北名古屋市小規模保育事業者の公募要項

北名古屋市小規模保育事業者の公募要項(第3版・6月公募)
安心して子育てができる環境を整備し待機児童の解消を図るため、「北名古屋市家
庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例」、「北名古屋市家庭的保
育事業等の認可及び確認手続に関する規則」及び「北名古屋市小規模保育事業施設整
備費補助金交付要綱」に規定する「小規模保育事業」の新規事業者を募集します。
1
事業の概要
⑴ 業務内容
ア 小規模保育事業所の設置、管理及び運営
イ 保育従事者の配置及び育成(小規模保育に必要な研修を含む)
ウ 利用料の徴収
エ 給食の提供
オ 運営に必要な経理・労務事務
カ その他
⑵ 開所日
月曜日から土曜日(国民の祝日及び休日、12月29日から1月3日を除く。)
日・祝日の開所を制限するものではありません。
⑶ 開所時間
1日11時間以上(午前7時30分~午後6時30分を標準時間とし、午後7
時30分まで開所し、延長保育を行える体制とすること。)
※ 利用児童の保護者の労働時間等を考慮して事業者が定める。
⑷ 対象児童
北名古屋市から保育の必要性の認定を受けた3歳未満児(年度途中に3歳に達
した場合は当該年度末まで)
⑸ 開所時期
平成28年10月1日までの間に開設すること
⑹ 実施場所
北名古屋市内(地域性を考慮します。詳しくは北名古屋小規模保育事業者選定
基準表を参照すること。)
2
応募資格
⑴ 法人格の有無は、問わない。(法人格を有していない個人でも可)
⑵ 次のいずれかの条件を満たすこと。
ア 申請時に、認可保育所、幼稚園、認定子ども園、小規模保育事業又は児童福
祉施設を1年以上運営していること。
イ 申請時に、北名古屋市認可外保育所事業補助金交付要綱(平成18年北名古
屋市告示第113号)第11条の規定による補助金の交付を1年以上継続して
受けていること。
⑶ 事業を実施する施設の確保が確実に見込まれること。土地の取得又は賃貸を予
1
定している場合は、申請時に、取得又は賃貸が確実に見込まれる根拠として契約
書又は確約書の写しを提出すること。
⑷ 事業を実施するために以下に掲げる経済的基礎などがあること。
ア 小規模保育事業運営費の概ね2か月分以上に相当する資金(※)を、普通預金、
当座預金等により有していること。※「公定価格試算データ」で算定した額。
イ 直近の会計年度において、小規模保育事業以外の事業を含む当該主体の全体
の財務内容について、3年以上連続して損失を計上していない等の財務内容が
適正であること。
ウ 当面の支払いに充てるための1年間の賃借料に相当する額の資金を安全性
があり、かつ換金性の高い形態(普通預金、定期預金、国債等)で保有してい
ること。
⑸ 事業者及び事業者が現に運営している施設について、過去2年に実施された所
管庁等による直近の監査・実地指導等において、重大な文書指摘を受けていない
こと。ただし、文書指摘を受けていた場合であっても、適正な改善報告がなされ
ている場合は、指摘を受けていない場合と同様の扱いとする。
⑹ 社会福祉法、児童福祉法、子ども・子育て支援法等を熟知し、保育事業に熱意
と理解を持ち小規模保育事業の運営を適切に行う能力を有すること。
⑺ 本市の保育行政をよく理解し、積極的に協力すること。
⑻ 北名古屋市暴力団排除条例(平成23年条例第2号)に基づく排除対象者でな
いこと。
⑼ 事業実施にあたって、不正又は不誠実な行為をする恐れがあると認めるに足り
る相当の理由がある者でないこと。
⑽ 次の条件のいずれにも該当しないこと。
ア 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当
している者。
イ 北名古屋市から指名停止措置を受けている者。
ウ 事業者又はその代表者が、法人税、消費税及び地方消費税、都道府県民税若
しくは市町村民税を滞納している者。
3
実施か所数
2か所程度
4
実施場所の概要
公募する施設の概要は以下のとおりとする。
⑴ 物件は、原則1階とする。
※ 昭和56年新耐震基準に基づき設計された建物であるなど、開所する時点
で耐震に関して安全性が確認されているか、その見込みであること(昭和5
6年5月31日以前に建築確認済証が交付され着工した建物の場合、耐震診
断報告書又は耐震補強工事実施済みを証する書類が必要となる)。
※ 本事業で使用可能な物件は、独立した区画で専用設備を有する物件とする。
2
※
乳児室、ほふく室、保育室又は遊戯室を2階に設ける建物は、別表1のア、
イ及びウの要件に、保育室等を3階以上に設ける建物は、別表1の各号に掲
げる要件に該当するものであること。
※ 施設の延床面積が100㎡を超える場合、建築基準法で定める保育所の用
途に変更すること。
⑵ 必要設備
乳児室・ほふく室 0歳児及び1歳児1人あたり3.3㎡を確保すること。
保育室・遊戯室
2歳児1人あたり1.98㎡を確保すること。
屋外遊戯場
庭、公園、空き地、寺社境内等、児童の屋外遊戯場所が近
隣にあること。屋外遊戯場所の面積は、2歳児の定員×3.
