水質試験室実験台等 購入仕様書

水質試験室実験台等
1.品
名
購入仕様書
ドラフトチャンバー(湿式スクラバー横置き型)、
中央実験台及び壁面実験台 他
2.型式及び数量
ドラフトチャンバー
1台
(湿式スクラバー及び排風機付属)
中央実験台(木製)
2台
壁面実験台(木製)
5台
壁面実験台(スチール製)
1台
コーナー実験台(木製)
1台
2槽流し台
1台
深型流し台
1台
薬品棚
1台
移動作業台
2台
椅子
4脚
※ 各物品は、仕様書の要件を満たすこと。
3.納入期限
平成28年9月16日(金)
4.納入場所
八尾市水道局
5.保証期間
納入完了(検収)後、1年間
新庁舎4階
水質試験室
他
1.ドラフトチャンバー
① 形
式
湿式スクラバー横置き型。
② 寸
法
本
体
:
幅
1,800mm、
奥行 750~800mm。
スクラバー
:
幅
800~1,000mm、奥行 750~800mm。
スクラバーの奥行は、本体と同じであること。
③ 設置高さ
本体~スクラバー間のダクトを含む高さが、2,700mm 未満であること。
④ 数
量
1台。(湿式スクラバー・排風機を含む。)
1-1 ドラフトチャンバー本体
① 外
装
耐薬品性に優れた冷間圧延鋼板又は亜鉛メッキ鋼板 の耐薬品性紛体焼
付塗装仕上げであること。
色調は、水道局の水質試験室に相応しいものとすること。
② 内
装
材
強度及び耐薬品性に優れたノンアスベスト系不燃材であること。
ホワイト系の色調の耐薬品性焼付塗装 仕上げ、または同等の仕上げが
なされていること。
③ 作
業
面
セラミック製とし、耐薬品性・耐浸透性・耐熱性に優れていること。
目地加工が無い、平坦な一枚板であること。
作業面手前にエアホイルを有し、容易に取り外し可能であること。
④
排水スポット
作業面に排水スポットを有すること。
作業面と同材質のベル型トラップ付であること。
形状は内径 φ145mm/125mm(上部/下部)程度の、封水は 50mm 以上で
あること。
⑤
前
面
扉
前面開口部に、厚さ5mm 以上の強化ガラス製の扉を有すること。
扉は容易に開閉でき、任意の位置で止められること。
開口制限ストッパーを有すること。
開閉方式はバランスウェイト方式とし、ワイヤーには樹脂コーティン
グを施したステンレスワイヤーを用いること。
⑥
開口寸法
前面ガラス扉の最大有効高さとして、730mm 以上有すること。
⑦
扉落下防止機構
扉落下防止機構を有すること。
滑車は、耐薬品性や耐摩耗性に優れた材質のものとし、ワイヤー外れ
防止機構を有すること。
⑧
バッフル板
内装材と同じ材質・仕上げのバッフル板を有すること。
吸い込み防止ネット付きであること。
⑨
内部照明
上 台 天 井 部 に 30W 白 色 蛍 光 灯 2 灯 相 当 以 上 の 照 度 を 有 す る 照 明 が 設
置されていること。
照明の収納部は、ステンレス板(SUS304)であるか、同等以上の
耐食性を有し、庫内のガス及び蒸気が流入しない構造であること。
照明収納部の窓は、厚さ5mm以上の強化ガラス製であること。
照明スイッチの 「ON」・「OFF」は、前面の操作パネルで行うこと
ができること。
⑩
下
台
下台奥に、奥行 300mm 以上の配管スペースを確保すること。
下台内部には、物を置くための底板を装備していること。
上記のスペースと配管スペースは、倹飥等により仕切られていること。
⑪
操作パネル
排気及び照明の操作スイッチをそれぞれ有すること。
排気及び照明のスイッチは、前面の操作しやすい位置に設置すること。
スクラバーの循環ポンプは、排気スイッチに連動していること。
排気遅延タイマー並びに排風機及び循環ポンプの異常警報機能(過負
荷に対する警報ランプ等)を有すること。
⑫
水栓及びガス栓
水栓を1個以上有すること。
水栓の設置場所は、作業面の左右端若しくは左右の壁面とする。
都市ガス用のガス栓を2個有すること。
