浜田市旭温泉あさひ荘 指定管理者業務仕様書

浜田市旭温泉あさひ荘
指定管理者業務仕様書
平成 28 年 6 月
浜田市旭支所産業建設課
浜田市旭温泉あさひ荘指定管理者業務仕様書
第 1 総則
1-1 趣旨
浜田市旭温泉あさひ荘(以下「あさひ荘」という。)の指定管理者が行うあさひ荘の管理運
営に係る業務(以下「指定管理業務」という。)については、地方自治法(昭和 22 年法律第
67 号)、地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)、浜田市旭温泉あさひ荘条例(平成 25 年
浜田市条例第 38 号。以下「条例」という。)及び浜田市旭温泉あさひ荘条例施行規則(平成
25 年浜田市規則第 28 号)に定めがあるもののほか、この仕様書による。
1-2 指定管理者の指定の意義
あさひ荘の管理運営に関して市が指定管理者を指定することの意義は、民間事業者たる指定
管理者の能力を十分に活用しながら、あさひ荘の設置の目的を効果的かつ効率的に達成し、交
流人口の拡大による地域経済の活性化に寄与することにある。
1-3 公共性の趣旨の尊重
あさひ荘の設置目的、指定管理者の指定の意義及び指定管理業務の実施にあたり求められる
公共性を十分に理解し、その趣旨を尊重すること。
1-4 信義誠実の原則
指定管理業務にあたっては、信義を重んじ、誠実にこれを行うこと。
1-5 指定管理業務に関する基本的な考え方
(1)
自らの知識、経験、能力及び創意工夫を十分に発揮し、あさひ荘の目的及び特性をふま
えた事業を積極的に行うとともに、質の高いサービスの提供に心がけること。
(2)
地域資源の優先的な活用を図り、地域住民の福祉の向上、経済の活性化、就業の場の提
供及び地域情報の発信に努めること。
(3) 人員の確保にあたっては、地域振興の観点から、地元市民の雇用を優先すること。
(4) 地域との協調を図るとともに、環境への負荷の軽減に努めること。
(5)
防災、防火及び防犯対策について適切な措置を講じるとともに、災害、事故等緊急時の
対応に万全を期すること。
(6)
安全の確保及び適切な管理運営ができないおそれがあるときは、この仕様書の規定にか
かわらず、必要な措置を講じること。
1-6 指定期間
平成 29 年 4 月 1 日から平成 34 年 3 月 31 日までの 5 年とする。
1-7 会計年度
1
指定管理業務に係る会計年度は、毎年 4 月 1 日から翌年 3 月 31 日までとする。
1-8 指定管理業務の対象施設
(1) 名
(2) 所
(3)
称 浜田市旭温泉あさひ荘
在
地 浜田市旭町木田 954 番地 3
設置の目的
憩いの場及び交流の場を提供することにより、市民の心身の健康の増進を
図るとともに、交流人口の拡大による地域経済の活性化に寄与することを
目的とする。
(4) 敷地面積 2,930.94 ㎡
(5) 施設の概要
ア
本館
木造平屋建て(平成 26 年建築) 217.25 ㎡
イ
休憩棟
木造平屋建て(平成 26 年改築)
ウ
渡り廊下 屋根付き壁なし(平成 26 年建築)15.20 ㎡
エ
駐輪場
オ
木質チップボイラ及びサイロ・スロープ
カ
中庭・駐車場
ア
休館日は、毎週水曜日(その日が国民の祝日に関する法律(昭和 23 年
173.04 ㎡
アルミ製平屋建て(平成 11 年建築)21.24 ㎡
93.98 ㎡
(6) 利用時間等
法律第 178 号)に規定する休日(以下「休日」という。)に当たるときは、
当該休日後の直近の日曜日、土曜日及び休日でない日)及び 12 月 31 日、
1月1日
イ
入浴
午前 9 時から午後 8 時まで
ウ
貸室
午前 9 時から午後 8 時まで
エ 指定管理者は、市民サービスの向上を図るため必要があると認めると
きは、市の承認を得て利用時間を変更し、又は臨時に休館することが
できる。
(7) 管理担当課 浜田市旭支所産業建設課
1-9 施設等の使用
市は、指定管理業務の実施にあたり、あさひ荘の施設、設備又は器具類(以下「施設等」と
いう。)を指定管理者に無償で使用させるものとする。
1-10
目的外使用の禁止
指定管理者は、施設等を指定管理業務以外の目的に使用し、又は第三者に貸与し、若しくは
譲渡してはならない。ただし、市の承認を得たときは、この限りでない。
第 2 指定管理料等
2-1 事業収支に関する考え方
2
ア
指定管理料(A)
施設の「維持管理・運営に要する費用(C)」から「施設運営収入(B)」を減じた額とし
