税制・補助金ガイド 税制・補助金を 賢く活用して あなたらしい リフォームを はじめましょう。 住宅ローン減税 最大400万円まで 税金が戻ってくる 住宅取得等資金贈与が 最大1,200万円まで非課税 (平成28年1月∼9月末までの契約の場合) 本 社/〒531-6053 大阪市北区大淀中1丁目1番90号 梅田スカイビル ガーデンファイブ3F 税務監修/税理士法人トータルマネジメントブレーン 代表社員・税理士 坪多 晶子 積水ハウスリフォームのインターネット・ホームページ http://www.sekisuihousereform.co.jp 本冊子は平成28年4月現在の情報に基づく内容になっております。 快適・省エネでスマートな住まいへ。 【2016年 住まいづくり税制・補助金スケジュール】 ※平成28年4月現在の法令に基づき解説しています。 リフォームする時もお得です。 積水ハウスリフォームは、次世代の快適性・経済性・環境配慮を叶える住まいづくりを目指しています。 今求められているのは、環境に、家計に、そして日々の暮らしにもやさしいスマートな住まい。 一般的な住宅より税制が優遇される場合も多く、燃料電池の補助金や売電など、 スマートな住まいへのリフォームは費用面でもお得です。 住まいづくりに関する税制優遇や補助金が充実している今。 この機会にぜひ、お得な制度を活用し、かしこい住まいづくりをはじめませんか。 平成28年4月1日現在の税法では、消費税率10%への引き上げ時期は平成29年4月1日からと予定されています。ただし、 今後の法改正等により、 この消費税率の引き上げ時期が変更となる場合もありますので、改正情報等に十分ご注意ください。 これまでも、これからも、積水ハウスだから叶えられる 暮らしがあります。 平成28年 特 定リフォーム の ロ ーン 型 減 税 最大 62.5 万円控除 平成31年6月30日まで 特 定リフォーム の 投 資 型 減 税 最大 105 万円控除 平成31年6月30日まで 相続税 基礎控除額[ 3,000 万円+600万円×法定相続人の数] 相続時精算課税制度 最大 2,500 万円控除 贈与税(住宅取得等資金贈与) 最大 1,200 万円非課税 (平成28年以後契約の場合) 平成28年9月30日まで(予定)★ お客様のさまざまなご要望に、オリジナル技術でお応えします。 空き家の敷地課税強化 及び 譲渡減税 窓の断熱性を高め、床、壁、天井に断熱材を 施すなど、次世代省エネルギー基準をクリア する高断熱の仕様にリフォームします。 防犯性能 狙われやすい窓やドアなどの防犯性を高める 様々な防犯アイテムをご提案。敷地全体で 侵入されにくい家をご提案します。 ユニバーサルデザイン 室内の段差をなくしたり、手すりを設けるなど、 住まう人の安全性と使いやすさを配慮した 設計やデザインをプラスします。 暮らしのプラン変更 家族構成や、 ライフスタイルの変化に応じて、 ご家族の暮らしに合う、間取りの変更などを ご提案。 より豊かな暮らしをかなえます。 最新設備 毎日の暮らしを快適にする最新のキッチンや ユニットバス、省エネルギーに配慮したオール 電化など様々な最新設備をご用意しています。 内装リフレッシュ 8% 以後、非課税限度額が異なります。 平成28年9月30日 請負契約の経過措置の契約期限日 (税率8%) 10 % 平成29年4月1日より(予定)★ 固定資産税・都市計画税の負担が 増加 、相続後の売却時に3,000 万円控除 太陽光発電の売電(固定価格買取制度) 最大 33 円/kWh・10年間 積水ハウスのインテリアコーディネートシステム 「SHIC」で、より美しく心地よく自由に、今の ご家族に合ったインテリアをご提案します。 (2018年) 平成31年6月30日まで オリジナルリフォームをご提案しています。それは美しさと共に「住まい心地」も高めるリフォームです。 断熱性能 平成30年 (2017年) 住宅ローン減税 最大 400 万円控除 消費税 税率 8 % 10 %に(予定)★ 私たちは積水ハウスの家だけを対象に、高品質な「純正」部材や、先進の設備機器を活用し、独自の技術を結集して 平成29年 (2016年) 平成31年12月31日まで 平成29年3月31日まで ダブル発電の売電(キャッシュバック) 健康配慮 ※積水ハウスリフォーム担当者までお問い合わせください。 建築基準法の規制対象となる内装仕上げ材 などは、F★★★★ランク (JIS/JAS規格)を 使用。家族の健やかな暮らしを実現します。 燃料電池「エネファーム」 の導入補助金 最大 25 万円 外装リフレッシュ 平成29年1月31日まで 住宅省エネリノベーション促進事業費補助金 最大 215 万円 平成28年6月9日まで 外壁の塗装や、屋根などをリフレッシュ。既存 の外観デザインを活かしてご家族の個性を 映す外観コーディネーションに仕上げます。 外構リフレッシュ 建物や街並みに調和する外構づくりや、 ご家 族の暮らし方に合わせたガーデンライフなど、 多彩な外構計画をご提案します。 10年保証 長期優良住宅化リフォームの補助金(予定) 上限 150 万円 ※二次公募は平成28年6月中旬∼平成28年8月下旬(予定) ※積水ハウスリフォーム担当者までお問い合わせください。 介 護 保 険 制 度 による 介 護リフォーム 補 助 金 9 割補助・一生涯で18 万円まで (構造躯体・防水の点検補修) リフォーム時に当社独自の点検・補修(有償) を実施。