128 第 期 定時株主総会招集ご通知 開催日時 2016年6月16日(木曜日) 午前10時(受付開始 午前9時30分) 開催場所 名古屋市中区栄1丁目3番3号 ヒルトン名古屋 5階 金扇 ・定時株主総会終了後、製品説明会の開催を予定 しております。 ・当日ご出席いただいた株主様お一人につき一品 のお土産を、ささやかながら準備しております。 第128期定時株主総会招集ご通知……… 1 株主総会参考書類………………………… 2 第1号議案 剰余金の処分の件 第2号議案 取締役10名選任の件 第3号議案 監査役2名選任の件 第4号議案 取締役賞与支給の件 (提供書類) 事業報告……………………………………13 連結計算書類………………………………41 計算書類……………………………………45 監査報告書…………………………………48 証券コード5191 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 1ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 株 主 各 証券コード 5191 2016年5月31日 位 愛知県小牧市東三丁目1番地 住友理工株式会社 社長 兼 COO 松 井 徹 第128期定時株主総会招集ご通知 拝啓 平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申しあげます。 さて、当社第128期定時株主総会を下記のとおり開催いたしますから、ご出席く ださいますようご通知申しあげます。 なお、当日ご出席おさしつかえの場合は、お手数ながら後記株主総会参考書類を ご高覧くださいまして、同封の議決権行使書用紙に賛否をご表示のうえ、2016年6 月15日(水曜日)午後5時までに到着するよう折り返しご送付くださいますようお 願い申しあげます。 敬 具 記 1.日 2.場 時 所 3.会議の目的事項 報 告 事 項1. 2. 決議事項 第1号議案 第2号議案 第3号議案 第4号議案 2016年6月16日(木曜日)午前10時 名古屋市中区栄1丁目3番3号 ヒルトン名古屋 5階 金扇 第128期(2015年4月1日から2016年3月31日まで)事業 報告、連結計算書類ならびに会計監査人および監査役会の連 結計算書類監査結果報告の件 第128期計算書類報告の件 剰余金の処分の件 取締役10名選任の件 監査役2名選任の件 取締役賞与支給の件 以 上 〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰 当日ご出席の際は、お手数ながら同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいますようお願い申しあげます。定款の定めに より、代理人により議決権を行使される場合には、代理権を証する書面(委任状等)をご提出ください(当社のホームページ (http://www.sumitomoriko.co.jp/)のIR情報欄に委任状等の様式を掲載しておりますのでご利用ください)。 本招集ご通知に際して提供すべき書類のうち、連結計算書類の「連結注記表」および計算書類の「個別注記表」につきましては、法 令および当社定款第13条の規定に基づき、インターネット上の当社ホームページ(http://www.sumitomoriko.co.jp/)のIR情報欄 に掲載しておりますので、本招集ご通知の提供書類には記載しておりません。 監査役および会計監査人が監査した連結計算書類および計算書類は、本招集ご通知の提供書類に記載の各書類と当社ホームページに 掲載の「連結注記表」および「個別注記表」とで構成されております。 当社は、当該招集ご通知および株主総会参考書類の英訳を、当社ホームページに掲載しておりますので、そちらも併せてご参照下さ い。 提供書類および株主総会参考書類に修正が生じた場合は、上記のIR情報欄に掲載させていただきます。 1 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 2ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 株主総会参考書類 招 集 ご 通 知 第1号議案 剰余金の処分の件 第128期の期末配当につきましては、当期の業績および今後の事業展開等を勘 案いたしまして、1株につき9円といたしたいと存じます。 株 主 総 会 参 考 書 類 (1)配当財産の種類 金銭 (2)配当財産の割当てに関する事項およびその総額 当社普通株式1株につき9円 総額934,480,989円 (3)剰余金の配当が効力を生ずる日 2016年6月17日 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 2 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 3ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 第2号議案 取締役10名選任の件 取締役全員(10名)は、本総会の終結の時をもって任期満了となりますので、 取締役10名(社外取締役2名を含む)の選任をお願いするものであります。 取締役候補者は次のとおりであります。 候補者 番 号 1 氏 名 (生年月日) 略歴、地位、担当および重要な兼職の状況 1972年 4 月 1995年 7 月 2001年 6 月 2003年 3 月 にし むら よし あき 2007年 6 月 西 村 義 明 2008年 6 月 (1948年3月13日生) 2008年 6 月 2009年 6 月 2015年 6 月 住友電気工業㈱入社 同経理部長 同取締役、人事部長 同常務取締役 同代表取締役、専務取締役 当社代表取締役 現在に至る 同執行役員副社長 同社長、CSR委員会 委員長 同取締役会長 兼 CEO、グルー プガバナンス委員会 委員長 現在 に至る 所有する 当社株式数 34,490株 (取締役候補者とした理由) 西村義明氏は、当社社長および取締役会長兼CEOを歴任し、その間、グローバル事 業展開に向けた基盤構築を主導、また、取締役会の機能強化やリスク管理体制の整備 などコーポレートガバナンスの高度化を進めてきました。同氏の経営や事業運営に対 する高い見識と豊富な知見は、当社の健全な事業発展を期するうえで不可欠であると 判断いたしました。 3 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 4ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 候補者 番 号 氏 名 (生年月日) 略歴、地位、担当および重要な兼職の状況 所有する 当社株式数 1979年 4 月 1999年 2 月 2 当社入社 同自動車技術統括本部 防振技術本 部 第2技術部長 2001年 6 月 同防振事業部 防振技術本部長 2004年 6 月 同取締役、防振事業部長 2005年 6 月 同執行役員 2007年 6 月 DTR Tennessee, Inc. 社長 2009年 6 月 当社常務執行役員 2011年 6 月 TRI USA, Inc. (現TRI America, Inc.) 社長 まつ い てつ 松 井 徹 2013年 6 月 当社専務執行役員 (1954年6月20日生) 2014年 3 月 同グローバル自動車営業本部長 現 在に至る 2014年 6 月 同取締役、ダイバーシティ委員会 委員長 2015年 6 月 同 代 表 取 締 役、 社 長 兼 C O O、 CSR委員会 委員長 現在に至る 2016年 1 月 同リスク管理委員会 委員長 現在 に至る (重要な兼職の状況) TRI Europe GmbH Chairman 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 7,750株 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 (取締役候補者とした理由) 松井徹氏は、当社防振事業部長を務めたのち米国子会社の社長として主要海外拠点の 事業発展に大きな実績を残し、その後、社長兼COOとして事業全般で手腕を発揮し ております。同氏の国内外での豊富な事業運営の経験と実績に裏付けられた見識と知 見は、2020年 VISIONに向けて当社グループの着実な成長の実現を確実なものとす るために不可欠であると判断いたしました。 計 算 書 類 監 査 報 告 書 4 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 5ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 候補者 番 号 3 氏 名 (生年月日) 略歴、地位、担当および重要な兼職の状況 1975年 4 月 1999年 7 月 2001年 6 月 2003年 6 月 お ざき とし ひこ 2005年 6 月 尾 崎 俊 彦 2006年 6 月 (1952年2月12日生) 2008年 6 月 2008年 6 月 2012年 6 月 住友電気工業㈱入社 同東京経理部長 当社経理部長 同取締役 同執行役員、経営企画室長 同常務執行役員 同専務執行役員 同リスク管理委員会 委員長 同執行役員副社長、コンプライア ンス委員会 委員長 現在に至る 同代表取締役 現在に至る 所有する 当社株式数 11,503株 2014年 6 月 (取締役候補者とした理由) 尾崎俊彦氏は、当社取締役として、経理、財務、経営企画、内部統制、法務、リスク 管理等を所管し、急速な事業拡大に伴い複雑化・大型化する経営リスクに的確に対応 できる管理体制の構築を主導しています。世界規模で事業の着実な成長を支える経営 の効率化と健全性の向上を期するうえで、同氏の高い見識と知見が不可欠であると判 断いたしました。 5 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 6ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 候補者 番 号 氏 名 (生年月日) 略歴、地位、担当および重要な兼職の状況 招 集 ご 通 知 所有する 当社株式数 1977年 4 月 1996年 2 月 4 当社入社 同自動車用防振事業部 技術本部 第二技術部長 2001年 8 月 同自動車ホース事業部 ホース技術 本部 副本部長 2006年 6 月 同執行役員 2007年 6 月 同防振事業部長 2009年 6 月 同取締役 わた なべ みつる 2009年 6 月 同常務執行役員 渡 辺 満 2012年 6 月 同専務執行役員 11,604株 (1951年12月21日生) 2012年 6 月 同防振・ウレタン事業本部長、同 災害対策委員会 委員長 2014年 6 月 同代表取締役、執行役員副社長 現 在に至る 2015年 6 月 同防振事業本部長、ウレタン事業 本部長、研究開発本部長 現在に至 る (重要な兼職の状況) 東海橡塑(天津)有限公司 董事長 (取締役候補者とした理由) 渡辺満氏は、当社技術部門及び自動車用ホース技術部門の幹部や防振事業部長を歴任 し、取締役に就任後は、自動車用防振ゴム世界シェア首位を実現するなど防振・ウレ タン事業本部長として世界規模での事業展開を主導しています。同氏の自動車用品分 野における豊富な見識と知見は、当社基幹事業のさらなる成長を図るうえで不可欠で あると判断いたしました。 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 6 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 7ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 候補者 番 号 5 氏 名 (生年月日) 略歴、地位、担当および重要な兼職の状況 1986年10月 当社入社 1999年 2 月 同化成品事業部 生産本部 生産技 術部長 2003年 6 月 同化成品事業部 生産本部長 2007年 6 月 東海橡塑(天津)有限公司 総経理 2009年 6 月 当社執行役員 2010年 6 月 同化成品事業部長 おお はし たけ ひろ 大 橋 武 弘 2012年 6 月 同常務執行役員 2012年 6 月 同IT・エレクトロニクス事業本 (1955年9月16日生) 部長 現在に至る 2013年 6 月 同災害対策委員会 委員長 2014年 6 月 同取締役、サプライチェーン委員 会 委員長 現在に至る 2015年 6 月 同専務執行役員 現在に至る (重要な兼職の状況) 株式会社住理工大分AE 代表取締役社長 所有する 当社株式数 5,525株 (取締役候補者とした理由) 大橋武弘氏は、当社化成品事業部長、IT・エレクトロニクス事業本部長を歴任し、 同事業でのグローバル展開や構造改革を主導しました。取締役就任後は、加えて新事 業全体の推進を統括するとともに、災害やサプライチェーンリスクへの対応体制の整 備を進めています。同氏の豊富な経験に裏付けられた見識と知見は、当社の着実な成 長を確実なものとするために不可欠であると判断いたしました。 7 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 8ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 候補者 番 号 氏 名 (生年月日) 略歴、地位、担当および重要な兼職の状況 1980年 4 月 1999年 2 月 2005年 6 月 2006年 6 月 (1958年1月31日生) 2010年 6 月 2012年 6 月 6 かな おか かつ のり 金 岡 克 典 当社入社 同自動車営業本部 第1自動車営業 部長 同執行役員 同自動車営業本部長 同常務執行役員 現在に至る 同自動車用ホース事業本部長 現在 に至る 同取締役 現在に至る 招 集 ご 通 知 所有する 当社株式数 株 主 総 会 参 考 書 類 13,394株 2013年 6 月 (取締役候補者とした理由) 金岡克典氏は、自動車用品営業の分野で高い実績を挙げ、現在は自動車用ホース事業 本部長として、新たに加えた欧州・南米での事業を将来の成長を支える収益基盤とす るため、全世界規模での戦略的な構造改革を主導しています。