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寄附で支えあうまちづくり特集号
S ETAGAYA
発行/世田谷区 編集/広報広聴課 〒154−8504 世田谷区世田谷4−21−27
☎ 5432−1111
(代) 5432−3001(広報広聴課)
区のホームページ(パソコン・携帯電話共通) http://www.city.setagaya.lg.jp/
平成28年(2016年)5月30日発行
No.1578
児童養護施設退所者等
奨学基金
国際平和交流基金
子ども基金
寄附
で支えあう
まちづくり
を推進しています
文化振 興 基 金
ⓒ桂修平
地域保健福祉等
推進基金
み ど り のトラスト
基金
義務教育施設整 備
基金
支えあいの輪が広がる地域社会をめざして
世田谷区は、人口88万7994人(4月1日現在)の規模になりました。これまでも、
多くの区民の皆さんから御厚志を寄せていただき、福祉や環境、子育てや教育、文
化等、幅広い分野で活用させていただいています。
区では、児童養護施設を巣立ち大学・専門学校等へ進学する若者たちを支援す
るために基金を立ち上げ、今年度より年額36万円を上限として給付する奨学金制
度をスタートしました。この間、区民の皆さんに基金への寄附
を呼びかけたところ、5月13日現在で546万8000円のご協力
をいただきました。
この特集号を通じて、
「児童養護施設退所者等奨学基金」
「子
ども基金」
「地域保健福祉等推進基金」
「みどりのトラスト基金」
「義務教育施設整備基金」
「文化振興基金」
「国際平和交流基金」
の7つの基金をご紹介します。
いずれも
「ふるさと納税」
の対象
い
となります。区民の皆さんの思いが、
事業推進に活きるような 世田谷区長
の ぶ と
寄附の仕組みをつくりました。
ご協力いただければ幸いです。
保坂 展人
区では、区民の参加と協働による支えあいの輪が広がる
地域社会をめざして、寄附文化醸成に向けた取組みを進め
ています。皆さんの温かい気持ちで地域の笑顔が増え、ま
たそこから新たな善意が生まれていく。そのような社会を
めざしています。区への寄附は、
福祉・子ども・みどりなど
7つの基金から選んでいただけます。皆さんの善意で地域
に幸せの輪を広げることができますよう、ご支援をお願い
します。
お問い合わせ先
寄附全般に関すること
総務課☎5432-2062 5432-3000
■ 基金の内容に関すること、
寄附いただける基金がお決まりの方
各基金担当課
(連絡先は2・3面参照)
■
問 寄附全般に関すること=総務課☎5432−2062
5432−3000
基金の内容に関すること、寄附いただける基金がお決まりの方=各基金担当課
寄附で支えあうまちづくり特集号
7つ の 基 金 から 選 べます
い
皆さんの寄附が区政に活かされます
児童養護施設等を巣立つ
若者の進学を支えるために
児童養護施設退所者等奨学基金
問 若者支援担当課 ☎5432-2585
新設
(28年3月創設)
厚生労働省雇用均等・
児童家庭局家庭福祉課調べ
(26年5月現在)
児童養護施設等退所
者の進学率は著しく
低い状況にあります
5432-3050
寄附はこのように使われます
●
基金へ寄附い ただいた方へ
① 有効に活用されていることを確認していた
だけるよう、寄附金の使われ方をお知らせ
します。
進学
就職
全高卒者
児童養護施設等退所者
児童養護施設等を巣立つ若者
に対する大学等の学費の一部
として給付
② 基金関連団体の活動やイベント情報等をご
紹介します
(寄附いただいた時期等により、
内容を変更する場合があります)。
寄附はこのように使われます
親子で楽しめるイベントやワー
クショップの開催
● 子育て中の母親がリフレッシュ
しながら交流できる講座の開催
● 支援を必要とする子どもの食や
学び、遊びのサポート
●
学校教育のために
問 教育総務課 ☎5432-2652
寄附金から給付を受け進学した若者の
声などをまとめたリーフレット等をお
送りします。
5432-3081
安心して子育てできる環境づくりや、
「学び」
「遊び」
を通した子どもの
成長支援など、子ども、子育てを地域で支える活動を広げていくための
基金です。
義務教育施設整備基金
福祉や地域福祉活動
のために
寄 附 い ただいた方へ
問 子ども家庭課 ☎5432-2569
※一部の基金では①②を併せて行っています。
進学
就職
子ども基金
基 金 で は な く 、区 政 全 般 の た め に 寄 附 を し て い た だ く こ と も で き ま す