て、提案いただいた金額を指定管理料として支払うこととする。指定管理料は、市が指定
する上限額の範囲内で提案すること。(別紙 1 旭温泉あさひ荘業務の収支概要書参照)
※指定管理料(A)=施設管理・運営費用(C)-施設運営収入(B)
イ
施設運営収入(B)
(ア)利用料金
条例に規定する利用料金は、指定管理者の収入として取り扱うこととする。利用料金
は、市が条例で定める額(別紙 4 利用料金の上限額)を上限として、指定管理者が市
の承認を得て定めることができる。
(別紙 2 浜田市旭温泉あさひ荘利用状況及び利用料
等収入状況
参照)
(イ)その他収入(指定管理者の提案により実施する事業収入、その他雑入)
指定管理者は、あさひ荘の管理運営業務の枠内で、施設の空スペース等を活用した物
販等事業収入や広告事業収入など、利用者サービスの向上や指定管理料削減につながる
事業及び収入を提案することができる。
なお、施設を物販や広告掲載などに使用する場合は、行政財産の目的外使用となるた
め、市の許可及び使用料の納入が必要となる。
ウ
施設管理・運営費用(C)
指定管理者が行う維持管理・運営業務に伴う、指定管理者の人件費、光熱水費、設備保
守点検業務・清掃業務等を外部委託した場合の委託費(別紙 1
旭温泉あさひ荘
業務の
収支概要書(参考資料) 参照)、施設修繕費、保険料、租税公課その他全ての経費が含
まれる。
指定管理者が自らの提案により実施する物販・広告等の事業のために市に納入する行政
財産目的外使用料もここに含まれる。
2-2 指定管理料の上限
市が指定期間中(5 年間)に指定管理者に対して支払う指定管理料の上限額は、次のとおり
とする。なお、この額には、消費税及び地方消費税相当額が含まれる。
指定管理料は、上限額の範囲内で提案すること(別紙1
旭温泉あさひ荘
業務の収支
概要書参照)
。消費税及び地方消費税相当額は、8%で提案すること。なお、協定締結後、
消費税法(昭和 63 年法律第 108 号)の改正等によって、消費税額等に変動が生じた場合
は、相当する消費税額等を指定管理料に加減して支払うものとする。
指定管理料の上限額=19,600,000 円
<各年度の内訳> 平成 29 年度 3,920,000 円
平成 30 年度
3,920,000 円
平成 31 年度
3,920,000 円
平成 32 年度
3,920,000 円
平成 33 年度
3,920,000 円
3
2-3 指定管理料の支払い
ア
浜田市が指定管理者に対して支払う指定管理料については、指定管理者が提案した額を
限度として、浜田市と指定管理者が協議の上、協定書で定めることとする。
イ
支払いは、指定管理者の請求に基づき、分割して支払う。
ウ
指定管理料の額、支払い時期、支払方法等は協定にて定める。
エ
指定管理料のうち、浜田市に帰属する建物、附属設備及び備品の修理・修繕費について
は概算払いとする。事業年度終了後に精算を行い、剰余金が生じた場合には市に返還する
ものとする。指定管理料に含まれている修繕費は、年間 15 万円。
修理・修繕については、1 件 5 万円未満の軽微なものは修繕費のなかで負担することと
し、1 件 5 万円以上のものについては事前に市と協議し、修繕費のなかで負担するか、市
が市の負担で実施するか決定するものとする。
なお、指定管理者の責めに帰すべき事由にあるものについては、指定管理者の負担(修
繕費の枠外)とする。また、年間 15 万円を超えた修繕費の指定管理者負担を拒むもので
はない。
2-4 管理口座
指定管理業務に関する事業経費(指定管理料、利用料金等の収入を含む。)は、団体自体の
口座とは別のあさひ荘管理運営専用口座で管理すること。
2-5 経費等の負担区分
(1) 指定管理業務に係る経費等の負担区分は、別紙 3 経費等の負担区分のとおりとする。
(2)
経費等の負担区分に疑義があるとき、又は定めのない事案が生じたときは、協議の上決
定するものとする。
2-6 収益等の帰属
(1) 指定管理業務に伴う収益又は損失は、指定管理者に帰属するものとする。
(2)
社会情勢の変動、災害その他の特別な事情があるときは、前項の規定に関わらず、協議
の上、収益等の帰属を定めることができる。
第 3 指定管理業務の実施
3-1 指定管理業務の範囲等
(1)指定管理業務の範囲は、次のとおりとする。
ア
あさひ荘の事業の実施に関する業務
①
公衆浴場法(昭和 23 年法律第 139 号)第 1 条第 1 項に規定する公衆浴場の提供にかか
