構 造 解 析 (Structure Analysis) 735 2 年 次 後 期 選 択 2 単 位 木原 伸浩 1.担 当 者 2.授 業 目 標 3.授 業 の 概 要 4.テ キ ス ト 5.参 考 書 6.関 連 科 目 7.試 験・成 績 評 価 近年の分光技術とコンピュータの発展により、有機化合物のエネルギー遷移に 基づくスペクトルや質量の測定が簡便かつ高精度で行なえるようになった。こ れらの分光法や測定法から得られるスペクトルデータから有機化合物の構造を 推定することは、今や有機化学の必須分野である。これらの分光法の原理を体 系的に理解するとともに、具体的なスペクトルの解析法を学び、各種のスペク トルデータを駆使して総合的に有機化合物の構造決定することに習熟すること を目指す。 1.分 光 法 一 般 、2.赤 外 分 光 法 の 理 論 、3.炭 化 水 素 ・ ア ル コ ー ル ・ ア ミ ン の 赤 外 吸 収 、4.カ ル ボ ニ ル 化 合 物 の 赤 外 吸 収 、5.NMR の 理 論 、6.ス ピ ン 結 合 、7.化 学 シ フ ト 、8.デ カ ッ プ リ ン グ と NOE、9.炭 素 の NMR、10.2 次 元 NMR、11.MS の 理 論 、 12.フ ラ グ メ ン テ ー シ ョ ン 、13.構 造 解 析 演 習 、14.構 造 解 析 演 習 、15.試 験 有機化合物のスペクトルによる同定法−MS,IR,NMRの併用(第6版) ( R.M.Silverstein 他 著 ) 荒 木 峻 ら 訳 、 東 京 化 学 同 人 ( 1999) 第 4 版 実 験 化 学 講 座 5 ∼ 8 巻 、 丸 善 ( 1993) こ れ な ら わ か る NMR− そ の コ ン セ プ ト と 使 い 方 − 、 安 藤 、 宗 宮 著 、 化 学 同 人 ( 1997) 有機化学ⅠA・ⅡA・ⅢA、有機化学演習ⅠA・ⅡA、物理化学ⅠA・ⅢA 定期試験およびレポートにより総合的に評価する。 機 能 物 質 科 学 卒 業 研 究 (Undergraduate Project in Applied Materials Science) 1013 4 年 次 通 年 必 修 6 単 位 1.担 当 者 機能物質科学科全教員 2.授 業 目 標 機能物質科学に関する特定の研究課題について、教員の指導のもとに文献調査、実験計画、 実験、計算、討論等を行うことによって、基礎的研究能力と問題解決能力を養い、得られ た成果を卒業論文としてまとめる。 3.授 業 の 概 要 各研究グループに配属され、教員の日常的な指導のもとに特定の研究課題について文献調 査、討論、実験、計算等を行い、研究成果を卒業論文としてまとめ、卒業論文発表会で発 表する。 4.テ キ ス ト 研究課題に応じて文献、図書等を指示する。 5.参 考 書 同 6.関 連 科 目 機能物質科学科標準履修課程記載の全科目。 7.試 験・成 績 評 価 研究に対する取り組み、卒業論文とその発表会での内容等から総合的に評価する。 上
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