1 - 株式会社LAND(ランド)

第20回定時株主総会
説明補助資料
http://www.land.jp/
8918
今回の増資のポイント ①
株主総会説明補助資料
完全復活に向けた最終ステージのファイナンス
①本件増資による最大約33億円の調達
約141億円
◆ 最大で
調達の可能性
+
②ファシリティ契約による55億円の融資検討枠
(注1)
+
③協議中の不動産案件にかかる53億円の融資(注2)
調達する資金をすべて、不動産の仕入れ資金に充当する。
これらの資金を活用し、早期に企業価値の最大化を図る。
他の金融機関等から、物件の融資が
受けられる体制を構築
◆
財務基盤のさらなる強化
◆
GC注記(継続企業の前提に関する注記)の解消が見込まれる。
(注1)不動産案件の取得費用に関する融資については、個別物件ごとの審査により、融資の可否を判断するため、融資を確約するものではありません。
(注2)当社又は当社の共同事業者及びこれらの組成するSPC等が、当該協議中の案件を取得できた場合に、融資がなされる予定であります。
1
今回の増資のポイント ②
当社の現状の課題
◆融資が受けられず、物件の仕入れが計画通りに進まない
ため、業績回復の目途がたたない。
複数の金融機関等と1年以上にわたり、協議
◆含み益を有する様な資産がない。
◆不動産事業におけるノウハウ以外に特別なノウハウがない。
◆財務基盤が未だ脆弱
融資実行に至ったのは、わずか1行
その結果H28/2期の業績は
融資額1.4億円
H28/2期 決算短信
売上高(百万円)
のみ
852
営業利益(百万円)
△480
経常利益(百万円)
△683
1株当たり純資産(円)
1株当たり 3円 で発行(※)
0.97
+
最大
約108億円
の融資検討枠
今回のファイナンスにより、今までの課題が解消できる見込み。
今後は積極的に物件仕入れに取り組む。
(※)種類株式発行価額 1株:300円(普通株1株当たり3円)、 新株予約権行使価額:1株当たり3円
2
今回の増資のポイント ③
当社のリーマンショック以降の取り組み
①資金調達
②債務圧縮
③不動産等の資産処分(損失計上)
9回の増資と、大幅な債務圧縮
によりバランスシート(B/S)の
スリム化・健全化を実現
今回のファイナンスに繋がった。
今回の割当先であるEVO FUNDから、
当社のこれまでの取り組みを高く評価
EVO FUND 及び Evolution Financial Group は、
当社の再生に向けたベストパートナーと認識
3
これまでの取り組み①(債務圧縮)
2008年2月期
(ピーク時)
2016年2月期
不良債権及び債務の整理が完了
ピーク時と比べて
約556億円の圧縮
債務圧縮
借入金505億円
未払金 56億円
H28(2016)/2期末までに、
第三者割当増資
&新規借入
=新たな資金
556億円
計561億円
新たな資金により、不動産
案件を積極的に取得
スリムで健全な
B/Sを8年間で実現
借入金等
約5億円
増資により財務状況が健全化すれば、
金融機関等から融資を受けられる可能性が高まるものと期待。
今回のファイナンスにより、新たな資金と融資が受けられれば、
再生に向け大きく前進する。
4
これまでの取り組み②(資金調達実績)
発行
決議日
発行内容・金額
新株式
6億円
①
H21.4.14
新株予約権
4億円(発行価額含む)
計
10億円
新株式 4億円
②
H21.8.10
新株予約権
56億円
新株予約権 発行価額
1億7千万円
③
④
計
61億
7千万円
払込日
調達金額
現物出資
(DES)
㈱ユー・エス・アール
㈱耀燿
H21.4.30
6億円
-
㈱ユー・エス・アール
㈱耀燿
H21.6.26
4億円
-
㈱ユー・エス・アール
H21.8.27
4億円
-
㈱ユー・エス・アール
インヘンスメント
予約権消滅
―
-
㈱ユー・エス・アール
インヘンスメント
H21.8.27
1億7千万円
-
H22.1.12
1億8千万円
-
H21.12.28
新株式
1億8千万円
計
1億8千万円
個人投資家3名
H22.2.12
新株式
4億円
計
約4億円
エスリッチ投資事業組合
H22.2.27
1億9千5百万円
2億円
㈲さくら浄苑墓地共同事業組合
H22.7.29
9千万円
2億4千万円
㈱経通ネットワーク
H22.7.29
1千万円
1億6千万円
㈱ミッドナイトエクスプレス
H22.7.29
2億円
-
マック投資諮問(コーナー)1号
H22.11.25
12億円
―
ジェイウイング・キャピタル㈱
H23.8.26
5億円
―
ジェイウイング・キャピタル㈱
H23.10.17他
5億円
―
新株式 3億3千万円
⑤
割当先
H22.7.13
新株式 1億7千万円
計
約7億円
新株式 2億円
2010/2期合計
21億
4,500百万円
2011/2期合計
19億円
新株式
12億円
計
約12億円
新株式 5億円
新株予約権 5億円
計
約10億円
H24.4.16
新株式
7億円
計
約7億円
ジェイウイング・キャピタル㈱
H24.5.2
7億円
―
2013/2期合計
7億円
H27.1.26
新株式
約9億6千万円
計
約9億6千万円
セノーテ5号投資事業有限責任組合
