英 語 (3D 須田 真 教諭)

Ⅵ
英語 科学 習指導 計画
学級
授
3 年D 組
業
者
共 同 研究 者
3 6名
須田
保彦
○
目
な
学
習
活
動
指
友達 の自 己紹 介の ス ピー チを 聞い て,
○
あ るこ とが いつ から 続 いて いる かを 聞き
単 元名 と 指導 のポ イン ト
「 Unit2 From the Other Side of the Earth」
Ⅱ
主
真
導
の
手
立
て
時数
佐々 木 雅子
若有
Ⅰ
全体 計画 ( 総時 数1 1時 間)
取 る。
- 対 話の 相手 との 距 離を 縮め る積 極的 受信 -
標
○
シ ート を活 用さ せる 。
○
現在 完了 形を 用い て ,自 分の ○○ 歴を
紹 介す る。
(1) 海外 の 友だ ちと その 国に つ いて ,ス ピー チか らそ の 内容 を知 ろう と して いる 。
現在 完了 形の 使用 場 面を 例示 した ワ ーク
大ま かな 情報 を確 認 する よう なク イ ズ形
1
式 のワ ーク シー トを 活 用さ せる 。
○
自分 の○ ○歴 の紹 介 活動 を行 わせ る 。
○
友達 の○ ○歴 を訪 ね る活 動や 世界 の ○○
(2) 友だ ち が紹 介し た人 や動 物 につ いて ,聞 いた 情報 を まと めて 発表 し たり ,文 章に 書い たり する
こと が でき る。
○
を 伝え 合う 。
(3) テレ ビ 中継 やイ ンタ ビュ ー を聞 いて ,概 要や 要点 を 聞き 取っ たり , 海外 の友 だち のス ピー チを
読ん で ,そ の内 容を 理解 し たり する こと がで きる 。
○
現在 完了 形の 用法 に 注意 して ,教 科書
歴 を探 るよ うな 言語 活 動を 設定 する 。
○
の 概要 を理 解す る。
(4) 現在 完 了形 (継 続用 法) と 過去 分詞 の形 ・意 味・ 用 法に 関す る知 識 を身 に付 けて いる 。
Ⅲ
どの くら いの 期間 継 続し てい る活 動か
大ま かな 情報 を確 認 する よう なク イ ズ形
式 のワ ーク シー トを 活 用さ せる 。
生 徒に つ いて
英語 で 自分 の考 えを 表現 す るこ とに 対し て, 潜在 的 な意 欲が ある 。 一方 で文 法の 誤り に対 する
○
海外 の友 達が 紹介 す るブ ラジ ルに つい
○
て のス ピー チ原 稿を 読 んで ,そ の内 容を
恐 れを 抱 いて いる こと から , 口頭 での 発表 に尻 込み す る様 子が うか が える 。そ のた め, 授業 では
理 解す る。
口 頭で の 意見 発表 の際 には ノ ート に自 分の 意見 を英 作 文さ せ, その 後 にペ アで の意 見交 換の 活動
変 化な ど につ いて の誤 りは 見 られ るも のの ,添 削指 導 から 基本 文型 に つい ては 概ね 定着 して いる
大ま かな 情報 を確 認 する よう なク イ ズ形
式 のワ ーク シー トを 活 用さ せる 。
○
スピ ーチ の原 稿を 理 解し ,さ らに 詳 細な
情 報を 得る ため に, ど んな 質問 が有 効 かを
を 行う よ うに 指導 して いる 。 文法 の習 熟度 につ いて は ,時 制の 不一 致 や可 算不 可算 名詞 など 語形
○
スピ ーチ の詳 細を 理 解し ,そ の内 容を
他 の人 にレ ポー トす る 。
も のと 考 えら れる 。
Ⅳ
1
3
考 えさ せる 。
○
知っ てい る情 報に つ いて ,相 手に 確 認す
る 表現 を使 用さ せる 。
単 元( 題 材) につ いて
○
