第48号 北海道雄武高等学校 通信 雄武高校 校訓 平成27年1月30日 風に立て 第48号 北海道雄武高等学校 ℡0158−84−2956 http://www.oumu.hokkaido-c.ed. 「努力、そして努力」 校長 大山 勉 元日のご来光はあいにくの雲に覆われて拝めなかったが、2日目から雄高の丘に昇る朝日 はさすがにまぶしく、まことに有り難い気分にさせてくれた。天候もよく穏やかな年始を迎 えられてなによりだった。13日の登校日には生徒たちが元気な姿を見せてくれたことに安堵 しつつ、いよいよこの1年間の仕上げ(同時に3年生は高校生活の集大成)の時を迎える彼ら にエールの言葉を贈りたい。 高校生活はそれぞれの人生の夢の実現に向けた通過点に過ぎない。今なすべきことは、知 力・気力・体力・豊かな心などの人間力をしっかり高めることと心得て、自らを鼓舞しなが ら努力する力を蓄えてほしい。今目前には学年末や卒業が控えているが、その先にはさらに 挑戦すべき新たな道のりが待ち受けている。それぞれが掲げる目標は、努力しないと到達で きない少し高いところにあるはずだ。ならば、ここではもう一段上の頑張りを期待したい。 その頑張りようが自信のバロメータだからだ。貪欲かつひたむきに、日々努力、そして努力 である。 話は変わって、1月末に風情ある二つの光景をみた。一つは、学校で3年生の最後の国語 の授業で全校百人一首大会が行われた。かるた遊びは日本の正月の風物詩であり、歌かるた 小倉百人一首は古文の教材として扱われている。全学年混成で24チームを編成して2チー ム毎に車座になって対戦。浅野教諭の歌詠みで終始和やかに、時折の歓声に包まれながら皆 が楽しく学んでいた。そしてもう一つは、雄武町の澄んだ夜空を彩る冬花火がとても素晴ら しかった。雄武ならではの初春の風物詩なのであろう、大寒を温かく過ごす遊び心がほっこ りと伝わってきた。いずれも時節に合わせた粋な演出にあっぱれ!拍手喝采。 2月の主な行事 2日(月) 3年家庭学習期間(∼26日) 5日(木) 1,2年生フェスタ 9日(月) 全校集会 自動車学校巡視 16日(月)∼19日(木) 学年末考査 22日(日) 英語検定(2次紋別) 23日(月) 学校評議員会 24日(火) 2学年進路ガイダンス 27日(金) 卒業式予行 同窓会入会式 全校百人一首大会 第48号 北海道雄武高等学校 通信 平成27年1月30日 オムイ塾に6名が参加し学習支援をしました 1月6日から3日間にわたって行われた、雄武小学校でのオムイ塾に1.2 年生6名が参加しました。 小学生がそれぞれの問題に取り組み、わからないことや、知りたいこと を優しく丁寧に教える立場になりました。人は教えることで学ぶと言われ ます。教えることの難しさをわかったことは大きな経験です。参加した2B 濱野結花さんは「小さい子ども達にわかりやすく教えるため、指を使った り、絵をノートに描いて教えました。」と語りました。 3年生残りわずかな学校生活 1月の最後の授業が終わり、2月には家庭学習期間となるため3年生の学校生活はほぼ終わり を迎えます。 29名の皆さんは、この3年間で一人ひとりのドラマをつくり、大きく成長しました。進路 実現に向けて夜遅くまで頑張り、田中生徒会長を中心に主体的に各行事を盛り上げ、部活動実 績をあげてくれました。新聞の投稿欄にもよく掲載されました。京都駅での雄武町PRもこの学 年からはじめることで道を作ってくれました。 各教科でも次のような成果が上がっています。 国語科では、北海道新聞「未来君の広場」へ投稿活動、短歌、俳句、百人一首、新聞づくりな ど様々な自己表現力の向上に取組みました。 英語科では自分なりの題材に、英語でのプレゼンテーションをできるようになりました。 音楽科では歌や楽器、それぞれの練習成果を演奏会で披露しました。 家庭科では和食でも洋食でもレシピさえあればたいていの料理を作れます。 前田直哉君は3年間を振り返って、 「普通教科だけでなく、音楽、調理、パソコンやコミュニーケーションの大切さも学びました。 また、礼儀・挨拶の大切さ、困難を乗り越える力など、社会で役立つことを学べた貴重な、長い ようで短い3年間でした。学んだことをこれからの人生で生かせるかどうかは自分次第なのでし っかり頑張りたい。」と語りました。 全校生徒で百人一首大会をしました 国語科では、国語の授業で百人一首を学び最後に全校生徒でかるた大会を実施しました。体育 館全面を使い熱戦が繰り広げられました。優勝者は、26枚をとった3A相坂匠君と2B中尾友弥君で した。指導した浅野教諭は「百人一首の和歌に興味を持ってもらうことに加えて、学年の枠をな くして協力し、ゲームを楽しむために取り組みました。3年生にとっては最後の国語の授業だった ので思い出になってくれれば」と語りました。 部活動大会結果について 卓球部新人戦全道大会(平成26年12月小樽市) 男子ダブルス 鎌田、菅原組 2回戦進出 女子ダブルス 鳥谷部、滝谷組 2回戦進出 吹奏楽部(平成27年1月18日北見芸術文化ホール) アンサンブルコンクール 個人アルトサックス 金賞 2A 澤田青佳 個人トランペット 銀賞 2B 池実里
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