報道資料

平成 28 年5月 31 日
電波法関係審査基準の一部を改正する訓令案に係る意見募集の結果
-VHF 帯を使用するデジタル変調方式の放送番組中継を行う
固定局に関する審査基準の改正-
総務省は、VHF 帯(60MHz 帯及び 160MHz 帯)を利用するデジタル方式音声放送番組中継の固定
局の免許の審査に必要な基準を定めるため、電波法関係審査基準(平成 13 年1月6日総務省訓
令第 67 号)の一部を改正する訓令案を作成しました。
当該訓令案について、平成 28 年3月 29 日(火)から平成 28 年4月 27 日(水)までの間、意
見募集を行ったところ4件の御意見が提出されましたので、提出された御意見及びそれに対する
総務省の考え方を公表します。
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改正の背景
現在、音声放送の番組中継回線(以下「STL/TTL」という。)は、主に 3.4GHz 帯及び 6.5GHz
帯(M バンド)が使用されていますが、VHF 帯についてもモノラル音声の伝送のため、主に AM ラ
ジオ放送で利用されています。
VHF 帯の STL/TTL については、平成 26 年 12 月から、情報通信審議会放送システム委員会にお
いて、デジタル変調方式のシステムの導入のための技術基準の検討がなされ、その後、平成 27
年7月 17 日に同審議会より一部答申を受け、同年 11 月 26 日に技術基準等の制度整備がなされ
ました。
今般、当該システムに係る無線局免許の審査に必要な基準を定めるため、電波法関係審査基準
の一部を改正する訓令案を作成し、平成 28 年3月 29 日(火)から平成 28 年4月 27 日(水)ま
での間、意見募集を行いました。
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意見募集の結果
提出された御意見及びそれに対する総務省の考え方は、別紙のとおりです。
今後の予定
意見募集の結果を踏まえ、電波法関係審査基準の一部改正を平成 28 年5月 31 日に施行いたし
ます。
〈関係報道資料〉
○ラジオネットワークの強靭化に関する技術的条件-情報通信審議会からの一部答申-(平成 27
年7月 17 日発表)
http://www.soumu.go.jp/menu news/s-news/01ryutsu08 02000135.html
○電波法施行規則の一部を改正する省令案等についての意見募集-ラジオネットワークの強靭
化に関する技術基準導入のための制度整備-(平成 27 年8月 25 日発表)
http://www.soumu.go.jp/menu news/s-news/01ryutsu08 02000136.html
○電波法施行規則等の一部を改正する省令案に係る電波監理審議会からの答申及び意見募集の
結果(平成 27 年 10 月 14 日発表)
http://www.soumu.go.jp/menu news/s-news/01ryutsu08 02000139.html
○電波法関係審査基準の一部を改正する訓令案に係る意見募集(平成 28 年3月 28 日)
http://www.soumu.go.jp/menu news/s-news/01ryutsu08 02000147.html
連絡先
情報流通行政局放送技術課
大塚課長補佐、宇野音声計画係長
電 話: 03-5253-5786
FAX: 03-5253-5788
E-mail: broadcast_tech_voice/atmark/ml.soumu.go.jp
※スパムメール対策のため、「@」を「/atmark/」と表示し
ておりますので、ご送信の際は、「@」に変更してください。