平成28年度第2回小規模保育事業者の公募要項 (PDF形式

平成 28 年度第 2 回小規模保育事業者の公募要項
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趣旨
この要項は、子ども・子育て支援法(平成 24 年法律第 65 号)における小規模保
育事業の設置・運営主体となる法人又は個人(以下「法人等」という。)の公募に
関して必要なことを定める。
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公募の概要
(1) 事業内容
児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)第 6 条の 3 第 10 項に規定する、小規模保
育事業A型及び小規模保育事業B型の設置及び運営。
(2) 定員
定員は 19 人とし、定員構成は 0 歳児≦1 歳児≦2 歳児となるようにすること。ま
た、0 歳児定員は 3 人以上とすること。
(3) 対象地域
別紙 1「特に設置が望まれる地域」を対象地域とし、選定数が応募か所数を満た
さなかった場合、別紙 1-2「対象小学校区」を対象地域とする。ただし、「対象小
学校区」においては、既存の地域型保育事業所、乳児専門保育所、準乳児専門保育
所、保育所分園の半径 500m圏内の地域は、公募の対象としない。
(4) 募集か所数
5 か所
(5) 開設時期
平成 28 年 12 月 1 日(木)
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応募資格
(1) 設置・運営主体
公募の開始時において、現に次のいずれかを設置・運営している法人等(コンソ
ーシアムは除く。)であること。
ア
認可保育所、認定こども園、幼稚園
イ
地域型保育事業(小規模保育事業、事業所内保育事業、家庭的保育事業に限る。)
ウ
地方自治体に届出義務(児童福祉法第 59 条の 2、児童福祉法施行規則(昭和
23 年厚生省令第 11 号)第 49 条の 2)があり、届出をしている認可外保育施設
エ
地方自治体に届出義務のない保育施設等(事業所内保育施設、一時預かり等)
のうち、一日 4 時間以上、週 5 日以上、6 人以上の乳幼児の保育が可能であり、
その保育施設業務経験が 6 か月以上のもの
(2) 応募の条件
以下の条件をすべて満たしていること。
ア
財務内容が不適切でない者であること。(債務超過や直近 3 か年の連続した損
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失計上、公租公課の滞納等、経営状況に係る懸念事項がないこと。)
イ
地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号。以下「施行令」という。)第 167
条の 4 第 1 項の規定に該当しない者であること。
ウ
施行令第 167 条の 4 第 2 項各号のいずれかに該当する事実があった後 3 年を経
過しない者(当該事実と同一の事由により名古屋市指名停止要綱に基づく指名停
止(以下「指名停止」という。)を受けている者を除く。)又はその者を代理人、
支配人その他の使用人若しくは入札代理人として使用する者でないこと。
エ
本公募の公表の日から事業者選定までの間に、指名停止の期間がない者である
こと。
オ
本公募の公表の日から事業者選定までの間に、名古屋市が行う契約等からの暴
力団関係事業者の排除に関する合意書(平成 20 年 1 月 28 日付け名古屋市長等・
愛知県警察本部長締結)及び名古屋市が行う調達契約等からの暴力団関係事業者
の排除に関する取扱要綱(19 財契第 103 号)に基づく排除措置の期間がない者で
あること。
カ 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準(平成 26 年厚生労働省令第 61
号)及び名古屋市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例
(平成 26 年条例第 58 号。以下「条例」という。)、本公募要項その他関連法令等
に従った運営ができること。
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施設整備に関する条件
(1) 物件
原則 1 階の独立した区画で専用設備を有する物件で、以下の条件をすべて満たし
ていること。
ア
建築基準法(昭和 25 年法律第 201 号)の基準に適合する建物であること。
イ
昭和 56 年新耐震基準に基づき設計された建物である等、応募時点で耐震に関
して安全性が確認されていること。
※
昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築確認済証が交付され着工した建物の場合、耐
震診断報告書又は耐震補強工事実施済みを証する書類を提出すること。
ウ
乳児室、ほふく室、保育室又は遊戯室(以下「保育室等」という。)を 2 階に
設ける建物は、別表のイ、ロ及びヘの要件に、保育室等を 3 階以上に設ける建物
は、別表の各号に掲げる要件に該当するものであること。
エ
施設の延床面積が 100 ㎡を超える場合、建築基準法で定める保育所の用途に変
更すること。
オ
消防法(昭和 23 年法律第 186 号)における防火設備等の対応ができる建物で
あること。また、消火用具や非常口その他非常災害に必要な設備が設けられてい
ること。
※
事業実施における必要な設備等については、建物の所在区の消防署予防課に
事前に相談すること。
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カ
賃借料は、地域の水準に照らして適正な額以下であること。
キ
保護者の自動車による送迎を考慮すること。
(2) 必要な設備、備品及び基準
区
分
基準等
乳児室・ほふく室 0 歳児及び 1 歳児 1 人あたり 3.3 ㎡を確保すること。
保 育 室 ・ 遊 戯 室 2 歳児 1 人あたり 3.3 ㎡を確保すること。
屋 外 遊 戯 場
調
理
沐
設
浴
遊戯場に代わるべき場所も同様とする。)
衛生的な調理設備を有すること。調理員用の手洗い場がある
ことが望ましい。
室 沐浴できる設備を有すること。(浴室可)
便
衛
備
2 歳児の定員×3.3 ㎡以上を確保すること。
(付近にある屋外
所 衛生的な便所を有すること。
生
管
理 必要な医薬品等を備えること。
(3) 改修に係る配慮事項
ア
児童の安全確保、採光・衛生・換気、シックハウス、アスベストの使用状況、
ユニバーサルデザイン等に関して十分に配慮すること。
イ
その他、児童福祉法、条例、建築基準法、消防法、その他関係法令を尊守する
こと。
(4) 設置必要備品
電話・ファックス、パソコン、エアコン、棚、冷蔵庫、洗濯機等。
(5) 地域との関わり
法人等は、近隣住民等に工事施工時の騒音、安全対策、保育の実施内容・整備計
画等について事前及び選定後工事前までに適切に説明するよう努め、地域住民等の
理解を得ること。
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施設の運営に関する条件
(1) 開所日及び開所時間
ア
開所日
月曜日から土曜日。ただし、休日、国民の祝日及び 12 月 29 日から 1 月 3 日を
除く。
イ
開所時間
午前 7 時 30 分から午後 6 時 30 分までの 11 時間とし、そのうち 8 時間を原則
的な保育時間として設定すること。
(2) 受入れ児童
保育を必要とする 0 歳児から 2 歳児まで(生後 57 日目から満 3 歳に達した日以
降最初の 3 月 31 日まで)の児童。ただし、産休あけ保育の経験のない法人等は、
- 3 -
原則開所後 1 年間は満 6 か月からの児童の受入れとする。
(3) 職員の配置
ア 小規模保育事業A型
(ア) 保育士の資格を有する者(以下「保育士」という。)を配置する。
(イ) 保育士数は、0 歳児 3 名につき保育士 1 名、1 歳児 2 歳児 6 名につき保育士
1 名とし、合計数に 1 を加えた数以上とすること。ただし、当該事業所に勤務
する保健師又は看護師を、1 名に限り、保育士とみなすことができる。
イ 小規模保育事業B型
(ア) 保育士、その他保育に従事する職員を配置する。
(イ) 保育従事者数は、0 歳児 3 名につき保育従事者数 1 名、1 歳児 2 歳児 6 名に
つき保育従事者数 1 名とし、合計数に 1 を加えた数以上とすることとし、その
うち半数以上は保育士とすること。ただし、当該事業所に勤務する保健師又は
看護師を、1 名に限り、保育士とみなすことができる。
(ウ) その他保育に従事する職員は市町村長が行う研修(市町村長が指定する都道
府県知事その他の機関が行う研修を含む。)を修了した者であること。やむを
えない場合は、法人等の実施する基礎研修で代替も可能とするが、開所後速や
かに上記研修を受講し、修了すること。
(4) 給食
ア
原則として、当該事業所内で調理し給食の提供を行うこと。また、調理員を配
置すること。ただし、事業者と同一法人又は関連法人が運営する小規模保育事業
所、社会福祉施設、医療機関等から食事を搬入する場合あるいは調理業務の全部
を委託する場合は、調理員を置かないことができる。
イ 給食の提供にあたっては、物件の所在区の保健所への届出をし、指導を受ける
こと。
(5) 連携施設
卒園後の利用先を確保する等のために、平成 29 年 3 月を目途に保育所や幼稚園、