同氏の豊富な経験に裏 付けられた見識と知見は、自動車用ホース事業での構造改革の完遂をいっそう確実な ものとするうえで不可欠であると判断いたしました。 7 1981年 4 月 住友電気工業㈱入社 2007年 6 月 同財務部長 2010年 1 月 当社経理部長 まえ だ ひろ ひさ 前 田 裕 久 2010年 6 月 同執行役員 2013年 6 月 同常務執行役員 現在に至る (1958年1月14日生) 2015年 6 月 同取締役 現在に至る (重要な兼職の状況) 東海橡塑企業管理(浙江)有限公司 董事長 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 6,933株 (取締役候補者とした理由) 前田裕久氏は、経理部長等を歴任し、M&Aで取得した子会社の迅速な財務改善をはじ めグループ・グローバルでの財務管理の最適化を主導しました。また、経営企画部の 所管役員として各事業部門の事業性・リスク管理を統括する役割を担っております。 同氏の高い見識と知見は、当社グループ全体の経営管理の高度化を推進するうえで不 可欠であると判断いたしました。 計 算 書 類 監 査 報 告 書 8 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 9ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 候補者 番 号 氏 名 (生年月日) 略歴、地位、担当および重要な兼職の状況 1982年 4 月 2003年 4 月 ない とう はじめ 内 藤 肇 2008年 4 月 (1957年4月19日生) 2013年 7 月 新 8 任 2015年 6 月 住友電気工業㈱入社 同ハイブリッド製品事業部 技術部 長 同ハイブリッド製品事業部長 常州住電東海今創特殊橡膠有限公 司 総経理 当社常務執行役員、産業資材事業 本部 副事業本部長、ダイバーシテ ィ委員会 委員長 現在に至る 所有する 当社株式数 798株 (取締役候補者とした理由) 内藤肇氏は、住友電気工業株式会社で中国における当社との鉄道部品製造の合弁会社 の経営を担い、当社産業資材事業本部副本部長に就任後は、同事業部門の世界規模で の構造改革を主導しました。同氏の豊富な見識と知見は、当社産業資材事業部門のグ ローバル化と事業基盤強化を加速させていくうえで不可欠であると判断いたしました。 1976年 4 月 9 弁護士登録(入谷法律事務所入所) 現在に至る 2006年 6 月 当社社外監査役 いり たに まさ あき 入 谷 正 章 2008年 4 月 愛知県弁護士会 会長 (1950年1月4日生) 2011年 6 月 当社社外取締役 現在に至る (重要な兼職の状況) 社外取締役候補者 入谷法律事務所 所長 ㈱中央製作所 社外監査役 独 立 役 員 アイホン㈱ 社外取締役 東陽倉庫㈱ 社外監査役 愛知県公安委員会 委員 4,317株 (社外取締役候補者とした理由) 入谷正章氏は、愛知県弁護士会会長、愛知県公安委員を歴任されるなど当社事業をと りまく幅広い分野での豊富な経験を有しておられます。また、当社拠点の視察、CSR 委員会やコンプライアンス委員会への出席などを通じて当社事業への理解も深められ、 これらに基づき毎回の取締役会で積極的に発言をされております。同氏の高い見識と 知見は、当社取締役会の経営判断の質を高めるうえで不可欠であると判断いたしまし た。 9 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 10ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 候補者 番 号 氏 名 (生年月日) 略歴、地位、担当および重要な兼職の状況 所有する 当社株式数 1973年 4 月 三井物産㈱入社 1989年10月 MITSUI MACHINERY SALES はな がた しげる (U.K.)LTD. 社長 花 形 滋 1996年 1 月 Subaru Italia S.p.A. 社長 (1950年10月31日生) 1999年 2 月 三井物産㈱ 本店自動車第二部長 2,012株 2004年 4 月 同本店機械本部 副本部長 社外取締役候補者 2006年 4 月 同執行役員 独 立 役 員 2007年 4 月 同自動車本部長 10 2009年 4 月 同常務執行役員、中部支社長 2014年 6 月 当社社外取締役 現在に至る (社外取締役候補者とした理由) 花形滋氏は、世界規模で事業を展開する上場企業の執行役員として国内外で長年活躍 されるなど企業経営にかかる豊富な経験を有しておられます。また、当社拠点の視察 やリスク管理委員会への出席などを通じて当社事業への理解も深められ、これらに基 づき毎回の取締役会では積極的に発言をされております。同氏の高い見識と知見は、 当社取締役会の経営判断の質を高めるうえで不可欠であると判断いたしました。 注1.取締役候補者のうち、現在取締役である者の当社における担当は、後掲「事業報告」 3.(1)「役員の氏名、地位、担当および重要な兼職の状況」に記載しております。 注2.取締役候補者渡辺満氏は、東海橡塑(天津)有限公司の董事長であり、当社と同社との間 には営業取引および営業取引以外の取引があります。 注3.取締役候補者入谷正章氏および花形滋氏は、社外取締役候補者であります。 注4.社外取締役候補者入谷正章氏は、入谷法律事務所の所長でありますが、当社との間には、 特別の利害関係はありません。 注5.社外取締役候補者入谷正章氏の当社の社外取締役の就任期間は、本総会の終結の時をもっ て5年となります。 注6.社外取締役候補者花形滋氏の当社の社外取締役の就任期間は、本総会の終結の時をもって 2年となります。 注7.社外取締役候補者入谷正章氏および花形滋氏と当社との間においては、会社法第427条第 1項の最低責任限度額を限度とする責任限定契約を締結しております。 注8.社外取締役候補者入谷正章氏および花形滋氏は、株式会社東京証券取引所等の定めに基づ く独立役員として同取引所に届け出ており、原案どおり選任された場合、引き続き独立役 員となる予定です。 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 10 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 11ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 第3号議案 監査役2名選任の件 本総会の終結の時をもって、監査役岡田茂弘および増田宏一の両氏が任期満了 となりますので、監査役2名の選任をお願いするものであります。 なお、本議案につきましては、監査役会の同意を得ております。 監査役候補者は次のとおりであります。 候補者 番 号 1 氏 名 (生年月日) 所有する 当社株式数 1970年 4 月 当社入社 1996年 4 月 同自動車用防振事業部製造本部長 2000年 6 月 同取締役 おか だ しげ ひろ 2001年 6 月 DTR Industries, Inc. 取締役社長 岡 田 茂 弘 2003年 6 月 当社常務取締役 2,457株 (1947年9月6日生) 2005年 6 月 同常務執行役員 2006年 6 月 同専務執行役員 2011年 6 月 同常勤顧問 2012年 6 月 同常勤監査役 現在に至る (監査役候補者とした理由) 岡田茂弘氏は、米国子会社の社長として主要海外拠点の事業発展に大きな実績を残し、 常務取締役、専務執行役員などを経て常勤監査役就任後は、グローバル化や事業規模 の拡大に対応したコーポレートガバナンスの実現に向けて、監査役監査の高度化のた めの施策を主導しました。同氏の高い見識と知見は、当社の監査役監査のいっそうの 向上を推進するうえで不可欠であると判断いたしました。 1969年11月 公認会計士登録 1992年 7 月 監査法人朝日新和会計社(現 有 増 田 宏 一 限責任 あずさ監査法人)代表社員 (1944年1月23日生) 2007年 7 月 日本公認会計士協会 会長 2012年 6 月 当社社外監査役 現在に至る 社外監査役候補者 (重要な兼職の状況) 独 立 役 員 ㈱第四銀行 社外監査役 日本取引所自主規制法人 理事 ます 2 略歴、地位、担当および重要な兼職の状況 だ こう いち 4,037株 (社外監査役候補者とした理由) 増田宏一氏は、監査法人代表社員、日本公認会計士協会会長を歴任されるなど、当社 事業をとりまく幅広い分野で豊富な経験を有しておられます。また、当社拠点の視察 や役員勉強会への出席などを通じて当社事業への理解も深められ、これらに基づき毎 回の取締役会では積極的に発言をされております。同氏の高い見識と知見は、当社の 監査役監査のいっそうの向上を期するうえで不可欠であると判断いたしました。 11 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 12ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 注1.監査役候補者増田宏一氏は、社外監査役候補者であります。 注2.社外監査役候補者増田宏一氏の当社の社外監査役の就任期間は、本総会の終結の時をもっ て4年となります。 注3.社外監査役候補者増田宏一氏と当社との間においては、会社法第427条第1項の最低責任 限度額を限度とする責任限定契約を締結しております。 注4.社外監査役候補者増田宏一氏は、株式会社東京証券取引所等の定めに基づく独立役員とし て同取引所に届け出ており、原案どおり選任された場合、引き続き独立役員となる予定で す。 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 第4号議案 取締役賞与支給の件 当期末時点の取締役10名のうち社外取締役2名を除く8名に対して、当期の業 績を勘案し、取締役会の諮問機関である指名・報酬諮問委員会の答申に基づき、 取締役賞与総額30百万円を支給いたしたいと存じます。 以 事 業 報 告 上 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 12 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 13ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) (提供書類) 事業報告 (2015年4月1日から2016年3月31日まで) 1.企業集団の現況に関する事項 (1)IFRSの適用について 当社は、資本市場における財務諸表の国際的な比較可能性の向上およびグループ 内での会計処理の統一などを目的に、当連結会計年度から国際会計基準(IFRS)を 任意適用し、IFRSに準拠した連結計算書類で開示しています。 (2)事業の経過および成果 4,245 億円 売 上 高 (前期比5.9%増) 当期の世界経済は、米国で雇用回復 145 億円 を背景に個人消費が順調に伸び、景気 事 業 利 益 (前期比1.8%増) 拡大が継続したほか、欧州でも緩やか 129 億円 営 業 利 益 な回復が続きました。一方、中国では (前期比57.3%増) 経済の減速が鮮明となり、先行きがさ 119 億円 税引前当期利益 らに不透明感を増したほか、タイやイ (前期比84.4%増) 親会社の所有者に 29 億円 ンドネシアなどのアジア新興国におい 帰属する当期利益 (前期比154.3%増) ても、政情不安や世界経済の不調に伴 注:事業利益については22ページをご参照下さい。 う輸出減少などを背景として、低成長 が継続しました。また、ブラジルをはじめとする南米では政治の混乱とともに経済 活動が大きく低迷しました。 国内経済については、不安定な金融市場への懸念があったものの、政府の景気対 策などによる雇用や所得の改善を背景に個人消費が堅調に推移し、全体として緩や かな回復基調にありました。 当社グループを取り巻く経営環境は、主な市場とする自動車業界において、米国 では低金利・ガソリン安を受けて高級車や大型車を中心に販売が好調に推移しまし た。中国では景気減速などの影響はあるものの、昨年10月に開始された小型車優遇 税制の効果もあり販売が好転しました。一方、景気の停滞しているブラジルや市場 回復の遅れているタイ・インドネシアでは自動車販売の不振が続き、国内市場にお いても軽自動車の増税影響などにより販売低迷が続きました。また、一般産業用品 の主要市場である建機市場においては、国内外でインフラ需要が低迷し、建設・土 木機械の販売が落ち込みました。 13 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 14ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) このような中、当社グループは、中期経営計画「2015年 VISION」の最終年度で ある当期において、将来の持続的成長を見据え、真のグローバル企業への飛躍に向 けた取り組みを進めてきました。グローバルでの開発・生産・販売網を拡充・強化 するとともに、原材料調達や生産体制の見直しなどのコスト削減を進める「Global Cost Innovation(GCI)活動」や、資金効率の改善を目指した「Cash Conversion Cycle(CCC)改善活動」を推進し、収益力の高い経営体質の構築に注力しました。さ らに1月には「経営管理の高度化」を主な狙いとして名古屋市中心部にグローバル 本社を新設。世界23ヶ国に広がる事業基盤を最大限活用して、厳しい事業環境の中 でも収益を確保できる経営体質の構築を図るとともに、新たな事業展開の加速に向 けて経営資源の配分の最適化に取り組みました。 以上の結果、売上高は、北米での販売が堅調に推移したことや中国での販売が好 転したこと、また、円安による為替換算の影響もあり、4,244億85百万円(前期比 5.9%増)となりました。営業利益は、前期にAnvis社における事業構造改善費用を計 上していたこともあり、前期比増益となる128億67百万円(前期比57.3%増)となり ました。