2016(平成28)年4月期決算説明会資料

　2016(平成28)年4月期決算説明会資料
2016年6月
株式会社伊藤園
目次
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
飲料市場の動向
2016（平成28）年4月期実績
2017（平成29）年4月期計画
マネジメント
カテゴリー別販売実績および計画（単独）
ブランド戦略（ブランドの育成と強化）
ブランド戦略（茶葉（リーフ））
ブランド戦略（お～いお茶）
ブランド戦略（健康ミネラルむぎ茶・TULLY'S COFFEE）
国内事業（タリーズコーヒー、チチヤス）
海外事業
中長期経営計画
（参考資料）
1.
2.
3.
4.
5.
6.
伊藤園について
課題解決に挑戦する農業モデル
CSRへの取り組み
ESG情報
B/Sの主な増減等
主な経営指標
1. 飲料市場の動向
2015年は飲料市場復調、2016年も伸長予測
グラフ①
飲料市場の推移
チャネル別マーケットスケール
グラフ①
40,000
2010年
茶系飲料の時代
(億円)
コーヒー飲料の
時代
35,403
炭酸飲料の
時代
2,601
36,600
1,600
1,826
1,870
2,522
2,600
2,442
2,440
2,320
2,440
2,582
2,670
3,257
3,299
3,170
3,050
1,674
1,644
1,472
1,400
9,520
9,387
9,293
9,420
36,031
2,184
1,523
1,567
2,600
977
30,000
27,075
4,474
1985
缶緑茶
発売
1,456
1980
缶ｳ-ﾛﾝ茶
発売
9,223
2,763
1,575
37,100
飲料市場合計
1,700
機能性/その他
2,437
スポｰツドリンク
11%
その他
25%
34%
35%
2,527
3,764
3,250
1,592
1,501
9,551
36,780
36,800
36,375
36,127
2,220
31,002
20,000
グラフ②
9,480
2,750
ミネラルウォｰタｰ
3,059
果実飲料
1,439
9,470
自販機
16%
スーパー
36%
2015年
伊藤園
その他
17%
11%
38%
自販機
29%
16%
スーパー
40%
22%
20%
ＣＶＳ
ＣＶＳ
27%
市場
23%
野菜飲料
資料: 伊藤園
内円: 市場 2010年1～12月、2015年1～12月
外円: 伊藤園 2010年5月～2011年4月、2015年5月～2016年4月
当社・飲料市場の販売動向
コーヒー飲料
（数量ベース）
対前年
増減率（％）
グラフ③
グラフ③
伊藤園（％）
10
炭酸飲料
5,385
6,425
6,800
6,980
7,050
7,200
7,300
5
2.0
6,489
10,000
(7,964)
4,843
(8,725)
(8,715)
(8,850)
(8,765)
(8,730)
(8,945)
4,975
4,885
4,800
4,755
4,580
4,645
(茶系合計)
その他茶系
-5
5,793
5.0
6.0
5.0 1.0
2.0
6.0 2.0
2.0
4.0
5.0
1.0
1.0
-2.0
-3.0
-8.0
4.0 4.0
4.0
4.0
1.0
3.0
1.0
-1.0
0
(9,313)
7.0
6.0
1.0
1.0 0.0
-1.0
-1.0
飲料市場（％）
-10
4,470
3,750
3,830
4,050
4,010
4,150
4,300
2011
2012
2013
2014
2015
2016
予測
2,171
-15
852
0
1980
資料: 伊藤園
1985
1990
1995
2000
-12.0
緑茶飲料
2005
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月
-1-
2. 2016（平成28）年4月期実績
■業績サマリー（連結・単独）
（単位：百万円）
2015(平成27)年
4月期実績
構成比
2016(平成28)年
4月期実績
構成比
対前期
増減率
■連結子会社の状況
上段：売上高高
下段：営業利益
売上高
430,541
100.0%
465,579
100.0%
8.1%
売上総利益
207,409
48.2%
218,818
47.0%
5.5%
ITO EN
(North America)
INC.
