Ⅳ-緊急対応 2 緊急連絡網(イエローカード)について (1)緊急連絡網の使用手順 現場施工中、引渡後に、災害・事故が発生した場合等、緊急事態が発生した場合は、下記の救 命・初期消火など状況により、第一の処置を行ない、直ちに緊急連絡網に従って、速やかに連絡 すること。また同時に、各施設等の規則やルールにも連絡をし、指示に従うこと。 ①緊急事態の要件 1-労働災害。 労働災害とは、労働者が現場で発生した全ての怪我や疾病等による医療機関で治療を要す るもの。また、すり傷、打撲等の軽傷も労働災害である。 <注意>社員による通勤途上や現場外での交通事故(物損含む)は、総務部に報告する。 社員による通勤途上や現場外での怪我は、人事部に報告する。 2-火災事故他。 (「ボヤ」の場合でもすべて含む) 3-現場の漏水事故。スプリンクラー発報による水損事故。 4-第三者災害。 (人身事故・第三者傷害では負傷の程度は問わない) <注意>第三者とは、工事関係者以外の一般人及び店舗の従業員等である。 5-施工済物件での建物や商品、展示物等落下、接触、による破損。(物損) 6-盗難・近隣とのトラブル。 7-当社に関わる産廃の不法投棄を目撃、発見した時。 ②自然災害の対応 1-地震・水害などの自然災害発生時は「災害発生時の行動マニュアル」にて対応すること。 ③緊急報告の手順 1-第一報で、緊急事態発生の事実を、直ちに会社に伝える。 2-第一報後、クレームメンテナンス報告を起票する。直属上司不在の場合は、その上位者に連 絡すること。 (社内情報を共有、事業部間の連絡・周知) 3-災害・事故報告書を速やかに作成する。 4-第二報からは、第一報以後に判明した事実を、順次速やかに会社に伝えること。 5-ゼネコン下、SC内工事等、別の緊急連絡網がある場合は、内容を熟知して対応すること。 6-記載・記入した当書類は、保管管理に充分留意し目的以外には使用しないこと。 7-個人情報等は、紛失など無いよう、充分各自取扱いを注意すること。 8-個人情報等の使用目的を終えた当図面や書類は、持帰るか、シュレッダー処理を行なうこと。 58
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