構造躯体・防水に関する10年保証 システム [ユートラス] が受けられます。 ★ 今後の法改正等により、平成29年4月1日から予定されている消費税率10%への引き上げ時期が変更となった場合は、内容が異なる場合がありますので、改正情報等に十分ご注意ください。 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 01 02 住 宅 ロ ーン 減 税 特定リフォームの 住宅ローン減税は、 ローンを組んで住宅をリフォームした場合に適用を受けられる制度。年末時点でのローン残高 控 ローン借入れの有無に関わらず利用できる制度です。 ただし、耐震改修・バリアフリー改修・省エネ改修・多世帯同居 除率(1.0%)が10年間にわたり所得税から控除されます。平成26年4月1日から、消費税増税による負担増を 改修の特定リフォーム工事の場合にのみ適用されます。あらかじめ定められた標準的な工事費用の10%が所得税 緩和するため最大控除額が拡大されました。 から控除されます。 なお、耐震改修の場合は住宅ローン減税またはローン型減税と併用できますが、耐震改修以外の 最大400 万円控除 投資型減税は住宅ローン減税またはローン型減税との併用はできず、 いずれかの選択適用となります。 平成31年6月30日まで 最大105 万円控除 ■最大控除額の計算式 4 , 0 0 0 万 円×1 . 0%×1 0 年 間=4 0 0 万 円( 最 大 控 除 額 ) (標準的な工事費用−補助金等) ×10%=控除額 ■最大控除額(平成2 6 年4月∼平成3 1 年6月居住開始) ■最大控除額(平成26年4月∼平成31年6月居住開始) 控除期間 年末残高の限度額 控除率 年間最大控除額 最大控除額 10 年 間 4 , 0 0 0 万円 1.0% 40万円 400万円 ※適用要件:①自身で所有し、居住の用に供する家屋のリフォームであること②その年の合計所得金額が3,000万円以下であること③住宅ローンの償還期間が10年 以上であること④リフォーム後の床面積が50㎡以上の住宅であり、 その2分の1以上の部分が自身が居住する部分であること⑤リフォーム完了後6ヶ月以内に居住の 用に供し、適用年の年末に居住中であること⑥工事費用の額が100万円超であり、 その2分の1以上の額が自身の居住用部分の工事費用であること ※対象工事:A.増築、改築、建築基準法に規定する大規模の修繕または大規模の模様替えの工事 B.マンションなどの区分所有建物の場合は、区分所有する部分 の床、階段または壁などの過半について行う一定の修繕・模様替えの工事 C.家屋のうち、居室、調理室、浴室、便所、洗面所、納戸、玄関または廊下の一室の床ま たは壁の全部について行う修繕または模様替えの工事 D.建築基準法施行令の構造強度等に関する規定または地震に対する安全性に係る基準に適合させるた めの一定の修繕・模様替えの工事 E.一定のバリアフリー改修工事 F.一定の省エネ改修工事等 ※所得税から控除しきれない場合、翌年度分の住民税からも控除できます (年間136,500円が上限)。 ※上記の限度額は、住宅のリフォームに係る消費税率が8%または10%の場合に限ります。それ以外の税率の場合、年末残高の限度額は2,000万円です。 ロ ーン 型 減 税 ローンを利用してバリアフリー改修・省エネ改修・多世帯同居改修の特定リフォーム工事を行った場合に適用 される制度。年末ローン残高のうち対象リフォーム相当分の2%とそれ以外のリフォーム相当分の1%が、5年間に わたり所得税から控除されます。なお、住宅ローン減税とは選択適用となります。 最大62.5 万円控除 平成31年6月30日まで ■控除額の計算式 平成31年6月末までに居住開始の場合:10年間、年末ローン残高が4,000万円以上なら… 特定リフォームの 投資型減税 ※耐震改修の場合は工事完了 ※多世帯同居改修の場合は平成28年4月以後居住開始 控除期間 控除対象限度額 控除率 最大控除額 耐 震 1 年間 2 5 0 万円 10% 2 5 万円 バリアフリー 1 年間 2 0 0 万円 10% 2 0 万円 * 省エネ 1 年間 2 5 0 万円 10% 2 5 万円* 多世帯同居 1 年間 2 5 0 万円 10% 2 5 万円 *太陽光発電設備設置時は控除対象限度額350万円、最大控除額35万円。 〈 耐震リフォーム〉現行の耐震基準に適合させるための工事 〈バリアフリーリフォーム〉①通路等の拡幅②階段の勾配の緩和③浴室改良④便所改良⑤ ※対象工事: 手すりの取付け⑥段差の解消⑦出入口の戸の改良⑧滑りにくい床材料への取替え等 〈省エネリフォーム〉①全ての居室の窓全部の改修工事(必須)②床の断熱 工事・天井の断熱工事・壁の断熱工事③太陽光発電設備設置工事④高効率空調機設置工事・高効率給湯機設置工事・太陽熱利用システム設置工事等 〈多世 帯同居リフォーム〉①調理室②浴室③便所④玄関のいずれかの増設工事で、改修後①∼④のいずれか2つ以上が複数となるもの ※耐震リフォームは昭和56年5月31日以前に建築された自身が居住の用に供する住宅であること、バリアフリー・省エネ・多世帯同居リフォームはリフォーム後の床面積 が50㎡以上の住宅であり、 その2分の1以上の部分が自身が居住する部分であること、 「 標準的な工事費用」から補助金等を差し引いた額が50万円超であること、工 事費用の2分の1以上の額が自身の居住用部分の工事費用であること、 その年の合計所得金額が3,000万円以下であること、 リフォーム完了後6ヶ月以内に居住の 用に供し、適用年の年末に居住中であることなどの適用要件があります。 ※バリアフリーリフォームの適用対象者は、 〈 ①50歳以上の者・②要介護または要支援の認定を受けている者・③障がい者・④65歳以上の親族または②若しくは③に 該当する親族のいずれかと同居している者〉①∼④のいずれかに該当する方です。 ※「標準的な工事費用」 とは、耐震リフォームは平成21年国土交通省告示第383号、バリアフリーリフォームは平成21年国土交通省告示第384号、省エネリフォーム は平成21年経済産業省・国土交通省告示第4号、多世帯同居リフォームは平成28年国土交通省告示第586号に定められている額です。 ※耐震リフォーム・バリアフリーリフォーム・省エネリフォーム・多世帯同居リフォームを併用する場合、控除対象限度額は合計950万円(太陽光発電設備設置時は 1,050万円) となります。 ※上記の限度額は、住宅のリフォームに係る消費税率が8%または10%の場合に限ります。その他の税率の場合、控除対象限度額は耐震改修の場合は200万円、バ リアフリー改修の場合は150万円、省エネ改修の場合は200万円(太陽光発電設備設置時は300万円) となります。 平成31年6月30日まで ■最大控除額の計算式 平成31年6月末までに居住開始の場合:5年間、年末ローン残高が1,000万円(対象リフォーム相当分250万円・それ以外のリフォーム相当分750万円)以上なら… (250万円×2.0%+750万円×1.0%) ×5年間=62.5万円(最大控除額) ■最大控除額(平成2 6 年4月∼平成3 1 年6月居住開始) ※多世帯同居改修の場合は平成28年4月以後居住開始 控除期間 5年間 年 末 残 高の限 度 額 1 , 0 0 0 万円 控除率 対 象リフォーム( 限 度額 250万円) 2.0% それ以外のリフォーム 1.0% 年間最大控除額 最大控除額 125,000円 6 2 5 , 0 0 0円 ※対象工事: 〈バリアフリーリフォーム〉 ①通路等の拡幅②階段の勾配の緩和③浴室改良④便所改良⑤手すりの取付け⑥段差の解消⑦出入口の戸の改良⑧滑りにくい床材 料への取替え等 〈省エネリフォーム〉 ①全ての居室の窓全部の改修工事 (必須) ②床の断熱工事・天井の断熱工事・壁の断熱工事等 〈多世帯同居リフォーム〉 ①調理室 ②浴室③便所④玄関のいずれかの増設工事で、改修後①∼④のいずれか2つ以上が複数となるもの ※リフォーム後の床面積が50㎡以上の住宅であり、 その2分の1以上の部分が自身が居住する部分であること、対象リフォーム工事費用から補助金等を差し引いた額が50万円 超であること、工事費用の2分の1以上の額が自身の居住用部分の工事費用であること、 ローンの償還期間が5年以上であること、 その年の合計所得金額が3,000万円以下 であること、 リフォーム完了後6ヶ月以内に居住の用に供し、適用年の年末に居住中であることなどの適用要件があります。 ※バリアフリーリフォーム・省エネリフォーム・多世帯同居リフォームを併用する場合においても、対象リフォーム限度額は合計250万円となります。 ※バリアフリーリフォームの適用対象者は、 〈 ①50歳以上の者・②要介護または要支援の認定を受けている者・③障がい者・④65歳以上の親族または②若しくは③に該当する親 族のいずれかと同居している者〉 ①∼④のいずれかに該当する方です。 ※上記の限度額は、住宅のリフォームに係る消費税率が8%または10%の場合に限ります。 その他の税率の場合、対象リフォーム限度額は200万円です。 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 03 04 相続税 相 続 税・贈 与 税 相続税とは、正味遺産額から「基礎控除」を差し引いた課税遺産総額にかかる税金のことです。平成25年度税制 改正により、平成27年1月1日以後の相続等からこの基礎控除が改正前の6割に減額されました。 また同時に、税率も 一部改正され、最高税率が50%から55%となり、相続税が課税強化されました。 基礎控除額 平成26年12月31日までの相続等 二 世 帯 住 宅の構 造 上の条 件が緩 和( 小 規 模 宅 地 等の特 例 ) 5 , 000 万円 +1 , 000 万円×法定相続人の数 内部で行き来できない構造の二世帯住宅の敷地を子が相続した場合、改正前は親子の同居とみなされず、 小規模宅地等の特例は適用されませんでしたが、平成26年1月よりこの条件が緩和され適用可能となりまし 課税強化 た。 ただし、区分所有登記された建物の被相続人居住用部分以外の敷地については適用されませんのでご注 基礎控除額 平成27年 1月 1日以後の相続等 3 , 000 万円 + 600 万円×法定相続人の数 意ください。 (例) ■改正による相続税額の比較(法定相続分で相続した場合、配偶者の税額軽減のみ適用) 正味遺産額 8,000万円の 場合… 相続人が 配偶者と 子2人のケース 相続人が 子2人のケース 配偶者 子 子 子 子 相続税額 0円 相続税額 平成27年 1月1日から 相続税額 100万円 相続税額 平成27年 1月1日から 改正前 改正前 改 正 前 (平成26年12月31日まで) 175万円 増税額 175万円 470万円 増税額 370万円 改 正 後 (平成27年1月1日以後) 税 率 控 除 額 税 率 控 除 額 1千 万 円 以 下 10% 0 10% 0 1千 万 円 超 3 千 万 円 以 下 15% 50万円 15% 50万円 3千 万 円 超 5 千 万 円 以 下 20% 200万円 20% 200万円 5千 万 円 超 1 億 円 以 下 30% 700万円 30% 700万円 40% 1,700万円 4 5% 2,700万円 50% 4,200万円 5 5% 7,200万円 1億 円 超 2 億 円 以 下 2億 円 超 3 億 円 以 下 3億 円 超 6 億 円 以 下 6億 円超 1,700万円 40% 4,700万円 50% 内部で行き来 できない 子居住 ■相続税の速算表 法定相続分に応じた 各人の取得金額 親子別生計 各独立部分に 別々に居住の場合で 住宅内部で行き来が不可能 である場合の子居住部分 (区分所有建物を除く) 外階段 父母居住 改正前 改正後 適用 不可 適用可 相 続 時 精 算 課 税 制 度の適用要 件が緩 和 「相続時精算課税制度」 とは、2,500万円まで贈与税がかからずに贈与でき、将来相続財産と合算して精算 する贈与税の課税制度です。平成27年1月1日以後の贈与については、贈与者は60歳以上(改正前:65歳 以上) の父母または祖父母、受贈者は20歳以上の子及び孫(改正前:子のみ) となっています。 ※贈与財産の種類は問いません。現金でも動産、不動産でも適用できます。 ※住宅取得等資金贈与の非課税特例とは併用できますが、暦年課税 (基 改正前 平成26年 12月31日まで 親 親 68歳 子 32歳 親 親 62歳 子 26歳 礎控除110万円) との併用はできません。 ※2,500万円の特別控除枠は、控除しきるまで何年でも繰り越して使えま す。控除枠を超えた金額については一律20%の贈与税がかかります。 ※父親からの贈与を相続時精算課税、母親からの贈与を暦年課税という ように贈与者ごとに、別々に選ぶことができます。 ※いったん相続時精算課税を選ぶと、選択後の贈与者からの贈与につい 改正後 平成27年 1月1日から ては暦年課税に戻すことはできません。 親 親 68歳 子 32歳 親 親 62歳 子 26歳 ※住宅取得等資金の贈与については、平成31年6月30日まで贈与者の 年齢制限はありません。 ※相続税の総額は、実際に取得した財産ではなく、正味遺産額から基礎控除額を差し引いた残りの額を民法に定める相続人が相続分によりあん分した額に速算表の 税率を乗じ、速算表の控除額を差し引いた各人の算出税額の合計となります。 ※被相続人の配偶者が遺産分割や遺贈により実際に取得した正味の遺産額が、①1億6千万円 ②配偶者の法定相続分相当額 のどちらか多い金額までは、配偶者 の税額軽減により相続税はかかりません。 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 05 06 贈 与 税( 住 宅 取 得 等 資 金 贈 与 ) 消費税 個人から財産を受けとったとき、110万円(暦年課税の基礎控除)を超えた額には贈与税がかかります。ただし、 平成28年4月1日現在の税法では、消費税率10%への引き上げ時期は平成29年4月1日からと予定されています。 親や祖父母から贈与された一定の住宅取得等資金に限り、平成28年1月から平成28年9月末までに住宅取得等の契 ただし、今後の法改正等により、この消費税率の引き上げ時期が変更となる場合もありますので、改正情報等に 約をした場合には、最大1,200万円 (暦年課税の基礎控除と合わせて1,310万円) まで非課税となる特例があります。 十分ご注意ください。 平成28年1月1日∼平成28年9月末までの契約について 最大1, 200 万円非課税 ※平成28年4月1日現在の税法では、非課税限度額は下記の表のとおりです。ただし、今後の法改正等により、平成29年4月1日から予定されている消費税率10%への引き 上げ時期が変更となった場合は、平成28年10月以後の非課税限度額が異なる場合がありますので、改正情報等に十分ご注意ください。 平 成 28年 1月∼ 平 成 2 8 年 9月 平成29年4月1日から 税率 ■請負工事の場合 10%(予定) 建築などの請負工事には経過措置が設けられており、増税の6ヶ月前までに請負契約を済ませておけば、 引き渡しが増税後でも、増税前の税率が適用されます。 ■非課税限度額 住 宅 取 得 等の契 約 締 結 年月 税率8% 増税 非課税限度額 平 成 28年 省エネ・耐 震・バリアフリー住宅に 適 合させるためのリフォーム その他 のリフォーム 1,200万円 700万円 10%以外 10% ※ 10%以外 平 成 2 8 年 1 0月∼ 平 成 2 9 年 9月 3 , 0 0 0 万円 1,200万円 2,500万円 700万円 平 成 2 9 年 1 0月∼ 平 成 3 0 年 9月 1 , 5 0 0 万円 1,000万円 1,000万円 500万円 平 成 3 0 年 1 0月∼ 平 成 3 1 年 6月 1 , 2 0 0 万円 800万円 700万円 300万円 4月 8% 10% 施行日 契約期限日 平成28年9月30日 平 成2 9年 4月1日 「 契約期限日」 とは、新税 率の施行日の6ヶ月前(指 定日) の前日のことです。 請負契約 適用される消費税率 10%※ 平 成 29年 9月 引き渡し ① 8% 請負契約 ② 引き渡し 8% 請負契約 引き渡し ③ 8% 請負契約 引き渡し ④ 10% お気をつけください! 