74,468
17.3%
77,574
16.7%
4.2%
タリーズコーヒー
13,759
3.2%
11,056
2.4%
-19.6%
11,455
2.7%
12,184
2.6%
6.4%
国内関連子会社
13,611
3.2%
13,988
3.0%
2.8%
海外関連子会社
196,016
45.5%
201,574
43.3%
2.8%
連結消去
11,393
2.6%
17,243
3.7%
51.4%
・為替レート（米ドル）
11,229
2.6%
15,074
3.2%
34.2%
特別損益
△ 336
-　△ 148
-　-　当期純利益
7,292
1.7%
8,615
1.9%
18.1%
販売手数料
連広告宣伝費
運送費
減価償却費
販売費及び一般管理費
結営業利益
経常利益
チチヤス
（単位：百万円）
2015(平成27)年
4月期実績
2016(平成28)年
4月期実績
9,340
95
28,896
1,489
83,781千ドル
1,108千ドル
241,087千ドル
12,441千ドル
26,036
3,572
13,186
87
76,518
2,108
5,841
212
△ 54,135
△ 1,162
27,751
2,879
13,890
253
77,915
2,106
7,284
366
△ 55,431
△ 1,785
111.2円
対前期
増減率
209.4%
1456.5%
187.8%
1022.6%
6.6%
-19.4%
5.3%
188.4%
1.8%
-0.1%
24.7%
72.7%
-
119.3円（期中平均）
■売上総利益（単独）増減要因
2015（平成27）年
4月期　実績
2016（平成28）年
4月期　実績
売上高
353,754
100.0%
365,276
100.0%
3.3%
単売上総利益
独営業利益
経常利益
164,289
46.4%
170,229
46.6%
3.6%
売上増減による影響
△ 45億円
53億円
6,478
1.8%
11,934
3.3%
84.2%
製品構成の変化等
△ 2億円
2億円
6,929
2.0%
12,821
3.5%
85.0%
原料・資材等
△ 2億円
4億円
-2-
3. 2017（平成29）年4月期計画
■業績サマリー（連結・単独）
（単位：百万円）
2016(平成28)年
4月期実績
構成比
2017(平成29)年
4月期計画
構成比
対前期
増減率
■連結子会社の状況
上段：売上高高
下段：営業利益
売上高
465,579
100.0%
471,500
100.0%
1.3%
売上総利益
218,818
47.0%
221,400
47.0%
1.2%
ITO EN
(North America)
INC.
77,574
16.7%
77,489
16.4%
-0.1%
タリーズコーヒー
11,056
2.4%
12,364
2.6%
11.8%
チチヤス
12,184
2.6%
12,019
2.5%
-1.4%
国内関連子会社
13,988
3.0%
11,874
2.5%
-15.1%
海外関連子会社
201,574
43.3%
201,400
42.7%
-0.1%
連結消去
17,243
3.7%
20,000
4.2%
16.0%
・為替レート（米ドル）
15,074
3.2%
19,400
4.1%
28.7%
特別損益
△ 148
-　△ 700
-　-　当期純利益
8,615
1.9%
11,800
2.5%
37.0%
販売手数料
連広告宣伝費
運送費
減価償却費
販売費及び一般管理費
結営業利益
経常利益
（単位：百万円）
2016(平成28)年
4月期実績
2017(平成29)年
4月期計画
28,896
1,489
27,096
1,506
241,087千ドル
12,441千ドル
246,335千ドル
13,700千ドル
27,751
2,879
13,890
253
77,915
2,106
7,284
366
△ 55,431
△ 1,785
29,300
3,000
14,550
300
55,745
1,109
7,173
470
△ 32,364
△ 1,885
119.3円
対前期
増減率
-6.2%
1.2%
2.2%
10.1%
5.6%
4.2%
4.7%
18.5%
-28.5%
-47.3%
-1.5%
28.4%
-
110円（期中平均）
■売上総利益（単独）増減要因
2016（平成28）年
4月期　実績
2017（平成29）年
4月期　計画
売上高
365,276
100.0%
370,000
100.0%
1.3%
単売上総利益
独営業利益
経常利益
170,229
46.6%
172,000
46.5%
1.0%
売上増減による影響
53億円
22億円
11,934
3.3%
15,500
4.2%
29.9%
製品構成の変化等
2億円
1億円
