解体撤去時の廃棄物・存置物の事前確認徹底

(特別管理事項-怠るな-7)解体撤去時の廃棄物・存置物の事前確認徹底
解体工事では、確認が不十分で保管しておかなければならないものを廃棄し、多額の賠償費
用が発生したり、廃棄しなければならないものを残し、無断転用してクライアントからのク
レームが発生した事例がある。
これらのクレームを避けるために、①「保管」「廃棄」の識別表示シールを施主へ渡し、施
主側でシールを貼ってもらい明確化する事。あるいは、②事前に写真撮影を行い、保管する
ものの記録をとる(施主との合意の為には、書面を交わすことが望ましい)など、施主側の
意思がわかるようにする事。また、施工者側としても、解体撤去を行う協力会社へ指示を行
うために、「廃棄」「保管」の識別用シールを貼りトラブルを防止する事。
「保管」表示シール
「廃棄」表示シール
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