ガス栓は、都市ガス用の2口ヒューズ付コック(台付き用)とし、作
業面の左右端若しくは左右の壁面に1個ずつ設置すること。
水栓及びガス栓は、遠隔操作が可能な構造であること。
操作ハンドルは 、握りやすい形状で、前面パネルに対して平行に取り
付けること。
操作ハンドルは、種類が容易に判別できる色やデザインとすること。
⑬
コンセント
下台の前面の左右に1ヶ所ずつ設置すること。
コンセントの形状は、アース付 125V15A 2P 2 連 抜け止めタイプ
とすること。
コンセントの設置位置は、前面扉の開閉を妨げない位置であること。
コンセントは内部で配線され、外装並びに上台及び下台の内部に配線
が露出しないこと。
⑭
配電ボックス
配電ボックスは、下台側板の内側に設け、配電ボックス内部の電気部
品に直接手が触れないような構造であること。
回路保護のためのブレーカー(三相 200V 1回路、100V 2回路)及び
排風機用電源開閉のための電磁接触器 (過負荷保護リレー及び1 a以上
の補助接点付)を備えていること。
⑮
ダンパー
風量調整が手動で可能なダンパーを設けることとする。
ダンパーは、耐食性に優れた材質であること。
任意の位置で固定することが可能であること。
⑯
風量モニター
排気の気流を実際に捕捉して排気されていることがメーターやランプ
等の電気式表示で目視確認できるモニターを有していること。
⑰
上部目隠し
ドラフトチャンバー本体及びスクラバーの上部と天井の間は、幕板や
倹飥等で目隠しをすること。
1-2
①
スクラバー
処理方式
充填塔方式であること。
②
材
質
洗浄塔・洗浄水タンク等の材質は、硬質塩化ビニルなど耐薬品性に 優
れたものであること。
③
給
排
水
洗浄水タンクへの給排水の機能(給排水管の接続)があること。
給水は自動給水方式またはバッチ方式とし、スクラバー前面に設け た
スイッチやバルブ等により、容易に操作できるものであること。
スクラバー前面に設けたバルブ 等の操作により、洗浄水タンク内の洗
浄液を円滑に排出することができること。
④
そ
の
他
ドラフトチャンバー本体(以下「本体」という。)の右側に設置するこ
と。
洗浄塔の内部が目視できる観測窓を有すること。
接合部は、水漏れの無い構造であること。
薬液洗浄が可能であること。
洗浄液の確認のためのサンプリングコックを有すること。
1-3
排風機
①
機
種
本体、スクラバー及びダクト等の圧損を考慮し、 ドラフトチャンバー
の前面扉が開口高さ400mm の状態で 0.5m/s の面風速が確保できるよ
うに適切な機種を選定すること。
なお、ダクトの材質及び径、延長等は次のとおりとする。
(図4,5,6参照)
ダクト材質
:
塩ビライニングダクト
ダクト径
:
φ250mm
ダクト延長
:
12m
(建築工事にて施行部分のみ)
90°曲がり :
3箇所
(建築工事にて施行部分のみ)
45°曲がり :
3箇所
(建築工事にて施行部分のみ)
曲がり個数
②
数
量
1台。
③
設置場所
屋上のファンベースにアンカーを打ち込み、設置すること。
なお、ファンベースは、500mm×500mm、高さ 600mm のコンクリート製
で、建築工事で設置済みである。
④
電
源
三相200V。
ドラフトチャンバーを経由し給電するものとする。
なお、本体とファンベース間の電線は、建築工事において入線済みで
ある。
(図2,3-1,3-2参照)
2
実験台等
2-1
実験台(木製)
① 形式及び数量
中央実験台A
(2,400mm 幅、流し台付)
1台
中央実験台B
(2,400mm 幅)
1台
壁面実験台Ⅱ
(1,800mm 幅、右片袖引出)
1台
*
壁面実験台Ⅲ (約 2,190mm 幅 、開き戸)
1台
壁面実験台Ⅳ
1台
(1,200mm 幅、開き戸)
壁面実験台Ⅴ (約 1,500mm 幅 * 、引出)
1台
壁面実験台Ⅵ
1台
(
900mm 幅、引出)
コーナー実験台 (1,000mm 幅)
1台
