大阪大学 産学連携本部 イノベーション部 CLIC 2016 年度 GO_UCSD (Global entrepreneurial Opportunity @ UCSD)Program (事業志向研究デザインプログラム Advanced) 募集要領 1. はじめに 本プログラムは、文部科学省 グローバルアントレプレナー育成促進事業(EDGE プログラ ム)の一環として実施するものです。大阪大学産学連携本部イノベーション部(CLIC)で は、事業志向デザインプログラムとして、以下の 2 つの取り組みを通して、イノベーション を推進する精神と力量を持つグローバルアントレプレナーの育成を行っています。 1) 事業志向研究デザインプログラム Basic (創発セッション・SAMP 法) 2) 事業志向研究デザインプログラム Advanced (GO_UCSD Program) 1) 創発セッション・SAMP 法(事業志向研究デザイ ンプログラム Basic)では、若手研究者が「チャレン ジャー」となり、チーム活動を通して研究成果を事業 化し、社会実装を目指すプロセスを経験します。チー ム構成は、チャレンジャーを中心に、研究内容をアド バイスする大学教員「アカデミックメンター」、研究 の事業性をアドバイスする「ビジネスメンター」の参 加を基本とします。コーディネーションメンターのサ ポートを受けながら、研究内容や研究ステージに合わ せて多様なアドバイザーを招いて、Social Needs、 Approach、Merit、Positioning の 4 つの観点から研 究の事業性を多角的に検討する「創発セッション」を繰り返し実施することにより、研究計 画をブラッシュアップしていきます。 2) GO_UCSD program(事業志向研究デザインプログラム Advanced)は、アントレプレ ナー教育・ベンチャー創出の拠点であるカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)と連 携し、NSF I-Corps の手法を取り入れた大阪大学向けにアレンジした事業志向研究デザイ ンプログラムです。本プログラムでは、選抜されたチャレンジャーを UCSD での 2 週間の 研修に派遣します。このプログラムを通じて、チャレンジャーは、知的財産、マーケティン グ、ファイナンス等、事業化に必要な基礎知識を学ぶとともに、実際の起業家やベンチャー キャピタルパネルから、自身の研究計画に対するフィードバックを得ることができます。具 体的な 2 週間のプログラム例(2015Fall のプログラム)は別紙 1 の通りです。今年度版は 決定し次第お知らせします。 2. 応募要件 事業化したい独自のテーマとチームを持つチャレンジャーを、各回につき 10 名程度ずつ、 合計 20 名程度選抜します。原則として、1 つのチームからは最大 1 名のチャレンジャーを 選抜します。本プログラムは Basic のプロセスを経たチャレンジャーを対象とします。 CLIC-EDGE プログラム (事業志向研究デザインプログラム) すなわち、応募に際しては、下記要件が揃っていることが必要です。 自身のチャレンジャー登録 (http://www.uic.osaka-u.ac.jp/EDGE/register/ から登録 できます) チームビルディングが完了していること(少なくとも 1 名以上のアカデミックメンタ ーをチームに含むこと) チームで達成すべき研究テーマの社会実装の意思とプロセスが明確になっていること ミッション登録票(別紙 2)の記載・提出 SAMP シート(別紙 3)の記載・提出 (創発セッションについては実施実績がある方が望ましいが、なくても良いものとします) 上記に加え、提出の必要な応募書類は下記の 2 点です。 GO_UCSD Program 用のアプリケーションフォーム(別紙 4) 学生は指導教員のサインが必要です。必ず事前に承諾を得てください。 UCSD 側からリクエストされている個人情報登録フォーム(別紙 5) (5 に記載の医療保険加入のために必要:プログラム初日にパスポートと照合します) さらに、英語力に関して下記の条件を満たすことが必要です。 派遣時において、TOEFL (iBT) スコア 71、 TOEIC スコア 700 と同等以上の英語力 があること。 (プログラム参加者は UCSD スタッフやアドバイザーとビジネスストラテジーや技術 に関するディスカッションをするのに十分な英語力が求められます。 ) 3. 選考プロセスとスケジュール(予定) チャレンジャー登録と、応募書類(別紙 2~5)の提出の期限は 2016 年 6 月 30 日(木)正 午です。 提出先:[email protected] 選考に際しては、CLIC スタッフ(および必要に応じて UCSD スタッフ)が、チャレンジ ャーが解決しようとする課題の社会インパクト・市場性、チーム構成、技術の開発ステージ を総合的に判断します。書類選考をパスしたチャレンジャーは、まず CLIC のスタッフの面 接審査、その後、UCSD のスタッフのインタビュー審査へ進み、最終選考を行います。