12,821
3.5%
17,100
4.6%
33.4%
原料・資材等
4億円
△ 5億円
-3-
4. マネジメント
国内基盤を強化し、「世界のティーカンパニー」へ
連結キャッシュ・フローの推移
経営施策
1．国内事業の収益改善
・新規顧客の獲得
・訪問の強化
既存顧客の強化と導入の強化
・ブランドの強化
1,000万ケース超ブランドのシェア拡大
茶葉（リーフ）シェア拡大
機能性表示食品の導入、売り場提案
・農業生産法人への取り組み
・自動販売機の収益改善への取り組み
・物流費の低減と効率化
・総コストの削減、費用対効果の向上
・グループ内シナジーのさらなる拡大
2．海外事業の拡大とさらなる成長
(百万円)
35,000
25,000
営業ＣＦ
投資ＣＦ
フリーＣＦ
30,085
25,700
24,300
24,042
17,751
15,000
21,935
17,780
19,702
14,769
8,508
5,000
△ 5,000
△ 4,598
△ 9,272
△ 9,242
△ 8,150
△ 7,920
'15/4
'16/4
'17/4
計画
△ 15,000
'13/4
'14/4
・北米事業の拡大と成長投資へ
・アジア事業の基盤作りと拡大
3．ROE経営の強化
・収益性、資本効率の向上
・EPSの向上
・安定的な株主還元
ソフトウェア
271
225
372
362
519
設備投資額
6,368
4,663
3,359
8,241
7,024
減価償却費
3,917
4,204
4,568
5,203
5,366
リース償却費
9,851
10,936
11,085
10,872
8,099
△ 10,979
△ 12,456
△ 12,143
△ 11,236
△ 10,765
リース債務の返済
（財務CF）
-4-
5.　カテゴリー別販売実績および計画（単独）
（単位：百万円）
2015(平成27)年
4月期実績
売上高
茶葉 (ﾘｰﾌ)
353,754
前期比
増減率
構成比
-2.7% 100.0%
2016(平成28)年
4月期実績
365,276
前期比
増減率
構成比
3.3% 100.0%
2017(平成29)年
4月期計画
370,000
前期比
増減率
構成比
1.3% 100.0%
31,025
1.3%
8.8%
32,468
4.7%
8.9%
34,101
5.0%
9.2%
319,471
-3.1%
90.3%
329,455
3.1%
90.2%
332,465
0.9%
89.9%
3,257
6.8%
0.9%
3,351
2.9%
0.9%
3,433
2.4%
0.9%
173,201
-0.1%
49.0%
181,126
4.6%
49.6%
184,288
1.7%
49.8%
16,437
-0.7%
4.6%
17,483
6.4%
4.8%
16,813
-3.8%
4.5%
飲
料野菜
44,023
-11.7%
12.4%
42,931
-2.5%
11.7%
42,745
-0.4%
11.6%
果実
13,372
-1.0%
3.8%
10,933
-18.2%
3.0%
9,982
-8.7%
2.7%
33,935
9.1%
9.6%
41,143
21.2%
11.3%
42,386
3.0%
11.5%
10,537
-17.4%
3.0%
6,082
-42.3%
1.7%
6,072
-0.2%
1.6%
5,373
-14.8%
1.5%
6,918
28.8%
1.9%
6,913
-0.1%
1.9%
8,128
-10.3%
2.3%
9,312
14.6%
2.5%
9,568
2.7%
2.6%
10,080
-13.0%
2.8%
9,751
-3.3%
2.7%
9,870
1.2%
2.7%
4,382
-24.2%
1.2%
3,772
-13.9%
1.0%
3,824
1.4%
1.0%
飲料 (ﾄﾞﾘﾝｸ)
他
日本茶・健康茶
中国茶
（
）
ド
リコーヒー
ン紅茶
ク
機能性
内ﾐﾈﾗﾙｳｫｰﾀｰ
訳
炭酸
その他
-5-
6. ブランド戦略（ブランドの育成と強化）
【メジャーブランドのシェア拡大】
ブランド戦略
売り場の創造
1．ブランドラインアップの強化
1．商品導入と売り場提案
2．茶葉（リーフ）と飲料の関連販売
2．顧客訪問の徹底
3．新容器開発
茶葉（ﾘｰﾌ）
緑茶飲料
麦茶飲料
ボトル缶
コーヒー
野菜100％
飲料
青汁
特保飲料・機能性表示食品
水素水
独自の水素封入方式
（特許：第5746411号）
メジャーブランド（1,000万ケース超ブランド）と販売好調商品
-6-
7. ブランド戦略（茶葉（リーフ））
茶葉（リーフ）の売上増に向けた需要創造の取り組み
緑茶リーフ簡便性市場の推移
緑茶リーフの需要喚起
■簡便性市場は年々伸長、当社シェアも拡大
■ティーバッグ・インスタントが引き続き好調
