つくば市無電柱化条例(案)の パ ブ リ ッ ク コ メ ン ト 手 続 の 実 施

(様式3
公表の表紙)
つくば市無電柱化条例(案)の
パブリックコメント手続の実施について
つくば市
平成28年6月
企画部 まちなみ整備課
案件名
つくば市無電柱化条例
募集期間
平成28年6月3日 ~ 平成28年7月2日
担当課
問合せ
企画部 まちなみ整備課
TEL 029-883-1111
(内線:3331,3322)
■ 意見募集の趣旨
つくば市内において既に無電柱化が図られている地域において電線類を地下に
敷設することによる無電柱化を義務化する条例を制定します。
つきましては,つくば市無電柱化条例案を公表しますので,市民の皆さんの意
見をお寄せください。
■ 資料
・つくば市無電柱化条例(案)の背景・経緯等
・つくば市無電柱化条例(案)
概要
・つくば市無電柱化条例(案)
■ 提出方法
○ 直接持参
・まちなみ整備課(3階)
・各窓口センター
・各地域交流センター
○ 郵便
〒305-8555
つくば市研究学園一丁目1番地1
つくば市企画部まちなみ整備課
○ ファクシミリ
029-868-7598
○ 電子メール
[email protected]
○ ホームページの電子申請・届出サービス
※ 意見の提出については,
「(様式3の3)パブリックコメント意見提出様式」
やホームページの電子申請・届出サービスの入力フォームに必要事項を入
力して意見をお寄せください。ただし,意見は様式以外でも提出できます。
必ず計画・条例等の名称並びに氏名及び住所(法人その他の団体は,名称,
代表者氏名及び所在地)を明記の上,御意見を提出してください。
- 1 -
■ 提出された意見の取扱い
・ パブリックコメント手続は,計画等の案の賛否を問うものではなく,内容
をより良いものにするために,意見を募集し,意思決定の参考とするもので
す。提出された意見を十分考慮した上で,つくば市無電柱化条例の最終決定
を行います。
・ 提出された意見は,集計後から市の考え方を公表するまでの間,原文を公
表いたします。個人情報等の取り扱いには十分注意するとともに,公表に際
しては,個人が識別できるような内容及び個人又は法人等の権利利益を害す
るおそれのある情報など公表することが不適切な情報(つくば市情報公開条
例第5条に規定する不開示情報)については,公表しません。
・ 提出された意見に対する市の考え方は,意見をいただいた方々に個別に回
答するのではなく,類似する意見を集約するなどして,意見の概要とそれに
対する市の考え方を公表します。
また,案の修正を行った場合は,その修正案を公表します。
■ 意見の概要及び意見に対する市の考え方の公表時期並びに公表場所
○ 公表時期
平成28年8月ごろを予定しています。
○ 公表場所
市ホームページ,まちなみ整備課,
情報コーナー(庁舎1階),
各窓口センター,各地域交流センター
- 2 -
つくば市無電柱化条例をここに公布する。
平成28年
月
日
つくば市長
つくば市条例第
市
原
健
一
号
つくば市無電柱化条例
(目的)
第1条
この条例は,電線類を地下に埋設することによる無電柱化を図り,もって
都市の防災機能の向上,安全かつ円滑な交通の確保及び景観の整備に資すること
を目的とする。
(定義)
第2条
この条例において,次の各号に掲げる用語の意義は,当該各号に定めると
ころによる。
(1) 電線類
電気事業法(昭和39年法律第170号)第2条第1項第18号に規定す
る電気工作物のうち配電のために設置する電線路及び電気通信事業法(昭和59
年法律第86号)第2条第2号に規定する電気通信設備のうち電気通信を行うた
めの線路をいう。
(2) 開発行為
都市計画法(昭和43年法律第100号)第4条第12項に規定する開
発行為をいう。
(3) 道路
道路法(昭和27年法律第180号)第2条第1項に規定する道路をいう。
(無電柱化区域における義務)
第3条
別図に掲げる区域(以下「無電柱化区域」という。)において電線類の敷
設を要請しようとする者は,電柱を設置することなく,電線類を地下に埋設する
ことにより敷設するための管路その他の規則で定める設備を整備し,及び電線類
