平成27年度第3回会議結果報告書 [183KB pdfファイル]

会 議 結 果 報 告 書
平成28年3月26日
会議の名称
平成27年度第3回志木市立図書館協議会
開催日時
平成28年
開催場所
富士見市立中央図書館2階
3月16日(水)13時30分~16時00分
視聴覚ホール
渡辺正雄会長、有馬隆江委員、原藤
光委員、長井よしみ委員、
高橋ふじえ委員
(計
出席委員
磯
欠席委員
真砂子委員、飯田
5人)
寛委員、宮原正幸委員、工藤静香委員、
炭田早智子委員
(計
5人)
(富士見市生涯学習)木村課長、和田副課長、古川主査、寶榮主事、
説明員職氏名
出井非常勤職員(計
1
議
5人)
図書館の指定管理運営について
題
次回も、先進地の図書館の視察を実施する予定。
結
果
事務局職員
(柳瀬川図書館)渡邉館長、樺嶋主幹、谷口専任主幹
審議内容の記録(審議経過、結論等)
1 開 会
2 会長あいさつ、富士見市生涯学習課長あいさつ
3 議事
(1)図書館の指定管理運営について
<説明員>
富士見市生涯学習課 図書館担当から説明
<質疑応答>
委員)鶴瀬西分館はPFI事業で開館されたとあるが、PFIとは何か。
説明員)公共施設の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活
用して行う手法であるであり、鶴瀬西分館は民間が建設し民間が運営している。。
委員)指定管理導入により、約4000万円の費用が削減されたとのことだが、その内容
はどのようなものか。
説明員)主に人件費である。
委員)公務員の給料より安いということか。
説明員)そういうことである。
委員)指定管理導入による課題について、職員が契約社員なので雇用が不安定とのことだ
が、支障はないのか。
説明員)1年契約なので、やめる人は少ない。図書館で働きたいため、契約社員になって
いる人もいる。
委員)運営そのものに係れるNPO法人は、いないのか。
説明員)図書館自体を運営するNPO法人は、いなかった。
委員)いままでいた市の職員は、どうしたのか。
説明員)他の職場に配置換えになった。
委員)志木市の場合は、司書の資格のある人でも、他の職場に配置されている。指定管理
者の方が、有資格者を集められるのではないか。
説明員)職員の半数以上を資格のある人にしている。
委員)選定は、どのように行われたのか。また、途中で指定管理者が変わったのはなぜか。
説明員)導入時は、選定委員会で判定を行い、選定理由は、価格的に安いということが大
きかったのではないかと思われる。5年の契約期間が終了した後、別の業者に変わ
ったものであり、前の業者に何かあったわけではない。
委員)市民の声を聴くためアンケート等は実施したのか。
説明員)アンケート調査等はしていない。
委員)スタッフは地元の人でなくてもいいのか。
説明員)地元雇用の文言が協定書の中に入っている。この図書館で仕事がしたいという方
が多い。
委員)行政の関与はあるのか。
説明員)教育委員会は選定の段階で関与している。また、大規模改修を再来年実施する予
定で現在、設計を行っているが、どういうふうに指定管理者と係っていくかが問
題である。
委員)事業の内容は、どうなのか。
説明員)当初、自主事業はゼロであったが、指定管理者になったら、事業を実施するよう
になった。予算が増えたわけではなく、使い方が変わった。
委員)どのような考え方に基づいて事業展開しているのか。なにか具体的な事例はあるか。
説明員)子どもたちに図書館に来てほしいとの考えのもと、子どもたちに対して子ども司
書に図書館の中を案内させた。民間では、自由に考えて仕掛ができる。
委員)医療機関との連携は行っているのか。
説明員)すぐそばのイムス病院に図書の貸出を行っている。
委員)公民館との連携はあるのか。
説明員)富士見市では公民館自体が本を置かなくなった。公民館も市の行事には参加して
いる。
委員)中央と分館で指定管理者が異なることによる連絡調整不足とは、どのような内容な
のか。
説明員)市の行事の調整とか学校との連携が難しい。
紀伊国屋は大学図書館に入っているので、大学との連携、コラボを考慮している。
また、紀伊国屋は、販売と図書館との連携を行っている。
委員)障害者差別解消法による特別なことは考えているか。
説明員)特にないが、大規模改修の中で障害者のための施設としてレイアウト、照明のL
ED化、子どもたちの音を遮るとかを考えている。
委員)対面朗読等障害者、高齢者への発信はしているのか。
説明員)もっとPRしていきたいと考えているが、中央図書館は立地条件が悪いので難し
い課題である。
委員)市が重点課題として依頼することはあるのか。
説明員)運営会議の中で話し合っている。
委員)指定管理者をワンクッション置くと市民の声が直接聞けないと思われるが、利用者
の声は、どのように聞くのか。
説明員)市長への声という方法を使って直接、言う人もいる。
最後に富士見市では各公共施設について一つ一つどの管理方法が良いのか事業仕
分けで判定していった。指定管理者、委託等、何が自分の市に一番合っているの
か考えていくことが必要ではないかと思う。
4 館内見学
5 閉会