施工条件明示書 1.工程について (1) 本工事における施工時間帯は、以下のとおり見込んでいるが、関係機関との協議・調整等 により、時間帯の変更が必要となった場合には、別途協議するものとする。 ・昼間作業 8:00∼17:00(準備・後片付け等を含む) ただし、供用中の道路上での作業、既設機器の運用に支障を伴う作業等は、9:30∼16:30 までとする。 (2) 受注者は、本工事と関連する関係者と十分に協議のうえ、相互協力して円滑な施工に努め ること。関係者として、以下を見込んでいる。 ・公社保守業者(広島高速電気通信設備保守点検等業務) ・中国総合通信局 2.施工について (1) 工事用車両 工事用車両の高速4号線の現場出入りは、下り線(中広入路⇒沼田出路)、上り線(沼田入 路⇒中広出路)を見込んでいる。詳細計画については、別途、関係機関等と協議の上、決定 するものとする。 運行車両について、受注者自ら利用台数(月単位)を記録・整理し、監督員に提出しなけ ればならない。 (2) 現場出入りに係る広島高速道路通行料金については、次のとおり見込んでいる。なお、詳 細な通行方法については事前に監督員と協議を行うこととし、設計変更の対象とする。 ①通行区間:高速4号線(中広∼沼田間) ・対象車両は、作業車両(電波伝搬調査)とする。 ・通行台数(延べ) :普通車 4 台を見込んでいる。 ・通常料金を見込んでいる。 3.排ガス対策型建設機械について (1) 電気通信設備工事共通仕様書(平成 24 年広島高速道路公社) 「1-1-37 環境対策」で使用を 義務付けている排出ガス対策型建設機械においては、第2次基準値以上の建設機械の使用に 努めること。なお、使用する排出ガス対策型建設機械について、排出ガス対策型の基準値に よる設計変更は行わない。 4.既設機器の移設及び試験調整について 既設指令台、VO-IP、MC の移設(①本社保全課⇒本社交通管制室 ②高速3号線宇品管 制室⇒高速4号線沼田管制室)については、公社職員にて取外し・運搬・取付けを行うため、 本工事では当該機器の試験調整のみを見込んでいる。 1/2 5.既設機器類の撤去について 本工事で発生する金属くず(廃プリント配線板含む)及びケーブルの処分先については、 次の処分先条件を想定している。 (1) 高速4号線の既設装置類 [処分先] 広島市南区出島一丁目 [運搬距離] 片道約18km [処分費用] 平日昼間の受入費用 6.その他 (1) 本工事の施工に伴う各関係機関との協議・調整等を積極的に行うとともに、それに伴い監 督員が指示した資料作成についても迅速に行うこととする。 (2) 積算基準については、 「広島高速道路公社土木工事積算基準(平成 28 年 4 月) 」によるもの とし、共通仮設費率、現場管理費率は大都市を考慮した補正を行い、労務費及び資材費につ いては、 「平成 28 年度 土木工事設計資材単価表(平成 28 年 4 月改訂)」によるものとする。 ただし、上記積算資料にない資材単価は物価資料(建設物価、積算資料)の平成 28 年 4 月 版によるものとする。 (3) 本工事で使用する機器に関しては、監督員の検査で合格したものを使用するものとする。 ①移動無線設備 基地局無線装置、車載型無線装置、携帯型無線装置、空中線(八木型アンテナ) 2/2
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