効率化と正確さを助けるAdd-Vessel機能 PDF 383KB

Advantage Workstation / AW Server
GE Healthcare
お客様の声 Vol.02
効率化と正確さを助ける
Add-Vessel機能
竹田綜合病院
CM部 放射線科 診療放射線技師
足利 広行 様
当院では診断用 CT 装置2台で約 80 件の検査を実地しており
ローディングしても、ストレスなく使え、且つ精度も高く、これだ
ます。このうち心臓検査を含め約 20 件の検査で、3D 処理を実
け石灰化強くて普通は石灰化の影響が出てしまう様な症例で
施しています。
も分離が出来ているので、当院で使 用しているワークステー
内訳は心臓が約一日平均 8件。下肢血管が一日平均3件で、血
ションの中でもとても優れていると思います。
(図2)
管と骨の画像処理が多い事が特徴です。
このような画像を構築している最大の目的は、診療科医師か
当院では数メーカーのワークステーションを使用しておりま
らの要望に応えるためであって、それはひいては患者さんのた
すが、AW は血管の自動描出機能の精度が最も優れているた
めであると思います。
め、心血管、下肢血管などの画像処理に主に使用しております。
診療科医師はこの画像を見て手術シミュレーション等も出来
自動血管描出機能により、操作者のスキルによらず短時間で
ますし、また、時間をかけず直ぐに診療科医師の方に提供出来
同質の画像処理が行えます。また3DとMPR、CPRが連動してお
るというのが、やはりAWの最大の魅力だと思われます。
り、一回の画像処理で全てのルーチン処理が終了するため、緊
急性の高い画像処理にも安心して対応できております。
下肢血管の骨除去ですと、Auto Remove Boneという機能
があります。ワンクリックで、ほぼ完成に近い状態で骨の除去
と血管描出が終わっております。とても精度が高く出来ている
ソフトだと思います。
この画像で、3000 枚位の画像をローディングしていますが、
図1
ストレスなく使え精度も良いです。
(図1)
また、当院では複雑な症例を処理することが多く、自動処理
ではしばしば血管が少し切れている所や少し違う場所を取って
いる部分があるのですが、Add-Vessel 機能を使う事で細かい
血管の描出ができますので、とても良いワークステーションだ
と思います。
10 年前とか20 年近く前のAWを知っていますが、その頃はお
そらく画像をローディングするだけで、とても時間がかかって
いたと思いますが、今のバージョンは、この 3000 枚の画像を
図2
販売名称 AWサーバー
医療機器承認番号 22200BZX00295000
販売名称 アドバンテージワークステーション
医療機器承認番号 20600BZY00483000
※お客様の使用経験に基づく記載です。仕様値として保証するものではありません。
JB40485JA