* なお、壁面実験台 Ⅲ及びⅤについては、水質試験室の仕上がり
寸法に合わせて、幅を調節すること。
2-1-1 共通仕様
① 天
板
フェノール樹脂製天板又は難燃性耐薬合成樹脂天板であること。
ノンアスベスト対応品であること。
難燃性、不燃性又は自己消火性の素材であること。
耐薬品性(特に酸・アルカリ及び有機溶剤)に優れていること。
耐熱性に優れ、180℃20分間の加熱で異常が認められないこと。
表面硬度がモース硬度3以上であること。
耐衝撃性及び耐水性に優れていること。
仕上げ厚は、45mmとする。
エッジ部は、ポロプロピレン樹脂成型品であること。
表面材と天板本体主材との固定に使用する接着剤は、必要最小限に止
めること。
色調は、黒とする。
② 本
体
材質は、低圧 メラミン両面化粧パーティクルボード(F☆☆☆☆)で
あること。
木口は、化粧仕上げを行うこと。
色調は、ホワイト系又は薄いベージュ系など 水道局の水質試験室に相
応しいものとすること。
③ 扉・棚板・地板・背板
扉及び棚板は、低圧メラミン両面化粧パーティクルボード(F☆☆☆☆)
であること。
地板及び背板は、低圧メラミン化粧パーティクルボード(F☆☆☆☆)
であること。
色調は、本体と統一すること。
扉・棚板については、木口についても化粧仕上げを行うこと。
扉の取手は、樹脂成型品とし、ネームラベル を貼付可能な面を持つこ
と。
取手は、両側面にキャップ付きであること。
扉の蝶番は、調節可能で、90度以上開くことが可能であること。
蝶番は、キャッチ付のオールスチール製であること。
棚板は、取り外しが可能であること。
背板は、収納スペースと配管スペースの間を仕切るものとして設け、
倹飥方式で、取り外し可能であること。
地板を有すること。
④ 抽
斗
前板は、低圧メラミン 両面化粧パーティクルボード(F☆☆☆☆)で
あること。
側版、向板及び底板は、低圧メラミン両面化粧パーティクルボード 又
は同等以上の材質で、F☆☆☆☆であること。
木口は、化粧仕上げを行うこと。
色調は、本体と統一すること。
取手は、樹脂成型品とし、ネームラベルを貼付可能な面を持つこと。
取手は、両側面にキャップ付きであること。
ローラー付スライドレール及びストッパーを備えていること。
⑤ 耐震ラッチ
全ての抽斗及び開き戸に感知式耐震ラッチを装備すること。
2-1-2 個別仕様
2-1-2-1
中央実験台A
① 共通仕様
2-1-1共通仕様のうち、該当する部分については、全て仕様を満
たしていること。
② 外形寸法
幅 2,400mm × 奥行 1,500mm × 高さ 800mm
③ 型
式
流し付蹴込みタイプ、片袖抽斗、中央開き戸
④ 流
であること。
し
とする。
台
材質は、低圧メラミン 両面化粧パーティクルボード(F☆☆☆☆)で
あること。
色調は、本体と統一すること。
流し部分は、厚さ1mm以上のステンレス(SUS304) 製である
こと。
トラップは、ステンレストラップ(目皿付)であること。
一方口自在水栓(レバー式)及び三方口化学水栓を有すること。
水栓の設置位置については、本市水道局の担当者と協議すること。
⑤ ガ
ス
栓
天板奥行方向中央部の左右両端部にガス栓を設置すること。
( 計2ヶ所)
ガス栓の設置位置については、本市水道局の担当者と協議すること。
ガスコックは、都市ガス(13A)に適合した2口ヒューズ付コック(台付
き用)とし、ガス事業者(大阪ガス(株))の規定に合格又は使用が承認
されたものであること。
⑥ コンセント
天板奥行方向中央部の左右両端部に卓上コンセントボックス を設置す
ること。
コンセントボックスは、両面からの使用が可能なものとし、 それぞれ
の面に125V15A抜け止め接地ダブルコンセントを設けるものと
する。(コンセント計4個8口)
コンセントボックスの 設置位置については、 本市水道局の担当者と協
議すること。
⑦ 配管スペース
実験台奥行方向中央部の天板下部に、奥行 300mm 以上の配管スペース