■水出し緑茶の需要喚起
（億円）
300
80%
伊藤園シェア
インスタント
200
32
42
41%
42%
44%
191
197
203
60%
40%
34
38%
39%
160
170
100
36
47
ティーバッグ
インスタント
2015年度
2015年度
対前年売上
10％増
対前年売上
14％増
水出し訴求
商品ラインアップ強化
20%
ティーバッグ
0%
0
'11
'12
'13
'14
'15
資料：伊藤園期間：市場 1月～12月、伊藤園 5月～4月
お茶の伊藤園としての取り組み
■大茶会を全国で積極的に実施
インバウンド需要の取り込み
■訪日観光客の多い空港内に、お茶の直営専門店を展開
社内の有資格者（ティーテイスター）によるお茶の振る舞い
抹茶大茶会
新茶大茶会
浅草寺にて（2016年4月開催）
新千歳空港国際線旅客ターミナル「TAX FREE 伊藤園」
-7-
8. ブランド戦略（お～いお茶）
トータルマーケティングでシェア拡大
緑茶飲料市場の推移
緑茶飲料月別販売金額シェアの推移
グラフ①
(億円)
5,000
4,470
4,093
グラフ②
80%
100%
4,210 4,150
4,020
4,000
3,820 3,750 3,750 3,830
グラフ②
4,050 4,010
4,150
紅葉パッケージ
発売（8月下旬）
4,300
70%
桜パッケージ
発売（1月下旬）
80%
60%
3,094
2,685 2,792
3,000
2,171
28%
2,000
31%
33%
伊藤園シェア
29%
29%
32%
50%
34%
36%
37%
39%
38%
37%
60%
35%
35%
35%
35%
40%
40%
30%
伊藤園
31%
20%
20%
1,000
'00
'01
'02
'03
'04
'05
'06
'07
'08
'09
39%
40%
40%
43%
41%
39%
39%
38%
グラフ③
42%
39%
40%
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
4月
10%
伊藤園
0
42%
'10
資料: 伊藤園年度: 1～12月
お～いお茶ブランド戦略
'11
'12
'13
'14
'15
'16
予測
0%
0%
主要4品
3月
資料: インテージ SRI 期間： 2015年5月～2016年4月
緑茶飲料ペットボトル全容器・全容量（スーパー計）の販売金額シェア
新しい需要喚起・氷水出し訴求
機能性表示食品
■ お茶のおいしさを伝え、飲用層の拡大を図る
■ お～いお茶主要４品＋α強化
需要を喚起する商品群と売り場創造力
■ 全業態でのシェア拡大及びブランド力の向上
6/13 発売
瓶 375ml 1,000円
6/13 発売
525ml 140円
500ml
143円（本体価格）
-8-
9. ブランド戦略（健康ミネラルむぎ茶・TULLY'S COFFEE）
香りと味わいを引き出す焙煎技術
むぎ茶・ブレンド茶市場の推移
コーヒー飲料容器・容量別構成比推移
グラフ①
グラフ②
グラフ②
(億円)
（万ケース）
2,000
100%
1,500
1,220
1,000
1,445
1,330
1,265
1,200
1,180
1,220
1,125
312
322
345
20%
むぎ茶
'08
45%
'09
47%
'10
'11
52%
60%
'12
'13
58%
61%
'14
56%
'15
55%
'16予測
52%
資料: 伊藤園市場: 1～12月伊藤園: 5～4月
「健康ミネラルむぎ茶」ブランド戦略
4/11 発売
7/4 新発売
800
126～200ml缶
40%
750
710
0
むぎ茶
シェア
1,200
PET
60%
510
455
1,360
ブレンド茶
630
395
タリーズ販売数量
1,150
40%
500
1,600
その他
80%
41%
39%
38%
35%
31%
400
201～599ml缶
11%
12%
13%
14%
16%
'10
'11
'12
'13
'14
20%
0
0%
'15
資料: インテージ SRI 期間： 2010～2015年、伊藤園: 5～4月
コーヒー飲料全容器・全容量（スーパー、CVS、ドラッグ計）の販売金額シェア
「TULLY'S COFFEE」ブランド戦略
ノンカフェイン茶系飲料No.1 ※
3,000万ケースを目指す
2015年度累計
2015年度累計
対前年売上28％増
5/16 発売
当社4番目の1,000万ケース超ブランド
引き続き、ボトル缶コーヒー市場を牽引
対前年売上13％増
600ml 130円
※2015年1～12月
370ml 150円（本体価格）
-9-
10. 国内事業（タリーズコーヒー、チチヤス）
※伊藤園を除く。連結消去前。
（単位：百万円）
2015(平成27)年
