夏季集中研修 ワークショップデザイン入門 -自立した企画者になるために- 「ワークショップ」は参加体験型学習の一手法として注目され,近年,多様な教育現場や研修で実施されていま す。自分の教育実践において,学びをよりアクティブに,より深いものにするために,ワークショップの技法を取り 入れたいと思っている方,あるいは,効果的なワークショップのデザインについて学びたいと思っている方も多い のではないでしょうか。本研修では,「ワークショップ入門」と題して,2日間でワークショップの企画立案を行いま す。本研修では,ワークショップを,「他者との相互作用の中で何かを創りながら学ぶ学校外での参加型学習活 動」と定義します。 1日目は,ワークショップ体験やワークショップの諸特徴の理解のための講義を経て,参加者それぞれの教育 現場での問題意識や関心を題材に,個人でコンセプトを立案します。2日目は参加者が協働でワークショップを 企画し,そのデザインに対して他者評価及び自己評価を行います。今回は,参加者の人数を限定し,講師から の講評を個別に受けながら,おのおのの教育実践に活用できるスキルを学びます。 ******************************************************************************************** 日時: 2016 年 8 月 25 日(木) 10:00-16:30 2016 年 8 月 26 日(金) 10:00-16:00 ※2日間連続講座 会場: 東京大学 駒場キャンパス KOMCEE West K303 地図・アクセス: http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_55_j.html 講師: 森 玲奈(もりれいな)氏 (帝京大学高等教育開発センター) コーディネーター: 高橋薫,ヤン・ジョンヨン,保坂敏子(教師研修委員) 6 月8 日(水) 12:30~ 申込受付 開始 先着順 対象:自分の教育現場でワークショップの企画立案をしなければならない方。 応募の条件: 2日間全日程参加できる方。 定員: 25名(先着順) 受講料: 一般 30,000 円/会員 20,000 円 (昼食弁当付) ※本研修に学生料金設定はありません。 参考文献: 山内祐平・森玲奈・安斎勇樹(2013)「ワークショップデザイン論―創ることで学ぶ」慶應義塾大学出版会 内容(スケジュール): 予定のため変更することがあります。 ◆1日目 10:00~16:30 10:00〜11:20 講師紹介・趣旨説明・ワークショップ体験 11:20〜12:00 ワークショップの企画と運営(講義) 12:00〜13:00 昼休み 13:00〜14:00 ワークショップコンセプト立案実習(個人) 14:00〜16:00 ワークショップコンセプト発表・講師講評・質疑 16:00〜16:30 関心の近い方同士でグルーピング・ディスカッション ◆2 日目 10:00~16:00 10:00〜12:00 ワークショップ企画作成(グループ) 12:00〜13:00 昼休み 13:00〜15:00 ワークショップ企画案発表(グループ,コンペティッション形式) 15:00〜16:00 ワークショップの評価(講義)・リフレクション・質疑 〜講師からのメッセージ〜 森 玲奈(もり れいな)氏 最近何かと話題になることが多い「ワークショップ」,参加するだけではなく 企画・運営・評価する中で,実践者自身が学ぶことの多い活動です。今回の 研修では,皆様が今後ワークショップを活用されたいシーンについて伺い, それぞれのフィールドで活かせるような考え方や技術を学べるよう配慮します。 皆様とお会いできることを楽しみにしています。 講師プロフィール 帝京大学高等教育開発センター講師。 東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学, 東京大学大学院情報学環特任助教を経て現職。博士(学際情報学)。 学び続ける人とそれを包み込む社会に関心を持ち,ワークショップ・カフェイベント・PBL の研究を中心に, 生涯学習に関する研究と実践を続けている。2008 年度日本教育工学会研究奨励賞受賞,2010 年度日本教育 工学会論文賞受賞。主な著作に『ワークショップデザインにおける熟達と実践者の育成』(単著,ひつじ書房), 『教育工学研究の方法』(共著,ミネルヴァ書房),『ワークショップデザイン論—創ることで学ぶ—』 (共著,慶應義塾大学出版会)などがある。 ◆申込方法◆ 次ページの参加申込書をメール添付でお送りください。メールの題名は「ワークショップデザイン入門申込」 としてください。申込書が到着次第,折り返しメールで受講料の振込先等をご連絡します。 申込み受付は 6 月 8 日(水)12:30 開始,12:30 以降のメール到着時刻の先着順で定員になり次第,募集を終了します。 ワードファイルの申込書が必要な方は,下記の問合先までご連絡ください。 <注意事項> 申込書を送っても学会からの返信メールが到着しない場合は書類未着の可能性がございますので,必ず ご自身の責任においてご確認ください。事務局対応は平日の 9~18 時です。週末や夜間の対応は翌日以 降となります。なお,本募集に関して集めた個人情報は本研修の実施以外の目的には使用いたしません。 応募書類は返却しません。 ◆申込および問合先◆ 公益社団法人 日本語教育学会 教師研修委員会事務局 E-mail:[email protected] TEL:03-3262-4291 〒101-0065 東京都千代田区西神田 2-4-1 東方学会新館 2F 【日本語教育学会教師研修委員会宛】メール [email protected] FAX 03-5216-7552 「ワークショップデザイン入門」(2016 年 8 月 25 日~26 日) 参加申込書 氏名 (漢字) (ローマ字) 所属・職名 所属: 種別 □一般 職名(大学院生は学年): □日本語教育学会会員 〔No. 〕 □大学院生 住所 □自宅 □職場 電話 □自宅 □職場 □携帯 FAX □自宅 □職場 □なし E-mail 携帯アドレス不可 日本語教育または 言語教育活動経験 ※連絡の基本は E メールとなりますので,間違いがないかご確認ください。 ( )年 主な機関 ( ) 主な対象 ( ) 1. 受講動機を教えてください 2. これまでどのようなワークショップに参加されましたか 3. これまでどのようなワークショップを企画・運営されましたか 4. ワークショップをどのように今後活用されたいですか ※文字数等は問いませんが応募用紙全体が A4,1 枚に収まるようお願いいたします。 5.この研修コースを何で知りましたか。該当するものに☑をつけてください。 □(1)学会からのメール □(2)その他からのメール( )□(3)学会ホームページ □(4)学会からのチラシ □(5)学会誌『日本語教育』 □(6)友人・知人 □(7)大学・日本語学校等機関( )□(8)その他( 6.当日研修の様子を記録・広報等の使用目的で写真撮影をいたします。 該当するものに☑をつけてください。 →研修当日の撮影を □承諾する □承諾しない ) 以上
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