市立船橋高等学校成績管理システム導入業務事業者評価基準 1.趣旨 この基準は、市立船橋高等学校成績管理システム導入業務に関する提案のうち、最も優 秀な提案を行ったと認められる提案者を選定するために必要な事項を定めるものである。 2.評価方法 ① 提案内容の評価は、市立船橋高等学校成績管理システム導入業務事業者評価委員会 (以下、「評価委員会」という。)が、提案内容を基に、以下の項目を総合的に審査し 最適候補者を選定する。 評価方法 評 価 項 目 基 本 事 項 構 築 体 提 案 書 等 プレゼンテーション 配点割合 制 ○ ○ 10% システム内容 ○ ○ 15% 保守・運用支援 ○ ○ 10% リスク・マネジメント ○ ○ 5% 導 入 実 績 受託実績調査票 ――――― 5% 機 能 要 件 機能要求一覧 ――――― 40% 費 見 ――――― 15% 用 積 書 ② 評価は、提出された書類を別に定める「市立船橋高等学校成績管理システム導入業 務提案評価表」 (以下、「評価表」という。)に基づき行う。 ③ 分かりにくい、正確に記載されていない等の場合、その事項は評価対象外とする。 ④ 審査は別記3の方法により各評価項目の評価点を算出し、この合計点が最も高い者 を受託候補者とする。 ⑤ 上記④で算出された評価点について、最も高い提案者が複数いる場合は、当該提案 者のうち「機能要件」の評価点が最も高い者を受託候補者とする。 3.評価点の算出方法 ① 基本事項 基本事項に関する評価項目は、別紙「評価表」のとおり。評価点の算出は、評価委員 会の各委員の採点を平均して算出した値に、各評価項目の重要度を相対的に勘案して「評 価委員会」が定めた係数を乗じて得た得点を当該提案者の評価点とする(小数点以下四 捨五入) 。なお、採点内容は下記のいずれかとする。 採 点 区 分 採 点 内 容 評価項目に示す内容について、具体的な説明がされ 非常に優れている 5点 優 れ て い る 4点 評価項目に示す内容について、具体的な説明がされ ており、提案の有効性と実現性が認められる。 普 通 3点 評価項目に示す内容について、説明がされており、 提案の有効性や実現性が認められる。 やや劣っている 2点 評価項目に示す内容について、説明がされているが、 提案の具体性や有効性、実現性に一部不足がある。 劣 っ て い る 1点 ており、提案の有効性と実現性の観点から優れた提案 である。 評価項目に示す内容について、説明がない、もしく は、説明はあるが内容が不適切(不正、不十分、不整 合等)である。 ② 導入実績 受託実績調査票に記載された各項目について、下記の通り採点し、合計点により 評価点を算出する。 (ア)導入件数実績 導入件数の最も多かった提案者に満点を付する。その他の提案者については、 当該提案者の導入件数(A)を、導入件数の最も多かった提案者の導入件数(B) で除して得た数値(A÷B)に、配点を乗じて得た得点を当該提案者の評価点と する(小数点以下四捨五入)。 (イ)責任者経験実績 本業務責任者がこれまでに業務責任者(管理者)として従事した業務が多かった 提案者に満点を付する。その他の提案者については、当該提案者の業務責任者が これまでに業務責任者(管理者)として従事した業務件数(A)を、これまでに業 務責任者(管理者)として従事した業務の最も多かった提案者の業務件数(B)で 除して得た数値(A÷B)に、配点を乗じて得た得点を当該提案者の評価点とす る(小数点以下四捨五入)。 (ウ)多種多様な教育課程および選択科目への対応 これまでに成績管理システムを導入した発注者に関して、設置学科および選択 科目群を学年ごとに集計し、全学年の総数を求める。受託実績調査票に記載され ている業務ごとにこの総数を求め、この値を降順に並べた時に最も多い業務を本 提案者の評価対象数値とする。提案業者間で評価対象数値を比較し、この数値が 最も多い受注者へ成績管理システムを導入した提案者に満点を付す。その他の提 案者については、当該提案者において設置学科および選択科目群の総数(A)を 設置学科および選択科目群の総数が最も多い提案者の設置学科および選択科目群 の総数(B)で除して得た数値(A÷B)に、配点を乗じて得た得点を当該提案 者の評価点とする(小数点以下四捨五入)。 ただし、評価対象数値が同一の提案者が複数の場合、設置学科および選択科目 群の総数を降順に並べ替えた時、次点に該当する総数を評価対象数値として比較 する。次点に該当する総数を評価対象数値として評価をしてもなお、同一の提案 者が複数の場合は次々点に該当する総数を評価対象数値として比較する。 これでもなお、評価対象数値が同一の提案者が複数の場合は、これまで導入し た発注者において選択科目群1群あたりの最大設置科目数の最も多い値を比較し て、この値が多い提案者を上位とし、乗じる配点に差をつけるものとする。 ③ 機能要件 機能要求一覧に記載された各機能について、下記の通り採点し、合計点により評価点 を算出する。 パッケージ標準機能(◎) 3点 システム導入時までのバージョンアップ 2点 又は無償のカスタマイズ(○) 有償のカスタマイズ(△) 1点 又は代替案の提案(●) 対応不可能(×) 0点 1~5倍 ※各機能項目の重要 × 度を相対的に勘案し て乗じる係数を決定 する。 全ての項目がパッケージ標準であった場合の合計点を満点(A)とし、提案者ごとの 合計点(B)の満点に対する割合(B÷A)に、配点を乗じて得た得点を当該提案者の 評価点とする(小数点以下四捨五入)。 ④ 費用 「Ⅰ.システム導入費用」、「Ⅱ.システム保守費用(60か月分)」のそれぞれについ て、提出された見積書をもとに、見積額の最も低かった提案者に満点を付する。その他 の提案者については、見積額の最も低かった提案者の見積額(A)を、当該提案者の見 積額(B)で除して得た数値(A÷B)に、配点を乗じて得た得点を当該提案者の評価 点とする(小数点以下四捨五入)。
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