住宅取得等資金の贈与を受けるには期限があります。 住宅取得等資金の贈与の非課税制度は、贈与を受けた年の翌年3月15日までにリフォームを完了し、原則同日 までに居住をしていなくてはなりません。ただし、 それ以後遅滞なく居住することが確実と見込まれる場合は 制度の適用が認められますが、贈与を受けた年の翌年12月31日を過ぎると特例を受けることができず、 修正申告書を提出し、贈与税を納付しなければなりません。 例 ① / 平 成 28年 1月に贈 与があった場 合は、翌平成2 9 年3月1 5日までに完工・居住すればよい。 例 ② / 平 成 28年 1 2月に贈 与があった場 合でも、翌平成2 9 年3月1 5日までに完工・居住する必要があり、 工 期が厳しくなる。 ※贈与を受けた年の合計所得金額が2,000万円以下であること、父母及び祖父母等の直系尊属からの贈与であること、贈与を受ける人がその年の1月1日時点で20 歳以上であること、増改築後の家屋の床面積が50㎡以上240㎡以下であることなどの適用要件があります。 ※省エネ・耐震・バリアフリー住宅とは、①断熱等性能等級4または一次エネルギー消費量等級4若しくは5 ②耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2若しくは3または免 震建築物 ③高齢者等配慮対策等級(専用部分)3、4または5 のいずれかを満たす住宅を指します。 ※自身の居住用家屋及びその敷地の購入費用(土地の権利取得のための資金を含む)、所有家屋の増改築の費用、住宅の新築等に先行して土地等を取得する場合 の資金についてのみ適用されます。 ※東日本大震災の被災者は、平成28年10月∼平成29年9月・消費税率10%適用の場合は省エネ・耐震・バリアフリー住宅に適合させるためのリフォーム3,000万円・ その他のリフォーム2,500万、 その他の場合は省エネ・耐震・バリアフリー住宅に適合させるためのリフォーム1,500万円・その他のリフォーム1,000万円です。 ※対象工事:①増築、改築、大規模の修繕、大規模の模様替え②床の過半の修繕または模様替え、階段の過半の修繕または模様替え、間仕切壁の過半の修繕または 模様替え、壁の過半の修繕または模様替え③次のいずれかの一室の床または壁の全部の修繕または模様替え (居室、調理室、浴室、便所、洗面所、納戸、玄関、廊 下)④次の規定または基準に適合させるための修繕または模様替え (建築基準法施行令第3章及び第5章の4の規定、地震に対する安全上耐震関係規定に準ずる ものとして国土交通大臣が定める基準)⑤高齢者等が自立した日常生活を営むのに必要な構造及び設備の基準に適合させるための次のいずれかに該当する修繕ま たは模様替え (通路または出入口の拡幅、階段の勾配の緩和、浴室の改良、便所の改良、手すりの取付け、床の段差の解消、出入口の戸の改良、床材の取替え)⑥ ※本来、消費税は引き渡し時の税率が適用されます。引き渡しとは、残金 (契約時に支払った手付金以外の代金) や仲介手数料を精算し、不動産登記の申請を済ませ、鍵を受け 取った時点をいいます。 エネルギーの使用の合理化に資する修繕または模様替え (窓の断熱性を高める工事) [ ⑥と併せて行う次のいずれかに該当する修繕または模様替え (天井等の断熱 ※経過措置が適用されるのは工事費のみです。仲介手数料などの諸費用は、支払時点での税率が適用されます。 性を高める工事、壁の断熱性を高める工事、床等の断熱性を高める工事)]⑦給水管に係る修繕または模様替え、排水管に係る修繕または模様替え、雨水の浸入を ※平成29年4月1日以降の引き渡しの工事や製造等の請負契約の場合、平成28年9月30日までに締結した契約であっても、平成28年10月1日以降に契約の変更等により増 防止する部分に係る修繕または模様替え⑧省エネ・耐震・バリアフリー住宅に適合させるための工事等 額された部分については増税後の税率が適用されます。 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 07 08 空き家 の 敷 地 課 税 強 化 及び譲 渡 減 税 太 陽 光 発 電 の 売 電( 固 定 価 格 買 取 制 度 ) そのまま放置すれば倒壊の危険がある空き家、管理が不十分なため景観を損ねている空き家など (特定空家等) で 太陽光発電の電力が余れば、電力会社に売電することができます。売電する際の金額は「再生可能エネルギーの 市町村長から勧告を受けた空き家の敷地については、平成27年度税制改正により、住宅用地の課税標準の 固定価格買取制度」によって定められており、申込時点の価格が一定期間継続されます。 特 例の適用対 象から除 外されることとなりました。更 地として課 税されるため、固 定 資 産 税 、都 市 計 画 税の 負担が大きく増加します。長期にわたり空き家となっている物件等については、今後、様々な対策・活用の必要性が 高まってくると思われます。 最大 33 円/kWh・10年間 ■太陽光発電の場合 平成27年度 改正 勧告を受けた 「特定空家等」 の敷地は、住宅用地の課税標準 の特例の適用対象から除外され、 更地として課税 管理が不十分な「特定空家等」の 所有者に市町村長が勧告 『特定空家等』 とは、 次のような状態の空き家と その敷地をいいます。 (固定資産税・都市計画税が大幅に増額) ●そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態 ●そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態 相続で空き家となった一定の家屋及び土地の売却に関して、一定要件のもと 「居住用財産の譲渡所得の3,000万円特別控除」の 適用が認められ、相続人の税負担が軽減されます。 適用要件等 被相続人の居住用家屋 相続開始直前に被相続人の居住の用に供されていた家屋 独居であったこと 相続開始直前に被相続人以外の居住者がいなかったもの 家屋 昭和56年5月31日以前に建築された家屋であること (区分所有建築物を除く) 出力制御対応 機器設置義務あり 出力制御対応 機器設置義務なし 出力制御対応 機器設置義務あり 24 円 +税 31円 33円 25円 27円 期間 2 0 年間 1 0 年間 1 0 年間 10年間 10年 間 ■売電量のイメージ(太陽光発電10kW未満の場合) 太陽光発電の発電量 太陽光発電 ダブル発電 「 空き家に係る譲渡所得の特別控 除の特 例 」が創 設 1 0k W未 満(ダブル発 電 ) 出力制御対応 機器設置義務なし 価格 ● 適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態 ●その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態 1 0 k W 未満 1 0 k W 以上 平成28年度 改正 被相続人 居住用家屋 平成29年3月31日まで 太陽光発電 + 燃料電池 光 熱 費が かなり削 減 できるんです。 売電量 使用する電気量 33円/kWhで売電(出力制御対応機器設置義務あり) 燃料電池の発電量 太陽光発電の発電量 売電量 使用する電気量 27円/kWhで売電(出力制御対応機器設置義務あり) 燃料電池(エネファーム) で発電した電力は売電できません。 電気を使用する際は、燃料電池の電力から使用されます。 土地等 相続開始直前において被相続人居住用家屋の敷地の用に供されていた土地等 ※北海道電力、東北電力、北陸電力、中国電力、四国電力、 九州電力、沖縄電力に接続しようとする発電設備が出力制御対応機器設置の義務付けの対象となっています。 対象者 相続により被相続人居住用家屋及びその敷地の用に供された土地等を取得した個人 ※「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」 は、太陽光発電以外に風力発電・水力発電・地熱発電・バイオマス発電に適用されます。 適用期間 平成28年4月1日から平成31年12月31日までの譲渡 ※買取価格・期間は年度ごとに見直しが行われます。一度売電がスタートした方の買取価格・期間は、見直し後も当初の特定契約の内容で一定期間固定されます。 相続開始時からの譲渡期限 相続の時から相続開始日以後3年を経過する日の属する年の12月31日までの譲渡 譲渡対価限度額 譲渡対価の額が1億円を超えるものを除く 解決するには、専門家の力が必要です。 空き家の活用は、立地や物件に応じた様々な活用、 対策を検討しましょう。 専門知識と豊かな経験をそなえた、 空き家活用アドバイザー にご相談ください。 『リフォームして借家として活用する』 『 更地にして売却する』 『 定期的に点検し、維持管理をする』など、 積水ハウスグループでは、 リフォームや不動産の売却•賃貸など様々な事業を展開しております。空き家対策 のご要望・ご相談にも対応しておりますので、 当社担当者までいつでもご相談ください。 詳しくはホームページをご覧ください。 積水ハウス 空き家 検 索 ※特定空家等の所有者等に対して、市町村長が除却・修繕等の助言または指導を行い、状態が改善されないと認められる場合の措置として勧告が行われます。 ※通常、住宅の敷地については「住宅用地の課税標準の特例」が適用されており、固定資産税・都市計画税が軽減されています。 ※買取期間は、特定契約に基づく電気の供給が開始された時から起算します (試運転期間は除く) 。 ※10kW未満の太陽光発電は消費税の課税対象外であるため、消費税分は加算されません。 ※平成29年3月31日までに電力会社と接続契約締結する必要があります。 ダ ブル 発 電 の 売 電( キャッシュバック) 太陽光発電と燃料電池エネファームを組み合わせたダブル発電なら売電量は増えますが、売電価格の単価は下がってしま います。そのため、一部のガス会社では差額をキャッシュバックするキャンペーンを行っています。キャンペーンの内容はガス 会社・年度ごとに異なるため、最新の情報については積水ハウスリフォーム担当者までお問い合わせください。 ■ガス会社によるキャンペーンのイメージ ※詳しくは積水ハウスリフォーム担当者までお問い合わせください。 キャッシュバック買取単価 × 売電量(k Wh) ※キャッシュバック買取単価はガス会社により異なります。 ※余剰電力量は1年間の実績をガス会社に報告する必要があります。 ※支払い額には上限が定められる場合があります。 ※キャッシュバックは年に1度まとめて支払われます。 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 09 10 燃料電池「エネファーム」 の導入補助金 長期優良住宅化リフォームの補助金(予定) ガスで発電と給湯を同時に行う家庭用燃料電池「エネファーム」を導入すると国から補助金が支給されます。