認定こども園を連携施設として確保すること。平成 29 年 4 月から平成 32 年 3 月ま
での間、連携施設の設定がない場合は、公定価格の減算調整を実施する。平成 32
年 3 月末時点に連携施設がない場合は、認可の取消し対象となる。
(6) その他
名古屋市家庭的保育事業等の認可の基準等に関する要綱(以下「認可要綱」とい
う。)に定める運営に関する尊守事項を守ること。
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開設準備に係る補助
開設準備費に係る経費については、予算の範囲内において、以下のとおり補助金
を交付する。
(1) 補助対象項目及び補助基準額、補助率
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項
①
目
内
人 件 費
②
光熱水費
③
賃 借 料
④
礼
⑤
備 品 等
金
購 入 費
⑥ 改 修 費
※
容
補助基準額・補助率
準備期間における保育従事者の
人件費
補助基準額
899,100 円
準備期間における家賃と駐車場
補助基準額
月額 247,000 円×3 か月
料金の合計
補助率
3/4
事業所の賃借における礼金。敷
補助基準額
1,482,000 円
金、保証金は含まない。
補助率
3/4
補助基準額
21,900,000 円
補助率
3/4
準備期間中に事業所で使用する
光熱水費
電話・ファックス、パソコン、
エアコン等の備品や保育・事務
に必要な消耗品の購入費用
保育室の安全対策等の改修費
用(設計監理費及び工事費)
補助対象項目のうち賃借料、礼金、備品等購入費、改修費については、補助基
準内において実績の 4 分の 1 は自己負担となる。また、補助対象項目のうち補助
基準額を超える額、補助対象外の経費については自己負担となる。
※
各法人が算出する開設準備費(概算)について、選定された以降に増額があっ
た場合、増額された部分については、補助の対象としない。
※
改修工事の入札や備品の購入は、名古屋市契約事務手続要綱等に準じて契約を
すること。
(2) 補助金の交付
ア
補助金交付決定及び交付
別紙様式 5 の「開設準備に要する見込額」と(1)の補助基準額とを比較し、低
い方の額を補助金の交付決定額とする。交付決定額を概算払いとして交付する。
イ
実績報告及び補助額の確定・精算
開設準備完了後ただちに、実績報告書及び本市が定める必要書類を提出するこ
と。実績報告に基づき補助金額確定後、精算残金が生じたときには、速やかに本
市に返還すること。
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応募の手続き
(1) 応募の受付
ア
受付期間及び受付時間
平成 28 年 7 月 11 日(月)から平成 28 年 7 月 13 日(水)まで(土曜・日曜日、
休日、国民の祝日を除く。)の午前 9 時から午後 5 時まで。
イ
受付場所
名古屋市中区三の丸三丁目 1 番 1 号
名古屋市役所本庁舎 2 階
子ども青少年局保育部保育企画室
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※
応募にあたっては、事前に提出日時を電話連絡の上、提出書類 1 部(正本)を
持参すること。(提出を受けた書類は返却しないので写しをとっておくこと。)
※
受付期間中に提出書類 1 部(正本)を提出している場合、副本等の提出を平成
28 年 7 月 15 日(金)正午まで認める。
※
受付期間後、本市から指示があった場合を除き、提出書類の差し替え又は再提
出は認めない。
(2) 提出書類
別紙 2「提出書類一覧」に掲げる書類を以下の要領で提出すること。
ア
正本一部、副本 10 部、簡易版 4 部を作成し提出すること。
イ
副本及び簡易版は、正本の写しを提出すること。
ウ
様式は片面刷りとすること。
エ
提出書類は、番号ごとにインデックスを付け、左側に 2 か所穴を開け、ひもで
綴じて提出すること。
(3) 注意事項
ア
提出書類は、理由の如何を問わず返却をしない。
イ
提出書類は、本公募における選定以外の目的で使用しない。
ウ
提出書類は、名古屋市情報公開条例(平成 12 年名古屋市条例第 65 号)に基づ
き、行政文書として情報公開の対象となるほか、公表等が特に必要と認められる
場合は、本市は提出書類の全部又は一部を無償で使用できるものとする。ただし、
法人等に不利益を与えると認められる部分は非公開とする。
エ
提出書類に含まれる著作権・特許権など日本国の法令に基づいて保護される第
三者の権利の対象となっているものを使用した結果、生じた責任は応募者が負う。
オ
本公募に係る書類は、本市の了解なく公表又は使用してはならない。
カ