4月期実績
26,036
13,186
76,518
115,741
3,572
87
2,108
5,769
タリーズコーヒー
チチヤス
その他国内子会社
売上高
タリーズコーヒー
チチヤス
その他国内子会社
営業利益
2016(平成28)年
4月期実績
前期比
増減率
9.1%
3.4%
-2.8%
0.4%
12.4%
-59.9%
-6.6%
2.0%
27,751
13,890
77,915
119,558
2,879
253
2,106
5,239
2017(平成29)年
4月期計画
前期比
増減率
6.6%
5.3%
1.8%
3.3%
-19.4%
188.4%
-0.1%
-9.2%
29,300
14,550
55,745
99,595
3,000
300
1,109
4,409
前期比
増減率
チチヤス
■ 人気のギリシャヨーグルトシリーズ発売
5.6%
4.7%
-28.5%
-16.7%
4.2%
18.5%
■ 創業130周年東日本へ本格進出
-47.3%
-15.8%
■ 新規出店店舗が順調
タリーズコーヒー
・好立地への積極的な新規出店
（2016年4月末現在 638店舗）
（店）
1000
(億円)
350
売上高
300
260
293
193
200
150
125
100
299
328
139 139
357 375
210
153
410
461
513
555
588
250
0
'07/3 '08/3 '09/3 '10/3 '11/3 '12/4 '13/4 '14/4 '15/4 '16/4 '17/4
計画
店舗数：CAFE会等を含む
タリーズコーヒー新店舗紹介
500
54
0
タリーズコーヒーとチチヤス
のコラボ商品
東京都内最大店舗
暖炉を囲んだくつろぎの空間を演出
プライムファイブ東急プラザ銀座店
田町森永プラザビル店
638 663
店舗数
■ 既存店の活性化
・売上高及び客単価が増加
750
238
250
50
277
・コンセプト店舗の展開
人気のかき氷「アイスラッシュ」に
チチヤスの「ギリシャヨーグルト」を
トッピング
- 10 -
11. 海外事業（1）
※連結消去前
（単位：百万円）
2015(平成27)年
4月期実績
ITO EN (North America) INC.
米国事業計
アジア・豪州事業計
売上高
ITO EN (North America) INC.
米国事業計
9,340
11,801
17.7%
2016(平成28)年
4月期実績
2017(平成29)年
4月期計画
前期比
増減率
209.4%
17.1%
28,896
31,741
105,971千ドル
5.8%
3,380
15,181
95
175
36.0%
海外売上高比率目標 10％以上ヘ
前期比
増減率
-6.2%
(億円)
169.0%
27,096
29,846
-6.0%
400
264,929千ドル
150.0%
271,333千ドル
2.4%
31.3%
802.4%
4,423
34,269
1,506
1,611
-0.3%
-71.5%
4,438
36,180
1,489
1,581
1,877千ドル
-69.5%
13,206千ドル
603.6%
14,648千ドル
10.9%
132
307
193.1%
275
1,856
107.5%
366
1,977
33.0%
アジア・豪州事業計
営業利益
・為替レ－ト(米ドル）
前期比
増減率
20.8%
-82.0%
-53.3%
111.2円
119.3円
138.3%
1456.5%
502.9%
米国事業計
海外売上高比率
300
15.0%
7.8%
-5.3%
1.2%
1.9%
6.5%
20.0%
アジア・豪州事業計
7.3%
200
100
2.3%
2.9%
3.5%
'13/4
'14/4
'15/4
10.0%
5.0%
2.0%
0
0.0%
'12/4
110円
'16/4
'17/4
計画
※2016年4月期からDLTC社を含む
【世界のティ－カンパニ－へ】
■ 「グローバルブランド抹茶グリーンティー」を米国中心に各国へ展開
緑茶飲料、リ－フ（ティーバッグ・インスタント・抹茶）を
中心にグロ－バル展開
1．米国での事業規模の拡大
・DLTC社をグル－プ会社に加え、新たな展開
･飲料事業のみならず、リ－フ事業のさらなる展開
2．アジア・東南アジア各国への新たな挑戦
・現地志向にあった商品開発
中期目標
海外取引店舗数 10万店
ニューヨーク
シンガポール
オーストラリア
- 11 -
11. 海外事業（2）
米国事業の展開
茶系飲料の提案
2002年
緑茶ブーム到来
抹茶の広がり
シリコンバレーのIT企業などで
「TEAS' TEA」発売
緑茶が人気に
販路の拡大
ティーショップ「matcha LOVE」を展開
2015年
グローバルブランド「抹茶グリーンティー」を発売
DLTC社を子会社化