る業務
②
休憩の場の提供にかかる事業
③
市の観光資源、特産品等に関する情報の提供にかかる業務
④
その他あさひ荘の目的を達成するため必要な事業
4
(ア)あさひ荘を活用した指定管理者の自主事業
(イ)広報宣伝、誘致活動、イベント実施等、あさひ荘の利用促進に係る事業
(ウ)地域住民及び関係機関、組織団体等との連携を図る事業
(エ)市及び地域の観光に関する情報の収集及び提供
(オ)市が開催し、又は要請する事業
イ
施設等の利用の許可及び利用料金の収受に関する業務
①
施設等の利用の許可及び制限に関すること。
②
利用料金の収納等
(ア) 利用料金の決定及び変更に関すること。
(イ) 利用料金の収納に関すること。
(ウ) 利用料金の減免及び還付に関すること。
③
その他施設等の利用に関する業務
(ア)負傷者、急病人の救済、災害時における避難誘導等の対応
(イ)年少者、高齢者、障害者等社会的弱者への配慮
(ウ)要望、苦情、トラブル等の対応
ウ
施設等の維持管理及び保安に関する業務
① 施設等の維持管理、保守点検(機械、設備等の運転管理を含む。)
② 浴槽の管理にあたっては、公衆浴場法、公衆浴場法施行条例(昭和 23 年島根県条例第
72 号)をはじめとする公衆浴場に関する法令等を遵守し、適切な浴室の衛生管理を行うと
ともに、特にレジオネラ症の防止対策を行うこと。
③ 清掃、植栽及び環境整備(植木の剪定、雑木雑草の除草、除去を含む。)
④ 巡視及び警備
⑤ 施設等の修繕
⑥ 物品の管理
エ
事務処理に関する業務
①庶務(施設管理簿、業務報告等の資料の作成などを含む。)
②経理事務
③その他指定管理業務に必要な事務の処理
オ
その他指定管理業務に関し必要な業務
(2) 次に掲げる業務は、指定管理業務の対象外の業務とし、市が行う。
ア
あさひ荘の目的外利用の許可に関すること。
イ
その他市長のみが行うことができる権限に属するもの
(3)
指定管理業務の範囲等を変更する必要が生じ、又は規定のない事案が生じたときは、協議
の上、これを変更し、若しくは決定するものとする。
3-2 自主事業
(1)
指定管理者は、あさひ荘の設置目的に合致し、かつ、指定管理業務の実施に支障のない範
囲において、自己の責任と費用により、あさひ荘において自主事業を行うことができる。
(2)
自主事業を実施したときは、その内容及び収支等について市に報告すること。
5
3-3 指定管理業務の実施
(1)
指定管理業務の実施にあたっては、関係法令を遵守するとともに、市と指定管理者が締結
する協定書及びこの仕様書の規定を誠実に履行し、市が指示するときは、それに従うこと。
(2)
指定管理業務にあたり、必要な職員を配置し、体制を整えること。
ア
職員の勤務形態は、指定管理業務に支障のないものにすること。
イ
研修等を積極的に実施し、施設の管理運営に必要な知識、技能の修得、接遇マナーの向上
など、職員の資質向上を図ること。
ウ
不測の事態に備え、代替要員の確保及び緊急連絡網の整備を図ること。
3-4 第三者による実施
(1)
指定管理業務を一括して第三者に委託し、又は請け負わせないこと。ただし、業務の一
部について専門的な資格、技能をもつ第三者に委託し、又は請け負わせる場合は、この限
りでない。
(2)
指定管理業務の一部を第三者に委託し、又は請け負わせる場合は、すべて指定管理者の
費用と責任において行うものとし、当該第三者の責めに帰すべき事由により生じた損害、
損失及び追加費用については、すべて指定管理者の責めに帰すべき事由により生じた損害、
損失及び追加費用とみなし、指定管理者がこれを負担すること。
3-5 事前準備等
指定期間の開始に先立ち、指定管理業務に必要な準備を行うこと。
3-6 施設等の管理
(1)
施設等の管理運営及び保守点検については、指定管理者が自己の費用と責任において、善
良なる管理者の注意を持って実施すること。
(2)
施設等の維持管理、保守点検
ア
施設等の維持管理及び保守点検(機械、設備等の運転管理を含む。)は、他に規定する
ものを除き、指定管理者が行う。
イ
施設等の正常な状態を日常的に確認し、必要な事項について記録すること。
ウ
法定又は専門的な保守点検については、専門業者等へ委託して実施するなど、安全性、
確実性及び経済性に配慮すること。
エ
(3)
温泉水を加温・給湯するために使用する熱源は、木質チップボイラを主とすること。
清掃、植栽及び環境整備
ア
常に良好な衛生環境及び美観が維持できるよう、清掃、植栽の管理及び環境整備(植木
