817KB pdfファイル

6月号
平成 28 年 6 月 8 日
横浜市立西柴中学校
〒236-0017
横浜市金沢区西柴 1-23-1
TEL 045-781-2448
~大いなる希望と幸
豊かなる真理と夢~
発行者
鈴木 薫
平和の尊さ
校長
鈴木
薫
紫陽花が大輪の花を咲かせる頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先月(5 月)は本校でたくさんの行事がありました。2 面、3 面に各学
吉嶺氏と生徒会長
年行事、体育祭の記事が掲載されています。ご一読いただければ幸いです。
さて、今年の修学旅行は、行き先を沖縄に変更して実施しました。
3 年生が一丸となって急ピッチで作り上げた特別な修学旅行となりま
した。沖縄にとって、今月、6 月は特別な月です。太平洋戦争で、唯一、
日本国内の一般住民が地上戦を体験したのが、沖縄戦です。
日本軍の組織的戦闘が終結した節目として 6 月 23 日は、沖縄慰霊
の日と制定されています。
私たちは、『戦争の悲惨さ』
、
『平和の尊さ』を学び、二度と戦争を起こさないために自分にで
きることをしっかりと考えることをねらいとして、生徒会と実行委員長が進行役となり、平和講
演を企画しました。貴重なお話しをお聞かせくださったのは、吉嶺 全一(よしみね ぜんいち)
さんです。吉嶺さんは昭和 7 年、那覇市の首里金城町(しゅりきんじょうちょう)のお生まれ
で、首里城内の第一国民学校2年生のときに太平洋戦争がはじまり、疎開はできずに沖縄に残さ
れ、戦禍(せんか)にのまれ、沖縄戦終結の地、摩文仁村(まぶにそん)で米軍に収容されたご
経験をお持ちです。中学生のみんなと同年代だった頃に体験された戦禍でのご経験をお聞きしま
したが、筆舌に尽くしがたいものでした。悲惨な体験を淡々とお話しなさるのですが、その語り
口調がかえって、心を無にして語っているかのように感じられ、あとで本当に考えさせられまし
た。吉嶺さんの言葉で特に印象に残ったのは、
『戦争は人間が人間でなくなる』ということです。
さらにご提示いただいた資料に次のようなスライドがあり、これについても、本当に驚かされま
した。この中で、『JAP HUNTING LICENCE』と書かれているものがあります。
吉嶺さんは、「日本人
これには、どのよ
これが、日本人
を射殺する免許証です。
うにしたら、アメ
を射殺する免許
人数の制限なし。絶滅
リカ軍に命を助
証と書かれてい
まで有効、と書かれて
けてもらえるか
るものです。
います。こんなものま
が書かれていま
で発行されていたんで
す。
す。だからとにかく、
戦争だけはやってはい
けません。」と力説され
ていました。人間が人
これが生命を助けるビラの裏面
間らしく生きるために
戦争を、決して繰り返
さないと改めて強く決
意しました。
1年生学年レク実施
~学年目標
「若葉」
を目指して~
5月16日(月)2、3年生が宿泊行事でいない校舎を使って、学年の親睦を深
めることを目的としたレクを行いました。学級委員を中心にみんなで話し合い、
「3年間を通して、みんなで成長していくイメージ」で決めた学年目標「若葉」。
レクは生徒たちの発想を生かしたミッションゲームを行いました。「悪魔に奪
われ、世界中(校舎中)に散らばった緑の神の力のかけらを集め、力を蘇らせ
る」というものです。5人グループでだれもいない校舎中を駆け回り、力のか
けらを見つけた生徒たちが体育館に集合。そして、その力のかけらを合わせ、
120人で学年目標を表す大きな絵を作りまし
た。全員が肩を寄せ合って一つの絵にするた
め、お互いが協力し、タイミングを合わせるなど、時間がかかり大変
でしたが、全体に指示をする学級委員、その指示でみんなが声を掛け
合うことで、ようやく1つの絵を完成させることができました。120
人みんなの力を合わせることが実感できた楽しく充実した時間でした。
2年自然教室(山梨県道志村)
Smile Safety Special scene
~自然を感じ絆を深め合おう~
2年生の自然教室が5月13日(金)~14日(土)の1泊2日、山梨県道志村で行われました。快晴の
空の下、生徒たちの歓声や笑い声が山々に響いていました。道志村は横浜市の水源地です。当日、水道
局管理者の方々の案内で歩く林道には檜のチップがたっぷりと敷かれ、歩きやすく工夫されていました。
そこで「森の宝箱」という素敵な言葉を知り、道志村の人の思いで森が育てられていること、安全な水
を飲むことができることを学びました。道志村での宿舎はクラスごとの分宿でした。到着してからすぐ
