仕 様 書 1(案)

仕
1
件
様
書
1(案)
名
福利健康業務分析委託
2
履行場所
文京区役所(文京区春日一丁目16番21号)及び受託者の事務所
3
履行期間
平成28年7月1日から平成28年9月30日まで
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業務の目的
文京区(以下、
「区」という。
)では、
「行財政改革推進計画」
(平成24年3月)に基づき、厳しい
財政状況が見込まれる中でも、基本構想の実現に向けて、より質の高い効率的な行政体制を構築する
ため様々な取組を進めているところである。この計画を踏まえ、職員に対する福利健康業務のうち定
型的で経常的な業務については、きめ細かなサービスの提供と効率的な業務運営が行える事業者に業
務分析を委託することにより、円滑な業務委託の実施を図ることを目的とする。
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業務実施体制
⑴
業務従事者の配置
本業務を遂行するに当たり、業務責任者、業務副責任者及び従事者等の要員(以下「業務従事者」
という。)を適正数配置し、効率的かつ効果的な運営が可能な体制を整備し、適切な業務処理を行
えるようにする。
⑵
業務従事者の教育等
本業務を遂行する上で必要な知識及び能力等を習得させるため、教育計画等を作成のうえ、受託
者の責任において業務従事者の教育を実施する。
受託者は、業務責任者、業務副責任者及び従事者の身元について、一切の責任を負うものとする。
⑶
業務従事者名簿の提出
受託者は、業務実施前までに業務従事者の経歴等を記載した名簿を区へ提出すること。また、名
簿に変更が生じた場合は、速やかに変更内容を提出すること。
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業務責任者
⑴
受託者は、業務責任者をあらかじめ定める。
⑵
業務責任者は、受託者の常勤の正規社員で業務従事者を統括する権限のある者とする。
なお、業務責任者が不在の場合は、7の業務副責任者が業務を代行する。
⑶
業務責任者は、総務系(給与業務等)事業受託において豊富な現地実務経験があり、現場の従事
者を統括又はそれに準じる業務を経験した者をもって充てるものとする。
⑷
業務責任者の業務範囲は、以下に掲げるものとする。
ア
本業務全体の進行管理、履行状況管理及び業務報告等現場の業務遂行を統括すること。
イ
従事体制の調整、業務従事者の指揮・監督等現場の業務執行体制を統括すること。
ウ
現場の業務遂行にあたり、区と受託者の協議が必要な場合の連絡調整を行うこと。
エ
上記の他、業務が円滑に遂行されるよう現場全体を統括すること。
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7
業務副責任者
⑴
受託者は、6の業務責任者の不在、または欠けることとなった場合に備え、従事者の中から業務
副責任者をあらかじめ定める。
⑵
業務副責任者は、本業務を十分理解するための教育を受けた者をもって充てるものとする。
⑶
業務副責任者は、業務責任者を補佐し、業務責任者の不在時等は、業務責任者の業務を代行する。
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従事者
⑴
受託者は、業務遂行に必要な従事者をあらかじめ定める。
⑵
受託者は、従事者が本業務に従事する前に、本業務の基本知識の付与を内容とする研修を従事者
に実施し、その内容及び結果を区へ報告する。
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営業責任者
⑴
受託者は、本契約の業務全般を確実に実施するため、受託者の常勤の正規社員の中から営業責任
者をあらかじめ定める。
⑵
営業責任者の業務範囲は、以下に掲げるものとする。
ア
業務従事者の適正な配置、指導、育成に関すること。
イ
業務遂行に伴う安全管理対策に関すること。
ウ
契約全般についての区との協議に関すること。
エ
上記の他、業務が円滑に遂行されるよう区と受託者間の連絡調整に関すること。
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業務内容
⑴
対象業務
別紙「文京区福利健康業務一覧」のとおり
⑵
業務分析
対象業務について、区から業務内容の説明を受け、受託者が合理的・効果的に業務を遂行するた
めの方策を検討する。
⑶
業務マニュアルの作成
対象業務の項目ごとに、業務内容、処理方法、処理フロー、関与者及び注意事項等を記した業務
マニュアルを作成する。
この業務マニュアルは、受託者の変更があった場合でも業務を円滑に実施できる内容とし、業務
変更等により処理方法に変更等があった場合には、速やかに当該箇所が改訂できるよう加除式とす
る。作成ソフトは、MS-Word、MS-Excel、MS-Power Point 等汎用的なものを使用すること。
⑷
関係法令の確認
対象業務について、関係法令に基づき受託者の業務実施範囲の適合性の確認を行う。
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執務場所等
⑴
執務場所
文京シビックセンター17階の総務部職員課内の区の指定場所とする。
⑵
執務場所利用可能日
月曜日から金曜日までの週5日間
休日及び12月29日から1月3日は除く(休日は、国民の祝日に関する法律(昭和23年7月
法律第178号)に規定する休日をいう。)。
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⑶
執務場所利用可能時間
午前8時30分から午後5時15分まで
業務時間内に業務を終えられない場合は、その都度区と受託者の協議により業務時間を延長でき
るものとする。
⑷
執務中の注意事項
ア
業務従事者は、業務に従事していることが分かるよう、名札等を常に見やすい位置に身に付け
ること。
イ
業務従事者は、派手な服装を避けるなど、適切な服装で業務に従事すること。
ウ
業務従事者は、むやみに区が指定した執務場所から離れないものとする。
エ
業務従事者以外の者を区の許可なく執務場所に立ち入らせないこと。
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貸与物品等
⑴
業務遂行の用に供するため、区から受託者へ以下の物品等及びその使用に付随する光熱水費等を
無償で貸与または提供する。ただし、受託者は、区が認める範囲を超えて使用してはならない。
事務用机3台、椅子3脚、書庫1台、電話機2台、人事給与システム(富士通株式会社製)、庁
