ETERNUS DX100 S3

製品カタログ FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3 ディスクストレージシステム
エターナス
FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3
ディスクストレージシステム
多様なビジネス要件に応える柔軟性と、
データ保護を実現する抜群の信頼性を提供
膨大な業務をこなし、止めない
リソース活用の最適化
ストレージ統合環境の実現
高性能
容量仮想化
高性能プロセッサーを始めとする最先端テクノロジーを採用
容量を仮想化するシン・プロビジョニング機能をサポート。
SAN/NAS統合ストレージ環境のサポート
し、優れた処理性能を提供します。サーバ仮想化環境等のアク
物理ディスク以上の容量を仮想的にサーバへ割り当て、ディ
領域(ファイルアクセス)
を共存可能なユニファイドストレージ
セス集 中や処 理 量 の 増 大に対 応し、業 務 拡 大にもスピー
スクをプール管理。空き領域をサーバ間で共有化することで、
です。
ディスクの使用率を向上します。
これにより、大容量ディスク
従来は装置を分けての運用が必要であった異なるストレージ
ディーに対応します。
同一筐体内にSANストレージ領域(ブロックアクセス)
とNAS
として利用しながら、導入するディスク数を抑制し、投資の
領域を、同一筐体内に統合することが可能となり、効率的な
最適化を実現します。
リソース運用を実現します。従来よりETERNUS DX seriesで
キャッシュ容量を大幅に拡張し、アクセス性能の向上を実現
性能リソースの自動割当*
提供しているWeb ベースの管理 GUIを採用し、わかりやすい
します。これにより、少数の HDD で要求性能を満たすことが
優先的に処理を行いたいサーバの処理性能を確保するため、
Extreme Cache
リード
SSDをキャッシュとして利用するExtreme Cacheにより、
可能となり、HDD本数を最大80%削減できます。
QoS(Quality of Service)機能をサポート。ETERNUS内の各
高速コピー
ボリュームに目標レスポンス
(優先度)
を設定することで、スト
*
フルボリュームの高速コピー機能に加え、更新データの差分
コピー機能やスナップショット機能をサポート。業務影響を
最小限に抑えたバックアップが可能です。
* 別売ソフトウェアが必要な場合があります
高信頼・セキュリティ
主要なコンポーネントを冗長化すると共に、RAIDやキャッシュ
メモリのミラーリングによりデータを冗長化。
ドライブ故障の
兆候を検知すると事前にデータをホットスペアに自動コピー
し、データの冗長性を常に確保します。停電時にはキャッシュ
のデータを不揮発メモリに退避し、復電時までデータを保護
します。
また、万が一ディスク故障が発生した場合は、障害が発生した
ディスク上に格納されているデータを、他の正常なディスクに
高速に再配置し、迅速な復旧を実現するFast Recovery を
サポートします。
レージ内部の帯域を自動的にコントロールし、目標に達成して
いないボリュームに、性能に余裕のあるボリュームから帯域を
融通します。
また、
チューニングをシステムが自動的に実施することにより、
表示で直観的に操作が行えます。
さらにNAS領域についても、
共通のシステムコンソール画面からセットアップ可能です。
また、ストレージ管理ソフトウェア ETERNUS SF Storage
Cruiserでは、複数装置の統合一元管理、仮想化環境への対応
など、
より細やかなレベルの運用管理機能を提供します。
VMware連携
仮想化プラットフォーム VMware vSphereのディスクアレイ
QoS機能適用にあたってのシステム管理者の運用工数を大幅
1
向けAPI*「
VAAI*2 」をサポート。仮想マシン複製時のコピー
に削減します。
処理等、従来サーバで実行していた処理をディスクアレイ側で
実行することで、VMware環境のシステム性能を向上します。
*ETERNUS SF Storage Cruiser v16連携
ストレージ自動階層制御
*
異種ドライブ混在環境で、データのアクセス頻度を検出し、
設定したポリシーに応じてドライブ間でデータ再配置を行う
ストレージ自動階層制御をサポート。アクセス頻度の高い
データを高性能なSSDに配置したり、利用頻度が低いデータ
を安価なニアラインディスクへ配置することで、コストに見
合った最適な性能を得ることができます。再配置が行われても
サーバの設定変更は不要です。
*ETERNUS SF Storage Cruiser v16連携
省電力
MAID技術*を応用し、必要時のみディスクを回転させるエコ
また、仮想マシン単位でボリューム管理するVirtual Volumes
をサポートし、仮想マシンそれぞれの運用要件に応じたきめ
細かなバックアップ運用やリソース管理を実現します*3。
*1 Application Program Interface
*2 vStorage APIs for Array Integration
*3 Virtual Volumesを使用するためには、本機能に対応したvSphereが必要です
多彩な接続環境
Windows/Linux/UNIX の各種 OS をサポートし、富士通製
サーバのみならず、各社サーバを接続できます。