本課 で は, ブラ ジル から の 転校 生で ある リカ ルド の スピ ーチ を聞 い て, 紹介 され た人 や動 物に
教科 書の 文章 のリ テ リン グと 質問 に より
得 た情 報を 交え てレ ポ ート させ る。
つ いて 聞 いた 情報 を理 解し , まと める こと を目 標と す る。 その 際, 相 手の スピ ーチ を受 け身 の姿
勢 で聞 く ので はな く, 学習 指 導要 領解 説の 2. 内容 の イ. 話す こと に 「( ウ) 聞い たり 読ん だり
し たこ と など につ いて ,問 答 した り意 見を 述べ 合っ た りな どす るこ と 」と ある よう に, 理解 を確
○
海外 の友 達が 紹介 す るア マゾ ンの 環境
○
問 題に つい ての スピ ー チ原 稿を 読ん で,
実 にし た り, 相手 との 考え の ズレ を埋 める ため に質 問 し, 相手 との 距 離を 縮め るコ ミュ ニケ ーシ
そ の内 容を 理解 する 。
ョ ン方 略 を身 に付 けさ せた い 。積 極的 受信 によ り獲 得 した 情報 を再 構 築し てリ テリ ング する こと
式 のワ ーク シー トを 活 用さ せる 。
○
○
深 めら れ るよ う学 習活 動を 展 開し たい 。
Ⅴ
社 会に 参 画す る主 体の 育成 を 目指 して
アマ ゾン 環境 レポ ー ター とし て, 詳細
○
スピ ーチ の原 稿を 理 解し ,さ らに 詳 細な
な 情報 を収 集す る。 ま た収 集し た情 報を
情 報を 得る ため に, 役 割を 与え て, 問 答を
9/11
再 構築 して レポ ート 文 を作 成す る。
繰 り返 させ る。
本時
○
1年 次 研究 から 課題 とし て 見い ださ れた 「前 向き に 考え ,主 体的 に 問題 を解 決し てい く力 」を
スピ ーチ 原稿 のリ テ リン グと 質問 に より
得 た情 報を 交え てレ ポ ート させ る。
養 うた め に, 本校 英語 科で は コミ ュニ ケー ショ ンを 図 ろう とす る態 度 の育 成を 中心 に指 導を 継続
し てい る 。主 体的 に問 題を 解 決し よう とす る際 ,現 実 の社 会に おい て は問 題解 決の ため にコ ミュ
他教 科で の既 習事 項 を有 効に 活用 し ,理
解 を深 化さ せる 。
を 通し て ,生 徒が 何を 学ん だ のか を明 確に する よう 指 導を 工夫 した い 。ま た, 生徒 たち は, 1年
次 で社 会 の地 理的 分野 で南 ア メリ カ州 の学 習を して い るた め, 社会 で の既 習事 項と 絡め て学 びを
大ま かな 情報 を確 認 する よう なク イ ズ形
○
問答 にお いて 回答 で きな い質 問を 全体
○
で 共有 し, さら に情 報 を深 める 。
ニ ケー シ ョン 活動 が発 生す る 。そ して そこ では 必ず コ ミュ ニケ ーシ ョ ンの 相手 との ズレ が生 じる 。
回答 でき ない 質問 を 共有 し, エビ デ ンス
と なる 情報 を収 集さ せ る。
そ のズ レ を解 消を して いく こ とこ そが ,主 体的 に問 題 を解 決し よう と する 姿で ある と捉 え, 上記
Ⅳ で述 べ たよ うに 「問 答し た り, 意見 を述 べ合 った り など する こと 」 を通 して ズレ を解 消す るよ
う なコ ミ ュニ ケー ショ ン活 動 を展 開す る。 生徒 には そ の活 動の 中で , 自分 の発 した 質問 が自 分の
求 める 情 報を 引き 出す ため に 有効 であ った かと いう 視 点を もっ て活 動 に取 り組 ませ たい 。単 なる
○