の剪定並びに雑木雑草の除草及び除去を含む。
)など必要かつ適切な措置を講じること。
イ
(4)
廃棄物等は、関係規定に従い適切に処理すること。
巡視及び警備
ア
開館時間内は、適宜施設内を巡回し、不審者、不審車両等の進入など異常の有無の確認、
及び火災予防点検を実施すること。
6
イ
開館時間外は、施設等の戸締り、施錠を確認するとともに、必要に応じ巡回警備を行う
など、異常に際しては速やかに対応できるように体制を整えておくこと。
3-7 物品の管理
(1)
備品(比較的長期間にわたり性質、形状等を変えることなく利用に耐えるもので、原則と
して取得価格が 1 単位当たり 1 万円以上の設備及び器具類)
ア
本施設の備品は、指定管理者に無償で貸与する。
イ
本施設の備品は、市の許可なく施設外へ持ち出し、又は第三者へ貸与し、若しくは譲渡
してはならない。
(2)
消耗品(業務にあたり費消する備品以外の物品)
指定管理業務に必要な消耗品は、指定管理者が調達し、管理する。
3-8 指定管理者による施設等の原状変更
(1)
指定管理者は、指定管理業務にあたり土地の造成又は建物、附属構造物等の増改築、新設、
移設、改造、解体、廃棄、処分(植木の植樹、除伐を含む。)等あさひ荘の原状を変更しよう
とするときは、あらかじめ市の承認を得ること。ただし、当該土地又は施設等の外観、規格、
機能等に変更のない小規模なもの並びに草花の植栽、植木等の剪定並びに雑草雑木の除草、
除去については、この限りではない。
(2)
指定管理者は、指定管理業務の終了にあたっては、上記により原状を変更したものについ
て、原状に回復すること。ただし、市が指示するとき、又は市と指定管理者が協議して決定
するときは、それによるものとする。
3-9 指定管理者による設備、器具類の設置
(1)
指定管理者は、指定管理業務にあたり必要な設備及び器具類を調達(リース契約によるも
のを含む。)し、あさひ荘に設置することができる。この場合において当該設備又は器具類が
施設等に固定するもの若しくは施設等の原状変更を伴うものであるときは、施設等の外観、
規格、機能等に変更のない小規模なものを除き、あらかじめ市の承認を得ること。
(2)
指定管理者は、指定管理業務の終了にあたっては、上記により設置した設備又は器具類に
ついて、撤去すること。ただし、市が指示するとき、又は市と指定管理者が協議して決定す
るときは、この限りではない。
3-10
指定管理者の負担による施設等の帰属及び権利
指定管理者の負担により行った施設等の修繕等原状変更又は設備及び器具類の設置につい
ては、指定管理業務の終了にあたり市が指示し、又は協議の上定める場合を除き、市に帰属す
るものとし、指定管理者は、将来にわたりその権利を主張しないものとする。
3-11
市による施設等の原状変更等
市は、指定期間中において、土地の造成又は建物、附属構造物等の増改築、新設、移設、改
7
造、解体、廃棄、処分(植木の植樹、除伐を含む。)等あさひ荘の原状を変更し、若しくは設
備及び器具類を調達(リース契約によるものを含む。)し、あさひ荘に設置しようとするとき
は、あらかじめ指定管理者と協議するものとする。
第 4 業務計画及び実施の確認等
4-1 業務計画
(1)
指定管理者は、指定期間を通した業務計画書(事業及び収支の計画を含む。)を作成し、市
に提出すること。
(2)
業務計画を変更しようとするときは、市と協議すること。
4-2 事業計画
(1)
指定管理者は、毎年度、事業計画書(業務計画に基づく年度ごとの指定管理業務、自主事
業の計画及び収支予算等)を作成し、市へ提出すること。ただし、初年度の事業計画にあっ
ては、業務計画に示すものとする。
(2)
事業計画の策定、変更にあたっては、必要に応じ、市と協議すること。
4-3 業務報告等
(1)
指定管理者は、次に掲げる事項を記載した当該年度の業務報告書(指定管理業務、自主事
業の実績及び収支決算等)を作成し、翌年度の 5 月 31 日までに市に提出すること。
ア
指定管理業務の実施状況及び収支状況
イ
あさひ荘の利用状況及び利用料金等の収入状況
ウ
あさひ荘における自主事業の実施状況
エ
その他市が指示する事項
(2)
年度の中途において指定管理業務が終了したときは、当該終了した日から起算して 60 日以
内に当該終了した日までに係る事業報告書を作成し、市に提出すること。
(3)
次に掲げる事項については、毎月初頭に、市に報告すること。
ア