書類の提出後に辞退する場合は、必ず書面(任意様式)により届出ること。
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事業者の選定
(1) 選定方法
以下の順序で、評価基準(別紙 3)に基づき、評価委員によるヒアリングを経た
評価を踏まえて本市が決定する。
ア
一巡目
別紙 1 に掲げる「特に設置が望まれる地域」に対する応募を対象に、評価点の
高い法人等から順に、原則、各区の設置上限数を 1 か所として選定する。なお、
同一の「特に設置が望まれる地域」での選定は 1 か所とする。
イ
二巡目
アの結果、募集か所数を満たさなかった場合、別紙 1-2 に掲げる「対象小学校
区」に対する応募を対象に、評価点の高い法人等から順に、原則、各区の設置上
限数を 1 か所として選定する。「対象小学校区」においては、既存の地域型保育
事業所、乳児専門保育所、準乳児専門保育所、保育所分園の半径 500m圏内の地
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域は、公募の対象としない。また、応募同士が半径 500m圏内に位置する場合、
原則複数は選定しない。
(2) 応募法人等へのヒアリング
平成 28 年 7 月 25 日(月)又は 7 月 28 日(木)に実施予定
応募内容に関し、応募法人等へのヒアリングを実施する。場所、時間等について
の詳細は別途応募法人等に連絡する。
(3) 事業者の決定
選定された法人等へは、電話連絡の後、文書にて選定結果を通知する。不選定の
法人等については、文書にて選定結果を通知する。
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その他
(1) 無効となる応募
(ア)
本公募要項に示した応募資格を有しない法人等のした応募
(イ)
提出書類に虚偽の記載がされた応募
(ウ)
本公募要項に示した提出書類の作成及び提出に関する条件に違反した応募
(エ)
応募資格があることを確認された法人等であっても、事業者選定までの間に
応募資格を有しないこととなった法人等は、応募資格を有しない法人等に該当
するものとする。
(2) 選定後に提出書類に虚偽の記載がされていたことが判明した場合や、応募内容
と異なった整備や運営内容を行った場合は、選定を取り消す場合がある。また、保
育に係る今後の公募等の選定において不利な取扱いを受ける場合もある。
(3) 応募における書類作成等に関して必要となる一切の費用は、応募者の負担とする。
また、選定の結果、事業を実施できない場合に費用が発生した場合においても、応
募者の負担とする。
(4) 書類の提出後、本市が必要と認める場合は、追加書類の提出を求めることがある。
(5) 本公募による選定が、定員数までの児童の利用を保証するものではない。
(6) 事業を休止及び廃止する場合には、認可要綱に定める手続きに従うこと。また、
短期間で事業所を廃止する場合は、補助金の返還が必要となる場合がある。
(7) 小規模保育事業の整備事業による消費税の取扱いについて、事業完了後に消費税
及び地方消費税の申告によりこの補助金に係る消費税及び地方消費税に係る仕入
控除額が確定した場合は、速やかに本市市長に報告しなければならない。なお、事
業者が全国的に事業を展開する組織の一支部(又は一支社、一支所等)であって、
自ら消費税及び地方消費税の申告を行わず、本部(又は本社、本所等)で消費税及
び地方消費税の申告を行っている場合は、本部の課税売上割合等の申告内容に基づ
き報告を行うこと。
また、本市市長に報告があった場合は、該当仕入控除税額の全部又は一部を本市
に納付させることがある。
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公募に関する質問・問い合わせ
(1) 質問の受付及び回答
ア
質問の受付
平成 28 年 6 月 13 日(月)から平成 28 年 6 月 24 日(金)午後 5 時までの間に、
別紙質問書をファックス又はメールで保育企画室へ送信すること。
イ
質問の回答
質問に対する回答は、平成 28 年 7 月 4 日(月)を目途に名古屋市公式ウェブ
サイトに掲載する。また、申込状況については、電話で問い合わせがあれば、随
時回答する。
※
本公募における補足等が掲載されることもあるので、質問及び回答について
は書類の提出前に必ず確認すること。
(2) 問い合わせ先
名古屋市役所本庁舎 2 階
子ども青少年局保育部保育企画室
電話番号
052-972-2529
ファックス番号
052-972-4146
Eメール
[email protected]
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