5.脳梗塞のICD-10別患者数

徳島県鳴門病院の病院指標(平成26年度)
5.脳梗塞のICD-10別患者数
脳梗塞の病型別の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計しました。
定義
最も医療資源を投入した傷病名の脳梗塞ICD-10コードの上3桁で集計する。
◇ICD-10コード
International Classification of Diseases and Related Health Problems(疾病及び関連保健問題の国際統計
分類)の略称で、世界保健機関(WHO)が世界保健機関憲章に基づき作成した、傷病に関する分類です。
世界の異なる国における傷病の状況を比較できることを目的とした標準的分類で、現在は1990年
(平成2年)のWHO総会で改定された、第10回修正版(ICD-10)が採択されています。
ICD-10
傷病名
発症日から
症例数
平均在院日数
平均年齢
転院率
G45$
一過性脳虚血発作
および関連症候群
3日以内
0
-
-
-
その他
0
-
-
-
G46$
脳血管疾患における
脳の血管(性)症候群
3日以内
0
-
-
-
その他
0
-
-
-
I63$
脳梗塞
3日以内
129
27.0
76.2
37.2%
その他
6
32.0
77.7
50.0%
脳実質外動脈の閉塞
および狭窄、脳梗塞に
至らなかったもの
脳動脈の閉塞および
狭窄、脳梗塞に至ら
なかったもの
3日以内
0
-
-
-
その他
0
-
-
-
3日以内
0
-
-
-
その他
0
-
-
-
I67$
もやもや病〈ウイリス
動脈輪閉塞症〉
3日以内
0
-
-
-
その他
0
-
-
-
I679
脳血管疾患、詳細不明
3日以内
0
-
-
-
その他
0
-
-
-
I65$
I66$
解説
脳梗塞入院は国際統計分類として、I63$(脳梗塞)と分類されます。
発症して早期に入院される患者さんがほとんどで、発症3日以内の急性期脳梗塞が全体の
96%と高率となっております。平均年齢は75歳を超え、いわゆる後期高齢者の方が多く
なっております。平均して1ヶ月程度の入院期間で治療とリハビリを行い、半数以上の方が
自宅もしくは施設に帰られ、40%ほどの患者さんが継続リハビリのために後方支援病院に
転院されております。
地方独立行政法人 徳島県鳴門病院