を確保すること。
2-1-2-2
中央実験台B
① 共通仕様
2-1-1共通仕様のうち、該当する部分については、全て仕様を満
たしていること。
② 外形寸法
幅 2,400mm × 奥行 1,500mm × 高さ 800mm
③ 型
であること。
式
蹴込みタイプ、両袖抽斗、中央開き戸
とする。
④ コンセント
天板下部の実験台側面、長辺の左右両端にコンセントを設置すること。
(4ヶ所)
コンセントは、125V15A抜け止め接地ダブルコンセント埋込型
とする。
コンセントの設置位置については、本市水道局の担当者と協議するこ
と。
⑤ 配管スペース
実験台奥行方向中央部の天板下部に、奥行 300mm 以上の配管スペース
を確保すること。
⑥ ガス及び給排水
ガス栓及び給排水は、当初の段階では 設置しないため、配管スペース
内でバルブ止め等の状態で放置すること。
2-1-2-3
壁面実験台Ⅱ
① 共通仕様
2-1-1共通仕様のうち、該当する部分については、全て仕様を満
たしていること。
② 外形寸法
幅 1,800mm × 奥行 750mm × 高さ 800mm
③ 型
であること。
式
蹴込みタイプ、片袖抽斗(右)、開き戸
とする。
④ 配管スペース
実験台奥の天板下部に、奥行 150mm 以上の配管スペースを確保するこ
と。
2-1-2-4
壁面実験台Ⅲ
① 共通仕様
2-1-1共通仕様のうち、該当する部分については、全て仕様を満
たしていること。
② 外形寸法
幅 約 2,190mm × 奥行 750mm × 高さ 800mm
であること。
実験台の幅については、水質試験室の 仕上がり寸法に合わせて、隙間
ができないように調節すること。
③ 型
式
蹴込みタイプ、開き戸
④ ガ
ス
とする。
栓
天板奥の右端部にガス栓を設置すること。(1ヶ所)
ガス栓の設置位置については、本市水道局の担当者と協議すること。
ガスコックは、都市ガス(13A)に適合した2口ヒューズ付コック(台付
き用)とし、ガス事業者(大阪ガス(株))の規定に合格又は使用が承認
されたものであること。
⑤ 配管スペース
実験台奥の天板下部に、奥行 150mm 以上の配管スペースを確保するこ
と。
⑥ その他
実験台左端部が分電盤と干渉するため、実験台左端より300mm は板
張りとし、抽斗や開き戸を配置しないこと。
2-1-2-5
壁面実験台Ⅳ
① 共通仕様
2-1-1共通仕様のうち、該当する部分については、全て仕様を満
たしていること。
② 外形寸法
幅 1,200mm × 奥行 750mm × 高さ 800mm
③ 型
であること。
式
フラットタイプ、開き戸
とする。
④ 配管スペース
実験台奥の天板下部に、奥行 150mm 以上の配管スペースを確保するこ
と。
2-1-2-6
壁面実験台Ⅴ
① 共通仕様
2-1-1共通仕様のうち、該当する部分については、全て仕様を満
たしていること。
② 外形寸法
幅 約 1,500mm × 奥行 750mm × 高さ 800mm
であること。
実験台の幅については、水質試験室の 仕上がり寸法及びドラフトチャ
ンバー・スクラバーの 幅に合わせて、隙間ができないように調節するこ
と。
③ 型
式
フラットタイプ、抽斗
とする。
④ 配管スペース
実験台奥の天板下部に、奥行 150mm 以上の配管スペースを確保するこ
と。
2-1-2-7
壁面実験台Ⅵ
① 共通仕様
2-1-1共通仕様のうち、該当する部分については、全て仕様を満
たしていること。
② 外形寸法
幅 900mm × 奥行 750mm × 高さ 800mm
③ 型
であること。
式
フラットタイプ、抽斗
とする。
④ 配管スペース
実験台奥の天板下部に、奥行 150mm 以上の配管スペースを確保するこ
と。
2-1-2-8
コーナー実験台
① 共通仕様
2-1-1共通仕様のうち、該当する部分については、全て仕様を満
たしていること。
② 外形寸法