また、税引前当期利益は、118億96百万円(前期比84.4%増)、親会社の所 有者に帰属する当期利益は、29億1百万円(前期比154.3%増)となりました。 【各部門の状況】 ① 自動車用品部門 国内市場において軽自動車を中心に自動車販売台数が低迷したものの、新型車種 の立ち上げに伴って内装品の販売が好調だったほか、昨年より量産を開始した燃料 電池(FC)自動車のFCスタック向けゴム製シール部材の販売などもあり、売上高は 前年の実績を上回りました。海外市場においては、良好な経済や原油安などを追い 風に自動車販売が好調に推移した北米、小型車優遇税制により販売が好転した中国 で売上高が増加しました。 以上の結果、外部顧客への売上高は3,691億49百万円(前期比7.3%増)となりまし た。営業利益は、売上高の増加に加えて、前期にAnvis社における事業構造改善費用 を計上したこともあり、前期比増益となる116億49百万円(前期比105.6%増)とな りました。 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 14 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 15ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) ② 一般産業用品部門 産業資材関連製品のうち、建設・土木機械向け高圧ホースは、中国の景気減速を 受けてインフラ需要が大きく落ち込み、前期の実績を下回った一方、住宅部門では 地震対策用制震ダンパーや集合住宅向け遮音デバイスなどの販売が国内市場で底堅 く推移し、前期の実績を上回りました。IT関連製品では、プリンター向け機能部品 など事務機器向け精密部品分野で、中国や新興国市場におけるプリンター消耗部品 の販売が落ち込み、低調に推移しました。 以上の結果、外部顧客への売上高は553億36百万円(前期比2.8%減)、営業利益は 中国市場低迷による稼働率低下、新設会社の立ち上げコスト増加などが収益を圧迫 し、12億18百万円(前期比51.5%減)となりました。 (3)設備投資の状況 当期において実施した設備投資額は379億円でした。 自動車用品事業の増産、合理化投資に加え、国内では昨年4月に自動車用防振ゴム の東北での生産拠点として設立した「住理工山形株式会社」の稼働に向けた投資、 海外ではメキシコでの自動車用防振ゴムの生産拠点である「TRI Anvis México, S.A.P.I. de C.V.」の第2工場の建設などにかかる投資が主なものになります。 (4)資金調達の状況 当期中に実施しました資金調達につきましては、経常的な調達のほかは、増資や 社債の発行などによる調達はありません。 (5)対処すべき課題 当社グループはこれまで、2020年の経済情勢および経営環境を想定し、2011年 に策定した中期経営計画「2015年 VISION(2015V)」の達成に向けて積極的な挑 戦を続けてきました。 “Global Excellent Manufacturing Company” への飛躍を 実現するため、「変革と成長」をキーワードに、最終年度の2015年度までになすべ きこととして掲げたのは、「既存事業の持続的成長」「新市場・新分野への事業展開 の加速」「2020年に向けた事業基盤の確立」の3つです。 2015Vで成長市場と位置付けた「自動車」「ICT(情報通信)」「インフラ」「住環 境」「医療・介護・健康」「資源・環境・エネルギー」の6分野では、既存事業の拡充 はもちろん、新規領域の事業化を進めました。 15 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 16ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 主要事業である自動車用品部門では、国内外で拠点の拡充を推進し、2013年には 欧州・南米企業を買収・子会社化しました。これらの事業拡大戦略により、世界5極 (日本、米州、欧州・アフリカ、中国・韓国、アジア)での製品開発・供給体制を構 築。一般産業用品でも中国やインド、タイなどに生産・営業拠点を整備した結果、 当社グループはグローバル・メガサプライヤーの地位をほぼ確立し、現在23ヶ国 105拠点で事業を展開しています。 新規領域では、窓用高透明遮熱・断熱フィルム「リフレシャイン」や、高精細な 印刷を実現する感光性水現像フレキソ版「AquaGreen(アクアグリーン)」、体圧検 知センサ「SRソフトビジョン」シリーズなどで製品化を果たしました。自動車分野 でも、燃料電池(FC)自動車の基幹部品であるFCスタック内で水素と酸素の流路を 保つゴム製シール部材「セル用ガスケット」の開発に成功、すでに量産を開始する など、事業の多角化へとつなげています。 また、事業基盤の確立に向け、その原動力となるブランド価値の向上を狙って、 2014年10月1日付で、商号を「東海ゴム工業株式会社」より「住友理工株式会社」 に変更しました。グループ・グローバルでの経営管理体制の整備の一環として、昨 春には国際会計基準(IFRS)の任意適用を開始。さらに全世界から常時情報を収集 し、あらゆるビジネスチャンスやリスクに適切かつ迅速に対応するため、1月に名古 屋市中心部にグローバル本社を設立しました。このグローバル本社を軸に従業員の 意識改革や優秀な人材の確保・育成も進めています。 当社グループは、2015Vの仕上げとなる2015年度の経営目標として、連結で売 上高4,200億円、営業利益340億円を掲げていました。このうち、売上高はこれま での着実な取り組みにより、順調な事業規模の拡大を遂げ、当初目標を上回りまし た。しかしながら、営業利益については、2013年に子会社化した企業の主要市場で ある欧州・南米経済の悪化への対応策として、不採算事業・部門の整理・再編のた めの構造改革費用を計上したこと、先行開発投資を加速させたこと、そして中国を 主とする新興国におけるインフラ需要の低迷に伴って一般産業用品部門の業績が大 幅に落ち込んだことなどにより、目標を大きく下回りました。2015Vの計画期間を 終えるにあたり、収益性の向上が今後の大きな課題となりましたが、資源を先行投 入することにより、将来の持続的成長と発展に向けての基盤整備が完了したと認識 しています。 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 16 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 17ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 当 社 グ ル ー プ は 今 年 度 よ り、2020 年 度 を 最 終 年 度 と す る 「2020 年 VISION (2020V)」を策定し、新たな成長戦略の遂行を始めます。2015Vで想定した成長市 場6分野について、当社技術との親和性などを考慮しながら絞り込みと再整理を行 い、「選択と集中」を進めました。その結果、2020Vでは「自動車」「インフラ」 「エレクトロニクス」「住環境・健康介護」の4分野に注力し、「着実な成長と体質強 化」をテーマに掲げ、活動していきます。 <経営戦略と重点実施事項> 「環境技術強化」 ①環境対応製品の開発・上市の推進(環境規制対応・環境負荷低減製品) ②事業活動により排出するCO2・環境負荷物質の低減および水資源の保全 「モノづくり革新」 ①IoTによる生産性向上(省人化・在庫削減・不良低減・設備稼働率向上) ②グローバル経営基盤の整備(経営インフラの共通化) ③スタッフ生産性向上(業務改善活動の推進、業務システムインフラ整備) 「新規顧客開拓」 ①非日系顧客への提案力強化(開発力と営業体制) ②既存分野の周辺領域への取り込みによるシステム化提案 これらの取り組みにより、当社グループは2020年度の数値目標として、連結売上 高5,300億円、営業利益率6%を目指します。私たちはこの2020Vにおいても、 「人 ・ 社 会 ・ 地 球 の 安 全 ・ 安 心 ・ 快 適 に 貢 献 す る 企 業」 を 目 指 す べ き 姿 と し て “Global Excellent Manufacturing Company” の実現を追求し続けます。そして 創業100周年となる2029年に、連結売上高1兆円を目指して、着実な歩みを続けて いきます。 17 〔自動車用品部門〕 当社グループは、2015Vの期間中に経営戦略として積極的に進めた基盤整備の結 果、グローバル・メガサプライヤーの地位をほぼ確実なものとしました。しかし、 グループ全体でのさらなる飛躍のためには、従来取引のある日系自動車メーカーは もとより、海外自動車メーカーへの新規の拡販が不可欠です。その販路拡大の主要 な役割を担うDytech社とAnvis社の収益力向上が急務となっています。 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 18ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) Anvis社については、事業構造改革が完了し、今後の収益拡大を見込んでいます。 一方、Dytech社については、主要な活動基盤とする南米の自動車市場が冷え込む中 で業績の回復が遅れていますが、この間に経営体質の強化と組織の刷新・スリム化 を推進。当社グループのグローバルに広がる拠点網、販路、技術などを活用するこ とにより、経営統合によるシナジー効果の創出をさらに加速させます。 防振ゴム事業では、自動車メーカーの相次ぐ進出に伴う需要増に対応するため、 メキシコの子会社に第2工場を建設し、来年2月に生産を開始する予定です。国内で は、山形県米沢市に建設中の住理工山形株式会社が6月に稼働を始めます。これら新 拠点の設立と合わせて事業全体を再編し、資源や人材の最適な配置により、さらに 競争力の高い製品供給体制の構築を図ります。 ホース事業では、欧州での日系自動車メーカーへの拡販を狙う重要戦略拠点とし て、ポーランドに新会社を設立し、今秋より生産を開始する予定です。欧州自動車 メーカーへの拡販を担うDytech社との両輪で、欧州でのシェア拡大を推進します。 昨春設立した住理工FCシール株式会社では、トヨタ自動車株式会社の燃料電池自 動車「MIRAI」の増産に対応し、安定的な供給を確保します。グループ全体で小型 軽量化・環境性能向上に対応し、高い安全基準を満たす技術開発や次世代自動車へ の新製品開発に取り組みます。 〔一般産業用品部門〕 産業用ホース事業では、株式会社TRI京都(10月1日付で「株式会社住理工ホース テックス」に商号変更予定)に同事業を移管し、これまで小牧製作所(愛知県小牧 市)に置いていた事業部の運営拠点を、新設する京都事業所に移転します。中国を はじめとする新興国などでインフラ需要が低迷する中で、TRI京都をグローバル展開 におけるマザー工場と明確に位置づけ、事業基盤の再編と強化を進めることで、経 営資源の集約と事業基盤の強化を実現し、「住友理工ブランド」でのグローバル拡販 を図ります。化成品事業では2012年秋に設立したタイの製造子会社が本格稼働を始 めているほか、化工品事業では欧米の既存拠点を活用した鉄道車両用防振ゴムなど の拡販を進めており、各事業のグローバル展開を加速させます。 また、昨秋、当社製品を広く取り扱う販売子会社、住理工商事株式会社を発足さ せました。自動車向け以外の産業用ゴム製品を中心に、マーケティングや営業力を 強化しながら、一般産業用品の事業拡大を図ります。 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 18 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 19ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 〔新規事業部門〕 健康介護事業では、体圧を検知する「スマートラバー(SR)センサ」を応用した 製品群の開発・製品化を進めています。医療や介護の現場でリハビリ支援などに活 用できる「SRソフトビジョン」シリーズのラインアップ拡充に加え、心臓マッサー ジの訓練をサポートする評価機器「しんのすけくん」を3月下旬に発売。行政や教 育・医療機関への普及を通じて正しい心肺蘇生法の習得を促し、「安全・安心・快 適」な暮らしづくりを目指します。 また、昨年末に結んだ糸島市(福岡県)、九州大学、住友理工による3者協定に基 づき、4月下旬に同市内に九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島(愛称:ふれあい ラボ)を開設しました。健康介護分野における地域福祉の向上と研究教育活動の推 進を目指しており、産官学によるこの珍しい取り組みを通じて、当社は新たな市場 の創出や製品開発の促進を期します。 〔経営体制の強化〕 当社グループの事業基盤が世界23ヶ国105拠点に広がる中、グループ・グローバ ルでのガバナンス体制の構築が求められています。1月に設立したグローバル本社に 管理・戦略・サポート機能を集約し、経営管理の高度化や戦略的な事業展開を進め ます。 昨年には、グループガバナンス委員会を設置しました。グループ規程を継続して 整備しているほか、会計不正を未然に防ぐモニタリング機能や、ガバナンスが正常 に機能していることを検証する内部監査機能を強化しており、グループガバナンス の充実を図ります。 4月にはグループ全体に共通する「グループ・グローバルコンプライアンス行動指 針」を制定しました。従業員への教育や研修を通じ、企業行動倫理の徹底を促すと ともに、国際的な企業責任を果たしていきます。 さらにグローバルに発生する危機に迅速に対応するため、災害対策委員会をリス ク管理委員会に統合したうえで、リスク管理室を再編し、1月より社長直轄の組織と してリスク管理センターを新たに設けました。部門間を横断する組織体制とし、自 然災害や事件・事故、経営上の緊急事態などにおけるリスク管理の一元化と指揮系 統の一本化、そして当社グループに及ぶ損害の最小化を図ります。 