友達 のス ピー チか ら 得た 情報 や, 自分
○
に ある 知識 を基 に, ア マゾ ンの 環境 問題
を 吟味 して ,環 境問 題 の原 因や 影響 に つい
に つい ての 意見 文の リ ライ トを する 。
て 明確 な文 章の 構成 を ワー クシ ート を 利用
し て学 ばせ る。
英 語の 学 習で はな く, コミ ュ ニケ ーシ ョン の手 段と し ての 英語 とい う 視点 から ,獲 得し た情 報を
活 用す る よう な仕 掛け もし て いく 。コ ミュ ニケ ーシ ョ ンを 円滑 にす る ため に積 極的 に受 信す るこ
と が有 効 な手 段で あり ,英 語 を用 いて 相手 と通 じ合 う こと がで きた と いう 喜び を与 える こと によ
り ,自 己 有用 感を 高め られ る よう な授 業の 展開 を意 識 した い。
スピ ーチ 原稿 や問 答 をと おし て得 た 情報
○
意味 のま とま りの あ る文 章構 成に な るよ
う にパ ラグ ラフ ライ テ ィン グの 意識 を もた
せ る。
2
Ⅶ
本 時の 計 画
3
評価 規 準
ねら い
○
積極 的 受信 によ り得 た環 境保 全 につ いて の情 報 を再 構築 し, 教科 書本 文よ り も詳 細な 情報 を
1
○
2
積 極的 な 受 信 に よ り , 得 た 情 報 を 再 構 築 し , ア マ ゾ ン の 環 境 保 全 に つ い て レ ポ ー ト で き る 。
展
開
=評 価
学
過程
課
含 んだ レ ポー トし てい るこ と。
1
習
活
動
記者 会 見ゲ ーム をす る。
○
掲示 され た写 真に , 質問 でき る限 り
題
多 くの 質問 をす る。
設
指 導 の 手 立 て
予 想 され る生 徒の 姿
質 問を 多く する こ とに より ,詳 細な 情報
○
を 得 よう とし てい る 。
○
「 スク ープ をゲ ッ トす るよ うな 質問 をし
2
本時 の missionを確 認 し, 教師 の提 示
○
す る文 章 によ り活 動の 練習 をす る 。
○
Save the rain forest in the Amazon with
your report!!
○
情 報量 の 限ら れた 写真 を提 示し , 生徒 の
○
芸能 レポ ータ ー にな りき って , スク ープ 情
報 を得 よう と英 語 で質 問し てい る 。
○
「こ の質 問に は どん な返 答が く るか な。 」
○
教師 とク ラス 全 体で のイ ンタ ラ クシ ョン に
missionを与 える こと で, 本時 の 授業 と
よ り, 本時 で取 り 組む 学習 活動 に 見通 しを 立
各活 動で の ゴー ルを 明確 に伝 達す る 。
「 質問 して わか っ たこ とを 使っ て, 詳し
い 情 報を レポ ート す るぞ 。」
○
質問 した い とい う意 欲を 喚起 する 。
「 質問 して ,詳 し い情 報を 手に 入れ られ
れ ば mission達 成に 近づ くな 。」
期待 され る 生徒 の姿
missionを 課す 。
た い 。」
定
芸 能レ ポ ータ ーに なり 取材 をす る とい う
= 目 指す 生徒 の姿
○
本 時で 扱 う教 科書 の文 の冒 頭を 用 い, 各
て てい る。
○
「こ の文 には こ んな 質問 がで き るな 。」
○
本文 の内 容理 解 が促 進さ れて い る。
○
質問 への 意欲 が 高ま って いる 。
○
自分 に課 され た スピ ーチ の文 を 相手 が理 解
グル ープ で 取り 組む 活動 の練 習を さ せる 。
3
黙読 に より 内容 理解 を深 める 。
