会は少なし、 円 活動の剣嗜獣蔵 塗 ―瑛防災の促詈詢 および 睫嚇 "つ ・劃腱鋲 海 滑な災割は都嚇韓 ボランティア、 ― ある● の適切/― 」い 。 外か崚 ンツレスアップ・ A大学では力ね てより、A大学メンタノ プロジェク トを 硼捉 伝 大学・ 地域の自殺予防および精神 的健康の増進を目的とした講習会等を開催してきた わが国における災害ボランティアに関する記録 としては 1923年 ひ証 12つ の関 が 選 災│“ して 、当絲 朔 涼 "11年 僻戒 23つ 3月 11日 に発生した東日本大震災 A大 学内にもWATΦ isasterttdical Assist¨ ∝ に際して、 珪濁総溺な 支援にあたつた 帝国 ― 年 に和 230脚 あ乱 初 とい― 、19慇 う調 勲 ` の を派遣するとともlQ学 生を Ten:災 0城 たボランティア嵩望者力活 動するべく立ち上がり 中心とし… 5年)北海道南西沖地震などでも災害ポランティアが活躍 つつあつた しかしポランティア参功雌趣黎勧ヽ らも実際の 風 1990年 した 0強 2つ (「 災害自割 からヨ 榊 吻 嶼 獣 1993年 より)1995年 ←械 70の 板神・淡 現地での臀動にけ る声もあり、大学からのなんらか 路大震災では延べ 137万 7300人 のボランティアが全国から の発信が必要と考えられた そこでA大駒嚇難製罰秩セ 参集し、「ボランティア元年」といわれた ンター と共同(災 害ボランティアに向かう人々に対して、 詢 1司 午 ]防 災基本 これらの課題を克服するために、実際叡窮弥勁勲 ヽ ら、ボ 「ボ ボランティア が改師 され りかと jに 関する項目が追加さオした また災 ランティア ー ー lこ より ランティア」 とい う文書が 害対策基本法― 'ボ 法律中に初めて登場しに その後 け ホ トカ号」重油濠 、 ランティア敗 ン、ルス対策、公衆衛生的視点ま メンタノ て漢践的なプログラムで災害ボラ で¨ ンティア養成講習会を立案 し、実勢に講習会を開催した 有珠山費ん鮨蝋 東海豪雨など各地の災割 こおして 、災害 ボランティアは不可欠の存在 となつてきた。2011年 轍 8年 )の東日本対腱処コれて も、猥災発生後 1年澗閥 す でもα狗 "0人 = の災害ボランティアの潤動が記録されてい 災害ポランティアに向かう初い者を主な秘纂こ、実際の る。災害ボランティアの内訳は 社会人 大学生 医療関 レジ ス線 活動支援から、ボランティア保験kメ ンタノ 福祉関係者な ど隊々であり、樹 こ ・ 、 ゆ 薬剤師災害ボランティアの活動 つ、助産師 ― の活動など 、多 は 点までい 開催した 今回はその活動について報告するとともに、講 IIの 氾濫など多くの災害地におし て 災害ボランテ 習会の晴効帷あるいは反省点をあきら力ヽこしたうえでプロ のカリキュ 燿数 り組まれる嚇 グラム靖 ″■、 ′ られてぃる。 赫 ィアー これらの活動の中から、災害ボランティアの問題点や今 後の課題として、ボランティア ー 動咄 麟 ラムを含めて、防災ボランティアにおけるメンタ/4/レ ス 虫 廻 3阻織活 枷 嚇 て疾霧的なプロ … グラムを用いて、災害ボランティア淘成を目的に講習会を し ている。その後も台風被書、大雪 こよる くの嚇略がなさオ 災害、河 目的 購 獅 な どが ― 挙げられている 。 。またライフラインが未御 BMLlお いて、ポランティア自らが,い 懃劉趨申魯隆持することも大 切とされている。。 236 ることを目的とする。 