19 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 20ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) また、ダイバーシティ推進室を4月に新設。障がいの有無や性別、年齢、国籍、宗 教などにとらわれることなく、多様な人材を受容・内包し(インクルージョン)、そ れぞれが活躍できる職場環境の整備や、さまざまな働き方を許容する仕組みづくり を進めることで、企業としての強みにつなげていくダイバーシティ・マネジメント に積極的に取り組みます。 当社グループは2016年度を、将来に向けてさらに大きく跳躍するための基礎固め の年であると考えています。モノづくり企業として長年にわたり培ってきたコアコ ンピタンス「高分子材料技術」「総合評価技術」を軸に、住友事業精神が謳う「信用 確実」「不趨浮利」を忠実に守りながら、「安全・環境・コンプライアンス(S.E.C.)」 の取り組みを着実に積み重ねていくことにより、世界中で必要とされる “Global Excellent Manufacturing Company” への飛躍を目指してまいります。 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう、 お願い申し上げます。 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 20 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 21ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) (6)財産および損益の状況の推移 ① 日本基準 年度 区分 売 上 2012年度 2013年度 2014年度 第125期 第126期 第127期 高 2,637億円 3,691億円 4,009億円 益 92億円 110億円 84億円 親会社株主に帰属 す る 当 期 純 利 益 30億円 41億円 △44億円 1株当たり当期純利益 28円93銭 39円27銭 △42円66銭 総 資 産 3,241億円 3,830億円 4,068億円 純 資 産 1,729億円 1,890億円 1,992億円 経 常 利 ② IFRS 年度 2014年度 2015年度 区分 第127期 売 上 第128期 高 4,010億円 4,245億円 事 業 利 益 143億円 145億円 営 業 利 益 82億円 129億円 親会社の所有者に 帰属する当期利益 11億円 29億円 基本的1株当たり 当 期 利 益 10円98銭 27円94銭 資 産 合 計 3,994億円 3,854億円 資 本 合 計 1,943億円 1,785億円 注1:2015年度から、会社計算規則第120条第1項の規定により国際会計基準(IFRS)に準拠 して連結計算書類を作成しております。また、ご参考までに2014年度についてもIFRSに 準拠した諸数値を記載しております。 注2:事業利益は、売上高から売上原価、販売費および一般管理費を控除し、持分法による投資 損益を含めて算出しております。連結損益計算書上に定義されていない指標であるもの の、当社の業績を評価する上で有用な情報であると判断し追加的に開示しております。 21 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 22ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 招 集 ご 通 知 (7)重要な親会社および子会社の状況等 ① 親会社との関係 会 社 名 持株比率 資 本 金 住友電気工業株式会社 直接保有 間接保有 合 百万円 % % 99,737 49.63 1.03 当社との関係 計 % 50.66 製品の購入 注1:「持株比率」は、発行済株式の総数から自己株式(211,585株)を除いて計算しておりま す。 注2:「持株比率」の「間接保有」欄の数値は、住友電気工業株式会社の子会社が保有する当社 株式にかかる持株比率を記載しております。 ② 重要な子会社の状況 会 社 名 所在地 東海化成工業株式会社 岐阜県 可児郡 株式会社TRIサイタマ 埼玉県 上尾市 株式会社住理工大分AE 株式会社住理工九州 資本金 百万円 825 当社グループ の議決権比率 主要な事業内容 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 % 自動車用制遮音・内装 80.00 品の製造および販売 71 76.23 ゴムシール材の製造お よび販売 大分県 豊後高田市 450 100.00 精密樹脂ブレード・ロ ールの製造および販売 大分県 豊後高田市 3,500 100.00 自動車用防振ゴムの製 造および販売 株式会社住理工メテックス 愛知県 小牧市 30 100.00 自動車用金属部品の製 造および販売 株式会社TRI京都 京都府 綾部市 1,000 100.00 高圧ホース・搬送用ホ ースの製造および販売 TRIホース販売株式会社 愛知県 小牧市 300 100.00 高圧ホース・搬送用ホ ースの販売 住理工商事株式会社 愛知県 小牧市 100 一般産業用ゴム・樹脂 100.00 製品、土木・建築用資 材の販売等 株式会社住理工ロジテック 愛知県 小牧市 70 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 90.00 物流業務の受託 22 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 23ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 会 社 名 所在地 TRI America, Inc. 米国 ミシガン州 DTR Tennessee, Inc. 米国 テネシー州 DTR Industries, Inc. 米国 オハイオ州 TRI Technical Center USA, Inc. 米国 ミシガン州 TRI (Poland) Sp. z o. o. 資本金 米ドル 当社グループ の議決権比率 主要な事業内容 879 % 米州における事業企 100.00 画、営業、経理機能の 統括 420 100.00 百万米ドル 5 米ドル 自動車用防振ゴム・ホ ースの製造および販売 自動車用防振ゴムの製 100.00 造および販売 35 実車の振動・騒音の解 100.00 析、部品の評価、技術 サービス・情報収集 百万ユーロ ポーランド 7 マウォポルスカ県 自動車用防振ゴムの製 77.06 造および販売 TRI Europe GmbH ドイツ ヘッセン州 12 欧州における自動車用 100.00 品の営業業務および資 金管理業務 Anvis Group GmbH ドイツ ヘッセン州 0.1 100.00 Anvisグループを管理 する持株会社 イタリア ピエモンテ州 30 100.00 自動車用ホースの製造 および販売 Dytech-Dynamic Fluid Technologies S.p.A. 百万人民元 東海軟管(大連)有限公司 中国 遼寧省 東海橡塑(天津)有限公司 中国 天津市 116 86.43 自動車用防振ゴム・ホ ースの製造および販売 東海化成(天津)汽車部品有限公司 中国 天津市 28 84.64 自動車用制遮音・内装 品の製造および販売 東海橡塑企業管理(浙江)有限公司 中国 浙江省 5 東海橡塑(嘉興)有限公司 中国 浙江省 182 58 23 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 24ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 自動車用ホースの製造 90.00 および販売 中国における企業管 100.00 理・財務に関するコン サルティング等 100.00 自動車用防振ゴムの製 造および販売 会 社 名 所在地 資本金 東海橡塑技術中心(中国)有限公司 中国 浙江省 百万人民元 当社グループ の議決権比率 主要な事業内容 89 % 自動車用防振ゴム・ホ 100.00 ースの開発および拡販 東海橡塑(合肥)有限公司 中国 安徽省 257 高圧ホースの製造およ 89.17 び販売 東海橡塑(広州)有限公司 中国 広東省 181 Tokai Eastern Rubber (Thailand) Ltd. タイ ラヨン県 Inoac Tokai (Thailand) Co., Ltd. タイ アユタヤ県 百万バーツ 153 45 100.00 自動車用防振ゴム・ホ ースの製造および販売 自動車用防振ゴム・ホ 66.00 ースの製造および販売 50.60 自動車用ホースの製造 および販売 注1:当社グループの「議決権比率」は、間接保有割合を含んでおります。 注2:(株)住理工大分AEについては、当社の商号変更に伴い、2015年10月1日付で(株) TRI大分AEから商号変更しております。 注3:(株)住理工九州については、当社の商号変更に伴い、2015年10月1日付で(株)TR I九州から商号変更しております。 注4:(株)住理工メテックスについては、当社の商号変更に伴い、2015年10月1日付で(株) TRIメテックスから商号変更しております。 注5:(株)住理工ロジテックについては、当社の商号変更に伴い、2015年10月1日付で(株) TRIロジテックから商号変更しております。 注6:住理工商事(株)については、一般産業用品部門における事業の拡大を図るため、2015 年9月1日付で(株)ビュープランニングから商号変更しております。 (8)事業の譲渡、吸収分割または新設分割の状況 2016年3月24日開催の取締役会において、2016年10月1日付で当社の産業用ホ ース事業を吸収分割(簡易吸収分割)の方法により当社の完全子会社である株式会 社TRI京都(2016年10月1日付で「株式会社住理工ホーステックス」に商号変更予 定)に承継させることを決議し、同日付で吸収分割契約を締結しました。 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 24 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 25ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) (9)主要な事業内容 事業部門 主要製品 自 動 車 用 品 防振ゴム、ホース、制遮音品、内装品等 精密樹脂ブレード・ロール、車両用・住宅用・橋梁用・電子機器用防振ゴム、 一般産業用品 高圧ホース・搬送用ホース、ゴムシール材等 (10)主要な営業所および工場 ① 当社 本 店 愛知県小牧市 グローバル本社 名古屋市 支 東京支社(東京都港区)、大阪支社(大阪市) 小牧製作所(愛知県小牧市)、松阪製作所(三重県松阪市)、富士裾野製作 所(静岡県裾野市) 製 社 作 所 ② 関係会社 (国内) 会社名 所在地 東海化成工業株式会社 岐阜県可児郡 株式会社TRIサイタマ 埼玉県上尾市 株式会社住理工大分AE 大分県豊後高田市 株式会社住理工九州 大分県豊後高田市 株式会社住理工メテックス 愛知県小牧市 株式会社TRI京都 京都府綾部市 TRIホース販売株式会社 愛知県小牧市 住理工商事株式会社 愛知県小牧市 25 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 26ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) (海外) 会社名 所在地 DTR Tennessee, Inc. 米国 テネシー州 DTR Industries, Inc. 米国 オハイオ州 TRI (Poland) Sp. z o. o. Anvis Group GmbH TRI Anvis México, S.A.P.I. de C.V. Anvis AVT s.r.o. SC Anvis Rom SRL ポーランド ドイツ Dytech Tecalon Industria e Comercio de Autopecas S.A. Dytech Otomotiv Sanayi Ticaret ve Pazarlama Limited Sirketi Dytech–Dynamic Fluid Techonologies S.àr.l. ヘッセン州 メキシコ チェコ ケレタロ州 サトゥ・マーレ県 中国 江蘇省 イタリア ブラジル ピエモンテ州 トルコ コジェエリ県 チュニジア アリアナ県 中国 遼寧省 東海橡塑(天津)有限公司 中国 天津市 東海化成(天津)汽車部品有限公司 中国 天津市 東海橡塑(嘉興)有限公司 中国 浙江省 東海橡塑(合肥)有限公司 中国 安徽省 東海橡塑(広州)有限公司 中国 広東省 Inoac Tokai (Thailand) Co., Ltd. 事 業 報 告 ミナスジェライス州 東海軟管(大連)有限公司 Tokai Eastern Rubber (Thailand) Ltd. 株 主 総 会 参 考 書 類 ヴセティーン市 ルーマニア 安維斯(無錫)橡膠减震器有限公司 Dytech-Dynamic Fluid Technologies S.p.A. マウォポルスカ県 招 集 ご 通 知 タイ タイ ラヨン県 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 アユタヤ県 監 査 報 告 書 26 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 27ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) (11)従業員の状況 従業員数 23,790名 前連結会計年度末比増減数 222名増 注:「従業員数」は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外か ら当社グループへの出向者を含む)です。 (12)主要な借入先 借入先 株式会社三井住友銀行 借入額 336.5億円 三井住友信託銀行株式会社 97.0億円 株式会社三菱東京UFJ銀行 71.4億円 株式会社日本政策投資銀行 50.0億円 注:株式会社三井住友銀行の借入額は、同社をエージェントおよびアレンジャーとするシンジケ ートローン299.6億円が含まれております。 