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北海道大学大学院工学研究院公開講座
機械工学のフロントライン
~ 宇宙と地球を跨る新技術で未来を拓く ~
最新の宇宙開発技術と地球エネルギー資源開発について、現場の最前線で戦うラインナップが講義します。北
海道大学が世界をリードしている重要 6 分野の迫力を体験して下さい。このシリーズでは、夢の技術が、水面下
の失敗と情熱の上だけに浮かぶ実像であることを学びます。
今世紀後半の人類が迎える諸問題を先行的に解決し、
子供達に夢を伝授する方法を、皆様と一緒に考えます。
1.講座名 「機械工学のフロントライン ~ 宇宙と地球を跨る新技術で未来を拓く ~ 」
2.開講日程・内容
平成28年6月22日(水)~7 月27日(水)
(毎週 水曜日)
日程及び講義題目
第1回 6月22日(水)
小型ロケットが拓く、新しい
宇宙開発の姿
第2回 6月29日(水)
波長制御放射技術~超小型
人工衛星、地球、乾燥炉
第3回 7月 6日(水)
国際宇宙ステーション実験
-宇宙火災安全国際基準の構
築
第4回 7月13日(水)
原子力推進宇宙船の開発
-未来はすぐそこに
第5回 7月20日(水)
再生可能エネルギーによる
地域経済の活性化
第6回 7月27日(水)
風力エネルギー社会の到来、
その光と陰
講
義
内
容
講
師
大学や民間を中心に超小型衛星の利用が急増する中、ロケッ
トの小型化は進んで来ませんでしたが、北海道は我が国の小
型ロケット開発をリードする役割を担いつつあります。北海
道大学と(株)植松電機が開発する CAMUI 型ハイブリッ
ドロケットは 2018 年度にも宇宙到達を目指し、大樹町を拠
点とするインタステラ社が開発する液体ロケットは同じタ
イミングで地球周回軌道に到達する計画です。北海道で進む
小型ロケット開発の最前線に迫ります。
工学研究院
永田 晴紀 教授
波長制御放射技術、とっても難しい言葉ですが、実はとても
身近で使われています。電子レンジは 2.45 GHz の電磁波を
放射して、食べ物や飲み物を温めます。この技術をうまく使
うと、超小型人工衛星の温度を制御したり、地球温暖化を緩
和したり、乾燥炉で高機能材料を作ったりできそうです。超
小型人工衛星、地球、乾燥炉を例として、波長制御放射技術
の最前線をご紹介します。
工学研究院
戸谷 剛 准教授
有人宇宙活動において火災安全の確保は最重要課題の一つ
です。現在宇宙船内における火災安全性は NASA が定める
基準により維持されています。しかし、近年の研究により従
来の基準では必ずしも安全性を確保できない可能性が指摘
されています。そこで、JAXA-NASA-ESA および国内外の
大学が国際研究チームを作り、国際宇宙ステーション実験を
活用した新しい基準作りに取り組んでいます。背景にある膨
大な研究と国際チームの真剣な議論の一端を紹介します。
工学研究院
藤田 修 教授
スターウォーズでおなじみの原子力推進宇宙船の概念設計
ができました。原子炉は高速増殖炉で燃料を増殖しながら高
工学研究院
温の熱を発生。これをスターリングエンジンで電気に換え、
奈良林 直
圧縮プラズマエンジンを駆動。宇宙エレベータで地球の静止
特任教授
軌道上で組み立て、火星や深宇宙を目指し、超高速航行。未
来はすぐ目の前にあります。
異常気象、格差や憎悪の増大、進まない自然エネルギー利用
など、このまま行くと世界はどうなってしまうのだろうか。
エネルギー研究者の視点から見た、安さ追求価値観による現 工学研究院
代社会の矛盾と限界について語ります。次いで、その解決に 近久 武美 教授
対して有望な再生可能エネルギーの地産地消概念や水素利
用を含む次世代エネルギー技術について紹介します。
20 年で 100 倍という驚異的普及期にある風力発電。この飛
躍を支えるのは環境調和の技術です。我が国が風力について
後進国だと思うのはもはや時代錯誤になっています。風力に
不利な環境で鍛えられた国産技術は、今では世界をリードし
ました。今世紀後半まで生き残る風車とは何か。問題山積み
の中だからこそ、技術者に挑戦心を与えています。
工学研究院
村井 祐一 教授
3.開催時間
18:15~19:45
4.開講場所
札幌市北区北 13 条西 8 丁目 北海道大学工学部 B11 講義室(B 棟 1F)
5.対
象
一般市民
6.定
員
100名
7.受 講 料
3,500 円 (配付資料代を含む) ※ 特定の講義の受講は、1 回 1,500 円です。
8.募集期間
平成 28 年 5 月 23 日(月)~ (土・日・祝日を除く)
9.申込方法
① 受講希望者は、電話で受講申込みするか、所定の「受講申込書」を持参、郵送、FAX、電子メールの
いずれかの方法により下記あてに申込んでください。申込書の住所に「振込用紙」をお送りします。
② ご送付する「振込用紙」を使って受講料を金融機関窓口で入金し、
「受付証明書(E 票)
」を、
「受講申
込書」とともに 6 月 17 日(金)までに郵送してください。①で「受講申込書」を郵送もしくは FAX
で提出した方は、
「受付証明書(E 票)
」のみ郵送してください。
(第一回目の講義の際に,受付に提出
していただいても結構です。
)
※「受講申込書」及び「受付証明書(E 票)
」の両方が届きましたら申込手続き完了です。
※ 受講料は、必ず郵便局や銀行等の金融機関の窓口で振込みの手続きをしてください。ATM(自動
現金預入払出機)は利用できません。なお、振込手数料は、受講希望者の負担になりますので、ご
了承願います。また、普通為替や現金は受理できません。
※ 納入した受講料はお返しできません。
10.申込先: 〒060-8628 札幌市北区北 13 条西 8 丁目
北海道大学工学系事務部教務課(学生支援担当)
TEL: 011-706-6707/FAX: 011-706-6141/E-mail: [email protected]
11.そ の 他
・本講座は、
「道民カレッジ」及び「いしかり市民カレッジ」と連携する予定です。
・本講座を 5 回以上受講しますと、
「道民カレッジ(環境生活コース)
」として9単位を認定します。
(予定)
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北海道大学大学院工学研究院公開講座
「機械工学のフロントライン~宇宙と地球を跨る新技術で未来を拓く~」 受講申込書
ふりがな
氏
名
現 住 所
男 ・ 女
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歳
TEL(自宅・携帯)
E-mail
職
業
受講される日程に☑をつけてください。
□ 全日程
□ 特定の講義のみ(第
回)
道民カレッジ及びいしかり市民カレッジの学生は、該当箇所に☑をつけてください。
□ 道民カレッジ(手帳番号:
)
□ いしかり市民カレッジ
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※ 受講申込書に記入された個人情報は、公開講座に関する業務を行うためにのみ利用されます。