電源接続案件募集プロセスに関するお問合せ内容につきまして 【よくあるご質問】 電源接続案件募集プロセス(以下「募集プロセス」といいます。 ) 《Q1》 募 集 プ ロ セ ス の 中 止 と あ り ま す が 、こ れ は 不 成 立 と は 異 な る の で し ょ う か 。 《A1》 募集プロセスの中止とは、不成立となる蓋然性が高い場合に、募集プロセ スの完了を待たず中止するものです。具体的なケースとしては、①応募が極 端に少ないため、仮に応募者全員が入札したとしても、入札対象工事の総額 に達しないと見込まれる場合②募集プロセス開始以降に、募集対象エリアで 接続枠を確保していた事業者が辞退する等により、空容量が発生した結果、 対象となる系統増強工事が不要となる場合などを想定しています。 《Q2》 中止あるいは不成立となるケースで、 「募集対象エリアで接続枠を確保して いた事業者が辞退し、空容量が発生した結果、対象となる増強工事が不要と なる場合」とのことですが、その場合、応募者のFIT調達価格はどのよう に扱われますでしょうか。 《A2》 募集プロセスを中止するケースとしては,応募された容量が極端に少ない 場合,あるいは募集プロセス開始以降の系統状況の変化などにより,募集プ ロセスが不成立となる蓋然性が高いと判断されるときが該当いたします。前 者のケースは,応募量が極端に少ないため入札しても入札対象工事の総額に 達しないと見込まれる場合であり,不成立と同様の状況であるため,扱いに つ い て も 同 様 と す る こ と が 適 当 と 考 え ま す 。こ れ よ り ,申 込 み 済 み の 契 約( 含 むFIT調達価格)は無効となります。一方で,後者のケースは,募集対象 エリアで接続枠を確保していた事業者の辞退等により系統増強工事が不要と なる場合であり,そもそも募集プロセスを実施する必要がない状況であるた め,募集プロセス開始以前の扱いとすることが適当と考えます。これより, 申込み済みの契約(含むFIT調達価格)は維持いたします。 《Q3》 「応募要領が当社の想定を著しく上回り、系統増強規模の拡大が望ましい場 合には、募集要領を見直した上で、再度募集を実施することがある」とあり ますが、具体的には、どの程度の想定量を上回ると著しく規模拡大が望まし い、と判断されるのでしょうか。 《A3》 「応募容量が当社の想定を著しく上回る場合」とは、応募が著しく多く、仮 に応募者全員を連系させるためには、募集要領に示す入札対象工事では対応 できない場合などが該当します。但し、応募者全員を連系させるための工事 の規模が膨大なもの(例えば、kWあたりの工事費用が非常に高額、工期が 非常に長いなど)となることで成立が見通せない場合は、当初の入札対象工 事のままとし、入札負担金単価の順で優先系統連系希望者を決定します。 《Q4》 「応募要領が募集要領を著しく下回った場合において、募集要領に記載した 対策工事の内容では募集プロセスが成立する可能性が低いと考えられる場合 は 、系 統 増 強 規 模 を 縮 小 し 、対 策 工 事 の 内 容 を 変 更 す る こ と が あ る 」と あ り 、 今回の募集プロセスの応募が当初想定を下回った場合、増強規模を縮小した 対策工事を実施するケース、募集プロセスが中止となるケース、募集プロセ スが不成立となるケース、の3つのケースが想定されますが、それぞれの判 断基準はどのようになっておりますでしょうか。 《A4》 ( 1 )増 強 規 模 を 縮 小 し た 対 策 工 事 を 実 施 す る ケ ー ス で 応 募 が 極 端 に 少 な い 場合で、以下の2つの条件をともに満たす場合等が該当します。①仮に応募 者全員が非常に高額な入札負担金単価で入札しても、入札対象工事費の総額 に達しないと見込まれること。②入札対象工事よりも小規模でかつ応募者全 員 の 電 源 が 連 系 可 能 と な る 増 強 工 事 が 存 在 す る こ と 。( 2 ) 募 集 プ ロ セ ス が 中 止となるケース以下の2つの場合等において、広域機関と協議の上で中止を 決定します。①応募が極端に少ないため、仮に応募者全員が非常に高額な入 札負担金単価で入札しても、入札対象工事の総額に達しないと見込まれる場 合。募集プロセス開始以降に、募集対象エリアで接続枠を確保していた事業 者が辞退する等により、空容量が発生した結果、系統増強工事が不要となる 場 合 。