「せたがや若者フェアスタート事業」
の一環として、
児童養護施設等を巣立
つ若者が学業と生活を両立しながら安定した生活を送れるよう応援するた
めの基金です。
高校 卒 業 後 の 進 路 の 状 況
子どもや子育て支援
のために
5432-3028
一人ひとりの多様な個性・能力を伸ばし、社会をたく
ましく生き抜く力を学校・家庭・地域が連携して育むた
めの基金です。
寄附はこのように
使われます
地域保健福祉等推進基金
●
問 ①保健福祉部計画調整課 ☎5432-2292
5432-3017
②市民活動・生涯現役推進課 ☎5432-2234 5432-3005
親子で楽しめるワークショップの様子
寄附いただいた方へ
「世田谷区子ども基金助成事業報告集」
をお送りします。
区立小・中学校の校
舎・体育館・プールの
改築等
保健福祉施設の建設や大規模改修、区民の皆さんが行う地域保健福祉
の活動及び福祉的環境の整備などを支援するための基金です。
寄附はこのように使われます
みどりを守り、
増やすために
助成により購入した福祉施設のエアコン
みどりのトラスト基金
問 みどり政策課 ☎5432-2281
5432-3083
憩いや交流の場所として地域の文化を育んできた世田谷のみどり
が失われないよう、守るための基金です。区制100周年に、区内の
33%をみどりにする「みどり33」の実現をめざします。
①福祉団体や福祉施設での車椅
子・福祉車両等の購入のための
助成
シニア世代を対象とした健康
体操教室の開催などの活動に
対する助成
②認知症の方やそのご家族を支え
る活動などの市民活動への助成
寄附いただいた方へ
障害のある方が働く区内施設で作られた
製品や寄附の実績等をまとめたリーフ
レットをお送りします。
基金が整備費の一部に活用された船橋希望中
学校
(25年度竣工)
寄附いただいた方へ
教育センタープラネタリウムの観覧券や教育に
関する各種リーフレット等をお送りします。
姉妹都市交流や
地域の国際化の推進のために
国際平和交流基金
区民の皆さんが進める国際理解や国際交流活動、姉妹都市
とのスポーツを通じた市民交流を支援するための基金です。
●
区民団体が実施する国際協力
イベント・講演などへの助成
● オリンピック・パラリンピック
競技大会などの国際イベント
に向けた担い手育成事業への
助成
● 区の姉妹都市とのマラソン交
流事業に参加する区民団体へ
の助成
●
区政全般
のために
がいせん
国分寺崖線と野川
寄 附 い た だ いた方へ
みどりに関する事業やイベント等の情報を
お送りします。
また、
特別保護区
(非公開)
を
ご案内します。
2
5432-3005
寄附はこのように使われます
公園緑地の買取り
● 民間の緑化活動を推進
する事業
● 公共施設の緑化に関す
る事業
世田谷区政全般のために寄附を
いただいた場合、特定の取組みに
限定せず、区政運営に活用させて
いただきます。
問 総務課
☎5432-2062
5432-3000
文化振興基金
問 文化・芸術振興課 ☎5432-2124
問 国際課 ☎5432-2070
寄附はこのように
使われます
文化・芸術の振興のために
姉妹都市から246ハーフマラソンのために
来日したランナーとの交流の様子
寄附いただいた方へ
各区民団体が実施するイベント
のご案内や「世田谷世界活動団体
2015」をお送りします。
5432-3005
区民団体の皆さんが進める文化・芸術事業を支援したり、
若手アーティストを奨励・支援するための基金です。
寄附はこのように使われます
にぎ
区民団体が実施する、まちの賑
わいや魅力づくりを目的とし
た文化・芸術事業への助成(「世
田谷芸術百華」事業)
● 次代を担う将来性のある若手
アーティストの創作活動の奨
励、支援(「世田谷区芸術アワー
ド“飛 翔”」の 授 与、創 作 支 援 金
の支給、受賞記念発表の支援)
第4回世田谷区芸術アワード"飛翔"受賞記念
●
公演(音楽部門)
寄附いただいた方へ
寄附金を活用した上記文化事業のご案
内や、世田谷美術館・世田谷文学館入館
券をお送りします。
寄附の申込方法
各担当課窓口のほか、電話またはファクシミリで申込ができます。
詳しくは、4面をご覧下さい。
3
寄附で支えあうまちづくり特集号
寄附の方法
問 寄附全般に関すること=総務課 ☎5432−2062
5432−3000
基金の内容に関すること、寄附いただける基金がお決まりの方=各基金担当課
窓口へお越しいただかなくても、