SAN 接続用に8/16Gbit/s FC 、1/10Gbit/s iSCSI 、6Gbit/s
SAS、10Gbit/s FCoE、NAS接続用に1/10Gbit/s Ethernetの、
多様なインターフェースをサポートします。
モードをサポート。
アクセスしない時間帯のディスク回転を停止
することで、消費電力を削減します。未使用ディスクの回転
停止に加え、ディスクへの電力供給を停止する機能を新たに
実装することで、さらなる消費電力の削減を実現します。
*Massive Array of Idle Disks
http://jp.fujitsu.com/eternus/
製品カタログ FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3 ディスクストレージシステム
ETERNUS DX100 S3の装置仕様
インテル® Pentium® プロセッサー
CPU
サポートRAID
最大物理容量*1
コントローラー数
ホストインターフェース[最大転送速度]
ホストインターフェース数
最大接続サーバ数
キャッシュ容量
ドライブ数
2.5" DE
3.5" DE
高密度DE
最大DE数*5
2.5" SASディスクドライブ
0, 1, 1+0, 5, 5+0, 6
1,152TB*2
2
FC[16Gbit/s,8Gbit/s]、iSCSI[10Gbit/s,1Gbit/s], FCoE[10Gbit/s], SAS[6Gbit/s], Ethernet[10Gbit/s,1Gbit/s]
2, 4, 8[FC, iSCSI, FCoE, SAS, Ethernet(10Gbit/s)], 4, 8, 16[Ethernet(1Gbit/s)]
1,024
8GB*3
∼
2 144*4
5
10
2
1.8TB*6, 1.2TB, 900GB, 600GB, 300GB[10,000rpm], 600GB, 300GB[15,000rpm]
[
1.2TB, 900GB 10,000rpm]
2TB*6, 1TB[7,200rpm]
1.92TB, 1.6TB, 960GB, 800GB, 400GB
8TB*6, 6TB*6, 4TB, 2TB[7,200rpm]
1.92TB, 1.6TB, 960GB, 800GB, 400GB
SAS[12Gbit/s]
W482×D645×H88mm[2U]
W482×D540×H88mm[2U]
W482×D670×H88mm[2U]
W482×D560×H88mm[2U]
W482×D980×H176mm[4U]
35kg
100kg
AC100V∼120V, AC200V∼240V
暗号化非対応
暗号化対応
2.5" ニアラインSASディスクドライブ
2.5" SSD
3.5" ニアラインSASディスクドライブ
3.5" SSD
サポートドライブ
[回転数]
ドライブインターフェース[最大転送速度]
2.5" CE
2.5" DE
3.5" CE
3.5" DE
3.5" 高密度DE
外形寸法
[ピッチ数]
最大質量(エンクロージャー1台当たり)
最大質量(3.5高密度DE エンクロージャー1台当たり)
電圧
相数
電源条件
周波数
AC100∼120V
単相
50Hz, 60Hz
730W[740VA]
430W[440VA]
630W[640VA]
340W[350VA]
1,300W[1,320VA]
4,120W[4,230VA]
730W[740VA]
430W[440VA]
630W[640VA]
340W[350VA]
1,300W[1,320VA]
4,120W[4,230VA]
15,600[kJ/h]
15,600[kJ/h]
10∼40℃
20∼80%RH
N
0.0043[AAA]
0.0021[AAA]
2.5" CE
2.5" DE
3.5" CE
3.5" DE
3.5" 高密度DE
最大構成時
最大消費電力
[最大皮相電力]
AC200∼240V
2.5" CE
2.5" DE
3.5" CE
3.5" DE
3.5" 高密度DE
最大構成時
最大発熱量(100V)
最大発熱量(200V)
温度
湿度
区分名
周囲環境条件(動作時)
省エネ法に基づく表示
(2011年度基準)
用語表記
*7
エネルギー消費効率[達成率]
2.5" CE使用時
3.5" CE使用時
(ベース装置), DE:ドライブエンクロージャ
2.5":2.5インチ, 3.5":3.5インチ, CE:コントローラーエンクロージャ
*1:本容量は、1TB=1,000GB、1GB=1,000MBとして計算した物理容量
*2:3.5インチドライブのみの最大構成時の容量
*3:SAN用途の値
*4:単一サイズのドライブを最大数搭載した場合の数値
*5:ドライブエンクロージャは混在搭載が可能
*6:アドバンスト・フォーマット
*7:エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定された消費電力を、省エネ法で定める記憶容量で除したものです。本装置のエネルギー消費効率は、容量と回転数が同一のディスクドライブを最大数搭載した場合の値です。
基準達成率の表示語は、Aは100%以上200%未満、AAは200%以上500%未満、AAAは500%以上を示します。
サポートサーバ/OS*
メーカー名
富士通
Oracle
機種
基幹IAサーバ FUJITSU Server PRIMEQUEST 1000シリーズ