3㎡以上あること。
調理設備
衛生的な調理設備を有すること。調理員用の手洗い場があ
ることが望ましい。
沐浴室
沐浴できる設備を確保すること。(浴室可)
便所
衛生的な便所を有すること。便所内に手洗い場があること
が望ましい。
⑶ 賃借料
地域の水準に照らして適正な額以下であること。
⑷ 設置必要備品等
電話・ファックス、パソコン、プリンター、エアコン、棚、冷蔵庫、調理設備
との柵・AED・避難車・空気清浄機・保育事業を行う施設とわかる看板・近隣
への騒音防止(二重サッシなど)等
⑸ 配慮事項
改修にあたっては、児童の安全確保、採光・衛生・換気、シックハウス、アス
ベストの使用状況、ユニバーサルデザイン等に関して充分に配慮すること。また、
保護者の自動車による送迎を考慮することが望ましい。
⑹ その他
ア 本市職員が、選考の際に実施場所を現地調査する場合がある。
イ 消防法における防火設備等の対応ができる建物であること。事業所の実施に
おける必要な設備等について、西春日井広域事務組合消防本部・東消防署(tel
0568-22-2511)に事前に相談すること。(児童課との事前相談に
おいて、消防に関する相談日時、担当者、相談結果等を確認します。)
3
5
募集する小規模事業所の区分等
保育士の配置は次のとおりとし、定員構成は、0歳児(3人以上)≦1歳児≦2歳
児とすること。最低定員は15名とする。
A型
保育に従事する職員
保育士(※1)
保育に従事する職員
の人数
①
②
③
B型
保育士その他保育に従事
する職員(※1、2)
0歳児 おおむね3人につき1人
1・2歳児 おおむね6人につき1人
上記の合計数に1を加えた人数
※1 保健師又は看護師を1人に限り保育士とみなすことができる。
※2 このうち半数以上は保育士とする。その他保育に従事する職員は、市長
が行う研修を修了した者とし、経過措置として5年間は家庭的保育者又は
家庭的保育補助者をその他保育に従事する職員とみなすことができる。
〈参考〉本市では市立保育園において、1歳児おおむね5人に付き1人の保育士を配置。
6
保育従事者の要件と配置
⑴ 各類型の配置を満たすこと。原則として常勤(1日6時間以上かつ月20日以
上勤務する者)の保育士を半数以上配置すること。
⑵ 保育時間中は、必ず複数体制をとること。
⑶ 保育時間中は、小規模保育事業A型においては全員、小規模保育事業B型にお
いては半数以上、必ず保育士資格を有する者を配置すること。
⑷ 常勤の保育士のうち1人を責任者として選任すること。
7
事業者の遵守事項
⑴ 保育に関すること
ア 利用乳幼児の健康・安全管理に細心の注意を払い、事故のない運営に留意す
ること。
イ 必要な医薬品、医療品を常備すること。また、救急の場合に備えてあらかじ
め嘱託医を配置すること。
ウ 保育中における利用乳幼児の事故に備えて、賠償責任保険に加入すること。
エ 保育の実施にあたっては、保育所保育指針(平成20年厚生労働省告示第1
41号)に準じて、保育の計画を立て保育を行うこと。
オ 利用乳幼児の保育に関し、関係機関の必要な助言、指導に従うこと。
カ 月1回以上利用乳幼児の身体測定を実施すること。
キ 児童の健康診断を入所時及び年2回以上実施すること。
ク 火災警報器及び消火器を設置するとともに、消火訓練や避難訓練を月1回実
施すること。
⑵ 保育従事者に関すること。
ア 年1回、保育従事者に健康診断を受けさせること。
4
イ 保育士等の資質向上に向けて、研修を積極的に実施すること。
ウ 雇用にあたっては、労働基準法など関係法令を遵守すること。
⑶ 運営に関すること。
ア 収支の状況を明らかにする帳簿を整理し、適正な会計管理をすること。
イ 業務上知り得た利用者等の個人情報等について業務以外に利用しないこと。
ウ 周辺の平穏な住環境に配慮すること。