・健康志向の高まり
・抹茶ブーム
・「和食」がユネスコ無形
文化遺産に登録
世界の
ティーカンパニーへ
アジア事業の展開
茶葉の製造
オーストラリアと中国で、茶葉の製造
１．海外売上高 10％以上
中国で茶系飲料を販売
中国（上海・香港）
東南アジアに展開
タイ・シンガポール
インドネシア「kiyora(きよら)」
２．アジア事業の早期黒字化
伊藤園飲料（上海）有限公司が
計画より1年早く黒字化
- 12 -
12. 中長期経営計画
長期ビジョン【世界のティーカンパニー】へ
■持続的な成長
■国内飲料事業の営業利益率5％以上、それ以上の超過収益は成長のために投資する
チャレンジ
中期経営計画最終年度
1. 国内収益基盤の強化
中長期計画発表時
1. 国内総合飲料メーカーへの
戦略的投資
2. 国内新事業領域への挑戦
3. 海外事業基盤確立のための
戦略的投資
2. 中国、東南アジアへの進出
2011（平成23）年4月期
連結売上高
営業利益
ROE
3,516億円
176億円
7.6％
世界のティーカンパニーへ
世界のお客様に健康で
豊かな生活を提案する
飲料、ティーバッグ、インスタント
グローバルブランドの育成
新事業領域の育成
2017（平成29）年4月期
連結売上高
ROE
配当性向
5,000億円以上
10％
40％
ROE
配当性向
10％
40％
- 13 -
（参考資料1）伊藤園について
経営理念
製品開発コンセプト
【お客様第一主義】
自然
健康
おいしい
良い
ﾃﾞｻﾞｲﾝ
安全
伊藤園グループのあゆみ
1966年
1980年
1984年
1989年
1990年
1998年
2001年
2006年
2007年
2014年
2015年
設立
世界初の「缶入りウーロン茶」を発明
「缶入り煎茶」を発明（翌1985年に販売開始）
「缶入り煎茶」を「お〜いお茶」に名称変更
世界初のペットボトル入り緑茶飲料（1.5 ℓ）発売
東京証券取引所市場第一部に指定
「ITO EN（North America）INC.」を設立
「タリーズコーヒージャパン株式会社」連結子会社化
東京証券取引所市場第一部に第一種優先株式を上場
緑茶飲料発明30年（同年累計販売本数250億本突破）
「グローバルブランド」の世界展開を開始
伊藤園のビジネスモデル
消費者
【ドリンク】ファブレス方式
設備投資・物流費の削減を実施
小売・店舗
・ルートセールスシステム
営業員が直接訪問
コミュニケーション構築、売り場提案
営業
■茶葉製造工場
■ティーバッグ製造ライン
（静岡相良工場：静岡県）
（伊藤園関西茶業：兵庫県）
・生産物流ブロック体制
全国を5ブロック化
VOICE 制度
消費者と社員による
社内提案システム
【原料、リーフ製品】自社工場
高品質な緑茶、コーヒー原料の実現
■中央研究所
■コーヒー豆焙煎工場
（静岡相良工場内に併設）
管理
・品質管理体制
研究・開発
生産
参考1
（参考資料2）課題解決に挑戦する農業モデル
緑茶（荒茶）の生産量の推移
(トン)
100,000
荒茶生産量
95,500
86,000
伊藤園取扱量
農業モデル
伊藤園取扱比率（％）
日本農業の課題解決に繋がる茶産地育成事業
60%
85,000
84,100
87,900
84,800
83,500
79,500
～事業特徴～
50%
80,000
40%
60,000
28%
24%
25%
27%
25%
23%
24%
～農業課題の解決へ～
1. 大規模茶園経営
耕作放棄地の活用、6次産業化促進
2. 機械化とIT化
労力の効率化、低コスト農業の促進
3. 独自の生産技術の導入
新規参入者の創出、高品質茶葉の生産
4. 契約取引
茶農家の収入安定
30%
25%
40,000
20%
20,000
10%
0
'08
'09
'10
'11
'12
'13
'14
0%
'15
資料：伊藤園
日本の農業の現状
安心・安全・高品質な原料確保
■ 高齢化、後継者不足
（ha）
（トン）
生産量 (トン)
富山県
茶園面積 (ha)
6,000
5,000
■ 耕作放棄地問題
3,000
2,000
■ お茶の生産に関する現状
長期目標
2,000ﾍｸﾀｰﾙ
3,300
1,200
880
960
1,000
資料：農林水産省
1,500
'13
'14
'15
1,000
500
0
0
東京都
2,000
2,000
3,630
ITO EN AUSTRALIA PTY.LIMITED
オーストラリアビクトリア州
2,810
1,000
茶園の3割が樹齢30年以上と高齢化
2,500
4,200
4,000
耕作放棄地面積約42万ha ≒
→ 収量、品質の低下が懸念
70ha （荒茶生産量：約300ｔ）
茶産地育成事業
農業就労人口 209.7万人
平均年齢 66.4歳（65歳以上比率 63.5％）
海外生産（オーストラリア）
'16
計画
※既存産地の契約栽培を含む