PCサーバ FUJITSU Server PRIMERGY
UNIXサーバ SPARC M10/SPARC Enterprise
IBM
SPARC Servers
HP Integrityサーバ
HP 9000サーバ
Power Systems、System p、pSeries
その他
各社PCサーバ
HP
OS*
Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2、Red Hat Enterprise Linux 6、Red Hat Enterprise Linux 5、VMware® vSphere 6.0、VMware® vSphere 5.5、VMware® vSphere 5
Solaris 11 Operating System、Solaris 10 Operating System
Solaris 11 Operating System、Solaris 10 Operating System
HP-UX 11iv3
HP-UX 11iv3
AIX 7.1、AIX 6.1
Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2、Red Hat Enterprise Linux 6、Red Hat Enterprise Linux 5、
SUSE Linux Enterprise Server 11、SUSE Linux Enterprise Server 10、x86 Solaris 10 Operating System、VMware® vSphere 6.0、VMware® vSphere 5.5、VMware® vSphere 5、XenServer 6、
Oracle Linux 6、Oracle Linux 5、Oracle VM Server for x86
*サポートサーバ/OSの詳細につきましては、弊社担当営業、
または販社パートナーまでお問い合わせください。
グリーン 製 品
グローバルな環境対策に則った
当社独自の厳しい環境評価基準
をクリア。
グリーン購入法への対応
本製品は、国などによる環境物品などの調達の
推進などに関する
「グリーン購入法」
に基づく調達
の基本方針(判断の基準)
に対応しています。
製品保証
ETERNUS DX100 S3の本体/オプションについて、
3年間翌営業日以降訪問修理を受けられます。
※平日:月曜日∼金曜日
(祝日、12月30日∼1月3日を除く)
●Intel、
インテル、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Pentium、Pentium Insideは、アメリカ合衆国および/またはその他の国における Intel Corporationの商標です。
●Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 ●Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
●Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとした全ての商標とロゴは、Red Hat Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。 ●SUSEは米国およびその他の国におけるNovell Inc.の商標です。
●OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国、およびその他の国における登録商標です。Oracle Solarisは、Solaris Operating Systemと記載する場合があります。
●VMwareは、VMware,Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
●お客様システムの安定稼動やセキュリティ確保のために、最新版ファームウェアの適用を推奨しています。最新版は以下サイトに公開しています。なお、
ファームウェアの入手・適用は、お客様自身で実施願います。弊社に作業を
ご依頼される場合は、有償にて承りますので、弊社担当営業、
または販社パートナーまでお問い合わせください。 http://storage-system.fujitsu.com/jp/download/index.html#firmware
●記載の会社名、製品名、名称等の固有名詞は各社の商標または登録商標です。 ●その他、本カタログに記載されている名称には必ずしも商標表示をしておりません。
●このカタログに記載されている製品については、改良のために予告なしに仕様、デザイン等を変更する場合がありますのでご了承ください。 ●このカタログは、再生紙を使用しています。
クラス1レーザ製品
保守・運用支援サービス
「SupportDesk」
の詳細は、
インターネット情報ページ
「製品サポート」
をご覧ください。 http://www.fujitsu.com/jp/services/infrastructure/service-desk/
製品・サービスについてのお問い合わせは
(総合窓口)
0120-933-200
受付時間 9:00∼17:30(土・日・祝日・年末年始を除く)
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CE1229-6-2016年5月AP