電話・ファクシミリでお申込みいただけます
ATM・ネットバンキングを利用して寄附金を振込むこともできます。ご希望の方は総務課へお問い合わせ下さい。
❶ 寄附のお申込み
寄附者
世田谷区
各基金等の担当課へ、
電話またはファクシミリでご連絡下さい。
❷ 区から寄附申出書を郵送します
❸ 寄附申出書を返送して下さい
同封の返信用封筒でお送り下さい。
❹ 納付書を郵送します
寄附申出書に記載された金額の納付書をお送りします。
❺ 寄附金の納付
お送りした納付書で銀行・郵便局等の金融機関から
納付して下さい。控えは大切に保管して下さい。
※②、
④を同時にお送りすることもできます。
ご相談下さい。
寄附の実績
27年度※
基金名
件数
児童養護施設退所者等奨学基金
※27年度は整理中の数値です
26年度
寄附額
25年度
件数
寄附額
件数
寄附額
―
―
―
―
1
100万円
子ども基金
14
237万3636円
11
5617万3289円
7
88万6451円
地域保健福祉等推進基金
40
596万6480円
37
2億3153万8519円
40
3819万5502円
みどりのトラスト基金
19
55万5466円
13
46万5618円
18
574万2604円
義務教育施設整備基金
1
272円
1
100万円
1
100万円
文化振興基金
1
15万848円
2
35万5286円
2
20万4193円
国際平和交流基金
0
0円
0
0円
0
0円
一般寄附金
5
1406万440円
3
1億6035万7444円
0
0円
合 計
81
2410万7142円
67
4億4989万156円
68
4602万8750円
ありがとうございました。有効に活用させていただいています。
区への寄附金は住民税等の寄附金税額控除の対象となります
税額控除のためには確定申告が必要です。ただし、給与所得者や年金所得者で確定申告を行う必要がない方については、寄附の際に
お申出いただくことで、確定申告をせずに税額控除を受けることができる制度(ふるさと納税ワンストップ特例制度)があります。この
制度を利用するためには、
いくつか条件がありますので、
寄附先の各基金担当課に
お問い合わせ下さい(連絡先は2・3面参照)。
A
Q
Q
実際にどのくらい
税額控除されるか
教えて下さい。
世田谷区に住んでい
ますが、世田谷区に寄
附した場合でも税額
控除の対象になりま
すか?
A
対象となります。お
住まいの自治体へ
の寄附も「ふるさと
納税」として税額控
除の対象です。
●
ふ る さ と 納 税 を 行 う と、寄 附 金 の う ち
2000円を超える部分は、
一定の上限まで、
所
得税・個人住民税から全額控除されます。控
除額は、
所得金額・世帯構成・寄附金額・その
他の控除額によって異なりますので、詳しく
は課税課
(下記参照)
にお問い合わせ下さい。
全額控除される ふるさと納税額(年間上限)の目安
ふるさと納税ポータルサイトより
年 収
300万円
500万円
700万円
問 住民税等の寄附金控除に関すること=課税課
▶世田谷地域にお住まいの方………課税第1係 ☎5432-2169
▶北沢・砧地域にお住まいの方……課税第2係 ☎5432-2174
▶玉川・烏山地域にお住まいの方…課税第3係 ☎5432-2184
▶課税課のファクシミリ5432-3037
震災で被災した自治体への
支援金を募集しています
4
再生紙を使用しています
ふるさと納税を行う方の家族構成
夫婦+子1人
共働き+子2人
独身または共働き
(高校生) (大学生と高校生)
2万8000円
1万1000円
7000円
6万1000円
4万円
3万6000円
10万8000円
7万8000円
7万5000円
控除の上限額の目安は、総務省ホームページ
「ふるさと納税ポータルサイト」
( http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/
jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/
080430_2_kojin.html)
で確認できます。
区では、被災地の復興を支援するため、
「東日本大震災復興
支援金」と
「熊本地震災害支援金」への寄附を受付ています。皆
さんの温かいお気持ちをお寄せ下さい。
問 市民活動・生涯現役推進課☎5432-2232
5432-3005
支援金への寄附も税額控除の対象となり
ますが、確定申告が必要になります。詳し
くは、区のホームページをご覧いただく
か、
お問い合わせ下さい。