経済水道委員会 説 明 資 料 名古屋城天守閣の整備・2万人アンケートの 結果等について 平成28年6月1日 観光文化交流局 目 次 頁 1 名古屋城天守閣の整備・2万人アンケート調査結果 1 2 名古屋城天守閣の整備・市民向け報告会実施結果 8 《添付資料》 名古屋城天守閣の整備・2万人アンケート調査結果(グラフ) 1 名古屋城天守閣の整備・2万人アンケート調査結果 (1) 調査概要 区 分 内 容 調査対象 18歳以上の名古屋市に居住する20,000人(外国人含む) 抽出方法 住民基本台帳上から層化無作為抽出 調査方法 郵送による配布・回収 調査期間 平成28年5月6日(金)∼5月20日(金) (2) 回収状況 区 分 調査標本数 標本回収数 標本回収率 件 数 20,000 7,290 36.5% (3) 項目別調査結果 ア 名古屋城訪問回数(有効回答数7,290) 区 分 割 合 1回 10.4% 2回 23.5% 3回以上 58.7% 訪れていない 4.9% 無回答 2.5% - 1 - イ 名古屋城訪問の目的 区 分 件 数 天守閣 4,582 本丸御殿 2,616 庭園 2,740 石垣 1,291 自然 1,761 おもてなし武将隊 542 お土産 221 食事 225 シャチホコ 2,377 その他 809 ウ 「天守閣整備の進め方」の認知度(有効回答数7,290) 区 分 割 合 知っていた 78.3% 知らなかった 19.1% 無回答 2.6% エ 「天守閣整備の進め方」の認知方法 区 分 件 数 タウンミーティング・地域での説明会 96 広報なごや等市広報物 2,007 新聞・テレビ 5,139 その他 92 注 本設問は、設問ウにて区分「知っていた」と回答した方のみ実施 - 2 - オ 「市民向け報告会」への参加意向(有効回答数7,289) 区 分 割 合 参加したい・参加した 9.7% 参加しない 88.0% 無回答 2.3% カ 「名古屋城天守閣の整備」についての理解 区 分 理解でき た 天守閣整備に対する 民間業者からの技術 天守閣木造復元にか 課題の理解 提案の内容理解 かるお金等の理解 (7,288) (7,287) (7,289) 40.1% 31.9% 30.8% 46.0% 47.8% 40.6% 7.5% 12.2% 16.0% 理解で き なかった 4.4% 5.9% 10.9% 無回答 2.0% 2.2% 1.7% どち らか とい うと 理解 でき た どちらか とい うと 理解 でき なか った 注 ( )書きは「有効回答数」を表す - 3 - キ 「個人向け市債」の購入志向(有効回答数7,286) 区 分 割 合 購入する 10.5% 購入しない 43.8% わからない 44.5% 無回答 1.2% ク 「名古屋城天守閣の整備」の考え方(有効回答数7,224) 区 分 割 合 2020年7月までに優秀提案による木造復元を行う 21.5% 2020年7月にとらわれず木造復元を行う 40.6% 現天守閣の耐震改修工事を行う 26.3% その他 6.2% 無回答 5.4% ケ 名古屋城の魅力向上に向けた強化項目 区 分 件 数 天守閣 3,998 本丸御殿 3,257 庭園 2,623 石垣 1,380 自然 1,560 おもてなし武将隊 1,171 お土産 771 食事 1,157 シャチホコ 2,093 金シャチ横丁 2,425 その他 417 - 4 - コ 性別(有効回答数7,290) 区 分 割 合 男 45.8% 女 52.9% 無回答 1.3% サ 年代(有効回答数7,288) 区 分 割 合 10代 1.2% 20代 6.7% 30代 10.3% 40代 15.1% 50代 16.1% 60代 21.8% 70代以上 27.5% 無回答 1.3% - 5 - シ 居住区(有効回答数7,288) 区 分 割 合 千種区 7.2% 東区 3.3% 北区 7.5% 西区 6.6% 中村区 5.8% 中区 3.3% 昭和区 5.2% 瑞穂区 5.0% 