生徒指導だより - Yokkaichi.ed.jp

生徒指導だより
2016年5月28日
山手中生徒指導委員会
NO-3
あいさつがほめられました
先日、四日市市教育委員会の方がみえました。校長先生が、毎朝昇降口でみんなを迎えているのを知ってますね。
教育委員会の方々も、一緒に昇降口に立ち、みんなの様子を見て「山手中の子は、しっかりあいさつができますね。
また、会釈もできます。
」とおほめの言葉をいただきました。みんなで、さらに雰囲気の良い学校にしていくために、
あいさつを続けましょう。
熱中症対策についての取り組みについて
日差しが強くなり、季節がどんどん夏に向かってくのを感じますね。それにともなって熱中症が心配される季節
になってきました。実は冬でも熱中症はおこるのですが、特に夏場は水分補給
などを怠ると、熱中症で体調を崩してしまうことが心配されます。
そこで山手中学校では、
熱中症対策として次のような取り組みをしています。
この制度を活かし、各自で熱中症の予防に努めましょう。
【取り組み期間】
6月1日(水)~9月末日まで
【取り組み内容】
① 体操服での登校、および体操服で体育以外の授業を受けること。
② スポーツドリンクの
スポーツドリンクの持参を許可
持参を許可すること。
を許可すること。
【①服装についての注意】
あくまで熱中症対策のため、体操服は、半そで・ハーフパンツとします。ウインドブレーカーやジャージは取
り組みの目的に合わないため、認められません。寒い時は通常通り制服を着用しましょう。
汗ふき用のタオルを持参すること。ただし首や肩にかけた状態で授業を受けたり、その状態で校舎内を移動す
るのは禁止します。
制汗剤の使用は、無香料に限って認めます。香りで気分が悪くなった人がいるためです。
【②飲み物についての注意】
お茶またはスポーツドリンクとし、ジュース類は認めません。スポーツドリンクは純粋に「スポーツドリンク」
として販売されている物であり、味が加えられたもの(レモン味、ライチ味など)や炭酸入りのものは対象外
です。味が加えられた水も同様です
ペットボトルはゴミを学校に捨てない限り認めますが、右図のようなドリンク
パウチタイプは認ていません。
ペットボトルごと凍らせて持ってくるのは認めます。
登下校時に購入するのは禁止です。
健康に配慮した取り組みであり、全員がきちんとルールを守って
健康に配慮した取り組みであり、全員がきちんとルールを守って
熱中症の予防につながるよう
熱中症の予防につながるよう、意識を高め
つながるよう、意識を高めましょう
、意識を高めましょう。
ましょう。
終業式・始業式の日は制服を忘れないようにしましょう。
【参考資料】
熱中症にご用心!
熱中症の発生には、気温、湿度、風速、直射日光が関係します。また同じ気温でも湿
度が高いと危険性が高くなります。さらに運動強度が強いほど熱の発生も多くなり、熱
中症の危険性も高くなります。暑い所で無理に運動しても効果は上がりません。環境条
件に応じた運動、休息、水分補給が必要です。
【こまめな水分補給をしよう】
体を運動や暑さにならすために、水分の補給が重要です。人は汗によって体温を調節します。マラソンなどでは
一般の人でも1000ワットもの熱を発生します。100ワットの電球10個分の熱が発生するので、この熱を汗
で冷やして、体温を一定範囲内に保っているわけです。
(1) 気温の高い時は15~20分ごとに飲水休憩をとることによって、体温の上昇が抑えられます。
(2) 1回200ml~250ml の水分を1時間に2~4回に分けて補給してください。
(3) 水温は5~15℃が望ましいとされています。
(4) 食塩(0.1~0.2%)と糖分を含んだものが有効です。運動量が多いほど糖分を増やしてエネルギーを補給し
ましょう。4~8%程度の糖分を含んだものが疲労の予防に役立ちます。
【水だけじゃダメ? 汗をかいたら塩分も補給】
我々の体には、ほぼ0.9%の塩分を含んだ血液が循環しています。ところが大量の発汗がおこると、皮膚をなめ
ると塩辛い味がすることから分かるように、塩分も失われます。この時に水だけを飲むと、血液の塩分濃度が薄ま
ってしまい、運動能力が低下するだけでなく熱中症の原因となるわけです。
【食塩と糖分を含んだ水分補給が効率的】
水分の組成としては0.1~0.2%の食塩
と糖分を含んだものが有効です。運動量が多
いほど糖分を増やしてエネルギーを補給しま
しょう。特に1時間以上の運動をする場合に
は4~8%程度の糖分を含んだものが疲労の
予防に役立ちます。これには、冷えたスポー
ツ飲料が最適です。
皮膚からの熱の出入りには衣服が関係します。暑い時には軽装にし、素材も吸湿性や通気性のよいものにしまし
ょう。屋外で、直射日光がある場合には帽子を着用しましょう。防具をつけるスポーツでは、休憩中に衣服をゆる
め、できるだけ熱を逃しましょう。