災害ポランティアを対象 とした防災教育の実践報告 表 1 講習会当日の内容 主催 場所 A大 A大 学危機管理研究セ ンター・ A大 学 メンタル ヘルス向上に関す るプ ロジェク ト 学キ ヤンパ ス研究交流棟5階研究者交流ス ペース 期日 平成 23年 4月 28日 (木 曜 日)18:30塑 0:∞ 対彙 災害ポラ ンテ ィア志望者 (一 般、個人、学 生 ) 定員 70名 受講料 無料 講習会 内容 時間 A大 18:30-18:35 1 あ い さつ 18:35-18:50 2 ポランテ ィアの心得 A県 ポラ ンテ ィア保険 について 18:50-19:10 3 各地の災害の実践 か ら 19:1● 19:20 自己の健康管理に つい て 19:2← Ⅲ 4 19:m 5 19:“ -20:00 6 ランティアが 庫 B市 A大 質疑応答 社会福祉協議会 消防職 員協議会副会長 学医学部公衆 衛 生学教授 講師 全 員 サ た 尋摺 会聯 踏 日の出 露を 餞 を嚇 1ヤ ヽ 、 講習会参加者はた学生やボランテ ィア志望の社会人な であ& ど99名 であつた 参ル散城放別 内択l珊 58名 、女性 4名 であつL職 種別籠 、胸 ン:;り おくべきメラ タJRJレ スに関 醐 蜘 な 砕 関係者 17名 、大学生 17名 、大学教臓員 12名 、防災± 12 する講習会」 名、消防± 3名 、その他社会人 211名 であつた は 開催日時 :平成 23年 4月 28日 la11&ま 21。 澪 、講習会の内刹 こついて報告する。 m 211:lXl 陳6階 蝉 駄 開催会場 :A大 学キャン′ 1 ンター 第 1- 雄 学危機管理研究セ ンタ= 被災者の諸を何 う時 の心 得 A大 学医学部公衆備 生学准教授 立高等学 校散油 (実 習) A県 0大 学看護学部講師 結果 開催した講習会の概翼 こついては 下 嚇 担 当者 本講晋会の目的およ 大学としての鰤 ― につい哺 判 鋼嗣電 がなされた 対象者 :災害ボランティア志望者 (単 L社 会人なめ 主催 :プリ哺銃釧贈嗜研究センタ¬およびA大 学メンタル ぁぃきっ (Aガ罰静燿籟囲隣セ ンタ→元D 2 ゆ ス向上に関するプロジェクト など 災 ら (B嶼 疇 ― の の 各地の災害 実践から 実際にボランティア活動を行う 鋤 削瞳]へ ′S: 南 表 2-伏 1.あ いさつ 鋤 2.各 地の災害の実践から " 6 疇 3-lこ 合計 こ 4尋 "市 職種別 保健医療関係者 福祉関係者 大学生 大学教職 員 防災± 消防± その他社会人 先立ち、開催趣旨を説明 したバンフレットを 作成し、対象者の災害ボランテ ィア志望者 鮮 生 社会人 なυ 野 にも、本メ甫ν,`%筈 鴇部の教職員・ 弓 認日まもと より、A県 下の大学・ 短期大学 消り 男性 女性 など の行政機関、国療・社会福祉の関係者などに配布し、参加 1 4 ― 5. ちに ″『 右 メ書 J司 うい 「 性別 3 5 3.ボ ランティアの日駄 ボランティア職 につして plこ 4 自己 99 18 17 17 12 12 3 20 ″′ Oυ Oん 鈴江 毅 のにあたり、3/陸 な事項が説明された 「災害ボラン ヨシプリメントシャワーまで実習力Y予オブL主な講義・ ティア●らがけることJと して、ボランティアの押し売り は行わない、相手の「気持ち・事慟 を話の中で察し、心 実習内容を抜粋して以■こ紹介する。 のケアをけ ` ける、適度な休憩・終了時間の峙択 個人個 は? 1)ボ ランテイアに求められるコミュニケーション資質と 人勝手な行動 ま行わない、ボランテイア参加者自身の心の 以下のような内容の講義がなされた ・出発帥 こ現地の情報をできるだけ入手し、必要なも ケア、 ・災害赫 のは事前 こ揃える、などが重要であることが指摘された その際の こ硼的ス トレス酬皮災者の方たちの様々な側面に まとめとして 「自己完結の徹底 俊通手段 :宿 泊 :食 事 した人は、 大人も子どもも深く傷わいている。 