生活基盤施設耐震化等交付金 事前評価書

生活基盤施設耐震化等交付金 事前評価書
○基本情報
計画の名称
事業名
都道府県名
総事業費
佐世保市基幹管路更新事業
導水管及び配水本管整備事業
長崎県
事業主体
佐世保市
31.2億円
交付区分
水道施設耐震化事業
平成28年度
工期
平成28年度~平成31年度
(目的・必要性)
佐世保市において老朽化している基幹管路の更新を行い、強靭な水道シ
ステムを構築する。
(内容)
・配水本管φ700㎜(昭和43年:A型ダクタイル鋳鉄管)を耐震管に布設
事業概要
替えする
(目的・必要性、内容、 ・導水管φ700㎜(昭和44年:鋳鉄管)を耐震管に布設替えする
効果等)
・導水管φ600㎜(昭和16年:石綿管)を耐震管に布設替えする
(効果)
・地震及び破裂事故等による大規模断水の回避、軽減
・老朽管更新による有収率の向上
事業着手年度
○評価の内容
評価項目
評 価 結 果
①上位計画等との整合性
第6次佐世保市総合計画及び佐世保市水道ビジョンとの整合が図られて
いる。
Ⅰ.目的の妥当性
②地域課題への対応(地域の課題と整備計画の目標の整合性)
本市における基幹管路の耐震化率は、全国平均よりも低いため、早急な
整備が必要であり、整備計画の目標と整合が図られている。
①事業計画の目標と定量的指標の整合性
当該事業により、老朽管の更新とともに管路の耐震化が確実に進捗す
る。
②定量的指標の明瞭性
本市が管理する管路の全延長に対する耐震化済み延長の割合をその指標
として採用しており、市民にとって分かりやすいものとなっている。
Ⅱ.計画の効果・効率性
③目標と事業内容の整合性
当該事業の目標は、基幹管路の更新を行い、強靭な水道システムを構築
することであり、管路の耐震化を行うことで、整合が図られている。
④事業効果の見込の妥当性
当該事業で採用する更新管種(NS型ダクタイル鋳鉄管)は、レベル2地
震動に対して初期の機能を保持で出来ることが、各種試験や実績からも証
明されている。
①円滑な事業執行の環境(用地取得の見通し、関連法手続きの見通し等)
当該事業の執行に当たっては、事業の必要性を周辺住民に対して説明す
るなど、これまでも理解と協力を得ている。
Ⅲ.計画の実現可能性
②地元の機運(当該事業に係る要望等)
本市議会等においても、水道施設の耐震化状況に関する質問や要請を受
けており、当該事業に対する期待は大きい。