玉庭へき地保育所のあり方検討委員会協議結果について 1 委員会構成 委 員 長 吉村 徹 副委員長 村岡陽子 委 佐藤準一、藤田宥宣、山家 信、武者雅晶、山口幸枝、寒河江幸子 員 2 委員会開催 (1)第1回検討委員会 平成27年12月25日(金)午後6時 場所「玉庭地区交流センター」 出席5名、欠席3名 (2)第2回検討委員会 平成28年2月10日(水)午後6時 場所「玉庭地区交流センター」 出席6名、欠席2名 (3)第3回検討委員会 平成28年3月16日(水)午後6時 場所「玉庭地区交流センター」 出席6名、欠席2名 3 協議等の結果 (1)へき地保育事業の目的について 国では、へき地保育事業の目的として、交通条件及び自然的諸条件等に恵まれな い山間地等のへき地において、保育を要する児童に対し必要な保護を行い児童の福 祉の増進を図ることとされているところであり、市町村が設置し実施することとさ れている。 (2)今後の運営方針について へき地保育所は、児童福祉法第39条に規定する保育所を設置することが著しく 困難であると認められる地域で、市町村が設置する施設であることに鑑み、今後、 入所児童の減少(別紙資料1)が予想されるところではあるが、児童福祉法及びへ き地保育事業の目的の観点から今後も公設公営により運営されるよう努められたい。 (3)保育サービスについて ① 入所対象児童 玉庭へき地保育所に関するアンケート調査(別紙資料2)によると、2歳児か らの入所要望があるものの、町としてへき地保育所の位置づけを町立幼稚園に準 じて運営してきた経過を踏まえ、新制度上でも同様の取扱いとしていることから、 現行の入所対象(3歳児から5歳児)を基本としてとらえることとする。 ② 預かり保育(時間外保育) 預かり保育は、現在、4月から12月の間、午後5時から午後6時まで実施さ れている。 朝の預かり保育(午前7時30分から8時30分)及び冬期間の預かり保育に ついては、保護者の送迎等負担も懸念されることから、今後、保護者のニーズを 再度調査し対応を検討すべきである。 (4)その他 ① 保護者会費 入所児童の減少に伴い、保護者会会員も減少することから保護者会費の増額も 予想されるところであるが、負担増とならないよう園行事の見直し等検討し、配 慮をお願いしたい。 ② 余裕保育室の活用 玉庭地区で活動する未就園児の子育てサークル「めんこちゃんハウス」の活動 場所について、現在玉庭地区交流センターで活動しているが、玉庭へき地保育所 の空き保育室を使用することによりサークル活動が活発化することが期待され、 保育所にとっても施設の有効活用が図られることから、余裕保育室の活用につい て検討をお願いしたい。 ③ 地域の協力体制 児童の地域行事への参画等、地域における保育所の役割は大きく、地域づくり に欠かすことのできない施設となっている。地域として、地域の子どもは地域で 育てるという思いで協力していくものとする。
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