深刻な影響を及 ましている。 このつらい時期を乗り越える : その他必要なもの 」が強調されに ためには 被災者たちの力だけでなく、ボランティアの人 3 たちが彼らの傷ついんさを理解し、激 ヽ地 ボランテ ィ701M駄 ポランテイア保脚 こついて lA こもつた 支援をすることが大切である。 ボランテ ィアの基本的な N引 こついての議輸笏漁 眸 ・ポランティアの人たちの力に支えられてはじめて、被災 ボランティアセンターlに つして 説朋され 災害ポランテ た 。またポランテ ィア活動 こ関する注意事項力冽 挙さオし 者の人たちは祭々に元気を取り戻すことができる。ボラン コミュニケーションが、彼らの テイアの人たちと硼 ヽヽ ィア活動保輿 こついては 全歴閑ビ訥謝園薪議会力珠 口にな 不安を和らげるために大しヽこ役立つと考えている。 つて保険会社と契約 している団宥尉輿笏協輔 髯贅オし た ・自分が傷うきつらいときや因つたときに、話してみよう 4 という人は、どのような人なのであろう力、それま、賭麟ヽ l● 自己の健歯轡哩につしЧr C状 洋医 内眼差しを注いでくれるノ 嘲「やさしく声を力ヽすてくれる内 「ちゃんと話を聞して くれるメ」「口の力え レ)メ 」「自分の 働 ― ´ ティア活動を行うのに必要な自己の健康 被災地でボラン 管囲 こついて、製 の働 ヽ ら実瞬勒輔勲鞭 私の話を聞いてくれる人 意見を言♭颯こ、 され i却らな ヽ `ヽ た まず 吻び蟄レ 避難所でボランティアを計画されてい 「自分のことのように考えてくれるメ」 ではなかろうれ る皆様の感染症予防についてJと して予防接種や現地での し た 。。次に災害ボランティア 健康管理の重要桂力準備 さオ それこそが、ボランティアに求められるコミュニケーショ カ輌 中に脚 ン没質だと考えている。 2)話 の聴き方の演習 ¬ レ僣調 たり、また活動後にメンタノ 軒蹴 し 次に、以下幅 にグループワークなどの演習が実施され になつたりすることを引防するために、自分自身力戦 災地 に行く活動をするのが良い力、被災地 こ行力ず に現在● し でいる¨ 鰤 た ・ アイスプ レ ー キング をするのが良い力つ 判断を助ける ためのものとして 動 ・ えらそうな聴き方 める前 a力 総 ・力 でのボランティア活動参加を決 。 された 。さらに「災害ボランティアの "わ 『 お作法集』∼活動に参加するあなた、 みんなでまもり たいこと―」として、①規範 (き l力 り、②圧夫 (く ふう)、 申節蟄こつい ③べからま などが紹介された 。。また (自 動 りの少ない聴き方 ・研膠弱ば る聴き方 ・ 関 西レ■翔誦 ヽ蠣 き方 ・言語以外のコミュニケーション '飽 3)関 心を示す温かしヽ 輌の聴き方 て」では卿嘲巌駄 作業内容の確認から日々の健康チェッ つして詔介されれ 以下のような関興こ ク、基和瑚靭獣磋理む櫛示 され「力 れ き撤ム 勁 酬 し、 。 掃除罰 では保護具の正じ 瑳調などについて 、説明お ・Facing よび実際の活動についての注意が喚起された ・Eyccontact C好 の 目線を静いヽこ貯 る) 5 ・Listen炒 し身を乗り出すように話を聴く) 被災散凛秘綱 う喘の心特 lA大 学暮翔陛跡礁雄学 准教授、A県立高等学校教諭、C大 学看詢幣離澤m ・Open蜘 を開き、心を開いた勢 をとる) 災害ボランティアに最低憚墜要なコミュニケーションの 基本およびメンタルヽルス対策の明 がなされた後に、挨拶か軸 i練 lll― をしつかりと見る ・Rolax(リ ラックスした気持ちで聴く)か こついて簡単な議 御に踊き方の演習)、 238 ) 災害ボランティアを対象 とした防災教育の実践報告 Ⅳ 須である」などの受講者の声があり、_― ■ こ応えたもの 撃 となつてい九 災害ボランテ イアに関 してlよ 東日本大震災の直後より、 最後の「被災者の話を伺う時の′ 晰詢 様々,欄 力当載 カ ヘ 多くの数 をあげている。 