27 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 28ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 招 集 ご 通 知 2. 会社の株式に関する事項 (1)発行可能株式総数 (2)発行済株式の総数 (3)株主数 (4)大株主 株 主 400,000,000株 104,042,806株 5,696名 名 持 株 数 持株比率 住友電気工業株式会社 51,534千株 49.63% マルヤス工業株式会社 10,901千株 10.50% フコク物産株式会社 2,719千株 2.62% NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE NVI01 2,107千株 2.03% 住友理工共栄持株会 1,935千株 1.86% 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 1,687千株 1.63% 住友理工社員持株会 1,655千株 1.59% 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9) 1,275千株 1.23% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 1,115千株 1.07% STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 909千株 0.88% 注:「持株比率」は、発行済株式の総数から自己株式(211,585株)を除いて計算しておりま す。 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 28 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 29ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 3. 役員の状況に関する事項 (1)役員の氏名、地位、担当および重要な兼職の状況 地 位 氏 代 表 取 締 役 西 取締役会長 兼 CEO 村 代 表 取 締 役 松 社長 兼 COO 井 代 表 取 締 役 尾 執行役員副社長 代 表 取 締 役 渡 執行役員副社長 崎 名 義 担当および重要な兼職の状況 明 グループガバナンス委員会 委員長 グローバル自動車営業所管 徹 CSR委員会 委員長、リスク管理委員会 TRI Europe GmbH Chairman 法務、国際法務、人事総務、内部統制監査、物流企画所管 コンプライアンス委員会 委員長 防振事業、ウレタン事業、研究開発、知的財産所管 満 東海橡塑(天津)有限公司 董事長 俊 彦 辺 委員長 取 締 役 大 専務執行役員 橋 武 IT・エレクトロニクス事業、フレキソ事業、 リフレシャイン事業、健康介護事業所管 弘 サプライチェーン委員会 委員長 株式会社住理工大分AE 代表取締役社長 取 締 役 金 常務執行役員 岡 克 典 自動車用ホース事業所管 取 締 役 立 常務執行役員 田 力 産業資材事業所管 三 株式会社TRI京都 代表取締役社長、 東海橡塑(合肥)有限公司 董事長 取 締 役 前 常務執行役員 田 裕 取 締 役 入 谷 正 取 締 役 花 形 経理、財務、事業経理、情報システム、IR、広報、 久 経営企画、資材所管 東海橡塑企業管理(浙江)有限公司 董事長 入谷法律事務所 所長、 株式会社中央製作所 社外監査役、 章 アイホン株式会社 社外取締役、 東陽倉庫株式会社 社外監査役、 愛知県公安委員会 委員 滋 29 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 30ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 地 位 氏 名 担当および重要な兼職の状況 常 勤 監 査 役 岡 田 茂 弘 常 勤 監 査 役 近 藤 和 雄 監 村 壽 秀 査 役 木 株式会社第四銀行 社外監査役、 日本取引所自主規制法人 理事 東西総合法律事務所 パートナー弁護士、 日本データカード株式会社 監査役、 監 査 役 長 安 弘 志 株式会社バロックジャパンリミテッド 社外監査役、 ヤンセンファーマ株式会社 監査役 注1:取締役入谷正章氏および花形滋氏は、社外取締役であります。 注2:監査役木村壽秀氏、増田宏一氏および長安弘志氏は、社外監査役であります。 注3:取締役前田裕久氏は、2015年6月18日開催の第127期定時株主総会において新たに取締 役に選任され、就任いたしました。 注4:監査役近藤和雄氏は、当社経理部長としての経験を有しており、財務および会計に関する 相当程度の知見を有するものであります。 注5:社外監査役増田宏一氏は、公認会計士の資格を有しており、財務および会計に関する相当 程度の知見を有するものであります。 注6:社外取締役入谷正章氏および花形滋氏、社外監査役増田宏一氏および長安弘志氏は株式会 社東京証券取引所等の定めに基づく独立役員であります。 監 査 役 増 田 宏 一 (2)会社役員が締結している責任限定契約の内容の概要 当社は、社外取締役入谷正章氏および花形滋氏、社外監査役木村壽秀氏、増田宏 一氏および長安弘志氏との間において、定款第24条および第32条に基づき、会社法 第427条第1項の最低責任限度額を限度とする責任限定契約を締結しております。 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 30 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 31ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) (3)社外役員に関する事項 ① 重要な兼職先と当社との関係 区 分 氏 入 谷 花 形 木 村 名 正 重要な兼職先と当社との関係 章 取締役 監査役 ② 区 重要な兼職先と当社との間には、重要な取引その他の関係はあり ません。 滋 該当事項はありません。 壽 秀 該当事項はありません。 増 田 宏 社外監査役増田宏一氏が社外監査役を務めております株式会社第 四銀行と当社との間には、銀行取引があります。その他の重要な 一 兼職先と当社との間には、重要な取引その他の関係はありませ ん。 長 安 弘 志 重要な兼職先と当社との間には、重要な取引その他の関係はあり ません。 主な活動状況 分 氏 名 入 谷 正 花 形 木 村 壽 増 田 宏 長 安 弘 主な活動状況 章 当事業年度中に開催された取締役会14回のうち14回全てに出席 し、必要に応じ発言を行っております。 滋 当事業年度中に開催された取締役会14回のうち14回全てに出席 し、必要に応じ発言を行っております。 取締役 監査役 当事業年度中に開催された取締役会14回のうち14回全て、監査 秀 役会17回のうち17回全てに出席し、必要に応じ発言を行ってお ります。 当事業年度中に開催された取締役会14回のうち14回全て、監査 一 役会17回のうち17回全てに出席し、必要に応じ発言を行ってお ります。 当事業年度中に開催された取締役会14回のうち14回全て、監査 志 役会17回のうち17回全てに出席し、必要に応じ発言を行ってお ります。 31 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 32ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 招 集 ご 通 知 (4)当事業年度に係る取締役および監査役の報酬等の額 区 分 取締役 (内社外取締役) 員数 金額 監査役 (内社外監査役) 員数 金額 計 員数 金額 11名 308百万円 5名 86百万円 16名 394百万円 (2名) (25百万円) (3名) (37百万円) 賞与 8名 30百万円 - - 8名 30百万円 11名 338百万円 5名 86百万円 計 16名 424百万円 (2名) (25百万円) (3名) (37百万円) 注1:取締役には、2015年6月18日開催の第127期定時株主総会終結の時をもって退任した柴 田雅裕氏を含んでおります。 注2:上記賞与の額は、2016年6月16日開催予定の第128期定時株主総会決議に基づく役員賞 与の支給予定額であります。 基本報酬 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 (5)取締役および監査役の報酬等の額の決定に関する方針 ① 方針の内容 中長期的な会社業績や潜在リスクを反映させ、健全な企業家精神の発揮に資する 観点で制度を定めています。 取締役の報酬については基本報酬および賞与で構成しております。ただし、賞与 については社外取締役には支給しておりません。 監査役の報酬については、経営に対する独立性を確保するため全額を基本報酬と しております。 ② 方針の決定方法 取締役の報酬については、取締役会の諮問機関である指名・報酬諮問委員会が、 各取締役の基本報酬および賞与の額を答申し、取締役会はこれを尊重し決定してお ります。 監査役の報酬については、監査役会の協議により決定しております。 (6)社外監査役が親会社または親会社の子会社から当事業年度において役員として 受けた報酬等の総額 0.3百万円 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 33ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 32 4.会計監査人の状況 (1)会計監査人の名称 有限責任 あずさ監査法人 (2)当事業年度に係る会計監査人の報酬等の額 当事業年度に係る会計監査人としての報酬等 当社および子会社が会計監査人に支払うべき金銭その他の財産上の利 益の合計額 93百万円 147百万円 注1:当社と会計監査人との間の監査契約において、会社法上の会計監査人に対する報酬等の額 と金融商品取引法上の監査に対する報酬等の額を明確に区分しておりませんので、上記金 額にはこれらの合計金額を記載しております。 注2:当社は会計監査人に対して、公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務である「IFRS (国際財務報告基準)に関するアドバイザリー業務」および「統合報告に関するアドバイザ リー業務」を委託し、その対価を支払っています。 注3:当社の重要な子会社のうち日本国外に本店を有する会社は、当社の会計監査人以外の監査 法人の監査を受けております。 (3)会計監査人の報酬等に監査役会が同意した理由 当社監査役会は、監査項目別監査時間および監査報酬の推移ならびに過年度の監 査計画と実績の状況を確認し、当事業年度の監査時間および報酬額の見積りの妥当 性を検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行 っております。 (4)会計監査人の解任または不再任の決定の方針 会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当したと判断した場合に は、監査役会は、監査役全員の同意に基づき会計監査人を解任します。 また、会計監査人の職務遂行状況等を勘案し、会計監査人が継続してその職責を 全うする上で重要な疑義を抱く事象があったと判断した場合には、会計監査人の解 任もしくは不再任を株主総会の目的とします。 33 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 34ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 5.会社の体制および方針 (1)業務の適正を確保するための体制 取締役の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制その 他業務の適正を確保するための体制につきましては、以下のとおり定めております。 当社は、会社法第362条および会社法施行規則第100条に規定される株式会社の 業務の適正を確保するために必要な体制について、下記のとおり基本方針を定め、 内部統制システムの整備・充実を図るものとする。 1.当社及び子会社の取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合するこ とを確保するための体制 当社及び当社の子会社からなる企業集団(以下、当社グループという。)に おける取締役その他の役員及び使用人(以下、役職員という。)の職務の執行 が法令及び定款に適合することを確保するための体制(以下、コンプライアン ス体制という。)は、信用確実及び不趨浮利を旨とする住友事業精神に基づき 取締役会が決定する経営理念、グループ行動憲章及びグローバルコンプライア ンス行動指針(以下、行動指針等という。)に準拠して整備する。当該体制は、 当社各部門及び子会社において整備し、すべての役職員により運用されるもの とする。 子会社におけるコンプライアンス体制は、当社が定めるグループ規程(当社 と子会社の契約に基づき子会社及びその役職員に適用される規程類をいう。以 下、同じ。)により、その整備、運用がなされることを確保する。グループ規 程では、子会社の規模や事業内容に応じて整備すべきコンプライアンス体制の 基準を定める。 法令及び社内規程に違反した役職員へは、当社又は子会社の規程に基づく懲 戒を含め厳正に対処する。 当社グループにおけるコンプライアンス体制の整備、運用を主導、統括する 組織として当社にコンプライアンス委員会(以下、本項において委員会とい う。)を設置する。委員長は、取締役会決議により選任し、その活動状況は取 締役会に報告する。委員会は定期に開催し、監査役及び社外取締役が出席して 意見を述べられるものとする。委員会の委員又は事務局には、弁護士その他の 企業法の専門知識を有する役職員を置く。委員会には独立した予算を設ける。 