先月の施設等の利用状況及び利用料金等の収入実績
イ
先月の指定管理業務及び事業実施状況
(4)
次に掲げる事項について変更があるときは、速やかに市へ報告すること。
ア
指定管理者に係る重要事項(名称、所在地、約款等、代表者、基本財産等)
イ
指定管理業務に従事する職員の構成及び組織体制
4-4 実施状況の確認等
(1)
市は、指定管理業務の実施状況を確認するため、随時、施設等に立ち入り、指定管理者に
対して報告又は説明を求め、若しくは実地に調査をすることができる。
(2)
指定管理者は、指定管理業務の実施状況及び経理状況等必要な帳簿類を常備し、市が求め
るときは、速やかに報告又は説明をすること。
(3)
指定管理者は、必要な帳簿類を指定期間の終了後 5 年間は保存しておくこと。
8
4-5 モニタリング
指定管理者は、上記の実施状況の確認のほか、市が実施するモニタリングに対し、誠実に対応
すること。
4-6 業務改善勧告等
(1)
市は、指定管理業務に関し必要があると認めるときは、指定管理者に対して業務改善の勧
告をし、又は指示をする。
(2)
指定管理者は、市による勧告又は指示を受けたときは、これに従うこと。
第 5 損害賠償及び不可抗力
5-1 損害賠償等
指定管理者の責めに帰すべき事由により施設等を滅却又はき損したときは、自らの負担にお
いて速やかに原状に回復し、又はその損害を賠償すること。ただし、市が特別な事情があると
認めるとき、又は別に指示するときは、その限りでない。
5-2 第三者の損害の負担
(1)
指定管理者の責めに帰すべき事由により第三者に損害が生じた場合は、指定管理者がその
損害を賠償すること。
(2)
指定管理者の責めに帰すべき事由により発生した損害について第三者の求めに応じ、市が
賠償したときは、当該賠償した金額及びその他賠償に伴い発生した費用を指定管理者に求償
するものとする。
5-3 防災等の対策
(1)
防災対策
ア
防火管理者を選任し、あさひ荘の消防計画を作成すること。
イ
消防計画に基づき、防災に関する訓練、消防設備等の保守点検を行うこと。
ウ
法令等に基づき、あさひ荘及び指定管理業務に必要な届出、手続き等を行うこと。
エ
事件、事故及び災害の発生防止に必要な措置をとること。
オ
緊急時における防災マニュアルを作成し、職員に周知徹底すること。
(2)
環境への配慮
ア
あさひ荘の美観及び環境の保全、向上を図ること。
イ
汚濁水、排煙、悪臭、騒音等の発生を防止するため必要な措置を講じ、地域の自然及び
生活環境の保全に万全を期すこと。
ウ
省エネルギー化を推進するとともに、環境への負荷の軽減に努めること。
エ
廃棄物等の発生の抑制、減量化及びリサイクル化を図ること。
5-4 保険
9
(1)
指定管理者は、リスクに対する適切な範囲内で損害賠償責任保険に加入すること。
ア
指定管理者の管理責任に起因すると認められるものについては、指定管理者が損害賠償
の責任を負う。
イ
(2)
市に施設設置者としての瑕疵があると認められるときは、市が損害賠償の責任を負う。
施設等に係る火災保険は、市が加入する。
5-5 不可抗力の対応
(1)
天災(地震、落雷、暴風雨、洪水、異常降雨、土砂崩壊等)、人災(戦争、テロ、暴動、犯
罪等)、法令変更その他の市及び指定管理者双方の責めに帰すことのできない事由の発生(あ
さひ荘の利用者数の増減は除く。以下「不可抗力」という。)により市又は指定管理者に損害、
損失又は追加費用が発生する恐れがあるときは、当該不可抗力の影響を早期に除去すべく適
切な対応措置をとり、不可抗力により発生する損害、損失及び増加費用を最小限にするよう
にすること。
(2)
不可抗力により損害、損失又は増加費用が発生したときは、速やかに市に報告すること。
5-6 不可抗力により発生した費用等の負担
不可抗力により発生した損害、損失又は増加費用について、
「別紙 3 経費等の負担区分」に
よりがたい場合は、協議の上、その負担を決定するものとする。ただし、市又は指定管理者が
締結した保険契約その他によりてん補されるものがあるときは、当該てん補される金額相当分
については、負担には含まないものとする。
5-7 指定管理業務の実施ができなくなった場合の措置等
不可抗力により指定管理業務の全部又は一部の実施のできなくなったとき、又はそのおそれ
が生じたときは、業務継続の可否その他必要な事項について協議するものとする。
第 6 指定管理業務の終了
6-1 業務の引渡し
指定期間が満了し、引き続きあさひ荘の指定管理者として指定を受けないときは、施設等を