1,000mm 程度 × 1,000mm 程度 × 高さ 800mm
であること。
両隣の実験台と接続する部分の天板の奥行は、それぞれ 750mm である
こと。
③ 収納スペース
扉付きであること。
開口部は、物品の出し入れが不自由なく行えるだけの幅を確保するこ
と。
④ 配管スペース
実験台が壁面と接する部分の天板下部に、奥行 150mm 以上の配管スペ
ースを確保すること。
2-2
実験台(スチール製)
① 形式及び数量
壁面実験台Ⅰ (約 2,710mm 幅 * )
1台
* なお、壁面実験台 Ⅰについては、水質試験室の仕上がり寸法に
合わせて、隙間ができないように幅を調節すること。
2-2-1 共通仕様
① 天
板
フェノール樹脂製天板又は難燃性耐薬合成樹脂天板であること。
ノンアスベスト対応品であること。
難燃性、不燃性又は自己消火性の素材であること。
耐薬品性(特に酸・アルカリ及び有機溶剤)に優れていること。
耐熱性に優れ、180℃20分間の加熱で異常が認められないこと。
表面硬度がモース硬度3以上であること。
耐衝撃性及び耐水性に優れていること。
仕上げ厚は、45mmとする。
エッジ部は、ポロプロピレン樹脂成型品であること。
表面材と天板本体主材との固定に使用する接着剤は、必要最小限に止
めること。
色調は、黒とする。
② 本
体
材質は、角型鋼管(メラミン焼付塗装仕上げ )及び低圧メラミン両面
化粧パーティクルボードであること。
木口は、化粧仕上げを行うこと。
F☆☆☆☆の性能を有すること。
脚部にレベル調整が可能なレベルアジャスターを有すること。
外観・色調は、木製実験台と統一のとれたものであること。
③ 背板
背板は、配管スペースの手前に目隠しとして 設け、倹飥方式で、取り
外し可能であること。
色調は、本体と統一すること。
④ 抽
斗
前板は、低圧メラミン 両面化粧パーティクルボード(F☆☆☆☆)で
あること。
側版、向板及び底板は、低圧メラミン両面化粧パーティクルボード 又
は同等以上の材質とし、F☆☆☆☆であること。
木口は、化粧仕上げを行うこと。
色調は、本体と統一すること。
取手は、樹脂成型品とし、ネームラベルを貼付可能な面を持つこと。
取手は、両側面にキャップ付きであること。
ローラー付スライドレール及びストッパーを備えていること。
⑤ 耐震ラッチ
全ての抽斗及び開き戸に感知式耐震ラッチを装備すること。
2-2-2 個別仕様
2-2-2-1
壁面実験台Ⅰ
① 共通仕様
2-2-1共通仕様のうち、該当する部分については、全て仕様を満
たしていること。
② 外形寸法
幅 約 2,710mm × 奥行 750mm × 高さ 800mm
③ 型
であること。
式
デスクタイプ
④ 抽
斗
天板の下に抽斗を有すること。
⑤ ガ
ス
栓
天板奥の右端部にガス栓を設置すること。(1ヶ所)
ガス栓の設置位置については、本市水道局の担当者と協議すること。
ガスコックは、都市ガス(13A)に適合した2口ヒューズ付コック(台付
き用)とし、ガス事業者(大阪ガス(株))の規定に合格又は使用が承認
されたものであること。
⑥ 配管スペース
実験台奥の天板下部に、奥行 150mm 以上の配管スペースを確保するこ
と。
なお、建屋の構造上、ガス管(φ22mm)が壁面より 160mm 手前で立ち上
がるため(図4 A―A断面 参照)、背板と干渉する場合には、 背板に
切れ込み等の加工を施すこと。
⑦ 移動ワゴン
実験台天板下に移動ワゴンを設けること。
移動ワゴンは、3段抽斗型1台及び開き戸型1台とする。
移動ワゴンの天板及び本体の材質は、両面化粧パーティクルボード(F
☆☆☆☆)とし、木口は化粧仕上げを行うこと。
移動ワゴンの寸法は、それぞれ以下のとおりとし、天板下の スペース
に収まるものであること。
幅 450mm 程度 × 奥行 450mm 程度 × 高さ 600mm 程度
色調は、本体と統一すること。
移動ワゴンは、4個のキャスターを有し、うち2個以上は ストッパー