しかし日 0よ メンタルヘ ルス専門家ではない災害ボランティアが、最ガ報必要 とす 本におして はまだまだボランティアとい う概念が浸透 して るコミュニケーション能力やメンタルヘルス対策の基本に いない面もあり、ボランティア活動の統一L地 区組織活 ついて知識を伝えるとともに、簡単な修囃同l嚇 や 口,ルプ L菫 髪師饗量 機 封連携や支援体制の不備などポ レイなどの実習を行うことQ具 体的カンつ実践的な効果が ランティアゆえの問題点も指摘されている。長期間にわた 得られた 受講者から1よ 「今ままでは理論し力摺 つてこな つ ― ヵめ 油 rulこ ロールプ レイを行 うことで自信 わ 靖 て均 動 t・ lよ 発関動生活 ヒ犠 なくされている磁 こ員く、地 軒 塚 と昭 まれる人掛 すヽ ティアもカウンセ リングの羹 災者の日軸 状況 嬬 ボラン 暗 段の生潤 こЫ嘲甲できるの0ま ?」 などの声があが り、 習得した うえで、被 弩解 と実際の行動に移す準備ができているこ しる。また災害ボ した言動や行動が求めら力 ― と力Y司 藁 ランティアに限らま 様 々なり曲略民 を対瓢噺卿け る 講習会のすべてのプ● グラムの終了後には 参加者から 際には、最低限メンタルヘルス対策およびコミュニケ‐シ 「参カロしてよ力 ったが見通し 、「初めてなの … 峡署などの時間が が貯て洵 、 これ0画 レ輸 され油 "淘 「 ヨン能力の基本的知識と基本的行動ができること力1必 漿 あると考えられる。今回の講署会を受講することにより、 短かったのカツ巌詢 などの曲 ` ブ亀 請警合の企 寄せらオ 災害ボランティアの基本的事項力窪 理さ力 ヽ 実際の部枷こ 画段階で意図 した 鳴錫M増霧嚇麹勒ヽ ら、ポランティア保 役立つ内容であったと思われ、本講習会を開催 した意義は レツレス対策、公衆衛生的視点まで 曳 メンタノ … だ凝給沼梯¨ なプログラム」として機能 したことが 十分に達成されたと考える。以下、今回施行し中 内容を受講者の理解の深度やニーズ把握等より多元的に分 難 さヤジ亀 析し、― 会プログラムの理論的な解析を試みた まま 曜拙 業,鶏浅からJで は、構々枷 噺 しかしながら今回の講習会でIよ 緊急的に開催された面 の基本的な事項の次 しかも講 もあり、短期的機 "鐵 ィア0さがけることの具体例が出さ とともに災害“ ポランテ 義中ば 、実習は簡軸 オ uボ ランティアの基本の理解に役立つものであった 次 機や ロールプ し イ などにと どまり、全員が個別に十分な実習を施術することができな の「ボランテ ィアの 日歌 ポランティア保険について」│よ かつた その反省に立ち、今後の災害ボランティア講習会 まさに実践的な内容ξ 災害ボランティアセンターでの活 では 支援前の十分な準備、支援中の被災者・ポランティ 動の仕方やボランティア保険の掛け方まで町時略3胡 がさ ア狭″の危険回遼 支援終了後の注意点なと 中・ 長期的 れた ボランティアは自己責任力湛 本であり、自己の安全 を確保できるために保険を力ヽすることの重要性が指摘され 視点 と、豊富なデモンス トレーション I10口 ‐ル ー プ レイなど、実際にそして直ちに役立っ実習等を取り入れ た また、講署会参加者にボランテ ィア保険の必要性を十 たプログラム開 /2に 理解してもらうことができた ボランテ アが ィ 初めて 程 で臆 してし唸力めた力ヽ今後:誦 鯛酔会前後あるしヽま ヽ とい う らは 防 ―のことを考え卿 剣Jq茫 と思 ― う」、明 囲の人たちからの不麦四出こも有効である」1熟 