原状に回復し、市が指定する期日までに市又は市が指定する者に引き渡すこと。ただし、市が
指示し、又は認めるときは、この限りでない。
6-2 業務の引継ぎ
(1)
指定期間が満了し、引き続きあさひ荘の指定管理者として指定を受けないときは、あさひ
荘の管理運営が遅滞なく、かつ、円滑に引き継がれるよう、市が定める期間内に、市又は市
が指定する者に対して、管理運営業務の引継ぎを行うこと。
(2)
指定管理業務の終了前であっても、市が要請するときは、市又は市が指定する者による業
務引継ぎのための施設等の視察を受け入れること。
10
6-3 指定の取消し及び指定管理業務の停止
(1)
指定管理者が次に掲げる事項のいずれかに該当する場合は、指定期間中であっても、指定
管理者としての指定の取消し又は期間を定めて指定管理業務の全部若しくは一部の停止(以
下「指定管理業務の停止」という。
)を命ずることがある。
ア
法令、条例等に違反するとき。
イ
市と指定管理者が締結する協定書及びこの仕様書に規定する事項を履行せず、又は違反
するとき。
ウ
指定管理業務に際し不正な行為があったとき。
エ
虚偽の報告をし、又は正当な理由なく報告等を拒んだととき。
オ
市の指示に従わない、又は市の要請に誠意を持って対応しないとき。
カ
自らの帰すべき事由により、指定管理者が指定の取消し又は指定管理業務の停止を申し
出たとき。
キ
その他指定管理者の責めに帰すべき事由により当該指定管理者により指定管理業務を
継続することが適当でないと認めるとき。
(2)
市は、指定管理者の指定の取消し又は指定管理業務の停止を命じようとするときは、次に
掲げる事項について事前に指定管理者に通知するものとし、必要に応じ、指定管理者と協議
するものとする。
ア
指定の取消し又は指定管理業務の停止の理由及びその要否
イ
指定管理者による改善策の提示及び指定取消し又は指定管理業務の停止までの猶予期
間の設定
ウ
(3)
その他必要な事項
市は、上記(1)の規定により指定の取消し又は指定管理業務の停止を命じた場合において、
指定管理者に損害、損失若しくは追加費用が生じても、その賠償の責めを負わない。
(4)
上記(1)の規定により指定の取消し又は指定管理業務を停止した場合において、市に損害が
生じたときは、指定管理者がその損害賠償の責めを負う。
6-4 指定管理者による指定の取消し等
(1)
指定管理者は、次のいずれかに該当するときは、市に対して指定の取消し又は指定管理業
務の停止を申し出ることができる。
ア
市が、市と指定管理者が締結する協定書及びこの仕様書の規定を履行せず、又は違反す
るとき。
イ
市の責めに帰すべき事由により、指定管理者が損害、又は損失を被り、指定管理業務の
継続が困難になったとき。
ウ
(2)
その他、指定管理者が希望するとき。
市は、指定の取消し又は指定管理業務の停止の申出を受けたときは、必要に応じ指定管理
者と協議し、その処置を決定するものとする。
6-5 不可抗力による指定の取消し等
市又は指定管理者は、不可抗力の発生により本業務の継続ができなくなったときは、協議の
11
上、指定の取消し又は指定管理業務の停止について決定するものとする。
6-6 指定管理業務終了時の取扱い
この仕様書の指定管理業務終了時における施設等の引渡し及び業務の引継ぎに関する規定
は、指定期間満了前において指定の取消しをした場合に、準用する。
6-7 指定管理料の返還
指定管理者は、指定期間の満了前に指定を取り消され、又は指定管理業務を停止した場合に
おいて市が請求するときは、既に交付を受けた指定管理料の全部又は一部を返還すること。
第7
その他
7-1 緊急時の対応
(1)
あさひ荘において事故、災害その他の緊急事態が発生したときは、直ちに必要な措置を講
じるとともに、市及び関係機関に対して通報すること。
(2)
指定管理者は、事故等が発生したときは、市に協力してその原因調査にあたること。
7-2 秘密の保持及び個人情報の保護
(1)
指定管理者又は指定管理業務の全部又は一部に従事する者は、業務に伴い知り得た秘密及
び市の行政事務等で一般に公開されていない事項を外部に漏らし、又は他の目的に使用しな
いこと。
(2)
指定管理者は、浜田市個人情報保護条例(平成 17 年浜田市条例第 21 号)を遵守するよう
職員に周知・徹底を図り、個人情報の漏洩、滅失及びき損等の事故を防止し、かつ、適切な
管理を行うために必要な措置を講じること。
(3)