付の自在型キャスターであること。
抽斗の仕様は、2-2-1に準ずるものとする。
開き戸の扉及び棚板の材質は、低圧メラミン 両面化粧パーティクルボ
ード(F☆☆☆☆)とし、木口は化粧仕上げを行うこと。
開き戸の扉の取手は、樹脂成型品とし、ネームラベル を貼付可能な 面
を持つこと。また、両側面にキャップ付きであること。
扉の蝶番は、調節可能で、90度以上開くことが可能であること。
蝶番は、キャッチ付のオールスチール製であること。
棚板は、取り外しが可能であること。
2-3
流し台
① 形式及び数量
流し台 ①
(1,800mm 幅、2槽式)
1台
流し台 ②
(
1台
900mm 幅、深型)
2-3-1 個別仕様
2-3-1-1
流し台 ①
① 外形寸法
幅 1,800mm × 奥行 750mm × 高さ 800mm
② 型
式
2槽式流し台
③ 本
であること。
とする。
体
材質は、低圧メラミン 両面化粧パーティクルボード(F☆☆☆☆)で
あること。
木口は、化粧仕上げを行うこと。
色調は、木製実験台と統一のとれたものであること。
④ シンクトップ
材質は、厚さ1mm以上のステンレス(SUS304)製であること。
バフ研磨仕上げをすること。
溶接方法は、アルゴン溶接とすること。
シンクは、2槽式とし、以下の大きさであること。
(大シンク)
幅 1,200mm 程度、深さ 250mm 程度
(小シンク)
幅
400mm 程度、深さ 400mm 程度
トラップは、ステンレストラップ(目皿付)とし、各槽に設けること。
⑤ 混合水栓
大シンクに混合水栓(台付)を設置し、給水及び給湯配管との接続を行
うこと。
直流とシャワーの切り替えができること。
蛇腹式で、水栓のヘッド部分を自由に動かすことができること。
水栓のヘッドを 任意の位置で固定することが でき、両手の自由が確保
できること。
水栓のヘッドの位置が、シンク底面より 500mm の高さ(1Lのメスシ
リンダーを洗浄できる高さ)を確保できること。
(参考品を図7に示す。)
混合水栓の設置位置については、本市水道局の担当者と協議すること。
⑥ 三方口化学水栓
小シンクに三方口化学水栓(台付)を設置し、給水配管との接続を行う
こと。
水栓の設置位置については、本市水道局の担当者と協議すること。
⑦ 水切り板
取り外し可能な水切り板を有すること。
⑧ 下
台
下台には、扉、地板及び背板を設置し、収納スペースを設けること。
扉の材質は、低圧メラミン両面化粧パーティクルボード(F☆☆☆☆)
とし、木口は化粧仕上げを行うこと。
地板及び背板は、低圧メラミン化粧パーティクルボード(F☆☆☆☆)
であること。
色調は、本体と統一すること。
扉の取手は、樹脂成型品とし、ネームラベル を貼付可能な面を持つこ
と。
取手は、両側面にキャップ付きであること。
扉の蝶番は、調節可能で、90度以上開くことが可能であること。
蝶番は、キャッチ付のオールスチール製であること。
背板は、収納スペースと配管スペースの間を仕切るものとして設け、
倹飥方式で、取り外し可能であること。
地板を有すること。
扉に感知式耐震ラッチを装備すること。
⑧ 配管スペース
流し台奥のシンクトップ下部に、奥行 300mm 以上の配管スペースを確
保すること。
2-3-1-2
流し台 ②
① 外形寸法
幅 900mm × 奥行 750mm × 高さ 800mm
であること。
H
背面部にバックガード+100 mm 以上を設けること。
② 型
式
深型流し台
③ 本
とする。
体
材質は、オールステンレス(SUS430又は同等以上)であること。
下部は、スノコ状とすること。
④ シンクトップ
材質は、厚さ1mm以上のステンレス(SUS304)製であること。
バフ研磨仕上げをすること。
溶接方法は、アルゴン溶接とすること。
シンク深さは、400mm 程度とすること。
トラップは、ステンレストラップ(目皿付)とすること。
⑤ 水
栓
三方口化学水栓(台付)を設置し、給水配管との接続を行うこと。