( 3 )募 集 プ ロ セ ス が 不 成 立 と な る ケ ー ス 優 先 系 統 連 系 希 望 者 の 入 札 負 担金が、募集プロセスの成立の条件を満たさない場合(入札の結果、入札対 象 工 事 の 費 用 が 集 ま ら な か っ た 場 合 )、原 則 と し て 募 集 プ ロ セ ス は 不 成 立 と な り ま す 。 但 し 、( 1 ) の ケ ー ス に よ り 、 対 策 規 模 を 縮 小 さ せ る 等 に よ り 、 成 立 を図ることがあります。 《Q5》 募集プロセスへの申込みを実施しない案件の扱いはどのようになりますで しょうか。仮に、今回の募集プロセスに申込みを行わず、中止や不成立とな った時点で、再度の接続検討を打診する場合、応募企業の容量が一掃されて いるため、空き容量が出てくる可能性もあるものと考えますが、この理解は 誤っているでしょうか。 《A5》 ご理解のとおりです。 《Q6》 応募容量が上回った場合は再募集とあるが、再募集の概略工程を教えてい ただきたい。 《A6》 再募集の場合,新たに募集対象工事を策定いたします。このため,再募集 が 決 定 し た 後 の 工 程 は ,新 た な 募 集 プ ロ セ ス が 開 始 さ れ る 場 合 と 同 様 で あ り , さらに1年程度を要することとなります。 《Q7》 「福島県相馬エリアにおける電源接続案件募集プロセス募集要領」P13、 「2.8共同負担意思の確認」最終段落で、一部の希望者に意思がなく不成 立となった場合、連系希望者の手続はすべて無効となる旨が記載されていま す。この場合、意思のある連系希望者は不成立後の接続検討手続はどのよう になるのでしょうか。また、今回入札対象工事の特定負担は共同負担ではな く個別負担となるのでしょうか。 《A7》 募集プロセスが不成立となった場合には,意思のある連系希望者について も,これまでの手続きはすべて無効となります。このため,今後とも連系を 希望される場合には,改めて接続検討をお申込み頂くこととなります。この 場 合 ,募 集 プ ロ セ ス は 既 に 不 成 立 と な っ て い る た め ,入 札 対 象 工 事 で は な く , お申込み頂いた連系希望者さまが単独で工事費用を負担する(特定負担)と の前提で回答いたします。 《Q8》 「福島県相馬エリアにおける電源接続案件募集プロセス募集要領」P17、 「3.2入札前の接続検討における工事費負担金の回答内容」で、応募者と 優先系統連系希望者の企業数が大きく開きがあった場合は工事負担金額の誤 差はあるのか。1 回目の回答で、ある程度の工事負担金を把握することが目 的かと思います。しかし、その誤差が大きい場合は把握することが困難とな ることが想定されます。そこで、応募者の総数や各応募者の応募容量から想 定して、ある程度幅をもって工事負担金額の想定額を提示していただくこと は可能でしょうか。あるいは把握できるような補助的な数値(応募者数や各 応募容量、費用における母数など)の開示などはいただけるのでしょうか。 《A8》 接続検討(1回目)は,全ての応募者が連系する場合の検討であるのに対 し,再接続検討(2回目以降)は,優先系統連系希望者のみが連系する場合 の検討であるため,工事費負担金額は一致しません。接続検討(1回目)に お い て は ,入 札 対 象 工 事 に つ い て は 総 工 事 費 の う ち 特 定 負 担 分 を 回 答 し ま す 。 ま た ,入 札 対 象 工 事 以 外 の 工 事 に つ い て は ,そ の 特 定 負 担 分 を 回 答 し ま す が , 他の応募者と供給設備を共有する場合には,連系する容量で按分して負担す るケースと単独で連系するケースの特定負担分についても回答します。これ らの回答内容を参考に入札についてご検討いただきますようお願いします。 また,接続検討(1回目)の回答時には,応募受付件数,応募容量,最低入 札負担金単価※についてもお知らせします。 ※ 入札対象工事の工事費用(特定負担分)を応募容量で除した単価。なお, 応 募 容 量 が 募 集 容 量 を 上 回 る 場 合 は ,入 札 対 象 工 事 の 工 事 費 用( 特 定 負 担 分 ) を募集容量で除した単価。 