ポスター

I N P E X 寄付講座 「エネルギーセキュリティと環境」
国際シンポジウム 2016
エネルギーをめぐる
諸環境の変化と 企業の対応
Changing and new innovating in Energy Environment with correspondence by some companies.
日時
6 20
2016 年
月
日(月)
14:00-17:40(受付 13:30)
入場無料・同時通訳有 要事前申込み
会場
東京大学
福武ラーニングシアター
(東大本郷キャンパス内)
プログラム
14:00-14:10 開会挨拶
14:10-14:20
挨拶
シンポジウムの目的と概要
飯塚 敏晃(東京大学公共政策大学院長)
国際エネルギーをめぐる環境は、世界景気の減速や将来
黒田 直樹(国際石油開発帝石株式会社 会長)
への不透明感の増大、中東地域などの不安定性により、国
第 1 セッション
14:20-14:50 基調講演 1
貞森 恵祐(国際エネルギー機関(IEA)エネルギー市場・安全保障局長)
14:50-15:20
基調講演 2
Cho Oon Khong
(Chief Political Analyst, the Global Business Environment team, Shell International Ltd.,)
14:50-15:20 Q&A
15:30-15:50
休憩
第2セッション
15:50-16:20 基調講演 3
近藤 道雄
(産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所上席イノベーションコーディネーター)
16:20-17:20
パネルディスカッション
モデレーター:
・日下 一正
(東京大学公共政策大学院 客員教授、貿易・産業協力振興財団 理事長)
パネリスト:
・東 伸行
(国際石油開発帝石株式会社 経営企画本部 本部長補佐)
・清治 岳彦
(株式会社日立製作所 エネルギーソリューション社
ソリューションシステム事業部 副事業部長)
・馬奈木 俊介
(九州大学大学院工学研究院 教授、東京大学公共政策大学院 客員教授)
・川住 昌光 (株式会社日本政策投資銀行 産業調査部 部長)
・佐藤 智晶
(青山学院大学法学部 准教授、東京大学公共政策大学院 特任准教授)
・近藤 道雄
(産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所 上席イノベーションコーディネーター)
17:40 閉会
17:20-17:30 Q&A
17:30-17:40 閉会挨拶
日下 一正
主 催
東京大学公共政策大学院
INPEX
( 一財 ) 日本エネルギー経済研究所
(東京大学公共政策大学院 客員教授、貿易・産業協力振興財団 理事長)
際原油市場は大きく下落して、あたかも 80 年代後半の「逆
オイルショック」と同様の事態が生じている。この現象が
化石燃料開発や、再生可能エネルギー等への投資行動にも
影響を与え、将来のエネルギー供給に対する大きな懸念材
料となっている。また、
一方で「シエール革命」によりプレー
ヤーの役割等が変化するなど市場構造が大きく変化しつつ
ある。
わが国では、東日本大震災時の原発事故を契機として、
エネルギー需給構造や関係政策についての国民的な議論が
活発になり、安全性と市場の透明性を高め、同時に安定供
給や効率化、さらには地球環境問題への対応等幅広い分野
での制度改革が進められようとしている。エネルギー企業
としては、まさに生き残りをかけた柔軟かつ強靭な環境変
化への対応力を求められている。
このような問題意識から、東京大学公共政策大学院
INPEX 寄付講座「エネルギーセキュリティーと環境」では、
これまでに最新の経営学の成果も踏まえつつ、エネルギー
市場やその環境の変化を概観し、グローバルな視点からど
のような変化を経験し、それが企業活動にどのように影響
し、どのように対応してきたのか、などの検討を行ってきた。
本国際シンポジウムでは、こうした議論の締めくくりとし
て、あらためて国際的な潮流を踏まえ、国内外の関連する
動きを確認しながら、現在進行している変革はどのような
もので、このような変化が今後の企業活動にどのような影
響を及ぼすのか、また企業として成長していくためにはど
のような対応策が求められているのか等について企業側の
問題意識についても掘り下げていきたい。