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 34 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 35ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 委員会は、定期に当社グループのコンプライアンスリスクを識別・評価し、 対応計画を定め、委員会、当社各部門及び子会社における対応を把握し検証す る。委員会は、当社グループの役職員に対し行動指針等及びリスク評価に基づ くコンプライアンス教育を定期的に実施する。また、役職員のコンプライアン ス対応を支援するため、法務部門及び各分野のコンプライアンス対応を分掌す る部門にコンプライアンス相談窓口を設ける。反社会的勢力に対しては、担当 部門を定め、当社及び子会社がこれとの一切の関係を遮断する体制を整備す る。 委員会は、コンプライアンス問題の内部通報窓口を社内及び社外に設ける。 通報事案に対しては客観的かつ専門的な調査を行い、個別問題の是正及びコン プライアンス体制の改善をはかる。当社及び子会社は、通報者に対し、通報を 理由として不利な取扱いは行わないものとし、通報者の保護に万全を期す。委 員会は、全世界の子会社の役職員から直接、内部通報を受付ける制度を順次整 備する。一定の事業規模を有する子会社は、グループ規程に基づき、社内の内 部通報制度を整備するものとする。 委員会は、定期的に当社各部門及び各子会社におけるコンプライアンス問題 の状況の調査を実施する。委員会は、この調査結果、リスクの識別・評価及び 内部通報の状況等に基づき、定期的に当社グループのコンプライアンス体制を 検証し、その整備計画に反映させる。 2.財務報告の適正性を確保するための体制 当社各部門及び子会社は、財務報告の適正性を確保するための内部統制シス テムを整備する。内部統制推進部門を設置し、当社グループにおける当該内部 統制システムを整備統括し、各部門及び子会社における対応を支援し、その状 況を評価する。当該内部統制システムの整備及び評価の状況は、取締役会へ報 告する。 3.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 取締役の職務の執行の決定、その経過及び結果を適切に記録するために、取 締役会規程、情報管理規程その他の規程により、作成すべき情報、その作成、 承認、送付及び保存の手続き及びそれらの管理に関する事項を規定し、それが 運用される体制を整備する。 35 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 36ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 4.当社及び子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制 当社グループにおける損失の危険(事業目的達成に負の影響を及ぼす不確実 な事象を含むものとし、以下、リスクという。)の管理に関する体制は、取締 役会が、当社グループのリスク選好、リスク許容度、経営に重大な影響を及ぼ すすべてのリスクの規模及びそれらへの対応状況の認識を共有することで、当 社グループ全体の戦略を最適化し、経営リスクを極小化するため適時に適切な 判断を行えるものとする。これらの体制は、取締役会が制定する当社の規程及 びグループ規程に基づき以下のとおりに整備する。 当社にリスク管理委員会(以下、本項において委員会という。)を設置し、 当社グループにおけるリスク管理体制の整備及び運用を統括する。委員会の委 員長は、取締役会決議により選任し、そのリスク管理の状況は取締役会に報告 する。委員会は定期に開催し、社外取締役及び監査役が出席して意見を述べら れるものとする。委員会には委員又は事務局に企業のリスク管理の専門知識を 有する役職員を置き、又は社外専門家の助言を受けられる体制とする。 委員会は、定期的に当社グループのリスクの識別、評価を実施し、各部門・ 子会社が策定するリスクのリスク対応計画の妥当性を確認し、その遂行状況を モニターする。また、委員会は、当社グループにおける重要なリスクを選定 し、当該リスク、その対応計画案及び対応の状況を取締役会に報告する。リス クの識別にあたっては、事業の国際化、新規事業分野への進出や外国法令の運 用動向など内外の事業環境の変化を考慮する。 震災、火災など急激かつ外来の災害によるリスクに対しては、災害対策委員 会を設置し、当社各部門及び子会社における災害対策計画及び不測事態対応計 画の策定及び定期的な検証の状況を統括する。 5.当社及び子会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するため の体制 当社及び子会社の取締役の職務の執行が効率的かつ適正に行えるように、当 社及び当社グループにおける組織、分掌及び職務権限に関する規程を整備して 運用する。 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 36 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 37ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 事業本部制により全世界ベースでの事業責任者を定め権限を委譲するととも に連結ベースでの利益責任を有するものとし、製造サポート部門、研究開発部 門及びコーポレートスタッフ部門の支援・管理機能と連携して業務を遂行する 体制とすることにより、連結経営管理を強化していく。 各部門の業績や効率性については、種々の指標に関し原則として年度単位で 目標を設定し、月次・四半期業績報告や定期的な事業活動報告の場を設定する ことにより、所要の対策について検討する体制を整備する。 当社グループの全世界の拠点が連携して業務を遂行できるようにするため に、必要な情報通信設備を整備する。 6.子会社の取締役その他の業務執行者から当社に対するその職務の執行に係る事 項についての報告に関する体制 子会社の経営に関する基本事項、重要な業務執行の決定、その経過及び結 果、財務の状況並びにその経営に重大な影響のある事象の発生及びそのおそれ について、グループ規程に基づき子会社から本社に対し適時かつ適切に報告さ れる体制を整備する。 グループ規程では、報告すべき事項及びその基準を整理して示すとともに、 子会社における報告責任者を定め、報告が適時にかつ遺漏なく行われるように する。また、内部監査等により、当該報告の状況を定期的に検証するものと し、あわせて子会社における内部監査体制について当該子会社のリスクの状況 をふまえ順次整備を進める。 7.監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使 用人に関する事項及び当該使用人の取締役からの独立性及び監査役から当該使 用人に対する指示の実効性の確保に関する事項 監査役が、その業務を補助すべき使用人(以下、本項において補助者とい う。)を置くことを求めた場合には、これを置くものとする。補助者は、監査 役会直轄の部署に配置し、監査役が特に認めた場合を除き、監査役及び他の補 助者以外の者の指揮命令を受けないものとする。 補助者の異動を行おうとするときは、事前に監査役会の意見を求め、その過 程を記録するものとする。人事考課に際しては、その決定の前に監査役会の意 見を求めるものとする。 37 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 38ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 8.取締役及び使用人又は子会社の取締役その他の業務執行者、使用人若しくはこ れらの者から報告を受けた者が監査役に報告をするための体制 監査役は、当社及び子会社の役職員に対し、監査役会規程に基づき定期的に 又は随時、所管業務の状況について報告を求めることができるものとする。 監査役は経営会議、CSR委員会等の重要な会議への出席を求め、質問し、報 告を求めることができるものとする。当社は、職務権限に関する規程におい て、一定基準を超える業務執行(子会社における業務執行の承認を含む。)の 決裁は監査役に報告を要することを定めるものとする。 監査役会は、グループ規程により、子会社から監査役に対し報告すべき事項 を定めることができるものとする。 当社及び子会社の役職員又はこれらの者から報告が受けた者が、自ら必要が あると認めたときは、当社又は子会社における法令・定款違反行為やこれらに おける重大な発生事象について、監査役に報告することができる。 9.前項の報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けな いことを確保するための体制 当社及び子会社は、前項の報告をした役職員に対し、報告を理由として不利 な取扱いは行ってはならないものとする。報告者の秘密の保護、その他報告者 の保護については規程で定め、周知する。 10.監査役の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該 職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項 取締役会は、監査役の職務の執行に要する費用について、監査役会の要請に より独立した予算を計上する。当社は、当該予算の範囲内において、当該費用 の前払若しくは償還又は当該費用にかかる債務の弁済を遅滞なく行う。 取締役会は、正当な理由がなく、監査役会の要請する予算の計上又はその追 加計上を拒まないものとする。 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 38 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 39ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 11.その他当監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制 監査役の職務を補助すべき使用人(以下、本項において補助者という。)に は、監査役の職務の性質及び専門性に対応した識見及び能力を有する者を充 て、またその使用人に対し必要な教育の機会を設ける。 当社は、監査役の要求に対し正当な理由がなく報告を拒み又は故意に虚偽の 報告をするなど監査役の正当な職務の執行を妨げた役職員、及び監査役へ報告 をした役職員に対し正当な理由なく不利な取扱いをした役職員に対し、当社又 は子会社の規程に基づく懲戒を含め厳正に対処する。 監査役と代表取締役との意見交換会を定期的に開催する。 (2)業務の適正を確保するための体制の運用状況の概要 当社は、毎期、取締役会において、「内部統制システムの整備に関する基本方針」 に基づく体制の運用の状況の確認を行うとともに、内外の環境の変化等に対応し、 その見直しを行うものとしております。当期における当該体制は、2016年3月24日 開催の取締役会において、すべて基本方針に従って整備が進められ適正に運用され ていることを確認しております。 当期における主な整備および運用の状況は、以下のとおりです。 「当社及び子会社の取締役・使用人の職務執行が法令・定款に適合することを確保 するための体制」に関して、グループコンプライアンス基本規程を制定し、グルー プ全体でのコンプライアンス体制の基準を定め整備状況の確認を進め、グループの 全幹部従業員を対象とした定期的なコンプライアンス教育を開始し、また全グルー プ従業員を対象とするグループ内部通報制度は当期においてはアジア地域において 整備を進めました。 「当社及び子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制」に関して、社 長を委員長とするリスク管理委員会に災害対策委員会を統合しリスク管理体制を一 元化し、グループ全体のリスク情報を迅速に把握し対応するため社長直属のリスク 管理センターを設置しました。 「当社及び子会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するため の体制」に関して、2015年4月に施行したグループガバナンス規程に基づき、子会 社管理の基盤となるグループ規程体系を整備し、またグループガバナンス体制を定 39 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 40ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 期的に検証するグループガバナンス委員会を設置しました。また、適正かつ効率的 なグループ経営の拠点として、2016年1月、名古屋市にグローバル本社を設置しま した。 「監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制」に関して、基本 方針に定める体制がすべて整備され適切に機能していることを確認しました。 注:この事業報告におきましては、金額は表示単位未満を四捨五入し、株式数は表示単位未満の 端数を切り捨てております。 