青年部、第25回通常総会を開催 部会長に船山氏(三和鉄構建設㈱)を選出 「きめ細かく要望に対応」を表明 当組合青年部は、5月28日午後6時よりRCC文化センターにおいて第25回通常 総会を開催し、新部会長に船山聖喜・三和鉄構建設㈱工場長を選出しました。 総会は、尾熊哲雄・㈲トータルテック オグマ社長の司会で始まりました。 冒頭、来賓出席した山本泰徳理事長が「昨年、青年部はリニューアルされて間もない たが、岩土部会長のもと上手に活動を軌道に乗せられた。今年度はさらなる活動を期待 して活動費を2倍の200万円計上した。今後も親会として青年部の活動に期待してお り、活動に応じて予算を増やすことも考えている」 と青年部の活動への期待を述べられました。そして 「私は稼業として20年以上前にこの業界に入った が、もうファブ業界も、たまたまファブの経営者の 子供に生まれたからという家業として経営するとい うやり方は限界にきていると思う。今後は、2世で あれ、従業員であれ、資質のある人が経営者として ファブの事業を展開していく必要があると思う。ま た、ファブの技術は、奥が深い。教科書通りではな い部分がたくさんある。かって広島にもそうした技術 山本理事長 に精通した技術者がたくさんいたが、引退され今はもういない。そこで皆さんに期待す ることは、新しい技術を勉強していただきたい。そのための鉄骨製作部会であり、各種 講習会だ。種々の機会を作っているので、後はその機会をどのように活用するかは皆さ ん次第だ」と家業からの企業経営への脱皮と技術の研鑽を求めた。最後に「部会長にな る船山さんに一言伝えたい。部会長在任中にリーダーシップをしっかり勉強してくださ い。会社で部下を使うよりもこの会を運営する方がいかに難しいことか実感されると思 う。そういうことを意識して、部会長の役割を果たして下さい。一方で、青年部の皆さ んは部会長にしっかり協力してください。最後になりますが、5年後には、ここのメン バーの多くが理事会に名を連ねることになります。現在の三役は50代だが、先祖返り するわけにはいかないので、次は40代への移行が期待される。是非、ここのメンバー に頑張っていただきたい。そして皆さん楽しくやりましょう」と締めくくられました。 続いて、岩土部会長が「4月5月は仕事量は少なかったが、6月、7月、8月は忙し くなりそうな見通しだ。私たちの建築の仕事は常に仕事の波が避けれない。先行きに対 1 し厳しい話も聞くが、我々は、仕事がたくさんあるときはしっかり稼ぎ、体力を蓄え、 勉強することが大事だ。今後とも、青年部の情報、活動など青年部を活用して業務に役 立てていただきたい。同時に青年部も皆さんの業務に役立てられるよう努力して成長し ていきたいと思っている。今後ともご協力をお願いしたい」と述べました。 この後、有地康史・㈱成伸工業社長が議長に就任し、「本総会は、本人出席17名、 委任状出席8名、計25名と定足数を満たし、総会が成立した」と宣言した後、議案審 議にはいりました。 役員改選では、新部会長に船山聖喜・三和鉄 構建設㈱工場長を選出しました。船山新部会 長は「基本的には、皆さんに負担をかけず参 加しやすいという岩土部会長が進められてき た路線を継承する。同時に皆さんの要望にき め細かく応えていきたい。例えば、資格関係 については、砥石の資格(研削砥石取替試運 転作業者)など小さな資格でも1社では取得 が難しいということであれば、青年部に要望 船山新部会長 を上げていただきたい。青年部として応えていきたい。同時に、皆さんのご協力をよろ しくお願いしたい」と抱負を述べました。 この後、事業報告、決算、規約改正、事業計画、決算を承認したほか、新規に向山宏 樹氏(佐竹鉄工㈱) 、島田泰実氏(㈱島田鉄工所)の2名の加入を承認した 2
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