秘密の保持及び個人情報の保護については、指定期間の満了後又は指定の解除後において
も遵守すること。
7-3 指定管理業務に係る情報公開
指定管理業務に係る文書(図面、写真、フィルム及び電磁的記録等を含む。)等情報の開示
請求にあっては、市の指示に従い、適切に対応すること。
7-4 意匠等の権利
指定管理者の指定及び指定管理業務に伴い指定管理者が行ったあさひ荘又はあさひ荘の管
理運営に関する意匠、著作、特許等があるときは、市と指定管理者が協議して特に指定管理者
のものと決定した場合を除き、これらはすべて市に帰属するものとし、指定管理者は、将来に
わたりその権利を主張しないものとする。
7-5 権利、義務の譲渡の禁止
指定により生じる権利又は義務を第三者に譲渡し、継承し、若しくは担保に供しないこと。
12
ただし、あらかじめ市が承諾するときは、この限りでない。
7-6 仕様書の改定
指定管理業務に関し、変更の必要及びその他特別な事情が生じたときは、協議の上、この仕
様書を改定することができる。
7-7 協議
この仕様書の規定の解釈及び履行に関し、疑義が生じたとき、又はこの仕様書に定めのない
事項については、協議の上、これを定める。
7-8 問い合わせ先
〒697-0425 島根県浜田市旭町今市 637 番地
浜田市旭支所産業建設課産業振興係
電話 0855-45-1437
ファクシミリ 0855-45-0135
13
別紙 1(2-1 関係)
旭温泉あさひ荘
業務の収支概要書(参考資料)
施設運営収入
(単位:千円)
項目
利用料収入
金額
8,000 施設利用料金
収入項目
物販収入
指定管理料
備考
600
3,920
雑収入
750
収入合計
13,270
施設管理・運営費用
項目
人件費
給料・賃金
共済費
福利厚生費
小計
(単位:千円)
金額
備考
6,120 社員 1 名、パート 2 名
325 社会保険料
50 予防接種等
6,495
物販仕入れ
500 入浴用品、物販仕入
消耗品費
500 衛生管理用品、事務用品
印刷製本費
200 リーフレット増刷
物件費
支出項目
光熱水費
1,790 電気料・上下水道料
燃料費(木質)
2,000 木質チップ
燃料費
100 重油等
通信運搬費
80 電話代、切手代
手数料
20 振込手数料、POS 使用料、会計ソフト使用料
保険料
50 損害保険料(1 事故 10 万円まで)
租税公課
230 旭温泉維持費、商工会費、温泉組合費
施設修繕費
150 施設修繕
委託費
920 ボイラー・消防設備保守点検、各種検査
使用料
235 CATV・NHK 受信料、リース料
小計
支出合計
6,775
13,270
14
別紙2(2-1関係)
浜田市旭温泉あさひ荘利用状況及び利用料等収入状況
4月(※3)
平
成
2
7
年
度
5月
6月
7月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
合計
開館日数
0
18
26
26
27
25
27
26
25
27
25
26
278
入浴 総数
者数 (うち被爆者療養)
0
1,374
1,254
1,362
1,818
1,543
1,434
1,591
1,626
2,183
1,621
1,630
17,436
()
(5)
(24)
(18)
(21)
(17)
(23)
(27)
(20)
(11)
(14)
(14)
194
入浴料(※1)
0
91,260
406,050
384,450
593,660
507,150
523,700
592,700
599,000
805,500
611,200
利用料売上
0
0
0
0
0
0
3,050
8,050
14,360
5,250
1,300
4,100
36,110
物販売上
0
28,400
25,700
41,790
91,410
42,320
30,890
28,020
26,600
42,100
31,870
35,000
424,100
チケット売り上げ(※2)
0
7,200
7,200
12,000
9,600
0
12,600
15,200
20,200
25,200
2,400
15,600
127,200
入浴料値引き
0
0
0
0
-1,800
0
-74,150
-84,300
-89,950 -111,300
-75,000
-74,250
-510,750
合計
0
126,860
438,950
438,240
692,870
549,470
496,090
