分光分析と分離精製の練習問題 1. 次の電磁波を波長の大きい順に並べなさい。可視光、ラジオ波、赤外線、X線、紫外線 2. 振動数 200 MHz のマイクロ波の波長はいくらか。 3. 波長 500 nm の可視光の振動数と波数はいくらか。 4. 遷移に関わるエネルギー準位の間隔と、吸収あるいは放出される電磁波の振動数の関係はいかなる式で 表されるか。 5. スペクトル線の強度に関係する因子を二つ上げよ。 6. スペクトルの測定を N 回積算すると、S/N比は何倍に向上するか。 7. 吸光度 A と透過率 T はいかなる関係にあるか。 8. 試料を透過することによって光の量が 1/10 に減少したとき、試料の吸光度はいくつか。 9. IR スペクトルはどのような分子運動に関係しているか。 10. IR スペクトルで C = O 結合は何 cm-1 付近にスペクトル線を示すか。 11. 電子分光法の吸収スペクトルはどのような電磁波領域に現れるか。 12. 呈色反応によらずにタンパク質の吸光度による定量に使われる光の波長は何 nm か。 13. 核酸の吸光度による定量に使われる光の波長は何 nm か。 14. 可視領域の吸収はどのような分子で見られるか。 15. NMR 分光法で測定対象となる核種を3つ上げよ。 16. プロトン NMR において、化学シフトの原因になる現象を二つ上げよ。 17. 最も高磁場側と低磁場側に見られる原子団をそれぞれ1つずつ上げよ。 18. エタノール中のメチル基のプロトン NMR シグナルは、スピン-スピン結合の結果、何本のピークに分裂 するか。 19. 光学活性であることを別名何と呼ぶか。 20. 旋光度を測定する装置は何か。 21. 化学過程の推進力はエネルギーの低下と( )の増加である。 22. クーロン力は( )に反比例する。 23. 分子に極性をもたらすのは元素の( )の違いである。 24. 次の原子を電気陰性度の大きい順に並べなさい。C, H, O, N 25. 無極性分子が電荷や永久双極子に近づくと、ある種の双極子になる。これを( )双極子とよぶ。 26. 無極性分子間に働くの双極子−双極子相互作用による力を( )という。 27. 次の部分構造を水素結合における、水素供与体、水素受容体、それらの両方になりうるものに分類しな さい。 -OH, -CO-, -O-, -N=, -NH- 28. 氷の結晶構造は水分子間の( )結合によって作られている。 29. 水中で非極性基あるいは非極性分子同士の会合を引き起こす作用を( )という。 30. 水中での非極性分子の会合にともなって周囲の水のエントロピーは( )する。 31. 極性化合物が水によく溶けるのは( )が起こるためである。 32. 極性化合物が非極性溶媒に溶けない原因は( )である。 33. 非極性化合物が水に溶けない原因は( )である。 34. 非極性化合物が非極性溶媒に溶ける原因は( )である。 35. 次の溶媒を極性の大きい順に並べなさい。エチルエーテル、水、ヘキサン、酢酸エチル、エタノール、 ジクロロメタン 36. 溶媒抽出の際に水に高濃度の食塩を加えると、非極性物質の有機相への移行が増す。これを( ) 効果という。 37. 再結晶化は溶解度曲線と過溶解度曲線の間にある( )を利用して行う。 38. 食塩を加えると塩化銀の沈殿化を進めることができる。これは( )効果による。 39. 多数回の蒸留操作と同じ効果を発揮する蒸留装置の部品を( )という。 40. クロマトグラフィーは固定相と( )への分配の差によって分離が起こる。 41. 分離カラムの性能は( )で評価される。 42. ガスクロマトグラフィーの非極性固定相液体としては( )、極性固定相液体としては ( )が使われる。移動相としては( )が主である。 43. 極性物質の分離に適する液体クロマトグラフィー法は( )である。 44. 電気泳動の速度は( )と( )に比例し、粒子の( )に反比例する。 45. 電気泳動で使われる代表的なゲルを二つあげよ。 46. 内径 25-100 µm の毛細管内で行う電気泳動を( )という。
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