参考2
（参考資料3） CSRへの取り組み
CSR への取り組み
社会からの評価
伊藤園グループは、経営理念｢お客様第一主義｣を徹底し、
本業を通じてISO26000の7つの中核主題に取り組み、
｢世界のティーカンパニー｣を目指します。
■伊藤園グループのISO26000中核主題別の基本的な考え方
■主な受賞実績
■新・環境配慮型紙パック飲料容器
・第25回地球環境大賞（環境大臣賞）（2016年）
【アルミレス紙パック飲料容器】
※「伊藤園グループCSR憲章」より制定：2013年3月改訂：2014年2月
(通称:ECO容器)
（
7つの中核主題＜基本CSR＞
■NSシステム（低環境負荷の緑茶飲料充填システム）
組織統治
【CSV重点テーマ】
【環境配慮型ペットボトル】
“NS”は “Non-Sterilant”
（ノン・ステリラント＝殺菌剤を使用しない）の略
・コーポレートガバナンス体制の確立
■茶殻リサイクルシステム
環境
・適時適切な情報開示による説明の実施
・ISO14001認証取得（全社全部門）
■「お茶で琵琶湖を美しく。」、「お茶で日本を美しく。」
・ティーテイスター制度
（コミュニティへの参画
及びコミュニティの発展）
・災害支援
・青少年の体験活動推進企業表彰（2015年）
■経営全般
・ポーター賞（2013年）
・個人株主拡大表彰（2004年）
・ディスクロージャー表彰（2004年、1999年）
G
ガ
バ
ナ
ン
ス
）
・お茶の文化の啓発活動
■お～いお茶新俳句大賞
（
コミュニティ
社
S会
）
・トレーサビリティの確保
・ノー残業デーの実施
・コンプライアンス体制の構築
（500mlPET）
■茶産地育成事業
・日本水大賞（経済産業大臣賞）（2015年）
・品質管理体制の整備
公正な事業慣行
・地球環境大賞（環境大臣賞）（2011年）
45μm→20μm
・ボトル： 26→19g
（
消費者課題
労働慣行
・労働環境の改善（職場環境改善委員会）
（従来比約▲13％）
・日経ソーシャルイニシアチブ大賞（企業部門賞）（2015年）
・基本的人権の尊重
・多様性のある職場づくり
・キャップ： 2.6g
・ラベルの厚さ：
・ステークホルダーとの対話
人権
）
・環境賞（優秀賞）（2015年）
環
E境
（社内通報窓口の設置など）
参考3
（参考資料4） ESG情報
SRIインデックスへの組み入れ状況
・FTSE4Good Index（フィッツィー・フォー・グッド・インデックス）
英国のFTSE社（ロンドン証券取引所の100％子会社）が提供する
社会的責任投資（SRI）指標。
環境・社会・ガバナンス（ESG）の観点から評価の高い企業が選出され、
企業の社会的責任に関心を持つ世界中の投資家にとって重要な
投資判断基準のひとつになっている。
国際的インデックスであるFTSE4Good Indexの構成銘柄に
2011年から選定されております。（2016年1月現在）
ESGの主な取り組み
環境、社会への取り組み
コーポレート・ガバナンスの方針
■独自のバリューチェーンが生み出す共有価値
■コーポレートガバナンス・ガイドラインの制定（2015年12月）
～茶畑から茶殻までの一貫体制～
原材料
高い原料調達力
・国内荒茶生産量約1/4の
取扱実績
茶産地育成事業
・耕作放棄地の有効活用
・生産農家の育成
製造・物流
ファブレス方式（飲料）
・設備投資のコスト削減
品質管理体制
・消費者の安全・安心
営業・販売
ルートセールス
・地域密着型営業
小売店
・お茶文化と伝統の保護継承
製品・リサイクル
茶殻リサイクルシステム
・省資源・リサイクルによる
コスト削減
・環境配慮
生産物流ブロック体制
・物流費の削減、迅速な製品供給
茶殻入り段ボール
【主な活動実績】（2014年）
・全社CO2排出量削減2009年度比 -9.5%[原単位]
・食品リサイクル率91.5%
・茶殻リサイクル段ボール：5,034万ケース
・ヒートポンプ式自動販売機稼動比率83.9%
・ティーテイスター制度を活用したお茶セミナー：837回実施
・省エネルギー車輌の積極採用（低公害車稼動比率）：87.8%
参考4
（参考資料5） B/Sの主な増減等
連結貸借対照表増減
トピックス
（前年同月比較）
（単位：百万円）
科目名
流動資産
■ドリンク用原料茶葉加工工場（完成予想図）
（神戸工場：兵庫県）
'15年4月 '16年4月増減　備考
153,597
159,517
5,919
（主なもの）
現金及び預金
48,922
53,259
4,336
売上債権・棚卸資産
86,183
88,609
2,426
80,115
81,018
903
有形固定資産
（主なもの）
土地
19,413
20,644
1,231
リース資産
33,190
29,154
△ 4,036
その他
27,511
31,219
3,708
34,042
27,154
△ 6,887
27,791