559,670
570,210
571,770
577,650 5,788,530
売上
4月
5月
6月
7月
開館日数
平
成
2
6
年
度
8月
9月
10月※3
2月
3月
合計
24
4
140
687
1,386
1,503
1,765
1,718
317
11,058
(17)
(6)
(22)
(22)
(28)
(30)
(4)
129
1,346,676
233,920
458,400
499,980
571,050
571,200
0
0
0
0
0
0
0
0
93,234
14,470
42,510
46,340
39,280
33,560
5,200
274,594
チケット売り上げ(※2)
0
1,000
10,800
22,800
13,200
10,800
0
58,600
入浴料値引き
0
0
0
0
0
0
0
0
0 1,439,910
249,390
511,710
569,120
623,530
615,560
物販売上
合計
0
0
0
3,682
※1 定期券、回数券含む
※2 湯巡りチケット
※3 休館
15
0
1月
26
利用料売上
9
12月
26
入浴料(※1)
25
11月
26
入浴 総数
者数 (うち被爆者療養)
売上
8月
766,750
597,200 5,711,870
0
0
96,550 3,777,776
101,750 4,110,970
別紙 3(2-5 関係)
経費等の負担区分
負担者
種類
内容
市
指
定
管理者
物価等の変動
人件費、物件費等の変動に伴う経費の増
○
金利変動
金利の変動に伴う経費の増
○
資金調達等
運営上必要な初期投資、運営資金の確保
○
運営費の拡大
市以外の原因による運営費の増
○
需要の変動
利用者の減少、需要見込みの誤りその他の事由による
利用料金収入の減
○
周辺施設、住民及び施
設利用者への対応
施設周辺施設との協調、施設の管理運営業務内容に対
する住民及び施設利用者からの苦情、要望等への対応
○
法令の変更
施設等の設置基準の変更により施設等の新設又は改築
を要するものなど管理運営に影響を及ぼす法令の変更
○
管理基準の変更を要する法令の変更
○
指定管理者に影響を及ぼす法令の変更
税制度の変更
政治、行政的理由によ
る事業変更
不可抗力
指定管理者制度に及ぼす税制変更(消費税等)
政治、行政的理由から、施設管理、運営業務の継続に
支障が生じたとき、又は業務内容の変更を余儀なくさ
れた場合の経費及びその後の維持管理経費における当
該事情による増加費用負担
不可抗力(暴風、豪雨、洪水、地震、落盤、火災、争
乱、暴動その他の指定管理者の責めに帰すことのでき
ない自然的又は人為的な現象)に伴う施設、設備の修
復による経費の増
資料等の損傷
○
○
協議事項
○
改修、修繕、保守点検等による施設の一部の利用停止
○
○
指定管理者の責任による延期、中止
○
指定管理者の事業放棄、破綻
○
仕様書等市が責任を持つ書類の誤りによるもの
書類の誤り
○
施設、機器等の又は施設管理上の瑕疵及び火災等事故
による臨時休業等に伴う運営リスク
市の責任による延期、中止
事業の中止、延期
○
指定管理者に影響を及ぼす税制変更(法人税等)
上記以外の不可抗力による増加費用の負担
運営リスク
○
○
事業計画書等指定管理者が提案した内容に誤りがある
もの
○
指定管理者としての注意事務を怠ったことによるもの
○
上記以外
○
安全性の確保、環境の
保全
維持管理、運営における安全性の確保及び周辺環境の
保全(応急処置を含む。)
○
セキュリティ
警備不備による情報漏えい、犯罪発生等
○
事業終了時の費用
指定管理期間が終了した場合又は期間中において業務
を廃止した場合における事業者の撤収費用及び新しい
指定管理者への引継ぎ費用
○
16
別紙 4(2-1 関係)
利用料金の上限額
1
入浴料金
入浴料金の上限
区分
回数券(11 回分)
1 回分
定期券(1か月)
大人(中学生以上)
510 円
5,100 円
小学生
250 円
2,500 円
2 休憩室(占領して利用する場合に限る。)の利用料金
利用料金の上限額
区分
休憩室(8畳)
基本料金
追加利用料金
(4 時間まで)
(4 時間を越える 1 時間までごとに)
1,540 円に利用者の数に 200 円を
乗じて得た額を加算した額
休憩室(17.5 畳) 3,080 円に利用者の数に 200 円を
乗じて得た額を加算した額
17
510 円
1,020 円