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 40 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 41ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 連結計算書類 連結財政状態計算書 (2016年3月31日現在) (単位:百万円) 科 目 【資 産 の 部】 流 動 資 金 産 176,762 現金及び現金同等物 30,981 営業債権及びその他の債権 86,982 棚 産 48,817 未 収 法 人 所 得 税 473 その他の金融資産 1,651 その他の流動資産 7,858 卸 非 流 動 資 資 208,609 産 有 形 固 定 資 産 152,871 ん 5,459 産 22,386 持分法で会計処理されている投資 3,848 繰 延 税 金 資 産 2,668 退職給付に係る資産 8,369 その他の金融資産 9,634 その他の非流動資産 産 合 計 3,374 385,371 の 無 資 額 れ 形 資 科 目 【負 債 の 部】 流 動 負 債 営業債務及びその他の債務 社 債 及 び 借 入 金 未 払 法 人 所 得 税 引 当 金 その他の金融負債 その他の流動負債 非 流 動 負 債 社 債 及 び 借 入 金 繰 延 税 金 負 債 退職給付に係る負債 引 当 金 その他の金融負債 その他の非流動負債 負 債 合 計 【資 本 の 部】 親会社の所有者に帰属する持分 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 自 己 株 式 その他の資本の構成要素 非 支 配 持 分 資 本 合 計 負 債 及 び 資 本 合 計 41 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 42ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 金 額 114,562 75,133 21,447 2,141 2,618 2,028 11,195 92,315 70,154 7,735 7,355 1,729 1,976 3,366 206,877 159,893 12,145 10,730 135,324 △268 1,962 18,601 178,494 385,371 連結損益計算書 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) (単位:百万円) 科 目 売 金 上 額 高 424,485 価 △357,219 益 67,266 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 △53,090 持 分 法 に よ る 投 資 利 益 352 売 上 売 原 上 総 利 そ の 他 の 収 益 1,481 そ の 他 の 費 用 △3,142 営 業 利 益 12,867 金 融 収 益 599 金 融 費 用 △1,570 税 引 前 当 期 利 益 11,896 法 人 所 得 税 費 用 △6,868 益 5,028 当 期 当 期 親 非 当 利 会 社 支 期 利 益 の の 所 配 持 利 帰 属 有 者 2,901 分 2,127 益 5,028 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 42 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 43ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 連結持分変動計算書 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) (単位:百万円) その他の資本の構成要素 資本剰余金 利益剰余金 12,145 10,756 135,929 2,901 △267 その他の 包括利益を 通じて公正 価値で測定 される 金融資産 4,909 - - 2,901 - △675 △675 △1,633 △1,633 △1 1,633 △1 4,233 1,633 - 資本金 当期首残高 当期利益 その他の包括利益 当期包括利益合計 自己株式の取得及び 処分 剰余金の配当 支配継続子会社に 対する持分変動 利益剰余金へ振替 その他 所有者との取引額等合計 当期末残高 確定給付 制度の 再測定 - △1 △1,869 △26 - 12,145 △26 10,730 △1,632 △5 △3,506 135,324 その他の資本の構成要素 当期首残高 当期利益 その他の包括利益 当期包括利益合計 自己株式の取得及び 処分 剰余金の配当 支配継続子会社に 対する持分変動 利益剰余金へ振替 その他 所有者との取引額等合計 当期末残高 自己株式 在外営業 キャッシュ・ 活動体の フロー・ 為替換算 ヘッジ 差額 11,629 △340 △13,297 △13,297 - △1,668 △263 △263 - △603 △1 △268 親会社の 所有者に 帰属する 持分合計 合計 非支配持分 16,198 - △15,868 △15,868 174,761 2,901 △15,868 △12,967 - △1 - △1,869 △1,205 △3,074 - △26 78 52 1,632 - 1,632 1,962 - △5 △1,901 159,893 △1,127 18,601 - △5 △3,028 178,494 43 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 44ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 19,584 2,127 △1,983 144 資本合計 194,345 5,028 △17,851 △12,823 △1 (ご参考) 連結キャッシュ・フロー計算書 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) 科 目 営業活動によるキャッシュ・フロー 税 引 前 当 期 利 益 減 価 償 却 費 及 び 償 却 費 減 損 損 失 持 分 法 に よ る 投 資 損 益 (△ は 益) 受 取 利 息 及 び 受 取 配 当 金 支 払 利 息 営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) 棚 卸 資 産 の 増 減 額 (△ は 増 加) 営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) 引 当 金 の 増 減 額 (△ は 減 少) そ の 他 小 計 利 息 及 び 配 当 金 の 受 取 額 利 息 の 支 払 額 法 人 所 得 税 の 支 払 額 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 有形固定資産及び無形資産の取得による支出 有形固定資産及び無形資産の売却による収入 短 期 貸 付 金 の 純 増 減 額 (△ は 増 加) その他の金融資産の売却による収入 そ の 他 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 短 期 借 入 金 の 純 増 減 額 (△ は 減 少) 長期借入金及び社債の発行による収入 長期借入金の返済及び社債の償還による支出 配 当 金 の 支 払 額 非支配持分への配当金の支払額 そ の 他 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物の期末残高 招 集 ご 通 知 (単位:百万円) 金 額 11,896 26,215 1,288 △352 △444 1,570 △430 △4,200 3,670 338 △485 39,066 507 △1,568 △8,151 29,854 △34,677 617 15 2 53 △33,990 3,012 8 △718 △1,869 △1,205 △334 △1,106 △2,084 △7,326 38,307 30,981 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 44 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 45ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 計算書類 貸借対照表 (2016年3月31日現在) (単位:百万円) 科 目 【資 産 の 部】 流 動 資 産 現 金 及 び 預 金 受 取 手 形 電 子 記 録 債 権 売 掛 金 商 品 及 び 製 品 仕 掛 品 原 材 料 及 び 貯 蔵 品 未 収 入 金 関係会社短期貸付金 繰 延 税 金 資 産 そ の 他 貸 倒 引 当 金 固 定 資 産 ( 有 形 固 定 資 産 ) 建 物 構 築 物 機 械 装 置 車 輌 運 搬 具 工 具、 器 具 及 び 備 品 土 地 リ ー ス 資 産 建 設 仮 勘 定 ( 無 形 固 定 資 産 ) 営 業 権 ソ フ ト ウ エ ア 等 (投資その他の資産) 投 資 有 価 証 券 関係会社株式・出資金 関係会社長期貸付金 前 払 年 金 費 用 そ の 他 貸 倒 引 当 金 資 産 合 計 金 額 100,826 7,870 922 2,598 38,317 3,378 4,775 2,058 11,555 26,400 1,540 1,515 △102 149,455 43,280 14,419 1,212 14,935 71 2,723 7,594 3 2,323 6,123 1,100 5,023 100,052 2,365 85,916 5,494 5,659 659 △41 250,281 科 目 【負 債 の 部】 流 動 負 債 買 掛 金 短 期 借 入 金 1年内償還予定の社債 未 払 金 未 払 費 用 未 払 法 人 税 等 預 り 金 引 当 金 そ の 他 固 定 負 債 社 債 長 期 借 入 金 繰 延 税 金 負 債 退 職 給 付 引 当 金 そ の 他 の 引 当 金 そ の 他 負 債 合 計 【純 資 産 の 部】 株 主 資 本 資 本 金 資 本 剰 余 金 資 本 準 備 金 その他資本剰余金 利 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 その他利益剰余金 特別償却準備金 固定資産圧縮積立金 別 途 積 立 金 繰越利益剰余金 自 己 株 式 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 純 資 産 合 計 負 債 純 資 産 合 計 45 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 46ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 金 額 81,992 40,123 18,696 10,000 7,824 3,828 115 577 322 507 75,106 25,000 45,000 358 2,918 27 1,803 157,098 93,729 12,145 10,867 10,867 0 70,985 1,456 69,529 34 258 74,593 △5,356 △268 △546 56 △602 93,183 250,281 損益計算書 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) (単位:百万円) 科 目 売 金 上 額 高 166,657 価 147,921 益 18,736 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 20,362 売 上 売 原 上 営 総 利 業 営 損 業 受 取 外 利 息 そ 収 及 び 配 当 の 営 業 外 支 費 払 外 国 固 定 源 資 減 利 産 損 そ 泉 廃 棄 損 の 失 1,626 益 7,469 金 6,781 他 688 用 1,015 息 593 税 248 損 97 失 47 他 30 経 常 利 益 4,828 特 別 利 益 838 益 838 失 11,358 関係会社株式・出資金評価損 11,297 固 定 資 特 産 別 減 売 却 損 失 61 失 5,692 法 人 税、 住 民 税 及 び 事 業 税 518 法 額 130 失 6,340 税 当 損 引 前 人 税 期 損 当 期 等 純 純 調 損 整 損 招 集 ご 通 知 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 46 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 47ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 株主資本等変動計算書 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) (単位:百万円) 株主資本 資 本 剰 余 金 当 期 首 残 高 会計方針の変更による累積的影響額 会計方針の変更を反映した当期首残高 事業年度中の変動額 剰余金の配当 特別償却準備金の積立 特別償却準備金の取崩 固定資産圧縮積立金の取崩 当期純損失(△) 自己株式の取得 自己株式の処分 株主資本以外の項目の事業 年度中の変動額(純額) 事業年度中の変動額合計 当 期 末 残 高 利 益 剰 余 金 その他利益剰余金 資本金 その他 資本剰余金 資本準備金 利益準備金 特別償却 固定資産 資本剰余金 合計 準備金 圧縮積立金 12,145 10,867 0 10,867 1,456 50 262 12,145 10,867 0 10,867 △0 - - - - - - △0 1,456 50 262 2 △18 △4 - - 12,145 - 10,867 △0 0 △0 10,867 - 1,456 △4 258 評価・ 換算差額等 株主資本 利益剰余金 その他利益剰余金 利益剰余金 繰越利益 合計 別途積立金 剰余金 当 期 首 残 高 74,593 2,997 79,358 会計方針の変更による累積的影響額 △163 △163 会計方針の変更を反映した当期首残高 74,593 2,834 79,195 事業年度中の変動額 剰余金の配当 △1,870 △1,870 特別償却準備金の積立 △2 - 特別償却準備金の取崩 18 - 固定資産圧縮積立金の取崩 4 - 当期純損失(△) △6,340 △6,340 自己株式の取得 - 自己株式の処分 - 株主資本以外の項目の事業 - 年度中の変動額(純額) 事業年度中の変動額合計 - △8,190 △8,210 当 期 末 残 高 74,593 △5,356 70,985 △16 34 自己株式 47 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 48ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) △267 △267 △1 △1 △268 その他 繰 延 純資産合計 株主資本 有価証券ヘッジ損益 合計 評価差額金 102,103 △163 101,940 643 - △340 643 △340 △1,870 - - - △6,340 △1 △0 102,746 △503 102,243 △1,870 - - - △6,340 △1 △0 - △587 △262 △849 △8,211 △587 △262 93,729 56 △602 △9,060 93,183 監査報告書 招 集 ご 通 知 連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書謄本 独立監査人の監査報告書 2016年5月9日 株 主 総 会 参 考 書 類 住友理工株式会社 取締役会 御中 有限責任 あずさ監査法人 指定有限責任社員 公認会計士 福井 業務執行社員 指定有限責任社員 公認会計士 川口 業務執行社員 淳 ㊞ 真樹 ㊞ 当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、住友理工株式会社の2015年4月1日から2016年 3月31日までの連結会計年度の連結計算書類、すなわち、連結財政状態計算書、連結損益計算書、連結持分 変動計算書及び連結注記表について監査を行った。 