平成28年6月 1 日 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 契約担当役 石油開発技術本部長 市川 真 平成 28 年度操業現場技術支援事業 公募要領 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下、「当機構」という。)は、わが 国企業がオペレーターないしは準オペレーターとして直接探鉱・開発事業に携わって いるプロジェクトに対し、それらのプロジェクトが抱えている具体的な技術課題の解決 を目的としたスタディをそれら企業と共同で実施しています。 今般、石油天然ガス開発に関する操業現場技術支援として、共同スタディのテーマ を募集いたします。本趣旨に沿ったテーマがございましたら、下記の要領に基づき、 提案書のご提出をお願いいたします。 1.目的 操業現場技術支援事業は、油田・ガス田の探鉱及び開発・生産現場における技術 の課題を解決するためのスタディを行うことにより、有望な資源の発見や埋蔵量の増 大、生産量や生産効率の改善に繋がり、それらをもって石油・天然ガス開発等の促進 に寄与し、わが国への安定供給に資することを目的とします。 また、スタディ結果を、守秘義務上の制限や油ガス田の事業に影響のない範囲で 技術的知見として蓄積・集約し、広くわが国企業の活動に役立てることを目的としてい ます。 2.募集受付期間 平成 28 年 6 月 1 日~平成 28 年7月 29 日 3.対象となる共同スタディの概要 (1) 対象事業: 石油及び天然ガスの探鉱、開発・生産事業に関する技術課題 (対象フィールドは国内、国外を問いません) (2) 事業期間: 原則1年以内 (契約締結日から平成29年2月末までを目途) (3) 費用負担: スタディ費の50%を上限として当機構が負担します。当機構負担額は1件 1 当たり最大100,000千円までとします。上記金額は予算上の限度額であり、 提案費用も審査の対象項目となります。また、計上できる経費は4.の通りです。 なお、最終的な契約金額については、事業内容や採択件数などを勘案し当機 構と調整した上で決定することといたします。 (4) 採択予定数: 1件程度 (5) 実施体制: 以下の表のとおりです。 ご提案 JOGMEC 企業 採択 共同スタディ契約 技術的アドバイス、分析提供 最新情報提供 実績報告書提出 費用の確定/JOGMEC 負担分の支払い 4.経費負担について 対象経費: 外注費 消耗品費・通信費 外部専門家等の交通費 資料購入費 報告書作成費 消費税 その他機構が認めたもの 対象外経費: 支援対象者の人件費、一般管理費、旅費、交通費 実験設備、分析機器等の購入・賃借にかかわる費用 光熱水費 保守料・保険料 5.応募者の資格 次の要件を満たすことが必要です。 2 海外または国内において、石油開発事業を営む本邦法人等であって、対象と なる油田・ガス田開発のオペレーターシップ等を有すること。 「本邦法人等」とは、本邦法人または海外において本邦法人が出資した探鉱開 発を行う子会社をいう。 操業する上で技術的課題が存在し、独自に解決することが困難であること。 共同スタディを実施するにあたって適正なスタッフを有し、当機構との連絡調整 や打ち合わせ等適切な対応ができること。 共同スタディ実施時には、添付の契約を締結すること。 当機構の「競争参加者の資格に係る公示」の「3 競争に参加することができな い者」に該当しない者であること。 平成28・29・30年度競争参加資格(全省庁統一資格)の「役務の提供等」に おいて、「A」、「B」、「C」若しくは「D」の等級に格付けされている者又は提案 書提出期日までに同資格を取得することができる者。 現在、国又は政府関係機関から補助金交付の停止又は契約に係る指名停止 等の行政処分を受けている期間中でないこと。 6.応募方法 提案者は、本公募要領に基づいて作成した提案書をクリップ止めで正本1部と CD 等に保存した提案書の電子媒体を郵送または直接、下記担当者まで提出してくださ い。FAX や E-mail での受付はいたしません。(平成28年7月29日 12:00 必着) 〒261-0025 千葉市美浜区浜田一丁目2番2号 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 石油開発技術本部 技術部 技術企画課 西河 伸弘 電話:043-276-9216 提出された提案書は、本募集の選定のための審査のみに使用します。返却は いたしません。 7.提案書の作成要領 提出書類は原則日本語(専門用語等必要な部分は除く)で、ワード(文字サイ ズは11ポイント程度)で作成して下さい。なお、専門用語については脚注等の説 明を極力入れて戴きますようお願いします。 