横 浜 市 記 者 発 表 資 料 平成 28 年6月2日 都 筑 区 税 務 課 都筑区の土地にかかる固定資産税・都市計画税の課税誤りについて 1 概要 企業(A社)所有の都筑区内の土地に対する固定資産税・都市計画税の課税にあたり、平成 24 年度 から平成 27 年度まで軽減税率*の適用対象となる土地を誤認し、本来対象ではない土地について軽 減税率を適用し課税していたことが判明しました。 このことにより、固定資産税・都市計画税を本来の課税額よりも少ない額で課税していたことか ら、A社に経緯について説明と謝罪を行いました。 なお、その差額分(4 年度分、約 3,200 万円)については、あらためて課税し、納税していただく こととなります。 2 経過 平成 23 年1月 横浜市企業立地等促進特定地域における支援措置に関する条例(以下「条例」 という。)の規定によって、A社より「固定資産税及び都市計画税不均一課税適 3月 用申告書」が提出されました。 申告書に基づいて、対象土地について不均一課税を適用(平成 23 年度から平 成 27 年度までの5年間、固定資産税及び都市計画税の税率を2分の1に軽減) し、平成 23 年度分について適正に処理を行いました。 平成 24 年3月 平成 24 年度から平成 27 年度分までを電算入力により課税処理を行いました。 その際、対象土地に加え、誤ってA社が従来から所有する隣接の土地も含めて 不均一課税を適用しました。 平成 28 年4月 5年の適用期間終了により、課税状況について財政局から都筑区あてに連絡 があり、都筑区にて過年度の課税資料の確認を行いました。その結果、本来不 均一課税を適用しない土地にも適用し、平成 24 年度から4年間の固定資産税及 び都市計画税を本来の課税額よりも少ない額で課税していたことが判明しまし た。 5月 A社を訪問し、経緯を説明するとともに謝罪し、追加納税していただくこと についてお願いしました。 6月1日 A社から差額分の納付についてご理解いただいたことを受け、税額変更通知 書及び納付書を送付しました。 3 原因 本来、不均一課税(税率の軽減)が適用されるのは、条例に基づき認定した新たに取得する土地 だけですが、平成 24 年度に担当者が代わった際に資料の確認が不十分であったため、従来から所有 していた土地も含めて対象土地と誤認してしまったことによるものです。 4 再発防止策 不均一課税適用時の事務処理にあたっては、一件ごとに、課税のための計算票及び不均一課税申 告書等と照合するとともに、適用後も毎年度誤りがないよう税額計算過程を含めてダブルチェック を徹底し、ミスの防止を図ります。 *軽減税率:地方税法第6条第2項及び「横浜市企業立地等促進特定地域における支援措置に関する 条例」に基づき、5年度間、固定資産税の税率 1.4%を 0.7%に、都市計画税の税率 0.3% を 0.15%に軽減(不均一課税)するもの お問合せ先 都筑区税務課長 鈴木 明 Tel 045-948-2260
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