平成 28 年6月 1 日 給食だより 認定こども園 深江幼稚園 ~給食室~ 食育の日(6月19日) 6 月は食育月間です。健全な心身を培い豊かな人間性を育むために、食育は重要なテーマです。 幼稚園や学校での食育、地域における食育、生産者と消費者、食文化の継承など食育は様々な形で行 われています。食の大切さを見直してみるのもいいですね。 幼稚園の裏のハウス「ぶどう畑」では、ぶどうがすくすくと生長しています。小さい小さい緑の実が いつのまにかしっかりとした緑のぶどうに生長しています。いよいよてっかの時期を迎えようとして います。沢山の人の手が加わって出来る「ぶどう」 。ぶどうの袋がけもみんなで体験します。 こども達は、時々ハウスに散歩にいっては楽しみにしています。横のハウス「すくすくハウス」では、 園長先生ときりん組さん達が一生懸命受粉したスイカ(ウリボール)が大きくなっていました。もう すぐ、みんなで食べられるかな! 楽しみですね。 ・6 月のテーマ:衛生管理の見直し ~夏に向けて食中毒予防の徹底を!~ ~夏に向けて食中毒予防の徹底を!~ 近年の食中毒発生件数、推移を見ると、夏だけ注意すればよいとい うことではなくなってきています。6 月は「要注意」の時期といえ るでしょう。冬はウィルス性の食中毒が多いのに対して 6 月には 虫歯予防デー 細菌性の食中毒が多くなるのが特徴です。 6 月 4 日は虫歯予防デーです。歯のために ・細菌性食中毒の種類 細菌性食中毒の種類 も栄養バランスの良い食事をとることが大 ○サルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクター 切です。カルシウムだけでなく、たんぱく質、 (魚類、卵、食肉に含まれることがあり、細菌が体内で増殖し食中 ビタミンなどもしっかり取りましょう。柔ら 毒を起こす。) かい料理ばかりでは、噛みあわせ、歯並びに ○黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌(おにぎり、魚肉発酵食品に含ま 影響します。良く噛むことは、唾液の分泌を れ細菌が食品中に増殖して毒素が作られることで食中毒を起こす) 促し虫歯の予防になります。噛むことの多い ○病原菌大腸菌、ウェルシュ菌など(水や土壌、多種類の食品、井 食べ物は、歯にもよく、カルシウムも多く含 戸水から検出されています。体内の消化管内で増殖する際に初めて まれます。☆ ☆6 月 8 日は歯科健診の日です。 毒素を生成する。) ・再認識!食中毒の予防3原則 ・再認識!食中毒の予防3原則 調理室へ新鮮ないちごが届きました。 ① 菌をつけない・・生食用の食品と加熱用の食材を一緒にしない。 早速、いちごでジャムを作りました。 ② 増やさない・・調理したものはすぐに食べる。食べない時は こども達はイチゴジャムが大好きです。 冷蔵庫へ入れる。 おやつに出たジャムサンドが大好評で ③ やっつける・・加熱して菌を殺す。 した。提供してくださった杉永さん、あ ☆季節の「 季節の「食べ物のことわざ」 食べ物のことわざ」 りがとうございました。 「梅はその日の難のがれ」 「梅はその日の難のがれ」・・朝一粒の梅干しを食べることでそ 手作りおやつを心がけています。 の日は災厄を逃れることができる。という意味。もちろん梅干しを 園に保存してある「サツマイモ」を使っ 食べたからと言って災難に合わないということはありませんが、抗 たり、ジャガイモやかぼちゃが入ったド 菌効果や整腸作用のある梅干しを食べていれば、一日を無事に過ご ーナツや蒸しパンを作りました。 せるということです。 美味しい手作りおやつがみんなは大好 きです。 「きょうのおやつは、なあに!」 と尋ねてくるこども達!楽しみにして いる気持ちが伝わってきます。
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