エ 保育料は、北名古屋市が定めた保育料を事業者で徴収し運営費に充てること。
⑷ 給食に関すること。
ア 利用乳幼児に、食事の提供を行うこと。原則として、調理員を配置し、当該
事業所内で調理すること。ただし、事業者と同一法人又は関連法人が運営する
小規模保育事業を行う事業所、社会福祉施設、医療機関等から食事を搬入する
場合あるいは調理業務の全部を委託する場合は、調理員を置かないことができ
る。
イ 調理に携わる者は、月1回の検便を実施すること。
⑸ 設置に関すること
ア 事業所の設置・改修にあたり、消防法、建築基準法、児童福祉法等関係法令
を遵守すること。
イ 改修工事・備品の購入・職員の採用等について申し込み書類の工程表やスケ
ジュール表に従い、また随時設置準備の状況把握をしていること。
⑹ 地域とのかかわり
事業者は、近隣住民等に工事施工時の騒音、安全対策、保育の実施内容・整備
計画等について事前及び決定後に適切に説明するよう努め、地域住民等の理解を
得ること。
⑺ 連携施設について
事業実施までに、保育内容の支援及び3歳以降の受け入れを担う連携施設を確
保すること。ただし、連携施設の確保・設定が困難であり、更なる環境整備が必
要であると市が判断した場合は、経過措置(平成31年度末まで)の範囲内で確
保するものとする。
連携施設の役割
具体的内容
保育内容の支援
園庭開放、合同保育、代替保育、合同健康診断、給食の
搬入など
卒園後の受け入れ
小規模保育施設卒園後の保育の継続を担う受け入れ施設
8
北名古屋市による支援
⑴ 家庭的保育支援者等による巡回指導
北名古屋市児童課職員による巡回指導を行う。
⑵ 公立保育所による支援
北名古屋市立保育所と連携をとり、相談・支援を実施する。利用児童の卒園後
は、市立保育所への入所に配慮する。
5
9
開設準備費に係る補助金の交付
開設準備費にかかる経費については、予算の範囲において、補助金を交付する。
なお、開設準備費は、補助基準内において実績の4分の1は自己負担となる。補
助対象外の経費や、補助対象項目のうち補助基準額以上のものについても、自己負
担となる。
⑴
補助対象項目及び補助基準額、補助率
項目
①改修費
②備品等購入費
③賃借料
(H28.7.1以降
の新規契約に限
る。)
④礼金
内容
保育室の安全対策等の改修
費用
エアコン・電話・ファック
ス等の備品や保育・事務に
必要な消耗品の購入費用
準備期間における⑴家賃と
駐車場料金の合計⑵駐車場
料金のみ
補助基準額・補助率
補助基準額
18,000千円
補助率
3/4
事業所の賃借における礼金
※敷金、保証金は含まない。
※ ③⑴の補助を受ける事業者は、地域型保育給付において、賃借料加算の適用を受
けることはできない。③⑵の場合は、賃貸料加算を受けられる。
⑵ 施設改修の留意点
ア 北名古屋市又は愛知県入札参加資格者名簿(建設工事)に登録している事業
者の中から入札で施行業者を選ぶこと。
イ 総事業費130万円を超える事業については、事業者による指名競争入札に
より施工業者を決定すること(改修費補助を受けない場合はこの限りでない)。
なお、総事業費130万円以下の事業については施工業者3社以上の見積合せ
により決定すること。
ウ 公告等も含め,入札の執行については,事業者自身で行うこと。
エ 入札等において不正等が発覚した場合は,補助金の返還や事業実施者として
の選定を取り消すことがある。
オ 施工業者との契約は,補助金の交付決定後に行うこと。
カ 小規模保育事業を廃止した場合,運営した期間に応じて補助金を返還してい
ただく場合がある。
⑶ 補助金の支払い
改修完了後、5日以内若しくは平成28年9月26日までのいずれか早い時期
に、実績を報告すること。補助金は、補助額を確定した後、請求後30日以内に
支払う。
10
給付費について
地域型給付については、事業に対し、国が定める公定価格に基づき給付費を支払