ポランティア活動後など、数回にわたつてアンケー ト調査 などを行い、 よ¨ 数 … … の開催を目指す必要があると考え し、より効果的な講習会 的にボランティア側険に入りたレヽなと の声が聞かれに 次│ム 「自己の幅嘱削馴 こついて」では、軽視されがちな られた セルフケアについて説明がなされた 細 こ公衆衛生的な部 なお最近0ま 被災者への心理的支援および災害ボラン 分 ま長期的活動も踏まえたものであり、東日本 嘲墜災の津 ティア自身のセルフケア等に関しては、WЮ tt PFAな どの 波被害の場合のみならま 台風 水害、噴火被書、極 潮 k高 潮、大規模事故、テロ・戦争なと 国際的な基準に従ぃ 1日 を力ヽすたプログラムを罵いた研修 会が国際的にも開催されている の。PFA IP●・chological 世界の喘″な 被災地で活動する際に不可欠なものである。― は自己 First Aidl lよ 「実際のポランティア活動 の飽妻部蟄 こついて深く理解し、 で役立到 「ぷ里している申 泌要だと考えられた また今回嘲 ら と理的応急処値コ と訳さオ u恥4d Health Organization、 Wtt Tran Foundation、 邊 与えるためにも必 239 Worid Vision 鈴江 毅 表 3 災害ボランテイア教育の轄治的由 リキュラム案 メンタル ′じ麟日Ы‖Ыこ∼ ロロ陥 :災 ロボランティ ^帆 ・樋 り お め Fイ ー 7-― 舞 -7И う。― 場創ま2つ ないし3硼 ヨ樹い l― ●07mま る 名程度を出限とする。●触潟脚麗九ヽ どを重要視しているな以 り 嘘口躍睦行う) る機会を増やし、参伽唐からのフィー ルヽ ク … :― .疇 ― ・ …イなど鯉囲凛 り遅じ行う鑽 、十分な時間をとることとする。しかn― (シ ミュレーションやローJレ プレ てしつくり行う肺 想定してし も) て、半日で行う場合や二日臓 =し :以 下のような購 と時間配分とする 薦 ・ ― 1 2 3 名調 り腱日a層 ロウトら テイア保脚 こつして ポラン “ ティ7-・ ポラン こつして 自E― を‖験す l導 じ ω分 の分 ω分 前 半3日欄・後半3榊 4 1FA聯 1)離 :町 ントロダクション・アイスプレ ク・基和 レリ И鴨畑胞 0シ ミュレーション・・・参加者を被業者役と支援裔田g割 ナてそ〕韓 脳所題営のシミユレーションを行う `腱 D■饉 :口職 L・ 洒颯 酬 =光 て J鮮 靖・男る・聴く・■な ぐ 0夕■スシナリオを用Liク ウトワリⅢク・・・地震・女調口数などのケ¬スを用しも やりとりを再現する D● ■ルプレイ・デモンストレーション・・・遇劇所で被蛍者と詢 ョン・エク川 ズ・・ ■ い哺て、コミュニケLシ ョンスわ 崚 0コ ミュ 諸綬と目― ー `圏 、支援書役を交代で演じる。日凛著役が竜見舞 D口 ¬ルプ隋 ・ :・ 舶□協職調設定のもと :嘲 ・ … 若申乱 自辟象 口熙皓なロヨ薗け る 睦 する 可鯛出翻れ力 0口臓 槻鵬 閣朗 ー ・ ・ ・ ・ ・ ルフ 個人 側卜 ケア タ ク 網 樹 i― ・中・螢0輌贅庵ディスカッションする 0セ ー =割 10H:r_...支 援者とし 5.― ・ 華 とめ l10分 ― Int∝ mtionalの 3欄 獅刻膨働で作成され 2の 国際機関 WヽKOが 推奨しているプログラムである。mヽ は 的なプログラム と考えられた 今回¨ 深刻 は、鴨 版 FFA研修会はわが国0ま まだ十分に浸透してお なス トレス状測 こさらされた人々への人薗な 支持的力つ ら嗅 取リー ぱ ミかった。