水産政策審議会の結果概要(PDF:61KB)

「海洋生物資源の保存及び管理に関する法律第3条第7項の規定に基づく基本計
画」の検討等について
水産政策審議会・資源管理分科会(平成28年5月24日)において諮問どおり答申がな
されたことから、同日付けで「海洋生物資源の保存及び管理に関する基本計画」を変更し、
以下のとおり28年漁期漁獲可能量(TAC)設定(さんま、まさば及びごまさば、ずわい
がに)等を行う。
1
さんまの中期的管理方針の変更
北太平洋漁業委員会(NPFC)が平成 27 年7月に設立され、国際的な管理へ移行
途上にあることから、さんまの中期的管理方針について、下線部を追加する。
「漁獲量の増大により漁獲金額が減少する傾向に留意し、将来に向けて安定的な供給を確
保する観点から、平成 27 年 7 月に設立された北太平洋漁業委員会(NPFC)におけ
る新たな保存管理措置の策定に向けた取組も踏まえ、資源に悪影響を与えない範囲内に
おいて、漁獲可能量を設定するものとする。」
2
平成28年漁期漁獲可能量(TAC)の設定
さんま、まさば及びごまさば、ずわいがにについて、28年漁期漁獲可能量(TAC)
の設定を行う。
(単位:トン)
第1種特定海洋生物資源
管理の対象となる期間
28年
さんま
平成 28 年 7 月~
264,000
平成 29 年 6 月
(264,000)
まさば及びごまさば
平成 28 年 7 月~
822,000
平成 29 年 6 月
(905,000)
ずわいがに
平成 28 年 7 月~
4,992.5
平成 29 年 6 月
(4,723.1)
( )内は、前年当初の数量
※まあじ、まいわしについては、27 年 11 月に、すけとうだら、するめいかについて
は、28 年 2 月にTACを設定済み。