20,179
18,192
20,012
1,820
資産合計
285,947
287,702
1,755
流動負債
76,038
99,826
23,788
33,304
33,353
48
無形固定資産
（主なもの）
のれん
投資その他資産
※2016年8月末稼動予定
△ 7,612 ← DLTC社公正価値算定ほか
・BCP対応（西日本強化）
← 繰延税金資産ほか
・原料輸送時間の短縮によるコスト削減
（主なもの）
買掛金等
803
871
-
20,000
21,325
23,194
1,251
3,945
82,146
60,659
△ 21,487
社債
20,000
-
△ 20,000
長期借入金
30,551
30,583
32
リース債務　19,998
16,630
負債合計
158,185
160,486
2,301
純資産合計
127,761
127,215
△ 545
短期借入金
1年以内償還予定の社債
未払費用
未払法人税等
固定負債
68
20,000 ← 平成29年2月償還予定
主な茶産地
■格付の状況
シングルＡ+
原料茶葉の流れ
1,869
2,694 ← 利益の増加による
■社債発行登録
普通社債 600億円
（未発行 400億円）
（主なもの）
△ 3,368 ← 主に自販機関連
■自己資本比率
'16/4期 43.9%
'15/4期 44.4%
静岡相良工場
神戸工場
（静岡県）
（兵庫県）
参考5
（参考資料6）主な経営指標
売上高と売上原価率
(億円)
（％） (億円)
売上高
4,655 4,715
売上原価率
5,000
4,377
4,039
4,000
3,516
営業利益と営業利益率
グラフ①
65
（％） (億円)
営業利益
売上高営業利益率
250
4,305
12
211
3,692
200
176
3,329
2,000
8
50.9
50.6
52.1
52.4
51.6
51.8
53.0
124
53.0
86
76
15
10.3
59
10.4
10
6
45
5.1
5.0
50
5.0
3.7
4.8
50
4.2
9.1
8.9
7.6
4
2.6
20
72
113
100
1,000
118
92
100
3,000
25
120
55
150
（％）
112
10
172
グラフ③
グラフ③
当期純利益
ROE
150
200
202
189
当期純利益とROE
グラフ②
6.0
5
6.8
5.9
3.7
0
'11/4
'12/4
'13/4
'14/4
'15/4
キャッシュ・フロー
(億円)
200
100
フリーＣＦ
106
197
214
240
257
243
(億円)
ｿﾌﾄｳｪｱ
120
設備投資額
100
177
219
177
109
110
-45
-92
-81
-79
'11/4
'12/4
'13/4
'14/4
一株当たり配当金と配当性向
グラフ⑤
108
20
'15/4
'16/4
'17/4
計画
グラフ⑥
（円）
配当金（普通株）
（％）
80
配当金（優先株）
130
配当性向
80
52
55
36
38
41
45
60
81.4
34
18
18
'10/4
'11/4
53
70
63
48
49
50
20
72.0
65.6
38
38
38
40
44.5
38
50
61.0
48
40
50
39
40
'13/4
'14/4
90
70
44.5
40
42.4
50
30
10
46
33
'12/4
48
54.4
82
31
53
0
0
-200
'10/4
0
'10/4 '11/4 '12/4 '13/4 '14/4 '15/4 '16/4 '17/4
計画
110
72
60
40
-92
0
'16/4 '17/4
計画
48
38
-80
'15/4
80
85
-21
'14/4
98
147
133
'13/4
ﾘｰｽ資産償却費
197
175
-65
'12/4
減価償却費
0
-100
'11/4
設備投資額と減価償却費
300
投資ＣＦ
171
'10/4
'17/4
計画
グラフ④
営業ＣＦ
300
'16/4
2
0
35
'10/4
'15/4
'16/4
'17/4
計画
(10)
'10/4
'11/4
'12/4
'13/4
'14/4
'15/4
'16/4
'17/4
計画
参考6
当資料は、あくまで伊藤園をより深く理解していただくためのものであり、必ずしも投資をお勧めするためのものではありません。
さらに当資料に記載されている市場などのデータ等におきましても、当社が信頼に足りかつ正確であると判断した情報に基づき作成しておりますが、
将来の予測のみならず過去の部分も含めて、見直し等により予告なしに変更することがありますのでご注意ください。

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