選考 のスケジュールは以下の通りです。 原則、合格通知後の参加辞退は認めません。 指導教員、家族等とも相談し、よく考えた上 で応募してください。 2016 年 5 月 公募開始 2016 年 6 月 30 日正午 応募書類提出締切 (提出先:[email protected]) 2016 年 7 月~8 月上旬 選考 2016 年 8 月下旬 選考結果通知 【2016 Fall】 2016 年 11 月 7 日~18 日 UCSD 派遣 【2017 Spring】 2017 年 1 月 9 日~20 日 UCSD 派遣 4. 事前準備 選抜されたチャレンジャーは CLIC が指定する事前の勉強会や EDGE プログラムイベント に参加しなくてはなりません(代表的なものが、EDGE-CONNECT で、これは毎月最終火 曜日 16:00 から大阪大学吹田キャンパスにて実施しています)。また、CLIC や UCSD が指 定する課題(書籍や e-learning 等)に取り組む必要があります。また、GO_UCSD Program の最初に各自が実施する、それぞれのプロジェクトに関するプレゼンテーションを準備し 。これらの事前準備は、プ ます(プレゼンテーションの雛形は UCSD 側から提示されます) ログラム参加のための必須条件です。 事前の勉強会の日程(予定)は以下の通りです。いずれも大阪大学吹田キャンパステクノア ライアンス棟 2F セミナー室にて実施する予定です。 9 月 13 日(火)13:30~15:30 知的財産研修 9 月 20 日(火)13:30~16:30 アカウンティング研修 9 月 27 日(火)13:30~15:30 マーケティング研修 5. プログラム参加に際して 大阪大学、ならびに本プログラムの連携機関である京都工芸繊維大学、横浜国立大学所属の 選抜されたチャレンジャー、ないしは上記 3 大学メンバーを含むチームより選抜されたチ ャレンジャーは、GO_UCSD Program への参加に際し、原則として渡航費、滞在費の一部 あるいは全額が支給されます(大阪大学の規定による) 。但し、上記 3 大学所属のメンバー を有さない他大学チームのチャレンジャー、および、企業所属のチャレンジャーの渡航費、 滞在費は自己負担とします。UCSD の規定により、医療保険に加入(本人費用負担なし)す ること、および、UCSD から指定される疾病に関する質問書(後日案内します)をプログラ ム開始 30 日前までに提出する必要があります。 また、プログラム参加者は、プログラムの初日に(4 で準備した)各自のテーマに関するプ レゼンテーションを実施し、その中から UCSD のスタッフやアドバイザーにより、いくつ かのテーマが選ばれます。参加者は数人からなるチームを形成し、2 週間を通してそのチー ムで選ばれたテーマの課題に取り組むことになります。すなわち、必ずしも、自分のテーマ に取り組めるとは限りません。プログラム期間中(週末を含む)、規律を守り、本プログラ ム参加者として品位ある行動を求めます(誓約書(別紙 6)を提出していただきます)。 6. プログラム参加後 プログラム参加者はプログラム終了後、修了報告をしていただきます。また、イベント等で 発表を実施するなどの協力を依頼されることがあります。 7. 問い合わせ先 本プログラムに関する問い合わせ先は、以下の通りです。 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘 2-8 テクノアライアンス棟 B206 大阪大学 産学連携本部 イノベーション部 CLIC 電話 : 06-6879-4136 E-mail : info@uic.osaka-u.ac.jp また、以下のサイトも必要に応じてご参照ください。 【大阪大学 EDGE プログラム website】 http://www.uic.osaka-u.ac.jp/EDGE/ 【大阪大学 EDGE プログラム Facebook】 http://www.facebook.com/OUEDGE 【2015 年度実施の GO_UCSD プログラム】 (UCSD によるブログ記事) https://ucsandiegoextension.wordpress.com/2015/12/01/japanese-scientists-learnfrom-san-diego-startups-during-global-connect-program/ http://jacobsschoolofengineering.blogspot.jp/2015/11/osaka-university-visits-vonliebig.html http://jacobsschoolofengineering.blogspot.jp/2016/04/first-women-from-osakauniversity-excel.html 以上
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