280527 記者会見資料２くらしと文化部文化・市民協働課多摩市立複合文化施設（パルテノン多摩）大規模改修事業についてパルテノン多摩は、多摩市や多摩ニュータウンのシンボルとして昭和６２年に開館しました。文化芸術の振興だけではなく、年間５０万人を超える集客による経済効果など、多摩センターの賑わい創出にも大きく貢献する施設です。しかし、開館２９年目を迎えて施設の老朽化が顕著になり、多くの設備が使用の限界となりつつあります。そこで、大規模改修工事に着手し、今後も次の世代が文化・芸術を享受し、多くの人を多摩市に引き付けられるような魅力溢れる施設を目指して一歩を踏み出します。１基本計画・基本設計の事業者選びを行いましたパルテノン多摩の「再生」を共に目指す建築家選びは公募型プロポーザル方式で行ないました。劇場・ホールなどの建築で最高レベルの経験と実績のある事業者から提案をいただき、選定委員が将来の運営も視野に議論を行いました。これから市民の意見を十分に聞きながら、共に良い施設をつくり上げていこうとする意思が感じられ、それを実現する手法に長けているということ、また、多摩センター駅からパルテノン多摩、そして多摩中央公園へという連動性や一体化の提案も高評価であったことなどから、下記の事業者にお願いすることとしました。契約会社：「ナスカ・東畑・森村多摩市立複合文化施設等大規模改修工事設計共同企業体」２その他設計に関する事業者選定について設計業務に関しては、多摩市側の立場に立った技術支援を行なうＣＭ（コンストラクション・マネジメント）業務の受託者と、特定天井の改修方針策定業務事業者も選定しました。ＣＭ事業者選定も公募型プロポーザル方式により、市民のために一緒に公共ホールの再生のために力を発揮していただける事業者を選びました。 CM 事業契約会社：「明豊ファシリティワークス株式会社」特定天井耐震改修方針策定業務契約会社：「株式会社松田平田設計」３「多摩市立複合文化施設等大規模改修工事基本計画策定委員会」委員の募集を行います大規模改修を機会として、多摩市立複合文化施設は、時代の要請に応えられる、新しい公共ホールとしての再生を行い、より多くの市民や利用者にとって、文化・芸術を通しての出会いや交流の場となるよう、また多摩センターの発展にも寄与できるよう、施設づくりを行っていきたいと考えています。そこで、基本計画や施設の運営に関して、一緒に考え知恵を出してくださる市民の方を、6 月 5 日号たま広報で募集します。皆さまのご応募をおまちしています。問い合わせくらしと文化部文化・市民協働課電話：０４２－３３８－６８８２担当：石山（文化・市民協働担当主査）