1 - 施 策 名 暴力団の壊滅と組織犯罪対策の推進 施策

施 策 名
暴力団の壊滅と組織犯罪対策の推進
施策目標
暴力団を始めとする犯罪組織を壊滅するため、実態解明と資金源対策の
更なる推進を図るとともに、取締りと暴力団排除を連動させた総合的な暴
力団対策を強化するほか、犯罪インフラの解明・解体に重点を指向して、
薬物、銃器、来日外国人犯罪等に対応するための総合対策を推進します。
取組結果
1 暴力団対策
(1) 六代目山口組・神戸山口組対策の推進
山口組が分裂したことから、その
実態解明を徹底するとともに、集中
的かつ戦略的な取締りの強化、暴力
団対策法及び暴力団排除条例の的確
かつ効果的な運用並びに社会全体に
よる暴力団排除活動の推進に取り組
みました。
【六代目山口組総本部に対する捜索状況】
(2)
暴力団員等の検挙状況
平成27年中の暴力団員等の検挙人員は777人で、前年と比べて21人
(2.8%)増加しました。
(人)
1400
1200
1,172
1,146
1000
800
674
756
777
H26
H27
600
400
200
0
H23
H24
H25
【検挙事例】
暴力団員等による爆発物投てき事件の検挙
平成22年11月、暴力団事務所前路上において手榴弾を爆発させ、
近隣の民家の壁等を壊したとして、平成27年10月、暴力団員等3名
を爆発物取締罰則違反等で検挙しました。
(3)
暴力団排除活動の推進
暴力団の資金源を遮断するため、関係機関・団体と連携し、暴排条
項の整備・拡充を図ったほか、地域暴排組織による事務所撤去運動等
-1 -
への活動支援を行うなど、社会全体による暴力団排除に向けた取組を
推進しました。
【暴力団追放決起大会の開催】
平成27年10月、淡路市において市民約200人とともに暴力団追放
パレードを開催するなど、官民一体となった暴力団排除活動に取
り組みました。
2 薬物・銃器対策
(1) 薬物・銃器対策の推進
薬物の密輸・密売組織の実態解明、
末端乱用者及び密売事犯の検挙、組
織的な拳銃隠匿所持事犯の検挙に努
めるとともに、薬物及び違法銃器を
許さない社会形成に向けた取組を推
進しました。
【押収した覚醒剤】
(2)
薬物事犯の検挙状況
平成27年中の薬物事犯の検挙人員は570人で、前年と比べて16人(2.9%)
増加しました。
このうち暴力団構成員等は211人で、約4割を占めています。
うち暴力団構成員等
(人)
600
536
559
536
554
384 386 152
168
H25
H26
570
500
400
204 246 359 300
200
332
313
100
211
0
H23
H24
H27
【検挙事例】
暴力団員による覚醒剤営利目的所持事件の検挙
平成27年6月、普通乗用車内に大量の覚醒剤を所持していた暴力
団員を覚せい剤取締法違反で検挙しました。
(3)
銃器事犯の検挙状況
平成27年中の拳銃押収丁数は12丁で、前年と比べて9丁(42.9%)
減少しました。
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このうち暴力団構成員等からの押収は5丁でした。
うち暴力団構成員等からの押収
(丁)
35
32
30
23
25
21
19
20
15
11
12
20
19
10
7
7
13
5
0
H23
4
3
2
H24
H25
H26
5
H27
3 来日外国人犯罪対策
(1) 来日外国人犯罪対策の推進
国際犯罪組織の実態解明と取締り、不法入国、不法滞在者に対する
取締りを強化するとともに、身分証明書の偽変造事件などの犯罪イン
フラ事犯の取締りを徹底するなど、来日外国人犯罪対策を推進しました。
(2) 来日外国人犯罪の検挙状況
平成27年中の来日外国人犯罪の検挙件数・検挙人員は407件・253人
で、前年と比べて141件(53.0%)、26人(11.5%)増加しました。
刑法犯検挙件数
450
(件・人)
400
350
367
特別法犯検挙件数
415
407
71
102
93
308
300
266
88
66
250
256
200
150
100
総検挙人員
246
210
253
227
274
344
242
178
305
H23
H24
H25
H26
H27
50
0
【検挙事例】
ベトナム人一族による組織的な偽装結婚事件等の検挙
平成27年1月から8月にかけて、偽装結婚等によってベトナム本
国の親族等を不法に入国させるとともに、公的扶助を詐取していた
として、ベトナム人11人を詐欺等で検挙しました。
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4 犯罪収益対策
(1) 犯罪収益対策の推進
犯罪収益が犯罪組織の維持・拡大や将来の犯罪活動への投資等に利
用されることを防止するため、組織的犯罪処罰法の規定等を活用して、
犯罪収益等隠匿・収受罪による検挙や起訴前没収保全請求の実施など
犯罪収益対策を推進しました。
(2) 組織的犯罪処罰法の適用件数
平成27年中の組織的犯罪処罰法の適用件数は41件で、前年と比べて
12件(41.4%)増加しました。
(件)
50
41
40
29
26
30
22
21
20
10
0
H23
H24
H25
H26
H27
【適用事例】
六代目山口組傘下組織組員による組織的犯罪処罰法違反事件の検挙
平成27年9月、風俗店に女性を紹介していたスカウトグループを
職業安定法違反で検挙するとともに、同グループから用心棒代を徴
収していた暴力団員を組織的犯罪処罰法違反で検挙しました。
今後の方針
兵庫県警察の総合力を発揮して、六代目山口組と神戸山口組との対立抗
争の防あつを図るとともに、両団体を始めとする犯罪組織に対する実態解
明と取締りを徹底し、県民及び関係機関と協働した暴力団排除活動を更に
推進するなど、犯罪組織の壊滅に取り組みます。
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