平成27年度第2回会議結果報告書 [215KB pdfファイル]

会 議 結 果 報 告 書
平成28年3月10日
会議の名称
平成27年度第2回志木市立図書館協議会
開催日時
平成28年
開催場所
柳瀬川図書館2階
視聴覚室
渡辺正雄会長、磯
真砂子委員、飯田
2月10日(水)15時15分~17時00分
工藤晴香委員、原藤
寛委員、有馬隆江委員
光委員、長井よしみ委員、炭田早智子委員
出席委員
(計
8人)
(計
2人)
宮原正幸委員、髙橋ふじえ委員
欠席委員
(柳瀬川図書館)渡邉館長、樺嶋主幹
説明員職氏名
( い ろ は 遊 学 図 書 館 ) 榎 田 館 長 、( 宗 岡 公 民 館 ) 八 代 館 長
鈴 木 主 事 補 、( 宗 岡 第 二 公 民 館 ) 石 川 館 長 、 関 口 主 事
(計
議
7人)
1
各図書館・図書室の現状と課題について
2
第1回志木市立図書館協議会で要求のあった資料について
題
次回は、近隣図書館の視察を実施する予定。
結
(傍聴者
果
事務局職員
谷口専任主幹
8人)
審議内容の記録(審議経過、結論等)
1 開 会
2 会長あいさつ
3 議事
(1)各図書館・図書室の現状と課題について
<説明員>
各図書館・図書室から説明
<質疑応答>
委員)対面朗読の朗読者の出番がないと聞いたが、3人しか利用者がいないのか。
説明員)需要がないので、朗読者が活躍する場が少なくなっている。もっと、PR して利
用者を掘り起こしていきたいとは考えている。
委員)職員の数が足りないとのことだが、その基準はあるのか。
説明員)文部科学省のほうで策定された基準がある。
委員)司書の人数は、何人にしなければならないと決まっているのか。
説明員)特に決まってはいない。
委員)機械化することで職員数が少なくても対応できないか。検討はしているのか。
説明員)図書の貸出業務の一部を機械で自動的にやっているところはあるが、職員により
日常のカウンター業務を行うことで図書館のことがよくわかるということもある。
検討はしていない。
委員)雑誌の持ち去りに対して、雑誌をカウンターの後ろにおいて対応しているとのこと
だが、その方法はどのように行うのか。
説明員)差し替え用の札を雑誌の書棚に置いておき、その札をカウンターに持ってきても
らって、札と交換に雑誌を渡している。
委員)BPS(ブックプロテクションシステム)の設置は考えないのか。
説明員)経費の問題があり、今のところは考えていない。
委員)障害者サービスの内容はどのような内容か。
説明員)対面朗読は、昨年度は3人の登録者がいたが、今年度は、登録者の病気等で1人
となっている。また、録音資料のデイジー図書、カセット等については、志木市だ
けでなく、相互貸借により、埼玉県内の他の市にも貸出を行っている。
委員)新しい読書障害対応サービスは行っているのか。
説明員)来年度から障害者差別解消法が施行されることにより、視力の弱った高齢者等に
も録音資料の貸出を行う等障害者サービスも拡大することになる。今後、勉強して
いきたい。
委員)新刊が出版されると買ってほしいというリクエストはあるのか。
説明員)資料3の図書館資料・サービス統計の4ページのリクエストの箇所を見ていただ
きたい。全部で、およそ9万件のリクエストがある。
委員)出版業界等から本が売れないのは図書館で読まれるからであり、しばらく図書館で
貸さないほうがよいという話があったが、図書館サイドからすれば、図書館で借り
られるのは、いい話なのではないか。
説明員)本によっては、リクエストをされても何か月も待つ本もあるが、図書館としては
利用者の要望になるべく対応したい。
委員)新刊は、買ってほしいとの要望に対しては、どう応えているのか。
委員)すべて購入できるわけではないので、買えないという回答もある。
委員)柳瀬川図書館の施設・設備の老朽化の中の、防火シャッター、エレベーターの安全