また、 住宅の性能向上のためのリフォームには補助金が支給されます。 リフォーム前にインスペクション(住宅診断)を 既築住宅向けやLPガス対応機、寒冷地対応機には追加補助があります。 行い、 リフォーム後に少なくとも劣化対策・耐震性について一定の基準を満たす必要があります。 最大 25 万円 平成29年1月31日まで ※SOFC(既築・LPガス)の場合 ■補助金額の計算式 ■補助金額の計算式 補助総額= 機 器 種 類 別の基 本 補 助 額 + 追 加 補 助 額 ■基本補助額 上限 150 万円 (詳細は追って発表予定) ■追加補助額 補助対象リフォーム費用 ×1 / 3 ※左記補助額は販売価格が基準価格を下回る場合のも のとなります。詳しくは積水ハウスリフォーム担当者まで 機種 基本補助額 区分 追加補助額 PE FC 1 5万円 既築 3万円 S O FC 1 9万円 L Pガス対応 3万円 寒冷地仕様 3万円 お問い合わせください。 ※機器種類:PEFC(固体高分子系燃料電池)、SOFC (固体酸化物形燃料電池)。ガス会社により対応機器 ※補助対象費用:①耐震性、劣化対策、省エネ性等の住宅性能向上のための工事費用②それ以外の住宅性能の向上に資する工事費用③インスペクションの実施、維持保全 計画の作成等に要する費用④三世代同居改修工事に要する費用 ※補助金を受けるには、 リフォーム工事着手前に認定インスペクターによるインスペクションを実施し、判明した劣化事象についてはリフォーム時に補修を行うか、維持保全計画に 劣化事象の点検・補修等の対応方法とその実施時期を明記する必要があります。 が異なります。 ※追加補助については、重複適用可能です。 ※募集期間は平成29年1月31日まで、設置工事完了は 平成29年2月28日までです。 住宅省エネリノベーション促進事業費補助金 介 護 保 険 制 度 による 介 護リフォーム 補 助 金 住宅の省エネ化を図るリノベーションを促進するために、省エネ性能が高い建材(ガラス、窓、断熱材) を用いた断熱改 介護保険制度により、 「要支援」 または「要介護1∼5」 と認定された在宅の方で住宅改修が必要な場合に、住宅改修の9割が 修を支援する国の補助制度です。 ただし、高性能設備(蓄電システム・高効率給湯機) の導入・改修に係る補助金額の 補助されます。 また、各自治体などで支援制度・助成制度(高齢者住宅改修費助成制度)が用意されていることもあります。 合計は、高性能建材を活用した改修に係る補助金額の合計以下となります。 ご注意ください。 最大 215 万円 9 割補助・一生涯で18 万円まで ( 介 護 保 険 制 度による補 助 ) ■補助金額の計算式 申請期間(一次公募) :平成28年6月9日まで 申請期間(二次公募) :平成28年6月中旬∼平成28年8月下旬(予定) ■補助対象の要件 /最低限、以下の要件を満たすことが必要となります。詳しくは積水ハウスリフォームへお問い合わせください。 1. 住宅全体の一次エネルギー消費量の15%以上の削減が見込まれる改修を行うこと。 「SII」 という)が定める性能要件等を満たす製品を使用して改修を行うこと。 2. 環境共創イニシアチブ(以下、 3. 公募期間中に補助金の交付申請を行い、SIIから通知される交付決定日以降に改修工事の契約・着工を行うこと。 ■補助率及び補助金の上限額 工 事 費用( 最 高 2 0 万 円まで) × 0 . 9 ■受給対象の適用要件 1. 要介護認定で「要支援・要介護」 と認定されている 2. 改修する住宅の住所が介護保険の被保険者証の住所と同一で、本人が実際に居住している 3. 助成額の限度は工事費用最高20万円(支給額18万円) ■介護保険が適用される工事 対象製品 補 助率 補助金の上限額 高性能建材(ガラス・窓・断熱材) 補 助 対 象 費用の1/3以内 150万円 /1戸 手すりの取付け 床段差の解消 床材の変更 トビラの取替え 便器の取替え 蓄電システム 定 額 5 万円/kWh 補助対象費用の1/3又は50万円のいずれか低い金額 高効率給湯機 補 助 対 象 費用の1/3以内 15万円 玄関・廊下・階段・トイレ・浴 室などの屋内のほか、出入り 口から道路までの屋外手すり にも適用されます。 敷居の段差を撤去したり、玄 関や浴室・出入り口などの段 差をスロープなどで解消する 場合に適用されます。 車イスが利用しにくい畳床や 歩行時に滑りやすい床を、 フ ローリングなどに変更する場 合に適用されます。 開き戸から引き戸・折れ戸な どに変更する場合に適用され ます。操作しやすいドアノブや 戸車の設置も含まれます。 和式便器よりも介護しやすい 洋式便器への交換や、便器の 高さを変更する場合に適用さ れます。 ※高性能設備は、既築住宅・建築物における高性能建材導入促進事業では補助対象ではなく、本事業から補助対象に追加されました。 また、戸建住宅の断熱改修と同時に導 入・改修する場合のみ補助対象となります。 ※交付決定通知日より前に契約・工事着工した場合は、事前契約・着工とみなし補助対象外とします。 ※二次公募のスケジュールは、決まり次第「環境共創イニシアチブ」 ホームページで公表されます。 ホームページアドレス/https://sii.or.jp 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 11 12 TO PIX 「スムストック」のご案 内 優良ストック住宅 TO PIX 「 15年 」がポイント! シャーメゾンの リフォームは 積水ハウスは、優良なストック住宅の流通に協力する住宅メーカー 賃貸住宅の建築費は、耐用年数に応じ、減価償却費として経費に計上できます。 