架空請求相談件数推移

【函館市報道資料】
函
市
く
平成28年5月25日
報道機関各位
市民部くらし安心課
「架空請求」に関する相談の受付状況について
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
本 市 で は ,「 架 空 請 求 」 を 含 む 消 費 者 ト ラ ブ ル に 関 す る 相 談 を 消 費 生
活センターにおいて受け付けるとともに,特殊詐欺の被害防止啓発に取
り組んでまいりました。
この度,平成27年度に,くらし安心課および消費生活センターに寄
せられた「架空請求」に関する相談の件数を,下記のとおり取りまとめ
ましたので,お知らせいたします。
記
1
平成27年度架空請求詐欺相談件数
件数
110件(うち被害が発生しているもの6件)
請求方法内訳
電子メール
電話・郵送
96件(87%)
14件(13%)
架空請求相談件数推移
(件)
40
34
35
30
30
23
25
18
20
15
12
12
19
20
28
30
22
H25 計65件
H26 計88件
H27 計110件
15
10
電話,郵送等
5
電子メール
0
H25 H25 H25 H25 H26 H26 H26 H26 H27 H27 H27 H27
Q1
Q2
Q3
Q4
Q1
Q2
Q3
Q4
Q1
Q2
Q3
Q4
2
「架空請求」について
「架空請求」とは,正当な根拠のない請求書を不特定多数の者に送り
つけ,支払の義務があるものと誤信した被害者から金銭の交付を受ける
手口の特殊詐欺の一種であり,近年,特に電子メールを利用した請求事
案に関する相談が増加しています。
請求の口実としては,実際には利用していないインターネットサービ
スの利用料金を請求するものが代表的ですが,その他,数十年前の商品
購入代金を名目としたもの,架空のトラブルの解決料金を要求するもの
など,多岐に渡ります。
また,非常に短い支払期限を設けた上で,応じなければ訴訟を提起す
る,家族・職場の調査をする等として,被害者の正常な判断力を奪おう
とする手口も多く見られ,このような請求には特に注意が必要です。
3
「架空請求」の対処法
身に覚えのない請求を受けたときには,支払はもちろん,電話・メー
ル等による対応をする必要もありません。確認のために連絡を取ると,
相手に個人情報が渡り,しつこく請求を受けるおそれがあるため,無視
をすることが大切です。
ただし,全国的には裁判手続を悪用した架空請求の例も発生しており,
このような場合は請求を放置することで不利益を被るおそれがあるため,
具体的な対応策を弁護士や消費生活センターに相談する必要があります。
ま た ,近 年 ,
「 架 空 請 求 」の 問 題 解 決 ・ 被 害 回 復 を う た う 悪 質 業 者 に よ
る二次被害が発生しています。不審な請求を受けるなどしてご不安なと
き は ,消 費 生 活 セ ン タ ー や 警 察 等 の 信 頼 の お け る 機 関 に ご 相 談 く だ さ い 。
函館市消費生活センター
所在地
棒二森屋6階(若松町17番12号)
相談専用ダイヤル
0138-26-4646
受付
平日・土曜
午前10時~午後4時
日曜・祝日
午前11時~午後4時
相談は無料です。
(問合せ先)函 館市市民部くらし安心課
消費者行政担当 田中
TEL 0138-21-3189(直通) FAX 0138-23-7173