定期報告の報告周期及び報告期間について 建築基準法の改正に伴い、札幌市における定期報告の報告周期及び報告期間は次のと おりとします。 なお、今回の法改正により報告の対象外となる建築物・建築設備等については、平成 28 年度の報告をもって報告の対象から除外します。 また、 「新たに報告対象となる建築物・建築設備等」については平成 29 年度から、 「防 火設備」及び「小荷物専用昇降機」については平成 30 年度から、定期報告が必要とな ります。 1 建築物 建築物の定期報告の周期については、従来の周期と同様に、第4項、第5項及び第 10 項の用途に供する建築物については1年に1回とし、その他の用途に供するものついて は3年に1回とします。 ただし、新しく報告対象となる第5項の展示場の用途に供するものについては、3年 に1回とします。 なお、建築物が複数の用途で対象要件を満たす場合、報告時期はその主たる用途の項 によるものとします。 新たに報告対象となるものは 平成 29 年度から報告が必要 【表1】特定建築物の報告周期・報告期間 対象用途 1項 報告周期 報告期間 H28 3年 4/1~9/30 学校、体育館(学校に附属するものに限る。) 体育館(学校に附属するものを除く。) 2項 病院、診療所(患者の収容施設があるものに限る。)、児 童福祉施設等 H28 3年 4/1~9/30 3項 劇場、映画館、演芸場、観覧場(屋外観覧場を除く。)、 公会堂、集会場 H29 3年 4/1~9/30 4項 キャバレー、カフェー、ナイトクラブ、バー、ダンスホー ル、遊技場、公衆浴場、待合、料理店、飲食店 H28 1年 6/1~11/30 百貨店、マーケット、物品販売業を営む店舗(床面積が 10 ㎡以内のものを除く。) H28 1年 4/1~9/30 展示場 H30 3年 4/1~9/30 旅館、ホテル H30 3年 4/1~9/30 H28 H29 H30 3年 6/1~11/30 H30 3年 4/1~9/30 5項 6項 共同住宅、寄宿舎(政令で指定するものに限る。) 7項 8項 ※ 報告年度 共同住宅、寄宿舎、下宿(いずれも政令で指定するものを 除く。) ボーリング場、スキー場、スケート場、水泳場、スポー ツの練習場 博物館、美術館、図書館(いずれも学校に附属するものを 除く。) ※ 9項 事務所その他これに類するもの H30 3年 4/1~9/30 10 項 地下街に存するもので、上記の用途に供するもの H28 1年 4/1~9/30 平成 28 年度は北区・東区・白石区、平成 29 年度は中央区・西区・手稲区、平成 30 年度は厚別区・豊平区・清田区・南区を報告対 象とします。 1 2 建築設備等 建築設備等の定期報告の周期については、現行の周期と同様に、1年に1回とします。 報告期間については、現行の報告期間と同様とし、新しく報告対象となる防火設備に ついても、建築設備等と同様の報告期間とします。 なお、新たに定期報告の対象となる「防火設備」及び「小荷物専用昇降機」について は、平成 30 年度から定期報告が必要となります。 【表2】建築設備等の報告周期・報告期間 対象 報告年度 報告周期 報告期間 建築 設備 機械換気設備 機械排煙設備 ※ 4/1~9/30 又は 6/1~11/30 H28 非常用の照明設備 防火設備 H30 1年 昇降機等 ※ エレベーター H28 エスカレーター 小荷物専用昇降機 H30 遊戯施設 H28 検査済証の 交付月が 「報告月」 4/1~6/30 【表1】の4項、7項の建築物に設けられたものの報告期間は 6/1~11/30 とし、それ以外は 4/1~9/30 とします。 【お問い合わせ先】 札幌市都市局建築指導部建築安全推進課 安全推進係 電話 011-211-2867 2
© Copyright 2024 ExpyDoc