基準の不合致は、改善しなくてよいのか。
説明員)大規模改修工事を予定しているので、その中で実施する。
委員)大規模改修工事は、どの程度の工事になるのか。休館は、どのくらいの期間になる
のか。
説明員)具体的な内容は、まだ決まっていないが、来年度の設計委託の予算が通れば、設
計をする中で、蔵書の移動等の内容を含めて工期も決めていく。
委員)いろは遊学図書館では閲覧の座席数が不足していると聞いている。長時間利用者の
中には、図書館の目的と異なる目的で利用する人がいるので、いろいろな人がたく
さん利用できるようにしてほしい。
委員)いろは遊学図書館の他の場所は閲覧場所として使えないのか。
説明員)テーブル、椅子の出し入れ等で対応できるが、仕事の量も増える。
委員)コンピュータ設備のある部屋は使用できないのか。
説明員)貸出用の部屋ではあるが、やはり人が必要である。
委員)コンピュータ室は、不特定多数の人が入るとなると、セキュリティ対策が必要とな
る。
委員)勉強のための机は、図書館で確保するものなのか。いろいろな施設との連携が必要
と考える。
(2)第1回志木市立図書館協議会で要求のあった資料について
説明員)各図書館・図書室の年度別事業参加者数、志木市民の図書館に関するアンケート
調査結果、平成26年度曜日別年齢別利用状況、平成26年度図書館資料・サービ
ス統計、志木市立公民館及び図書館連絡協議会設置要綱について説明を行った。
委員)柳瀬川図書館の図書館まつりの減少の理由は何か。
説明員)2日間だったのが、1日になったことによるものである。
委員)アンケート調査結果を踏まえて改善されたか。
説明員)アンケート調査は柳瀬川図書館の業務目標として実施したものであり、その後、
改善されたことをまとめたものはない。
委員)第1回会議で配られた前回の答申資料の中にアンケート結果は反映しているのか。
説明員)答申の後で実施したものなので、反映されていない。
委員)具体的に開館時間を長くしたとか、朝早くから開館したとか柔軟な対応がなされた
のか。
説明員)図書館では変化はない。
委員)志木駅前に図書館がないが、返却ポストだけでも置けないか。
また、講演会をもっと開催してほしい。講演会の前後に、その講師の本をおいてほ
しい。また、生涯学習課と連携し、広報活動、PRを活発に行ってもらいたい。
説明員)返却ポストについては、予算要求はしたが、かなり高いものなので、今後も適切
なものがないか調べてみる。
委員)いろは遊学図書館では、車を道路に止めて急いで返却している様子を見かけるので、
やはり駅前に返却ポストがあるといいと感じる。
委員)ネットを活用して中高生コーナーのPRしているか。中高生はネットの方を見てい
る。
説明員)ネットでの中高生向けPRはしていない。今後、検討していきたい。
委員)時代時代に合った図書館が期待されるが、今、どのような図書館がふさわしいのか、
現在、ネットの重要性が多くなっているなか、使いやすい図書館が望まれる。
委員)大規模改修については、この会の意見が取り入れられるのか。
説明員)対象にしていきたい。施設改善策は、たくさん考えられる。ブックスタートへの
対応など建物の老朽化対策以外にもレイアウトの見直しをしたいと考えている。
委員)西原子育て支援センターの閲覧スペースでは、ブックスタートの本が、人気がある
ので破損が、すごいと聞いている。具体的に乳幼児が楽しめる図書館の策はあるのか。
説明員)本の破損は、しょうがないと考える。
他の図書館では、毎週水曜日は乳幼児ディーにしているところや、休館日を自
由に利用していいことにしているところもある。
委員)先進的なことをやっている事例を参考にしたほうがよい。
4 その他
説明員)他市の図書館の視察について説明
委員)視察先と実施時期については、事務局に一任とすることとする。
5 閉会