操法審査基準改正 説明

市操法大会の審査基準およびルール改正
主な変更箇所
◆筒先要員の余裕ホース整理および確保、さらに水が通った場合の予測(筒先への影響・振られ)
を踏まえての審査は、全て審査員の主観に一任し、従来通り厳密に審査して頂きます。
◆タイム想定について
千葉県消防操法審査に準じた所要基準時間と点数(加点・減点)は以下の通り。
小型ポンプ
教本(第四次改訂版) 239 および 256 ページ参照
ポンプ車操法
教本(第四次改訂版)
238 および 246 ページ参照
千葉県消防操法審査のタイム測定は「指」の「操作初め」機関員の「よし」の「し」から標的に
有効放水と認めた時点ですが、匝瑳市の空操法(独自のルール)では「操作初め」機関員の「よ
し」の「し」から筒先要員が注水姿勢をとった時点としてきましたが、本来の操法訓練の意図と
はかけ離れた結果になったため今回の改正に至りました。改正後は「指」の「操作初め」機関員
の「よし」の「し」から伝令員(小型 1 番員・ポンプ車 1 線は 2 番員、2 線は 3 番員)の筒先
に対しての「伝達終わり」の「り」までとしました。
※尚、この測定方法は、千葉県消防操法大会が空操法だった時代の公式審査方法です。
当時は収納 90 秒(タイム加点)もあり、計 500 点満点(ポンプ車操法)で行われていました。
◆真空時間の確保(水出し操法を想定)
本来、真空ボタンを押したあと揚水ランプが点灯する数秒間は静止のはず…しかし、空操法では、
真空ボタン押した時点で揚水ランプの点灯と認めるため、間違った認識を植え付けることになる
ため、今年度からは真空に掛る時間を設け、空操法ではあるが機関員に「静止」を体感させる。
尚、仮想タイム(真空ボタン押し→揚水ランプ点灯)は、小型は 4 秒・ポンプ車は 8 秒とする。
仮想タイムを計測し機関員に何らかの合図(音)にて知らせます。現在、分かりやすく正確な
合図の方法を確認中
【仮想タイムの測定方法および通達方法】
案)タイム測定員による通達(ストップウオッチ)
タイム測定員は 2 名 or3 名…ストップウオッチ・キッチンタイマー・鐘などの音で
説明日時
案)5 月 8 日教養規律訓練後のくじ引きには出場部の全部長を招集しますので、その時に周知
さらに、本署指導員より今年度の千葉県消防学校からの変更点等があればご連絡致します。