10社※によって設立された優良ストック住宅推進協議会に参加。高い しかし、電気設備などの 「建物附属設備」 や外構等の 「構築物」 の耐用年数は15 品質を備えた優良ストック住宅(スムストック) を推進しています。 年程度。 そのため、15年経過後には減価償却費が大幅に減少し、不動産所得が ※住宅メーカー10社とは 増加します。 この 「15年」 のタイミングでリフォームを行えば、 その費用を新たに 必要経費または減価償却として経費化でき、所得税の負担を抑えることができ 積水ハウス株式会社、旭化成ホームズ株式会社、株式会社ヤマダ・エスバイエルホーム、住友林業株式会社、積水化 学工業株式会社、大和ハウス工業株式会社、 トヨタホーム株式会社、 パナホーム株式会社、 ミサワホーム株式会社、 ます。 さらに、建物の価値を維持することができ、空室対策にもつながります。 三井ホーム株式会社、及び各社のグループ不動産会社(2014年2月現在10社10グループ) 「スムストック住宅」を支える3つの条件 POINT 1 POINT 2 積水ハウスの物件の場合、軽量鉄骨 リフォーム費用の取り扱い (軽量鉄骨2階建ての場合)減価償却の期間は、 2階建ては27年、重量鉄骨3階建ては34年です。 POINT 3 住宅履歴データを 保有している住宅 50年以上の長期点検・ 補修制度に対応する住宅 一定の耐震性能を 備える住宅 「住宅履歴」 とは、人間でいうと病院の 住まいの品質を保つためには、定期的 日本で暮らす以上、地震を避けること カルテのようなもの。新築時の設計図 に点検を行い、必要に応じて適切な補 はできません。大きな地震にも負けな から、 リフォームを行った箇所、工事の 修を実施することが欠かせません。ス い耐震性は、最も大切なポイントです。 方法や定期点検の結果にいたるまで、 ムストック住 宅は、5 0 年 以 上の長 期 スムストック住宅は建築基準法で定め その住まいのあらゆる情報がしっかり 点検・補修制度によって安全性と快適 られた耐震性能(新耐震基準)をクリア 整理・保存されていることがスムストッ 性を守り続けられる住まいであること し、いつまでも安心して暮らせる住まい ク住宅の条件のひとつとなっています。 が条件となっています。 でなければなりません。 積水ハウスグループの積和不動産が、優良ストック住宅推進協議会で定められた基準を基に、 大切なわが家の資産価値を評価する 「スムストック査定方式」。 従来の査定とは異なる3つのポイントがあります。 1. 構造(スケルトン)と、内装・設備機器(インフィル)に分けて査定。 2. 土地と建物に分けて価格を表示します。 3.「スムストック住宅販売士」の資格を持つ専門家が 査定と販売を行います。 ※積水ハウス施工の建物でも調査の結果、上記の「スムストック住宅」 を支える3つの条件を満たしていない場合は、優良ストック住宅に該当しないことがあります。 また、積水ハウスグループ以外での増築・リフォーム・改修を行った場合も優良ストック住宅として認定できないことがあります。詳しくはお問い合わせください。 リフォームの内容 外壁をリフレッシュして新築のような外観に! 取り扱い 内容が原状回復のためのものであれば必要経費、 外壁塗装・シーリング工事 価値増加であれば27年の減価償却となります。 屋根リフォームは、見た目も防水も重要! SHメタルーフ 低コスト・短期間で太陽光発電を導入! SHメタルーフPV 屋上やバルコニーは、雨漏りする前に! 屋根の性能を向上させるもののため、資本的支出。 27年の減価償却のみの選択となります。 屋根の性能を向上させるもののため、資本的支出。 太陽光発電関連部分は17年、その他は27年の減価償却となります。 原状回復のため、修繕費として扱われ、必要経費となります。 防水リフレッシュ工事 (ただし、性能が向上する防水工事については資本的支出) 様々な屋根形状に対応! 環境にやさしい賃貸住宅へ! 太陽光発電設備工事 開口交換システムで取替え作業がスピーディ! 開口交換工事 和室を洋室にチェンジ! 畳やクロスの交換も! 間仕切り変更など 新たな資産の取得となるため、資本的支出。 事業用・家庭用を問わず17年の減価償却となります。 断熱性能を向上させるもののため、資本的支出。 27年の減価償却となります。 和室から洋室への変更など、原状変更を伴うものは資本的支出であり、 27年の減価償却となります。畳の交換やクロスの張り替えなどの 原状回復費は修繕費として扱われ、 必要経費となります。 ※賃貸住宅のリフォーム費用は、修理・維持管理のためのリフォームについては 「修繕費」、新しいものに交換したり新たな価値を付加するためのリフォームは 「資 本的支出」 として扱われます。修繕費は支出した年の「必要経費」 に、資本的支出は 「減価償却」 として毎年の経費に計上されます。 ※上記内容は、原則的な税務処理を記載したものです。実際の申告にあたっては、税務署又は税理士に必ずご相談ください。 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 税制・補助金ガイド / 2 0 1 6 13 14
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