う。給付額は地域区分や利用定員、認定区分による基本額(児童一人当たりの単価)
6
と職員配置などによる加算額により決定する。詳しくは下記のサイトを参照のこと。
【参考サイト】
・公定価格の単価表
http://www.youho.go.jp/kouteikakaku.html
・公定価格の試算ソフト
http://www.youho.go.jp/shisansoft.html
11
公募期間等
⑴
公募期間
5月9日(月)から6月10日(金)まで
⑵ 公募要項及び申請書類等入手方法
市ホームページに掲載していますのでダウンロードしてください。
⑶ 申請方法
北名古屋市役所福祉部児童課(東庁舎1階③番窓口)まで持参してください。
12
事前相談
提出いただく申請書類等は、事前に内容確認をしますので5月30日(月)か
ら6月3日(金)までの間に来庁してください。
※ 前日までに、来庁時間を児童課担当者と調整願います。
13
申請書類
別表2申請書類一覧表のとおり
14
提出部数
⑴ 正本1部 副本1部(副本はコピー可)
⑵ 申請書類は、A4規格で作成し、別表2を添えて提出してください。
ア 原本は、書類ごとに書類番号(例1-ア)を記載したインデックスを添付
イ 副本は、書類右上に書類番号を記載し、ファイリングせずに、各部クリッ
プ留めのこと。
⑶ 申請に要する経費はすべて申請者の負担とします。
⑷ 事業計画等の著作権は申請者に帰属します。ただし、市は小規模保育事業の
決定の公表等必要な場合には、事業計画書等の内容を無償で利用できるものと
します。なお、提出された書類は理由の如何にかかわらず返却しません。
また、申請書類は必要に応じ複写します。
⑸ 提出書類は、北名古屋市情報公開条例に基づく公開請求により、個人情報を
除き公開されることがあります。
⑹ 提出期限後は本市から指示があった場合を除き、提出された書類の差替え又は
再提出を認めません。
⑺ 提出書類に虚偽の記載をした場合は、提案を無効とするとともに、虚偽の記載
をした者に対して、補助金を支給しない場合があります。
15
公募条件に関する質問の取扱い
⑴ 応募に当たり質問がある場合は、軽微な場合を除き、別表3「小規模保育事業
公募に係る質問票」により行うこと。ただし、審査内容や評価項目等に関する質
7
問については回答いたしません。
⑵ 応募に際しての質疑回答内容や応募期間中に応募者への連絡事項が生じた
場合は、本市ホームページに掲載することがあります。当ホームページについて
は定期的に確認をしてください。(当ホームページ記載事項を確認しないことに
よる不利益については、一切責任を負いません。)
⑶ 申込状況については、問い合わせがあれば、随時回答します。
16
公事業者の選定
⑴ 選定方法
北名古屋市小規模保育事業事業者選定委員による書類審査を実施し、事業者を
選定します。また、審査にあたり、事業者の代表者等にプレゼンテーション(10
分以内)及びヒアリング(5分程度)を実施します。
※ 実施か所数を超えない場合においても、審査の結果、「該当なし」とする場
合があります。
⑵ 選定基準
提出内容に基づき、別表4選定基準に基づき選定を行います。
⑶ 選定結果と公表
設置・運営法人の決定は、平成28年6月下旬を予定しており、選定結果は、
応募法人等に文書で通知します。電話等による問合せには応じません。
17
18
スケジュール(予定)
5月9日(月)~6月10日(金)
公募期間
6月中旬
事業者選定(ヒアリング等)
6月下旬
選定結果通知・事業認可通知
10月1日
開所
事務局
福祉部 児童課
〒481-8501 北名古屋市役所東庁舎 1階③窓口
電話番号 0568-22-1111(内線3159、3162)
ファクス 0568-23-2500
Eメール [email protected]
8