を敷設する者に対し,費用(電柱を設置することなく,電線類を地下に埋設する
ことにより敷設するために必要な費用のうち規則で定める費用に限る。)を負担
しなければならない。ただし,次の各号のいずれかに該当する場合は,この限り
でない。
(1) 電線類を敷設する区域において,電柱を設置することなく,電線類を地下に
埋設することにより敷設することが技術的に困難な場合
(2) 工事等により電線類又は電柱を一時的に使用する場合
(3) その他市長がやむを得ないと認める場合
2
無電柱化区域において他者からの要請によらず自ら電線類を敷設しようとする
者は,電柱を設置することなく,電線類を地下に埋設することにより敷設しなけ
ればならない。ただし,前項各号のいずれかに該当する場合は,この限りでない。
3
前2項の規定は,電柱を設置することなく,電線類を地下に埋設することによ
り敷設するために最低限必要となる電線類又は電柱については,適用しない。
(無電柱化の促進)
第4条
無電柱化区域を除く区域において,次の各号のいずれかに該当する場合は,
電線類の敷設を要請しようとする者は,電柱を設置することなく,電線類を地下
に埋設することにより敷設されるよう努めなければならない。
(1) 敷設する電線類と既設の電線類との接続箇所が既に地下に埋設されている場
合
(2) 都市計画法第7条第1項に規定する市街化区域において,開発行為をする土
地の面積が1ヘクタール以上の開発行為を行う場合
2
無電柱化区域を除く区域において,前項各号のいずれかに該当する場合は,他
者からの要請によらず自ら電線類を敷設しようとする者は,電柱を設置すること
なく,電線類を地下に埋設することにより敷設するよう努めなければならない。
3
前条第1項ただし書の規定及び同条第3項の規定は,前2項の規定による電線
類の敷設について準用する。
(街灯等の設置)
第5条
無電柱化区域において,開発行為に伴い電線類を地下に埋設する場合であ
って,道路を新設するときは,当該開発行為を行う者は,規則で定めるところに
より当該道路を照らすための街灯その他の照明を設置しなければならない。
2
無電柱化区域を除く区域において,開発行為をする土地の面積が1ヘクタール
以上の開発行為に伴い電線類を地下に埋設する場合であって,道路を新設すると
きは,当該開発行為を行う者は,規則で定めるところにより当該道路を照らすた
めの街灯その他の照明を設置するよう努めなければならない。
(勧告)
第6条
市長は,第3条又は前条第1項の規定に違反し,又は違反するおそれがあ
ると認める者に対し,違反を是正するために必要な措置をとることを勧告するこ
とができる。
(公表)
第7条
市長は,前条の規定による勧告を受けた者が,正当な理由なく当該勧告に
従わないときは,当該勧告に従わない者の氏名及び住所並びに当該勧告の内容を
公表することができる。
2
市長は,前項の規定により公表しようとするときは,あらかじめ当該公表の対
象となる者に意見を述べる機会を与えなければならない。
(委任)
第8条
この条例の施行に関し必要な事項は,規則で定める。
附
則
(施行期日)
1
この条例は,公布の日から施行する。
(経過措置)
2
この条例の施行の際現に都市計画法第36条第2項の規定による検査済証の交付
がなされていない開発行為(この条例の施行前に同法第29条第1項若しくは第2
項の許可を受けたものに限る。)又は建築基準法(昭和25年法律第201号)第7
条第5項,第7条の2第5項若しくは第18条第18項の規定による検査済証の交付
がなされていない建築物の建築(この条例の施行前に同法第6条第1項若しくは
第6条の2第1項の確認済証の交付又は同法第18条第3項の規定による確認済証
の交付を受けた者に限る。)に係る電線類の敷設については,第3条及び第4条
の規定は,適用しない。
3
この条例の施行の際現に都市計画法第36条第2項の規定による検査済証の交付
がなされていない開発行為(この条例の施行前に同法第29条第1項又は第2項の
許可を受けたものに限る。)に係る道路の新設については,第5条の規定は,適
用しない。
別図(第3条関係)
つくば駅周辺
研究学園駅周辺
万博記念公園駅周辺
みどりの駅周辺