内専用メールシステム、パーソナルコンピュータ3台(以下「PC」という。)及び PC 周辺機器
※
区が貸与するPCは、外部メディア接続、インターネット接続及び区以外の機関へのメール送
受信はできない。したがって、業務遂行上、インターネット等外部接続の必要がある場合は、受
託者は区の許可を受けた上でPC等の機器を持ち込み、通信料を負担の上で使用することができ
る。
⑵
業務遂行の用に供するため、受託者は区が所有する以下の物品及び休憩場所を使用できるものと
する。ただし、受託者は、区が認める範囲を超えて使用してはならない。
① ファクシミリ、複写機、シュレッダー及びプリンターとそのサプライ用品(複写機用紙等)
② 区が既に保有している業務指定物品
③ 区が指定する業務従事者用休憩場所
⑶
受託者は、⑴及び⑵の物品等については十分に注意をもって使用し、受託業務遂行以外の目的に
使用しない。業務従事者の故意または重大な過失により物品等が滅失、毀損、または故障したとき
は、受託者は、区の指定した期間内に代替品を納め、若しくは原状に回復し、または損害を賠償し
なければならない。
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経費の負担区分
本業務に要する経費のうち、次に掲げるものは区が負担するものとする。
⑴
執務場所等の光熱水費
⑵
区が受託者に貸与する電話機の電話料
⑶
区が受託者に貸与するPCの通信料
14
受託者の責務
⑴
受託者は、職員及び業務関係者等に対する安全対策に万全を期し、事故防止に関する必要な措置
を講ずること。業務の履行において事故が発生したときは、直ちにその状況を区に報告し、指示を
受けること。
⑵
受託者は、災害などの緊急事態が発生した場合は業務遂行に支障をきたすことがないよう区と連
携して十分な対応を図ること。
⑶
受託者は、常に善良なる管理者の注意を持って業務を遂行し、業務の進捗状況について確認の上、
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区に対して適宜報告すること。
⑷
15
関係法令等を遵守し、その適用及び運用は受託者の責任において適切に行うこと。
業務内容及び個人情報保護に係る秘密の保持
⑴
受託者は、本業務の履行に当たっては個人情報の保護に関する法律(平成15年5月法律第57
号)、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成25年法律
第27号)及び文京区個人情報の保護に関する条例(平成5年3月文京区条例第6号)等の法令を
遵守するとともに、業務上知り得た秘密を第三者に漏らしてはならない。契約の解除及び期間満了
後においても同様とする。
⑵
受託者は、前項の義務の履行を担保するために、業務従事者全員から個人情報の保護に関する特
記事項の内容の遵守及び秘密保持に関する誓約書を徴し、その写しを区へ提出すること。
⑶
受託者は、個人情報の保護に関する特記事項を遵守した業務を履行するため、個人情報保護に関
する教育を業務従事者一人につき年1回以上実施し、その結果を区へ提出すること。
⑷
受託者は、この業務の履行に関する秘密の保持について、在職中の業務従事者のみならず退職し
た者に対しても責任を負う。
⑸
受託者は、業務従事者に対して執務場所に持ち込む私物は必要最低限度とすることを指導するも
のとする。
⑹
16
受託者は、個人情報以外の行政情報についても、個人情報に準じた取扱いを行うものとする。
損害賠償
受託者は、本件業務について、受託者の責に帰すべき事由に基づく損害に関し、原因を問わず、損
害賠償の責任を負うものとする。
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成果品
受託者は、
「10 業務内容」の成果品を以下の数量用意し、区へ納品すること。
⑴
「10 業務内容」⑶を A4判ファイルに綴ったもの
⑵
⑴の電子データ(作成ソフトバージョン及び PDF バージョン)を収録した CD-ROM
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5部
2部
委託費の支払い
業務の委託費の支払いは、検査合格後、受託者の正当な請求書により支払う。
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著作物の取扱い
受託者が作成し納品した成果品の著作権(著作権法(昭和45年5月法律第48号)第21条から
第28条までに規定する権利を含む。)は、区に帰属するものとする。
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再委託
受託者は、業務の全てを第三者に委託することはできない。ただし、事前に業務の範囲と委託先等
必要な情報を区に提示し承認を得た場合は、業務の一部を第三者に委託することができる。
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その他
⑴
本仕様書の内容に疑義が生じた場合は、区契約事務担当と協議の上決定する。
⑵
⑴に関することを除く、契約履行上の打ち合わせ事項に関しては、事業執行担当者と行うこと。
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⑶
本契約の履行に当たって自動車を使用し、又は使用させる場合は、都民の健康と安全を確保する
環境に関する条例(平成12年東京都条例第215号)の外、各県条例に規定するディーゼル車規
制に適合する自動車とすること。なお、適合の確認のために、当該自動車の自動車検査証(車検証)、
粒子状物質減少装置装着証明書等の提示又は写しの提出を求められた場合には、速やかに提示し、
又は提出すること。
⑷
本契約の履行に当たってハイブリッド車等の自動車を使用し、又は使用させる場合は、車両接近
通報装置を備えた自動車を使用するよう努めること。
⑸
本契約の履行に当たり、文京区個人情報の保護に関する条例(平成5年3月文京区条例第6号)
を遵守すること。
⑹
本契約の履行に当たり、文京区情報セキュリティに関する規則(平成15年6月文京区規則第5
0号)を遵守すること。
⑺
本契約の履行に当たり、文京区歩行喫煙等の禁止に関する条例(平成20年9月文京区条例第4
5号)を遵守すること。
22
連絡先
契約事務担当
総務部契約管財課契約係
TEL 5803-1150
事業執行担当者 総務部職員課福利健康係
TEL 5803-1146
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