連結計算書類に対する経営者の責任 経営者の責任は、連結計算書類を国際会計基準で求められる開示項目の一部を省略して作成することを認 めている会社計算規則第120条第1項後段の規定により作成し、適正に表示することにある。これには、不 正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結計算書類を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断し た内部統制を整備及び運用することが含まれる。 監査人の責任 当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結計算書類に対する意見 を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して 監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的 な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。 監査においては、連結計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監 査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結計算書類の重要な虚偽表示のリスクの評価に 基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではない が、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結計算 書類の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及び その適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結計算書類の表示を検討す ることが含まれる。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査意見 当監査法人は、会社計算規則第120条第1項後段の規定により国際会計基準で求められる開示項目の一部 を省略して作成された上記の連結計算書類が、住友理工株式会社及び連結子会社からなる企業集団の当該連 結計算書類に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認め る。 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 監 査 報 告 書 上 48 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 49ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 計算書類に係る会計監査人の監査報告書謄本 独立監査人の監査報告書 2016年5月9日 住友理工株式会社 取締役会 御中 有限責任 あずさ監査法人 指定有限責任社員 公認会計士 福井 業務執行社員 指定有限責任社員 公認会計士 川口 業務執行社員 淳 ㊞ 真樹 ㊞ 当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、住友理工株式会社の2015年4月1日から 2016年3月31日までの第128期事業年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変 動計算書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行った。 計算書類等に対する経営者の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して計算書類及びそ の附属明細書を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない計 算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用 することが含まれる。 監査人の責任 当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から計算書類及びその附属明細 書に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の 基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細書に重要な虚偽表示 がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施すること を求めている。 監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が 実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による計算書類及びその附属明細書の重 要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意 見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手 続を立案するために、計算書類及びその附属明細書の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。ま た、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も 含め全体としての計算書類及びその附属明細書の表示を検討することが含まれる。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査意見 当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業 会計の基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要 な点において適正に表示しているものと認める。 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 49 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 50ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 上 招 集 ご 通 知 監査役会の監査報告書謄本 監 査 報 告 書 当監査役会は、2015年4月1日から2016年3月31日までの第128期事業年度の取締役の職務の執行に関して、 各監査役が作成した監査報告書に基づき、審議の上、本監査報告書を作成し、以下のとおり報告いたします。 1.監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容 (1)監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実施状況及び結果について報告を受け るほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めまし た。 (2)各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、監査の方針、職務の分担等に従い、取締役、内 部監査部門その他の使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、以下の 方法で監査を実施しました。 一 取締役会その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報告を受け、 必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び主要な事業所において業務及び財産の状況 を調査いたしました。また、子会社については、子会社の取締役及び監査役等と意思疎通及び情報の交換を 図り、必要に応じて子会社から事業の報告を受けました。 二 事業報告に記載されている取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その 他株式会社及びその子会社から成る企業集団の業務の適正を確保するために必要なものとして会社法施行規 則第100条第1項及び第3項に定める体制の整備に関する取締役会決議の内容及び当該決議に基づき整備さ れている体制(内部統制システム)について、取締役及び使用人等からその構築及び運用の状況について定 期的に報告を受け、必要に応じて説明を求め、意見を表明いたしました。 三 会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視及び検証するとともに、会 計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。また、会計監査人 から「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」(会社計算規則第131条各号に掲げる事項) を「監査に関する品質管理基準」(平成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整備している旨の通知を 受け、必要に応じて説明を求めました。 以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及びその附属明細書、計算書類(貸借対照表、損益計算書、 株主資本等変動計算書及び個別注記表)及びその附属明細書並びに連結計算書類(連結財政状態計算書、連結損益 計算書、連結持分変動計算書及び連結注記表)について検討いたしました。 2. 監査の結果 (1)事業報告等の監査結果 一 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況を正しく示しているものと認めます。 二 取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違反する重大な事実は認められません。 三 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認めます。また、当該内部統制システムに 関する事業報告の記載内容及び取締役の職務の執行についても、指摘すべき事項は認められません。 (2)計算書類及びその附属明細書の監査結果 会計監査人有限責任 あずさ監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。 (3)連結計算書類の監査結果 会計監査人有限責任 あずさ監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。 株 主 総 会 参 考 書 類 事 業 報 告 連 結 計 算 書 類 計 算 書 類 2016年5月9日 住友理工株式会社 監査役会 常勤監査役 常勤監査役 社外監査役 社外監査役 社外監査役 岡 近 木 増 長 田 藤 村 田 安 茂 和 壽 宏 弘 弘 雄 秀 一 志 以 ㊞ ㊞ ㊞ ㊞ ㊞ 監 査 報 告 書 上 50 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 51ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 株主総会会場ご案内図 【会場】名古屋市中区栄1丁目3番3号 ヒルトン名古屋 5階 金扇 TEL 052-212-1111 地下鉄 丸の内 広小路通 桜通 駐車場入口 駐車場入口 IN 江川線 地下鉄 鶴舞線 朝日新聞社 ヒルトン 名古屋 中ノ町通 IN 「錦橋出口」 堀川 名古屋高速 ヤマハ ビ ル 納屋橋 三井 ビル 地下鉄 伏見 錦通 広小路通 名古屋 東宝ビル 朝 日 ヒルトン 新聞社 名 古 屋 7番出口 劇団 四季 ● 「名古屋駅」からタクシーで約5分 ● 地下鉄東山線・鶴舞線「伏見駅」7番出口から西へ徒歩約3分 ※本総会出席者用の駐車場のご用意はございません。 見やすく読みまちがえ にくいユニバーサルデ ザインフォントを採用 しています。 定時株主総会招集通知 2016年05月17日 19時25分 $FOLDER; 52ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01) 環 境 に 配 慮した 植 物 油インキを使用してい ます。
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