個人投資家2名
H27.2.12
4億6千万円
5億円
2015/2期合計
9億6千万円
計
56億500万円
計
11億円
⑥
H22.11.9
⑦
H23.8.10
⑧
⑨
これまでに計9回、合計67億500万円の増資を実施
この資金を有効活用し、約7年がかりで
大幅な債務圧縮とB/Sの健全化を実現
2012/2期合計
10億円
合計 67億500万円
5
これまでの取り組み③(業績の推移)
調達する資金を活用し、再成長ステージに移行する
《売上高》
東証
二部上場
東証
一部上場
(単位:百万円)
《営業利益/経常利益/当期純利益》
リーマン
ショック
8,000
ランドネ
クサス資
本関係
解消
45,000
JASDAQ
上場
当局の
調査
25,000
6,000
4,000
営業利益
経常利益
当期利益
で黒字化
2,000
5,000
0
-15,000
再成長
-2,000
当局の調
査終了
-4,000
-35,000
マンション分譲事業
保守的に
損失引当
不動産流動化事業
-55,000
不動産流動化事業(処理)
-8,000
主に転売事業
シニア事業
-75,000
売上高
H15/2 H16/2 H17/2 H18/2 H19/2 H20/2 H21/2 H22/2 H23/2 H24/2 H25/2 H26/2 H27/2 H28/2
期
期
期
期
期
期
期
期
期
期
期
期
期
期
5,238 10,016 16,102 23,918 34,639 52,175 45,730 18,089 7,471
8,681
7,898
1,804
742
852
営業利益
541
915
1,812
3,235
5,207
7,540
-445 -3,208 -1,332
457
0
-563
79
-480
経常利益
411
808
1,332
2,549
4,317
6,306 -2,029 -5,477 -2,131
160
-330
-722
77
-683
当期純利益
229
451
461
1,655
2,171
2,942 -9,071 -5,836 -2,250 -692
578
-1,285
50
-995
成長期
自社分譲に加え、
不動産流動化が大きく寄与
再生期
-6,000
-10,000
攻めに転ずる
再成長期
不動産流動化で大きな損失
負のものを一掃⇒利益が出せる体制は整った
6
割当先(EVO FUND)について
割当先であるEVO FUNDは、ワールドワイドに総合的金融ビジネスを展開するエボリュー
ション・ファイナンシャル・グループ( EVOグループ)の一員であります。当社とEVOグルー
プとは、当社の早期再生に向け、パートナーシップを構築し、 EVOグループのグローバル
ネットワークを最大限に活用し、企業価値の最大化に努めてまいります。
エボリューション・ファイナンシャル・グループ
世界各地に10拠点、約500名のスタッフを擁し、総合的かつ高度な金融ビジネスを展開。
経営陣は、世界有数の銀行や資産運用会社での豊富な経験を有しており、日本において
積極的な事業展開を行っています。
7
今回の増資の特徴
今回の増資の特徴は、増資による調達33億円+融資検討枠最大108億円の設定
発行される
普通株式数
調達額
(千円)
備考
随時転換可。(※1)
種類株1株:普通株100株
①種類株式の発行
275,000,000株
825,000
②第9回新株予約権
の発行
275,000,000株
825,000 (※1)
③第10回新株予約権
の発行
550,000,000株
(合計)
1,100,000,000株
1,650,000 (※1)(※2)
3,300,000
現在の発行済株式に対して
296%超の希薄化
発行にあたり配慮したポイント
◆総額約55億円の不動産担保ファシリィティ契約の締結を条件とする。
◆別枠で、協議中の不動産取得にかかる53億円の融資を行う意向表明を受理。
◆既存株主の皆様に少しでも配慮したスキームとする。
(1)割当先の議決権を制限するスキームとする。(※1)
(2)資金ニーズのない時点では、出来るだけ希薄化を抑える。(※2)
(3)資金が必要な時に、必要な資金の調達が可能となるスキームとする。(※2)
※1 割当先の議決権割合が33.3%超える種類株の転換及び新株予約権の行使を制限
※2 第10回新株予約権には自己又は第三者による取得条項及び停止条項が付されております。
これにより、資金ニーズのない時に希薄化を抑えることが可能となる他、割当先による行使
が進まない場合、第三者に取得、行使してもらうことで、ニーズに合わせて機動的に資金を
調達できる可能性が高まります。
8
株式会社 ランド
TEL: 045-345-7778(代表)
FAX: 045-345-7788
URL: http://www.land.jp
本資料に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点における情報に基づき判断したものであり、マクロ
環境や当社の関連する業界動向等により変動することがあります。従いまして、実際の業績等が、本資料に
記載されている将来の見通しに関する記述と異なるリスクや不確実性がありますことをご了承ください