水栓の設置位置については、本市水道局の担当者と協議すること。
⑦ 下
台
下台は、ステンレス製の脚を4本とすること。
各脚には、レベルアジャスターを取り付けること
床面高さ 100~150mm の位置にスノコ状の棚板を設けること。
2-4
薬品棚等
① 名称及び数量
薬品棚
(900mm 幅、ステンレス製)
1台
移動作業台
(800~900mm 幅)
2台
椅
子
4脚
2-4-1 個別仕様
2-4-1-1
薬品棚
① 外形寸法
幅 900mm × 奥行 400~500mm × 高さ 1,800mm 程度
② 型
であること。
式
オールステンレス
③ 本
とする。
体
材質は、オールステンレス(SUS304)であること。
本体は上下2段で構成され、上段は引き違い ガラス戸、下段は引き違
い戸又は開き戸とすること。
④ 引き違い戸及び開き戸
上段の引き違いガラス戸のガラスは、厚さ5mm以上とする。
ガラスには、網入りガラスや破損防止フィルム を使用するなど、盗難
防止及び地震対策の方策を講じるものとする。
下段の引き違い戸又は開き戸は、ヘアライン仕上げのステンレス製と
すること。
下段を開き戸とする場合は、感知式耐震ラッチを装備すること。
⑤ 棚
板
上下段とも、それぞれ2枚以上の棚板を有すること。
棚板は、全て可動式とすること。
⑥ そ
の
他
上下段とも、施錠が可能であること。
通気孔を有すること。
2-4-1-2
移動作業台
① 外形寸法
幅 800~900mm × 奥行 450~550mm × 高さ 700~800mm であること。
② 天
板
メラミン化粧合板又は同等以上の材質であること。
木口は、化粧仕上げを行うこと。
色調は、木製実験台と統一のとれたものであること。
③ 脚
部
耐薬塗装を施した鉄製又は同等以上の材質であること。
脚は4本とし、各脚はストッパー付の自在型キャスターを有すること。
2-4-1-3
椅
子
① 外形寸法
座面 φ350~500mm
高さ 600mm 程度~700mm 程度の間で調節可能であること。
② 昇降方式
ガス調節方式であること。
③ 座
部
ビニールレザー又は同等以上の材質であること。
色調は、水道局の水質試験室に相応しいものとすること。
簡易な背もたれを有すること。
④ 脚
部
強化樹脂製又は耐薬塗装を施した金属製であること。
キャスターは、着座ブレーキ又はストッパー付の自在型キャスター で
あること。
3
設置条件等
3-1
設置・搬入
3-1-1
設置場所
ドラフトチャンバー用 の排風機については、 屋上に設けているファン
ベースに設置すること。
その他の機器等については、新庁舎4階の水質試験室に設置すること。
3-1-2
搬入及び据付
機器等を設置場所へ搬入すること。
なお、試験室内の配置については、本市水道局の担当者と 協議し、そ
の指示に従うものとする。
機器等の搬入に際しては、予め搬入経路の床及び壁面等に養生を施す
ものとする。
なお、機器等の 包装材及び養生材等は、受注者の責任において持ち帰
り、処分すること。
排風機は屋上のファンベースにアンカーボルト等で固定して据え付け
を行うこと。
ドラフトチャンバー、スクラバー、実験台(木製及びスチール製)及
び流し台については、アンカーボルト等で固定して据え付けを行うこと。
薬品棚は、転倒防止策を講じること。
据え付けに際しては、機器の水平調整を確実に行うものとする。
3-1-3
配管、配線及び調整
機器等の据え付け後、配管及び配線工事を実施し、調整及び 動作確認
を行うこと。
なお、配管及び配線工事において必要とする関連機器及び関連用品は、
受注者の負担とする。
また、各機器等の配管及び配線についての詳細は、次のとおりである。
(1) 給
①
水
(図4 参照)
ドラフトチャンバー
本体直下床面の給水バルブ以降、本体及びスクラバーへの接続を
行うこと。
②
中央実験台A、流し台①及び流し台②