○
教 科書 を黙 読し , 内容 を確 認し てい る。
○
黙 読に よ り, 内容 の確 認と 質問 す べき 部
分の 確認 を させ る。
4
グル ー プ内 で役 割を 決め ,ス ピ ーチ
課
に 対す る 質問 によ り獲 得し た情 報 を再
題
構 築し , 詳細 なレ ポー トづ くり に 取り
追
組 む。
○
○
「 この 質問 に対 し ては どう いう 考え をも
「 準備 して きた 情 報を きち んと 相手 に伝
○
○
ワ ーク シ ート を工 夫し ,活 動の 内 容が 可
5
クラ ス 全体 で各 グル ープ ごと に 作成
○
し たレ ポ ート と答 えら れな かっ た 質問
し
を 共有 す る。 また ,次 時の 活動 へ の展
○
個 人が 扱 う文 の量 を事 前に 割り 振 り, 安
質問 され たこ と に対 して ,自 分 で準 備し た
情 報を 用い て回 答 して いる 。
○
心し て活 動 に取 り組 める よう 配慮 す る。
問答 によ り得 た 情報 を分 類し , ワー クシ ー
ト で情 報の 可視 化 がで きて いる 。
次 の活 動で 情報 を 共有 する ため ,ワ ーク
「 他の グル ープ で は答 えら れな いよ うな
○
質 問 は出 され たの か な。 」
○
望 をも つ 。
「 どん な情 報を 盛 り込 んで レポ ート して
○
○
○
「 次の 時間 ま でに 情報 を入 手し て, 英語
本時 の 振り 返り をす る。
○
「 積極 的に 質問 を して 得た 情報 を基 に,
○
回 答を リ ライ トの 活動 に活 かす よ うア ナ
○
未回 答の 質問 に 対す る情 報を 次 時ま でに 獲
っ てい る。
協 働し て 考え たこ とに より ,考 え が深 ま
り
き た ぞ。 」
を利 用す る 。
こ う 。」
せ るこ とで ,自 己 有用 感を 得て い る。
る。
った こと を 実感 する よう な振 り返 り シー ト
で き なか った な。 次 の時 間ま で準 備し てお
獲得 した 情報 を 用い て, レポ ー トを 充実 さ
得 し, レポ ート を 充実 させ よう と 意欲 が高 ま
環 境 問題 を訴 える レ ポー トを うま く作 成で
「 情報 はあ った け ど, 英語 にす るこ とが
○
ウン スを し て, 次時 の活 動の 展望 を もた せ
振
○
問答 によ り得 た 情報 を再 構築 し ,情 報を 取
捨 選択 して レポ ー トを して いる 。
題と して ク ラス 全体 で共 有さ せる 。
で書 ける よう に 準備 しよ う。 」
6
○
そ れぞ れ のグ ルー プで 答え られ な かっ た
質問 を板 書 によ り可 視化 し, 次時 ま での 課
「 あの 質問 はど う やっ て答 えた らい いの
か な 。」
各 グル ー プで のス ピー チや 質問 の やり 取
りを 通し て 深め たレ ポー トを 発表 さ せる 。
い る のか な。 」
○
り
○
シ ー トに 情報 を分 類 して 記入 して いる 。
い
返
し やす いよ う工 夫 して デリ バリ ー して いる 。
視化 でき る よう にす る。
え る ぞ。 」
問
グ ルー プ 内で の役 割分 担を して , 問答 し
たり ,作 文 をし たり させ る。
っ て いる のか な。 」
・
直
○
報 の 質を 高め るぞ 。 」
○
究
「 スピ ーチ に対 し てた くさ ん質 問し て情
積極的に質問文を吟味したり,コミュニケ
ーションに関わったりとすることを通して,
英語を用いてコミュニケーションを図る楽し
さを味わっている。