また、対象がボランティア 初 と嗜であり、また時期的にポランティア出発の直前であ 実際に役立つ援助であり、次のような基本的原則にのつと ・押 しつけがましくれ ヽ 三 翅黒こ役立つケアや支援 ったため時間がなく、3時間程度の講習会 とした 本粛 ま ´uttllこ 1日 あるレ漱 数回に分 すてじつくり前 レ ・ ニーズや L諄 中の隋認 る。御 授 けるべきと考えけ し ・未 怪 湘 な と 必 ― ログラムを取り入れ(少 なくとも 1日 か 劇t驀 署会を っている。 ・ 動 ボ 受講 したうえで活動を開始するべきであると考えられた 麟 以上 これら嚇 ・安 心さム 落宅耀いも ・複 腱都 こ、 :さ らなる危害から囃 ― 、馳 版 TFAな どのプ ビス、 よび 臥 は どをみ割こ、メンタ ルヘルス重視の継続的支援を目標とした災害ボランティア なぐ 教育の除会的カリキュラムの改良案を作成 した 俵 ― 3)。 A大学メンタルヽルス向上プロジェク トでは、今回の構 IFA硼参斜ま聾村的には 1日 を使つて行うプログラム であり、現在までに全国各地で劉D回 以上開催されており、 習会の成果および反省点や冊Юttmヽ など他のプログラム 研修修了却 ま2 2Xlメ 以出 このぼる。PFAは彼災静∼かさ を参考に掏裁した、継続的支援を目標にした災害ポランテ 理的支援であるが、被災者を傷つけない園計ヽ セルフケ ィア掏成のカ リキュラム案をさらに衡村伝 実際 こ防災教 アや仲間のケアの重要憔 そして支援前・中・後まで含め 育れ たと支援方法な ど とヽて の講義に加え、豊富なデモンス ボランティア教育を実現 していく予定である。 ー ションや 鉾議 助Ю 口‐ルプИ なと 実際にそし トレ て直ちに役立っ実習が重視されたプ ログラムになつている。 以上より、PFAは 災書ボランティアの癬懸∽多 くを克服す る可能性のあるプログラムであり、現時点では災害ポラン ティアを含疇 を担う人々 を対象とした最も効果 知 た上でフィー ル ヾックを繰 り返し よりよい災害 災害 ボランティアを対象 とした防災教育の実践報告 Saki, %mmm Himl10ri, Sasaki Nor● ltO Yは io, 参考文献 Tanaka ttttttoshi災 害ボランティアにおける惨事ス トレ ,渥難絨,災 害ボランティア駐 1)創 鬱部ヽ 山聯 ス を防 ぐた め の 心 理 教 育 介 入 CPsychoeducational 肥 罐 intervention to四ent critical incittt stress喫 2)一 コボランティア活動 い disaster volunteers).鴨 振興センター・ I災 害対策の新たな視点 震災から10年を 45(1):α X8 21115 経て1風 水害・ 地震等に対する福祉救援・災害ボランティ 12)原 田秀i日 朝 平 張替直実 災害訓朦 稜鋤 口 樋 ∼ ア活動の状測 こついて 月刊福祉 88(1):∞ ■3a2005 9神戸市防災会議・神前 罐 13 jp/saFety/preventi覇 、lan/ C2016年 1月 25日 アクセス硼 41メ :― 十 (昭 "12 透析医療の嘴賜から 災害ボランティア活動 を行 うときに、どのような準備をすべきか 透析フロンテ ィア 22(1):2427 21112 E 和三十六年十一月十五日― 141割 1駆 朋. 災害ボランティアにおける注意点 金沢大 =∋ 学保健管理センター年報・ 紅翼 38:7← ■ 201Q http:〃 1飢 rgov.".」 