設置場所床面の給水バルブ以降、本体給水栓への接続を行うこと。
③
中央実験台B
配管スペース内で、バルブ止めの状態で放置すること。
(2) 排
①
水
(図4 参照)
ドラフトチャンバー
本体直下床面の排水管プラグ止め以降、本体及びスクラバーへの
接続を行うこと。
②
中央実験台A、流し台①及び②
設置場所床面の排水管プラグ止め以降、本体流しへの接続を行う
こと。
③
中央実験台B
配管スペース内で、プラグ止めの状態で放置すること。
(3) ガ
ス
大阪ガス株式会社への申請の関係上、接続工事は建築(設備)工
事業者が実施する。
このため、ドラフトチャンバー、中央実験台A、壁面実験台Ⅰ及
び壁面実験台Ⅲへのガスコックの設置のみを行うこと。
(4) 電
①
気
(図2,3-1 参照)
ドラフトチャンバー
本体直下床面に、余長をとったケーブル(三相 200V1回路、100
V2 回路)を配置しておくので、本体への接続を行うこと。
②
中央実験台A及びB
設置場所床面に、余長をとったケーブルを配置しておくので、本
体コンセントへの接続を行うこと。
(5)
ダ
ク
ト
(図4,5 参照)
スクラバー上部の天井裏(FL+3200mm)に、水質試験室南側壁面よ
り20 0 mm 程度 突き 出す形 で建屋 側の 排気 ダクト を配置 して おく
のでスクラバーの排気口と接続すること。
なお、スクラバー上部には、天井板を設置していない。
(図1参照)
屋上は、鳩小屋壁面より300mm 程度突き出す形で閉栓した状態
で配置しておくので、排風機と接続すること。
なお、建屋側のダクトは塩ビライニング ダクト(φ250mm)である。
(6) 排風機スイッチ
(図3-1,3-2 参照)
屋上に排風機を配置す るが、これに供給する 電源(三相φ 200V)
は、ドラフトチャンバーの本体下台に設けた電磁接触器を経由させ
ること。
建屋側及び排風機側への動力配線は、 ドラフトチャンバー 本体直
下の床面にそれぞれ余長をとったケーブルを配置しておくので、本
体への引き込み、引き出しを行うとともに、スクラバーのポンプも
連動するよう接続すること。
また、同様に運転信号外部出力用配線を引込み、電磁接触器の補
助a接点に接続すること。
(7) 動作確認
各機器の据付・調整後、動作や性能の確認を行い、結果を文書にて
報告すること。
3-1-4
日程の調整
各機器の搬入、据付、配管、配線、調整及び動作確認の作業日程と体
制を予め提示し、本市水道局の業務に支障を来さないよう本市水道局の
担当者と協議を行い、その指示に従うこと。
また、搬入の際 には受注者が必ず立ち会い、 新庁舎の施設に損傷を与
えないよう十分な注意を払うように努めること。
万一、新庁舎の建物・設備等に損傷を与えた場合 は、受注者の責任に
おいて原状に復するものとする。
3-2
保
証
各機器の納入完了(検収)後1年以内に生じる故障、不具合 及び破損
等のうち、不可抗力及び取扱不注意による 以外のものについては、本市
水道局の指定する期限内に修理、調整または交換 を無償(技術者の派遣
に係る旅費等を含む。)で行うこと。
3-3
審
査
下記以外のメーカーで入札に参加する場合 は、本仕様を満たすかどう
かの審査を受けた上で参加すること。
審査に際しては、性能証明書(チェックシート)を提出するとともに、
耐薬品性を調べるための天板サンプル(150mm×150mm 程度)を提供する
こと。
なお、天板サンプルは 、薬品による腐食・変色や傷が生ずる恐れがあ
るので、返却を要する場合でも予めご承知おきいただきたい。
(本仕様を満たすメーカー)
(株)島津理化
3-4
仕
様
ヤマト科学 (株)
(株)多田製作所
(順不同)
書
受注者は、納入前に詳細な仕様書を提出すること。
3-5
申請書類の作成
ドラフトチャンバーの 設置に際し、労働基準監督署に申請する労働安
全衛生法に基づく設置届について、必要な申請書類一式を作成すること。
また、提出の際には協力を行なうこと。