提出書類はすべて A4版とし、通しページ番号を付してください(ページ番号は、 各葉とも中央下に付してください。)。 8.審査方法と審査基準 3 操業現場技術支援事業の趣旨を踏まえ、内部審査にて下記の観点から総合的な 審査を行い、採択選定を行いますが、必要に応じてご説明をお願いするほか、追加資 料の提出を求めることもありますのでご承知おきください。なお、審査段階でのお問い 合わせには応じかねますのでご了承ください。 支援事業によりスタディ等が実施された場合、結果としてその成果が事業計 画、現場操業等に取り入れられ実用に供される可能性が高いもの。 国内の企業が実証した経験のない技術の先駆的導入や適用であるもの。 我が国開発企業あるいは我が国他産業にアイディアやシーズがありながら、 対外的に実績が無いために事業のレベルで適用ができないもの。 本邦石油開発業界への波及効果が高いもの。 スタディを通じて、新規技術を活用した当該技術の検証の一環になるもの。 共同スタディの実施に必要な体制・能力を有していること。 提案された計画は具体的で実現性があること。 費用の妥当性があり、費用対効果を有すること。 9.採択通知の方法 採択の可否については提案者(担当者)にご連絡いたします。 10.その他、注意事項 ① 提案書の作成や応募に要する費用は、提案者の負担になります。 ② 提案書に記載された内容は、実行可能な作業のみを記載して下さい。 ③ 提案書に記載された内容に虚偽があった場合には、採択後であっても取り消 す場合があります。 ④ 原則として、採択選定後の辞退には応じられません。 11.お問い合わせ 本件の募集に関して説明会の開催は予定しておりませんので、ご質問等はお手数 ですが下記担当まで電子メールでお願いいたします。電話でのお問い合わせの受付 はいたしません。なお、お問い合わせの際は、件名(題名)を必ず「平成 28 年度操業 現場技術支援事業」として戴きますようお願いします。他の件名(題名)ではお問い合 わせに回答できない場合がございます。 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 石油開発技術本部 技術部 技術企画課 担当:西河 伸弘 4 E-mail:[email protected] ○契約の公表に係る留意事項 独立行政法人が行う契約については、「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本 方針」(平成22年12月7日閣議決定)において、独立行政法人と一定の関係を有する 法人と契約をする場合には、当該法人への再就職の状況、当該法人との間の取引等 の状況について情報を公開するなどの取組を進めるとされているところです。 これに基づき、以下のとおり、当機構との関係に係る情報を当機構のホームページ で公表することとしますので、所要の情報の当方への提供及び情報の公表に同意の 上で、応札若しくは応募又は契約の締結を行っていただくようご理解とご協力をお願 いいたします。 なお、案件への応札若しくは応募又は契約の締結をもって同意されたものとみなさ せていただきますので、ご了知願います。 (1) 公表の対象となる契約先 次のいずれにも該当する契約先 ① 当機構において役員を経験した者(役員経験者)が再就職していること又 は課長相当職以上の職を経験した者(課長相当職以上経験者)が役員、 顧問等として再就職していること ② 当機構との間の取引高が、総売上高又は事業収入の3分の1以上を占め ていること ※ 予定価格が一定の金額を超えない契約や光熱水費の支出に係る契約等は 対象外 (2) 公表する情報 上記に該当する契約先について、契約ごとに、物品役務等の名称及び数量、 契約締結日、契約先の名称、契約金額等と併せ、次に掲げる情報を公表します。 ① 当機構の役員経験者及び課長相当職以上経験者(当機構OB)の人数、 職名及び当機構における最終職名 ② 当機構との間の取引高 ③ 総売上高又は事業収入に占める当機構との間の取引高の割合が、次の 区分のいずれかに該当する旨 3分の1以上2分の1未満、2分の1以上3分の2未満又は3分の2以上 ④ 一者応札又は一者応募である場合はその旨 (3) 当方に提供していただく情報 5 ① 契約締結日時点で在職している当機構OBに係る情報(人数、現在の職 名及び当機構における最終職名等) ② 直近の事業年度における総売上高又は事業収入及び当機構との間の取 引高 (4) 公表日 契約締結日の翌日から起算して原則として72日以内(4月に締結した契約に ついては原則として93日以内)。 以上 添付: 1. 提案書様式 2. 共同スタディ実施契約書 6
© Copyright 2024 ExpyDoc