熱田区 3.1% 中川区 8.8% 港区 5.6% 南区 5.9% 守山区 7.4% 緑区 10.7% 名東区 6.7% 天白区 6.6% 無回答 1.3% - 6 - (4) 考察 ・名古屋城への訪問回数としては約6割の市民が3回以上訪れていた ・訪問目的としては、天守閣が一番多く、庭園、本丸御殿、シャチホコと続い た ・「天守閣整備」の進め方については約8割の市民が認知しており、「新聞・ テレビ」を通じて知った市民が多かった ・「天守閣整備に対する課題」や「民間業者からの技術提案の内容理解」など 名古屋城天守閣の整備についての理解は、「どちらかというと理解できた」 を含めると7割以上の市民が理解できたと回答している ・名古屋城天守閣の整備の考え方については、「2020年7月にとらわれず 木造復元を行う」が40.6%と最も高く、「現天守閣の耐震改修工事を行 う」が26.3%、「2020年7月までに優秀提案による木造復元を行う」 が21.5%と続いた ・木造復元を行うと答えた市民は「2020年7月までに優秀提案による木造 復元を行う」と「2020年7月にとらわれず木造復元を行う」を合わせる と60%を超えた ・名古屋城の魅力向上に向けた強化項目としては、天守閣が一番多く、本丸御 殿、庭園、金シャチ横丁と続いた - 7 - 2 名古屋城天守閣の整備・市民向け報告会実施結果 (1) 来場者数等 場 所 来場者数 5月10日 名東文化小劇場 130人 746回 5月11日 西文化小劇場 256人 391回 5月12日 港文化小劇場 123人 277回 5月13日 緑文化小劇場 182人 147回 5月15日 鯱城ホール 185人 358回 876人 1,919回 計 注1 2 インターネット 視聴回数 日 時 来場者数は関係者及び登壇市会議員除く インターネット視聴回数は5月30日現在 - 8 - (2) 主な意見 区 分 内 容 木造復元 ・名古屋城は木造化されたらもっと注目されるので、他を紹 介するプラットフォームとなる役割を期待したい ・観光だけでなく、林業の再生、文化の復興などの起爆剤と してこの復元を考えられないか ・若い世代へのアピールが少ない、今後どのようにアピール していくのか ・本物の方が当然インパクトが強く、熱田神宮とあわせて2 つの大きな観光名所ができる ・木造復元することは市民の文化レベルを上げることになる ・詳細な実測図が残されていたことは神様がくれたチャンス であり、人材育成に取り組むなどものづくり名古屋の宝を 育ててほしい ・熊本地震を受け構造計算をやり直すべきではないか ・地震が来て天守閣が崩れ、借金だけが残るということでは ないか ・年間300万人以上も来場すると木造建築物で何百年も耐 えられるのか 耐震改修 ・アセットマネジメントで長寿命化を図っており、耐震改修 で済ますべき ・名古屋城も大阪城のように改修して文化財を目指せば良い ・熊本城の被害から新しい知見が出る可能性がある ・まずは石垣からやるべきで天守閣は耐震だけで良い - 9 - 区 分 内 容 提案内容 ・竹中案は外国産の木材を利用することになっているが、国 産中心という要求水準にあわないのではないか ・木材の調達は可能なのか ・タウンミーティングの時よりも建設費が上がっており、こ れからも更に上がるのではないか ・木造復元に賛成、石垣と天守閣は平行して行えばよい ・昇降機について設置する必要があるのか 収支計画 ・入場者数の見込みなど試算が甘い ・入場者数が想定よりも少ない時に誰が責任を持つのか ・入場料の考え方については市外の方こそ優遇すべき ・入場料収入だけでなく金シャチ横丁の売上から寄付しても らったらどうか ・名古屋城の入場料は欧米と比べると安いので、入場料を値 上げしてもいいと思う その他 ・2万人アンケートの結果を市がどう受け取るかが重要 ・政争の具になっているのは残念 ・住民投票してはどうか - 10 -
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