《Q9》 「福島県相馬エリアにおける電源接続案件募集プロセス募集要領」P18、 「 3 .3 工 事 費 負 担 金 契 約 に お け る 入 札 対 象 設 備 の 工 事 費 負 担 金 の 補 正 」で 、 「ただし、減額補正の限度は、入札額と一般負担額の合計まで」とあるが、 分かりずらいため、この「ただし書き」部分の考え方を教えてください 《A9》 減 額 補 正 の 限 度 が 入 札 額 と 一 般 負 担 額 の 合 計 ま で と は ,減 額 し て い く 場 合 , 新費用負担ルールでは入札負担金単価と一般負担単価の合計が0円となるま で,旧費用負担ルールでは入札負担金単価が0円となるまでは補正するが, それ以上は補正しないとの意味です。 《Q10》 「福島県相馬エリアにおける電源接続案件募集プロセス募集要領」P20、 「5工事完了後の新規発電設備連系における入札対象設備の精算について」 で「入札対象設備の使用開始後3年が経過」するまでの間に新規利用事業者 が発生する場合の精算が規定されているが、3年を経過した場合はどう扱う のか。 《A10》 入札対象設備の使用開始後3年が経過した場合は,新規利用事業者は負担 を伴わず入札対象設備を利用できます。このため,精算は発生しません。 《Q11》 「応募容量が当社の想定を著しく上回り、系統増強規模の拡大が望ましい場 合には、募集容量を見直した上で、再度募集を実施することがある」と記載 があり、 「 著 し く 」の 水 準 を 確 認 さ せ て 頂 き た い 。ま た 、再 度 募 集 を 実 施 す る というのは、説明会から改めて開催となるため、募集プロセスに更に1年を 要するという理解で良いか、確認させて頂きたい。 《A11》 「著しく上回る」の基準については,具体的な数値は決めておりません。 応募容量が募集容量を上回る程度,系統増強規模を拡大する方策の実現性 当について,広域機関と協議を行い,再募集を実施するかどうかを判断い たします。また,再募集の場合,新たに募集対象工事を策定いたします。 このため,再募集が決定した後の工程は,新たな募集プロセスが開始され る場合と同様であり,さらに1年程度を要することとなります。 《Q12》 応募から入札、入札から契約に関する名義変更について、東北電力殿に 対 し て 名 義 変 更 時 に 説 明 を 行 う こ と に よ り 、名 義 変 更 自 体 は 可 能 で あ る 旨 、 念のため再確認させて頂きたい。 《A12》 名義につきましては,原則として,応募から契約に至るまでは同一とし て頂きますようお願いします。やむを得ずこの間における変更が発生する 場合は,弊社にご相談頂きますようお願いします。 《Q13》 固定価格買取制度による電力の買取を希望する場合の設備認定通知書の 写しの提出については、原則応募時点で必要であるものの、間に合わない 場合には「特定契約申込みまで」に提出する必要があると理解しておりま す。一方、環境影響評価手続きを要する電源(風力発電や地熱発電)の場 合 、仮 に 募 集 プ ロ セ ス の 開 始 と 同 時 期 に 環 境 影 響 評 価 手 続 き を 開 始 す る と 、 設備認定を取得するまでに3年程度要するとみられます。①環境影響評価 手続きを要する風力発電事業などの場合、通常は「接続契約のご案内」発 行までに「環境影響評価方法書届出の写し」の提出が必要と認識しており ますが、募集プロセス案件についても同様の取扱いでしょうか。 《A13》 環境影響評価法の対象となる発電設備については, 「環境影響評価方法書 届 出 の 写 し 」 の 提 出 を 「 系 統 連 系 申 込 書 」 の 受 付 要 件 と し ,「 設 備 認 定 通 知 書の写し」の提出を「接続契約のご案内」の発行要件としております。募 集プロセスにおきましても,同様の取扱いです。 《Q14》 接続検討申込時に添付した資料(パワコン、太陽光発電の仕様書等)も今 回再度提出が必要でしょうか。 《A14》 再度提出をお願いします。詳しくは,当社提出先・問合せ先(窓口)にご 確認ください。 《Q15》 「応募時までに名義変更手続きが 間に合わない場合は窓口にご相談くださ い」とありますが、具体的には、どの窓口にどのように相談させていただい たらよいでしょうか 《A15》 [売電先が当社のもの]高圧であれば該当営業所,特別高圧であれば該当支 店お客さま本部になります。 [ 売 電 先 が 当 社 以 外 ま た は 未 定 の も の ]ネ ッ ト ワ ークサービスセンターになります。 以上
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