p/htuldata/S3γ ttЮtth血 15)全 社協 ●016年 1月 25日 アクセス哺 年 12月 http:i熱、bo― i go.jp/taisavkeikaku/kitt html 016年 1月 0伊 関 嵐 と災害ポランティア活動に関する議自 156):… アクセス可総 て http:〃 id“ .nれ m jp/“ rt「4uale2011/1N/201ll131 動向 7volunteer.ht■ l ② 15年 12月 10日 アクセス哺 7ME・ ボランティアの 日利詢内牧急医学 171厚 生労働科学災害ボランティ 2012 つ谷 博子 東日本大艶災におけるけ mll年 3月 ラン 綱 ランティア活動参カロ を決める前 こ 一 16年 12月 10日 アクセス ② 可輸 ティア報告 薬剤師災害ボランティア活動報告書 千葉県薬 68"11. -57181:565● 8)田 中 j書 孔被災地からのレポー ト 日¨ 被災地樋難所 でボランティアを計画されている皆様の感染症予脚 こつい 則,二澤た観 林田昌t篠 崎克亀 山下力曳 佐藤隣義 東 日本月興えにおける医拗 10日 161国 立餞媛謗院所虐獅卸卿 センタ、 25日 アクセス可諭 離 被災地成援・災書ボランティア情報 水害ボラ ンティア活動にニュアノ レhttp://wtt saittivc com/● 015 51内 閣囁 防災基有議エ 籍 5:黙、 131杉 崎秘車 b“ じ ての看護学生の災害書費についての学び 山口県立大学学 神戸市地域防災計画 (平 成 27 年 9月 ) http://剛■cit■ Kitasato Mttical」 O-1. 16日 版 被陣は つ ボ http://kiki ulin jノ 181内 閣府防災担当.防 災ボランティアの 『お作法』集∼活 会の災害 動に参加するあなたへ みんなでまもりたいこと― . ボランティアヘ参加して 宮城県東松原市の新生児訪間の Lt,//脚R bousai"1_jp/kiLn/o51llXosahotL pdf 65〈 101:916● 19.2011 力哺わ り … 91 0kada Flml.災 害時の自饗的皮援において介護ボランテ 015年 12月 10日 アクセス可粉 191中 皮腫・ じん肺・アスペ林 ト センタ、 ィアが直面する現実と課題 日本角護福祉土会に属する介 復旧作業や片付 けを行う人が知つておきた01ま こり Ю 隣じ劾・アスベス ト 護福祉 士ボランテ ィアの調査からl■ e ttdity and マスクの正しい装着に ノ に関する7つ のポイントと防じス 伽 1lenges Faci“ Care lorkお lunteers duritt Support http://wm asbestostont嘔 jp/msk/points.pdf("15 of the Vulnerable in Tines of Disastor: From an 年 12月 nto care ■ ●rk volunteers belonging to in'ostigation ■ 201バーン麺 the」apan ttsociation of Certified Ore W∝ 断 ニュアノ ン川島割苺 Niigata」 o-1 10尾 副変之 sl. 0f ttelth and鴨 lf蟹 o9(1):543"∞ I災 害時に保自動験諄著国可歩 い アクセス哺 静子、矢部文 GD詢 ″・サポー ト実験マ 2002. ′ ら け イコロジカル・ファース トエ … ィ ィ ド:moフ =ル ドガイド 21川 唸 . きか 期 待と現実の Cap】 災害におけるボランティアの役割 保健 輔 10日 http://apps.血 int/iris/bitst“ m/10m/44615/18/97 57131:Zい お121X18 m21548205」 pn pdf ψЮ15年 12月 10日 アクセス硼 11)Olercva」uno, Kintra Ritt Vpri 誡薫ikら ¨ 241
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