貝毒情報(アサリ) KD-28-08 号 平成 28 年 5 月 26 日発行 プランクトン及び貝毒検査を 5 月 23 日~26 日に実施しましたので、その結果をお知らせします。 【概況】・貝毒検査(5/26)の結果、芦屋市で採取したアサリからは規制値(4マウスユニット/g) を上回る貝毒は検出されませんでした。 ・貝毒原因プランクトンは、わずかに見られる程度でした。 【検査結果】 年月日(採水・採取) 地 水 塩 点(St.) 温(℃) 分 貝類の毒化状況 〔マウスユニット/g〕 麻痺 性 貝毒原 因プラン クトン 下痢性 貝毒原 因プラン クトン H28.5.23 24.3 21.2 麻痺性貝毒 2.3 Alexandrium tamarense (個数/㍑) アレキサンドリウム タ マ ラ ン セ 0 アレキサンドリウム カ テ ネ ラ Alexandrium catenella (個数/㍑) 0 ディノフィシス フォルティ 0 ディノフィシス アキュミナータ Dinophysis fortii (個数/㍑) Dinophysis acuminata (個数/㍑) 40 ※原因プランクトンの分類については、科学的な再 検討が進められていますが、本情報では農林水産 省消費・安全局のガイドラインに沿った種名を使 用しています。 【今後の情報予定】 芦屋 芦屋(潮芦屋浜) <規制の基準> 可食部の毒量が 麻痺性貝毒:4マウスユニット/g 下痢性貝毒:0.16mg オカダ酸当量/㎏ を超えた場合 <注意が必要なプランクトン密度> ・麻痺性貝毒原因プランクトン(代表的な種) アレキサンドリウム タ マ レ ン セ Alexadrium tamarense 5,000 個数/㍑以上 アレキサンドリウム カ テ ネ ラ 5 月 30 日の週にアサリの臨時調査(芦屋)を予 Alexadrium catenella 50,000 個数/㍑以上 定しています。調査結果がまとまり次第「貝 毒情報KD-28-09 号」としてお知らせします。 ・下痢性貝毒原因プランクトン(代表的な種) デ ィ ノ フ ィ シ ス フォルティ Dinophysis fortii 50,000 個数/㍑以上 §お問い合わせ先§ 兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センター(担当:資源部・内田、宮原) Tel:078-941-8602 Fax:078-941-8604 Homepage:http://www.hyogo-suigi.jp/
© Copyright 2024 ExpyDoc