選択16 講 習 科 目 名 工業の授業活性化のための土木系技術の解説 時 12 時間(60 分×12) 間 数 主な受講対象者 高等学校工業科教諭 8 月 19 日(金)~ 実施期日 20 日(土) 講習形態 講義および実習 受入人数 10 人 武田 三弘(工学部教授) :1 時限目~3 時限目担当(講義) 遠藤 孝夫(工学部教授) :4 時限目~6 時限目担当(講義) 担当教員 山口 晶 (工学部教授) :7 時限目~8 時限目担当(講義) 武田 三弘(工学部教授) :9 時限目~11 時限目担当(実験) 武田 三弘(工学部教授) :12 時限目担当(筆記試験監督) 講習の到達目標 (成績評価の観点) 学習指導要領における科目の環境工学基礎および土木基礎力学に関する内容を理 解する。また,理解した内容を基に,工業高校における授業を活性化できる知識を 身につける。 本講習は工業の土木系を主体としたもので,内容は、建設材料であるコンクリート の材料,施工および劣化、マトリックスを用いた構造解析法の理論とプログラム解 講習の概要 析の実行、そして地盤工学の基礎と実務の適用例であり、それぞれに関連した新技 術の紹介を含めた講義を行い、さらに実験として鉄筋コンクリートの梁の曲げ耐力 の計算と破壊試験を行う。 (8 月 19 日) 1 時限目~3 時限目(講義) 建設材料としてのコンクリートに関する講義 ①コンクリートの材料(セメントの製造方法,骨材,水,混和材料) ②コンクリートの施工 ③コンクリートの劣化 4 時限目~6 時限目(講義) マトリックスを用いた構造解析法に関する講義 ①マトリックス構造解析法の特長とマトリックス代数 ②マトリックス構造解析法による具体的解析例 ③マトリックス構造解析法によるプログラムと解析 講習計画 (8 月 20 日) 7 時限目~8 時限目(講義) 地盤工学の基礎に関する講義 ① 地形と地盤 ② 地盤工学の基礎知識の実務への適用例‐シールド掘削工事に関する 技術相談を例にして- 9 時限目~11 時限目(講義と実験) 鉄筋コンクリート梁の耐力計算と破壊試験結果との比較 ①鉄筋コンクリート梁の曲げ耐力の計算方法 ②コンクリートの圧縮試験と鉄筋コンクリート梁の載荷試験 12 時限目(筆記試験) 受講した講義及び実験内容に関わる問題について解答する。 筆記試験および実験実習の4観点別評価を総合して最終評価とする。 教材・参考文献 教材はプリントして配付する。 ・筆記用具とノートを持参すること。 (報告書用紙、グラフ用紙などは不要) 受講者に望むこと ・実験に際しての服装や履物は、同系の実験を勤務校で実施している状況を参考に 準備してほしい。 ・講義はエアコン設置の室内環境で行われるが、実験はそうではない。 備考 ・関数機能付の電卓を持参する。筆記試験では、必要に応じて持参した電卓の使用 を認める。携帯電話など電卓以外の機器に組み込まれた電卓機能を筆記試験中に用 いることは認めない。
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