の昼食から、生徒たちが声をかけあって配膳したり、部屋ではわずかな時間もトランプやウノに興じて
いました。田んぼに向かう時も、いつも笑い声か聞かれ、クラスが本当に仲良く、まとまっていく様子
が見られました。顔を寄せ合ってほうとうづくりもしました。みんなで過ごす時間が一つ一つ輝いてい
て、心に深く、大切な思い出となりました。(2年主任:
「思い出の1ページ」
)
自然教室実行委員長
2年生の最大イベント、道志村での自然教室が終わりました。今回の自然教室ではクラス毎の分宿
となっていたため、クラスのみんなで協力をして魚つかみや田植えなどをしました。クラスのみんな
との和を広げるとともに、横浜では得られないたくさんの貴重な体験ができ、自然と常に交流してい
る様な感じでした。僕は自然教室実行委員長を務めましたが、今回の行事は大成功だったと感じてい
ます。実行委員会で決めた決まり事や計画をみんながしっかりと守り、また、スローガンである「自
然を感じ、絆を深め合う」ことも達成できたと思います。きっと今みんなに「道志村どうだった?」
と聞くと、絶対「楽しかった」と言うと思います。そしてこの楽しかった自然教室の体験が一人ひと
りにとっての「Special
scene」、特別な思い出の1ページとなっていることと思います。
3年修学旅行(沖縄)
HP MAX ~ヒストリー・ピース・メリハリ~
3年生は5月17日(火)~19日(木)の2泊3日の日程で沖縄への修学旅行へ行ってきました。
今回の修学旅行は、継続している九州地方の震災の影響により生徒の心身の安全面を考慮して、急遽目
的地を長崎から沖縄へ変更しての実施でした。2年生の時から行ってきた長崎の事前学習を沖縄に生か
せるよう見学地を決定していきました。1日目は平和学習を中心に、ひめゆりの塔、平和祈念資料館、
ガマを見学しました。2日目は美ら海水族館、那覇国際通りを班行動で見学、夜はホテルで平和講演を
聴きました。実際に沖縄戦を体験した方の話は大変心に響くもので、生徒たちは平和の大切さを改めて
感じることができました。3日目は首里城を見学してきました。短い時間でどこまで準備ができるか心
配でしたが、実行委員をはじめすべての生徒の努力、保護者の皆さまのご理解・ご協力のおかげで充実
した活動を行うことができました。「平和・共生・環境」の3つをねらいとした修学旅行、場所は変わ
ってもその目的は十分達成できました。生徒たちは多くの事を学んだことと思います。今後は現地で得
た知識と経験を事後学習という形で思う存分表現して欲しいと思います。
「修学旅行を終えて」
(3年担当:
)
修学旅行実行委員長
当初、長崎へ行く予定だった修学旅行でしたが、地震の影響で急遽、沖縄に変更になりました。急
な変更で準備の時間もあまりなく、不安もありましたが、みんな僕たち実行委員にしっかり協力をし
てくれたおかげで準備も整い、無事に出発することができました。今回の修学旅行では一人ひとりが
目的を意識してしっかりと平和を学び、最高の思い出を作ることができたと思います。
僕が一番心に残ったのは「糸数アブチラガマ」です。このガマは戦争中に実際に使われており、多
くの方がここで犠牲になったのだと聞きました。この見学を通して改めて戦争の悲惨さを感じること
ができました。そして、この先僕たちは二度と戦争を起こしてはいけないと思いました。今回の修学
旅行での体験を、これからの生活をよりよいものにするために生かしていきたいです。
今回の修学旅行は震災の影響により急遽目的地を変更したため、残された短い時間でどこまで準備がで
きるか心配でしたが、実行委員をはじめすべての生徒の努力、保護者の皆さまのご理解・ご協力のおかげ
で充実した活動を行うことができました。「平和・共生・環境」の3つをねらいとした修学旅行、場所は
変わってもその目的は十分達成できました。生徒たちは多くの事を学んだことと思います。今後は現地で
得た知識と経験を事後学習という形で思う存分表現して欲しいと思います。
第53回体育祭
天下統一
(3年担当:和田宏毅)
~西柴の変~
5月28日(土)初夏の爽やかな気候の中、第53回体育祭が行われました。前
日まで降っていた雨も吹き飛ばし、どの競技にも全力を尽くして頑張っている
姿、仲間を力一杯応援している姿が見られました。事前の体育の授業や、学級・
学年での練習、クラス旗づくりなど、準備の段階から一生懸命取り組んでおり、
特に大縄跳びは朝や昼休みの時間を利用し
てみんなで声を掛け合って練習を重ねてき
ました。当日は多くの保護者の方々の応援
をいただき、また、PTAの方々、地域の
方々にも早朝よりご協力をいただきました。
ありがとうございました。生徒たちにとっ
てとても充実した体育祭となりました。